デート前に緊張してしまう…和らげる方法は?
なぜ緊張してしまうのか、その理由は人により様々です。しかしせっかくのデートですから、できるだけリラックスして楽しく過ごしたいもの。
そこで今回は、「緊張せずに済む方法」をご紹介したいと思います。
デート前に緊張してしまう理由
デート自体に慣れていない
デートというものにあまり慣れていない人は、どうしても緊張してしまうようです。デートというものがどのような雰囲気で行われるのか、イマイチ分からない。または、どう振る舞うのが適切なのかわからないなど、経験不足から緊張してしまうのです。
男性でも女性でも、経験がないことには誰だって緊張してしまいますよね。逆に経験のあることなら、自信を持って取り組めるでしょう。
自分の良いところを見せたい
デートでは、自分の良いところを見せたいと思うあまり、緊張してしまうもの。好きな人には、自分の良いところを見せたいと思うのは当然のことです。
異性でも、友達感覚でいられる人には気楽に向き合えますが、好意を感じている相手には、自分を良く見せたいと意気込みすぎて、緊張してしまうのです。
相手のことがとても好きだから
単純に相手のことがとても好きだから、デート前は緊張してしまうのかもしれません。相手のことをとても好きだと、良いところを見せたいと思うのはもちろん、嫌われたくないとも強く願いますよね。
もしこのデートでヘマをしてしまったら、変な人だと思われて嫌われてしまわないか。そのように考え、思わず緊張してしまうのです。
相手にも自分を好きになってもらいたい
自分が相手を好きなように、相手にも同じように好きになってもらいたい。だからこのデートでなんとか爪痕を残せないか。そんな考えが先走ってしまうと、緊張してしまいます。
特に自分からデートに誘った場合、まだ相手の気持ちに確信が持てないかもしれません。デートすることでどうしても相手を振り向かせたい。そんな気持ちが強いと、デート前の緊張に繋がってしまうでしょう。
告白のタイミングを考えているから
今回のデート中に告白を考えている。そんな人は緊張してしまって当然でしょう。ただ映画を観たりお食事をするだけではないのですから、当たり前といえば当たり前のこと。
どのタイミングで告白すればいいのか、相手はオッケーしてくれるのかなどと考えてしまうと、自ずと緊張感が高まってしまうでしょう。
このデートが待ちに待ったものだから
待ちに待ったデートの場合、期待に胸を膨らませていた分、緊張してしまうもの。気持ちを温めていた期間が長ければ長いほど、嬉しい気持ちが最高潮に達してしまうのです。
そして徐々にその嬉しさが、緊張感へと変わっていってしまうのです。
デートで緊張しないための心構えとは
とにかく自然体で
無理に背伸びせず、とにかく自然体でデートに臨みましょう。ありのままの自分を見てもらった方が、その後に続く「お付き合い」で無理する必要がなくなります。
2回目、3回目、もっと先の10回目のデートまで背伸びし続けるのは現実的ではありません。最初から自然体でいきましょう。
デートだという事を意識しすぎない
「好きな人と、二人きりでデートする」というのは紛れもない事実ですが、一旦このことは置いておきましょう。どうしても緊張してしまうという人は、デートだということを意識しすぎないよう「考えない」のが一番です。
とはいえ、まったく考えないことは無理なので、違うことに置き換えてみるのです。たとえば「ご飯会」とか「映画観賞会」などと、デートの目的に何らかのラベリングをするのです。
相手に意識を向けすぎると緊張してしまうので、デートで何をするのかのほうに着目するといいでしょう。
案ずるより産むが易しの気持ちを持つ
デート前に緊張してしまうのは仕方のないこととして受け入れたうえで、「案ずるより産むが易し」の精神を持ちましょう。
「案ずるより産むが易し」とは、物事を最初にあれこれ悩むよりも、やってしまえばそこまで難しいことではないという意味の言葉です。まさにデートは「案ずるより産むが易し」です。気負わず、肩の力を抜きましょう。
自分だけが頑張ろうと思わない
デートは、自分一人では成立しません。苦手なことがあれば、ときには相手に委ねてしまいましょう。
相手も同じ気持ちだと思うようにする
どうしてもデート前の緊張が収まらない時は、相手も同じだと思うようにしましょう。
そう考えれば「自分だけじゃない」とちょっぴり気が楽になりますよね。お互いに緊張すればギクシャクしてしまうので「せめて自分はリラックスして」という気持ちでデートに臨みましょう。
「楽しい時間」に気持ちを切り替える
本来デートは楽しいものですよね。好きな人との時間を緊張するだけで過ごしてしまうのはもったいないはず。デートの時間には限りがあるので、その日は一日「楽しい時間」として過ごすように努めましょう。
デートで緊張しないために《事前準備編》
デートは緊張しない場所を選ぶ
デートで緊張しないよう、場所選びはとても大事です。あまりに静かすぎる場所では、むしろ緊張が倍増してしまうもの。テーマパークや好きなアーティストのライブなど、いい意味でにぎやかな場を選ぶといいでしょう。
いきなり二人きりのドライブやフランス料理など、静寂が当たり前のシチュエーションでは緊張感を高めてしまうので、避けた方がいいでしょう。
会話のネタをある程度考えておく
デートで話す会話のネタは、ある程度考えておく必要があるでしょう。相手も楽しんで参加できるような話題が理想的ですよね。
あるいは、相手に聞きたいことをピックアップしておくのもいいでしょう。重い質問は避け、なるべくライトな質問をしましょう。これは相手に興味があるというアピールにもなりますし、好印象に繋がる場合もあるでしょう。
デートコースのチェック
一日のデートコースは事前にチェックしておきましょう。できれば予定通りに動けなかった時のことも想定して、何パターンか考えておくといいでしょう。時間がある時に実際にコースを巡ってみたりすると、当日は緊張していてもスムーズに動けるかもしれません。
相手についてできるだけリサーチしておく
楽しい会話ができるように、あらかじめ相手についてのリサーチなどしておくといいでしょう。周りに共通の知り合いがいたら、出来る範囲でリサーチしておくと会話も弾むはずです。
相手が好きなことや趣味の話など、自然に繰り出すことができれば、好感度も上がるでしょう。
友達などにデートの話を聞く
仲の良い友達にデートについての話を聞いておくのも、とても参考になります。デートでどんなことを話すと盛り上がるのか、場所選びのおすすめなど、良い事ばかりではなく、これはダメだったという失敗談なども聞いておくと、勉強になるでしょう。
デートで緊張しないために《当日編》
緊張していることを正直に言う
デートの当日までやっぱり緊張感が拭えない場合は、最初の段階で緊張していることを正直に言ってしまうのも一つの方法です。先に胸の内を明かしておけば、失敗してしまっても「緊張しているからしょうがない」と思ってもらえるかもしれません。
話すときはゆっくりを心がける
焦らずゆっくり会話するよう心がけましょう。何か話さなければと思ってしまうと、聞き取ってもらえなかったり、意図せず失礼なことを言ってしまう場合もあります。ゆっくり話すことで、緊張が和らぐ効果も期待できるので、無理に話そうと焦らないでおきましょう。
デートプランは余裕を持って
デートプランは余裕を持ってこなしましょう。計画通りに運ばない場合は「次回」に持ち越すのも手です。そうすることで、次のデートに誘う口実にもなりますね。
会話に詰まったら質問をする
なんとなく会話に詰まり、気まずい空気になりそうになったら、相手に対して無難な質問をしましょう。
会話が詰まるたびにそれを繰り返していると、そのうち緊張もほぐれてくるはずです。徐々に会話のキャッチボールもスムーズにできるようになるでしょう。
表情が堅くならないように時々鏡でチェック
デート中にトイレに立ったり、相手が離席したりして、一人になるタイミングがあったら、こっそり鏡で表情のチェックをしましょう。
あなたの表情が堅くなってしまうと、相手にも緊張してしまいます。鏡に向かってニッコリ笑ったり、軽く顔をマッサージするなどして、表情を和らげておくといいでしょう。
緊張をほぐすために軽いストレッチも
顔だけでなく、身体の緊張をほぐすために軽いストレッチをするのもおすすめです。両手を上に上げて軽い背伸びをしたり、腕を回して肩の凝りをほぐしたりしてみてください。ちょっとのストレッチでも身体がほぐれ、緊張もほぐれますよ。
緊張が原因で失敗!?緊張デートエピソード
緊張しすぎて会話が全然進まなかった
「あの日は俺、ガッチガチに緊張してたんだ。だから全然会話が進まなかったね。会話ができないから、どんどん顔もこわばってしまって…。しまいには彼女に『怖い顔』って言われる始末。完全に失敗に終わったよ。」(20歳/男性)
怖い顔になってしまうくらいですから、余程の緊張だったのでしょう。話そう話そうと頑張り過ぎたのかもしれませんね。
一方的に自分ばかり話してしまった…
「緊張してたこともあって、一方的に自分ばかり話してしまったんです。少しでも彼に楽しいと思ってもらいたい気持ちが、裏目に出ちゃった。そんな感じのデートだから、後半は彼もつまらなそうで…。大失敗のデートだったな。」(21歳/女性)
緊張を隠そうとしてしまったのでしょうね。自分ばかり一方的に話してしまったら、たしかに相手の男性はつまらないと感じたかもしれません。
待ち合わせの1時間前に到着…余計に緊張が
「その日のデートに意気込みすぎて、待ち合わせの1時間も前に到着してしまって…。その間に緊張もほぐれるかなと思ったら、時間が迫ってくるほどに緊張が増してしまった!肝心のデートはっていったら、もうグダグダ。予定してたデートプランも全然こなせませんでした。」(24歳/男性)
早々と待ち合わせ場所に行ってしまったせいで、余計に緊張してしまったパターンです。意気込みすぎて空回りしてしまったのでしょう。
食事が喉を通らない!
「大好きな彼とやっとのことでデートができたんです。その日は緊張と恥ずかしさと、色んな気持ちが混ざってしまって、食事が喉を通らないの!せっかくのイタリアン…ほとんど残してしまって、彼からは悪い印象を持たれただろうなあ。」(20歳/女性)
緊張して食事が喉を通らないのは、よくあることですよね。特に女性は好きな人が目の前にいると、恥ずかしくて箸が進まなかったりするものです。
デートコースを間違え、気まずい雰囲気に…
「前日から色んなことを考え過ぎて、デート当日は異常に緊張…。連れて行きたかったデートコースを間違えて、気まずい雰囲気になってしまいました。女性としては、やっぱりスマートにエスコートして欲しかったんだろうな。悔やんでも悔やみ切れない!」(25歳/男性)
事前にデートコースを考え過ぎて、失敗してしまったケースです。ときには臨機応変な対応も必要でしょう。
初めてのデートだったから…
「私にとっては、人生で初めてのデート。だから緊張しないわけがないですよね。友達にしっかりアドバイスもらって、失敗しないように練習もしたのに、やっぱりダメ!どうしても緊張には勝てなかった!皆どうしてデートなんてできるの?」(22歳/女性)
人生で初めてのデートなら、緊張が避けられないのも仕方がないでしょう。
デート前の緊張は、皆感じる当たり前の感情
事前準備で安心できる人は周到な用意を、それによってさらに緊張してしまう人は、「緊張してしまう自分」を素直に受け入れてしまうと、少しは気持ちが落ち着くかもしれませんよ。
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