恋愛テクニックを使って好きになってもらいたい!
ですが、何もしないままでは、現状は変えられませんよね。そこで、頼りたくなるのが「恋愛テクニック」ではないでしょうか。
今回は、恋愛テクニックの使い方と注意点について、心理学の観点を交えながら解説していきます。好きな人との距離を縮めたい、好きになってもらいたい、そう思っているなら必見ですよ!
心理学を活用!意識してもらう恋愛テクニック
ここでは、心理学に基づく恋愛テクニックを使って、好きな人に意識してもらう方法について解説していきます!
恋愛対象として意識されたい方は、ここから少しずつ始めましょう。
好きアピールが有効!「好意の返報性」
心理学に「好意の返報性」と呼ばれるものがあります。 これは、人は誰かから好意を示されると、自分も好意を返したくなるというものです。 何かをもらって、お返ししなければという気持ちになったことはありませんか?それと同じです。
そのため「好きアピール」をするのは、恋愛においておすすめのテクニックと言えるでしょう。はっきりとした告白ではなく、「今の髪型好きだよ」「今日の服装好み!」と言ったように、間接的に「好き」を伝えるだけでも充分ですよ。
小さくとも「好きアピール」をすれば、相手も自分に好意を持ってくれることが期待できるのです。試してみる価値アリではないでしょうか。
初めの3回が大切!「スリーセット効果」
特定の人に対する印象は、3回会った時に決まると言われています。逆に言うと、3回目までであれば、相手に対し自分を自由に印象づけることができるということでもあるのです。
初めて会う時は「第一印象」につながるため、なるべく好印象を残しましょう。そのためには、身だしなみ、話し方、会話の内容に気を付けてみてくださいね。
2度目は、1度目の印象の再確認になります。1度目で失敗したと思ったところに特に気をつけましょう。そして3度目で印象が固定されます。1度目、2度目の印象を崩さないようにしつつ、好きな相手の好みに少し寄せるのもいいかもしれません。
積極的な関わりが吉!「単純接触の原理」
「ザイアンスの法則(単純接触効果)」と呼ばれるものを利用して、相手の心にアプローチするのもおすすめです。接触回数が多いほど、その相手に対する好感度が上がっていくという心理を活かしたテクニックです。
相手の中でこちらに対する好感度が上がるだけでなく、自分の中でも相手に対する好感度が上がっていきます。相手に好きになってもらえて、自分も相手の事をより好きになるのって、魅力的ですよね。
このテクニックのポイントは、不自然にならない程度に接触を増やすことです。毎日会える環境であれば、毎日挨拶をする、毎日会えなくても、LINEや電話の回数を増やすなどしましょう。好きな相手との距離がどのくらいであるかにかかわらず実践できるので、お試しあれ。
名前を呼ぶだけ!「カクテルパーティ効果」
人間が耳にして最も気持ちよい音、聞き取りやすい言葉は自分の名前だと言われています。ざわざわとした騒音の中でも、自分の名前を呼ぶ声は聞き分けることができるのです。
名前というのは、心を開くためのカギのようなものでもあります。親しくなりたい、振り向いてもらいたい相手には、積極的に下の名前で呼びかけていきましょう。好意を持たれやすくなりますよ!
小さなお願いで心理を変える!「認知的不協和理論」
少し難しい言葉ですが、「認知的不協和理論」というものがあります。人間は、つじつまの合わない矛盾を嫌います。そのため、矛盾のある状態(不協和)を解消するために、自分の考え方(認知)を無意識のうちに変えてしまうのです。このような心理現象を説明した理論が、認知的不協和理論です。
言葉は難しいですが、認知的不協和理論を活かしたテクニックは簡単です。お願いする、ただそれだけのシンプルなテクニックです。もちろん、無茶なお願いはダメですよ。高い所のものを取ってもらったり、重いものを持ってもらったりといった、簡単なお願いにしましょう。
相手はそういった小さなお願いを叶えているうちに、「好きだから手伝った」というような認知に変わっていくのです。つまり、お願いをしてくる相手のことを段々好きになっていくわけです。
ですから、手伝ってもらうのは好きな人と近づくためにとても効果的です。お願いを叶えてもらったら、感謝の言葉を忘れずに!
共通点を見出そう!「類似性の法則」
人間は、相手との共通点が多いほど親しみを感じやすくなり、好意を持ちやすくなります。これが「類似性の法則」です。
共通の趣味や経験、好きなアーティストなど、どんな共通点でも構いません。共通点があれば話も広がりますし、一緒に出掛けるきっかけにもなりますよね。もし共通点がなくても、彼の好きなものに興味を持ち、教えてもらうのも効果的ですよ。
中でも、相手の価値観を知るのは大切です。価値観は人の心の根幹にかかわるものですから、そこに共感し理解できるかということは、相手を理解するための第一歩となります。
今後のためにも、好きな人の価値観は知っておいた方が良いでしょう。
心理学を活用!距離を縮める恋愛テクニック
ギャップを利用すべし!「ゲイン・ロス効果」
人の印象は、プラスとマイナスの変化量が大きいほど人の心に大きく影響を与えるものです。
最初にプラスの印象だったとき、その後プラスの印象を与えても「予想通り」と受け止められてしまいます。しかし、最初にマイナスの印象を多く受けていた場合には、ほんの少しのプラス要素を見せられただけでギャップを感じ、相手に対し好印象を抱くようになるのです。これを「ゲイン・ロス効果」と言います。
実はこのゲイン・ロス効果、みなさんも1度は目にしたことがあるはず。たとえば、少女漫画のワンシーン。意地悪な印象だった彼に不意に優しくされて好きになっちゃった、というようなものです。
天然で誰かの支えがないとやっていけないタイプの人が、実は芯の強い性格だったり、かかわりにくいと思っていた厳しい人が、実は涙もろかったり…。このように、いくらでもギャップは作り出せますよ。
選択を迫って意のままに!「ダブルバインド」
「ダブルバインド」というテクニックについてご紹介します。これは、選択肢を2つ提案して、どちらかを選ばなければならないかのような状況にすることです。
人間は元来、断ったり拒否したりするのに結構な精神的エネルギーを使います。「断るのは申し訳ない」と思うのです。 ですから、選択を迫られると「イエス」と言ってしまう心理を持っています。
このような心理はビジネスでも使えますし、恋愛でも役立ちます。 このテクニックは、デートに誘う時や、デート中にも非常に使いやすく効果的です。
「何がいい?」と好きな相手に託すのではなく、選択肢を用意して「どちらがいい?」と聞くようにしましょう。
じわじわ断りにくくする!「フット・イン・ザ・ドア」
フット・イン・ザ・ドアとは、あなたのお願いを承諾するように相手を導くテクニックのこと。これは、人間の「自分の行動と考えをブレさせたくない」という心理を利用したテクニックと言えます。一度でも相手のお願いをOKしてしまうと、意識的に「この人の願いは絶対叶える」という心理に陥ってしまうのです。
例えば、「ちょっとコレ手伝ってもらえる?」と簡単なお願いを受け入れてもらったところで、「この後ふたりで食事にいかない?」と大きなお願いをしてみましょう。きっとYESと言ってくれるはずですよ。
断られにくくなるため、好きな相手とギクシャクしたくない方や、勇気が持てないという方にもおすすめのテクニックです。
秘密を共有して意識させる!「カリギュラ効果」
「カリギュラ効果」というものがあります。これは、禁止されたものほど興味をそそり、気になってしまう、というものです。これを活かしたテクニックが、好きな人との「秘密の共有」です。
「秘密の共有」というと難しく聞こえますが、中身はいたってシンプルです。ほかの人には話せないような秘密でもいいですし、2人だけの特別な呼び方や合図など、単純なものでもOKです。
ポイントは、特別感と制限。「あなただけだから、ほかの人には内緒ね」という風に、特別感と制限を織り込みましょう。制限をかけることによって、団結の意識が生まれ、親密になりやすくなります。
共有する秘密は少しネガティヴな要素である方が効果的ですが、関係が浅いうちは、あまり深刻でないものの方がいいでしょう。少しずつ、深く込み入ったものにしていくのがおすすめですよ。ただし、使いすぎると逆効果なので、取り扱いにはご注意を。
心理学を活用!告白を成功させる恋愛テクニック
やっぱり好きな人とは、恋人という関係になりたいですよね。そのためには告白を成功させる必要があります。好きな人に告白してもらうのを待つのもいいですが、後悔しないためには自分から好きな人に告白するのも素敵な選択です。
これから紹介するテクニックは告白を成功させるために有効ですので、ぜひ確認してみてくださいね!
中身を褒めて相手の気を引く!「自己是認欲求」
人間には「自己是認欲求」という欲求があります。これは「自分を認めてもらいたい」という欲です。
この欲求は自分では満たすことができません。満たすためには、他人に認められ褒められる必要があるのです。そして「自分では満たすことのできない欲を満たしてくれる人」が現れたとき、人はその人に自然と好意を抱きます。
あなたが魅力的な容姿をしている場合、外見を褒める人は周囲にいるでしょう。しかし、外見を褒められるより、内面やセンスなどを褒められた方が嬉しくありませんか?人から褒められなれていない部分や、自分が気を付けているところなどに気付いて褒めてもらえると、より深く心にしみる言葉になるのです。
忘れられない言葉をくれた人や、自分を認めてくれる人は、手放せない存在になること間違いなしと言えるでしょう。
積極的に自分を見せよう!「自己開示の返報性」
「好意の返報性」のところでもお伝えしましたが、人間の心理には返報性というものがあります。してもらったこと、受けたものを相手に返そうとする性質があるのです。
自分のコンプレックスや失敗談、弱点などを明かすと、「俺のことを信頼してくれてるんだな」と思われ、信頼されます。そして、そのような自己開示をしてくれた人には、相手も友好的に接してくれるようになります。「カリギュラ効果」などとの相乗効果も期待大ですよ。
そのため、好きな人の前でも自然体でいることが重要です。ただし、ひとつ注意すべきこともあります。それは、関係の深度によって、嫌悪感を抱かれる場合があるということ。
初対面でいきなりパーソナルスペースを無視した話をすると、引かれてしまうことがありますので気をつけましょう。フレンドリーなことと空気が読めないことは全く違うものです。相手のことを思いやる気持ちは忘れずに。
時間帯にも注意!「黄昏効果」
「黄昏効果」とは、夕方から夜にかけての時間帯である黄昏時には、人間の判断力が低下するということを活かした心理効果です。
夕方は多くの人にとって、1日の活動が終わる時間帯です。そのため、スイッチがオフの状態になっている人が多く、日中よりも判断力が大幅に下がっている傾向があります。
この判断力が低下しているときに提案すると、受け止められやすくなるのです。ですから、告白やデートのお誘いを黄昏時にすることによって、成功しやすくなるというわけです。
好きな人の不意を突くような形になりますから、少し気が引けてしまう人もいるかもしれません。それでも、好きな人に振り向いてもらうには有効な手段です。
また、この黄昏時には自分の判断力も低下している可能性が高いので、そこは注意ポイントでしょう。
短所を述べて長所を強調!「両面提示」
告白のときには、ネガティヴなことも織り交ぜて言うのがおすすめです。良いところを引き立てるために、先にネガティヴなことを述べてからポジティブなことを伝えるようにしましょう。そうする事で、良い内容だけを相手の心に残すことが可能になります。
これは恋愛の場面に限らず使えるテクニックです。強く訴えたいことがあるときに使ってみてくださいね。
心理学を活用!デートでの恋愛テクニック《前編》
デートの際にも、もちろん心理学を利用した恋愛テクニックが使えます。ここまでにご紹介してきた恋愛テクニックも利用できますが、他にもデートならではの恋愛テクニックがあるので、要チェックですよ!
前編・後編の2つに分けてデートでの恋愛テクニックをお伝えしていきましょう。恋人ともっと親密になりたい方は実践してみてくださいね!
鉄板恋愛テクニック!「ミラーリング」
心の距離を縮めるには、相手のペースに合わせることが重要です。心理学に「ミラーリング」と呼ばれるものがあります。これは、人は自分と似ているもの、似ている人に好意を持ちやすいという心理傾向を利用した恋愛テクニックです。
鉄板の恋愛テクニックなので、聞いたことがある人もいるかもしれません。相手のペースに合わせたり、相手と同じタイミングで同じ行動をしたりすることで、相手との心の距離を縮めることができるのです。
相手の口癖を少し真似てみたり、同じ飲み物を注文したりするのもいいですね。同じタイミングで飲み物や食べ物を口に運ぶのも効果的です。
ドキドキさせる恋愛テクニック!「吊り橋効果」
吊り橋の上のような心臓がドキドキする場所で一緒にいると、人は一緒にいる相手にドキドキしているのだと錯覚し、一緒にいる相手に恋愛感情を抱きやすくなる傾向があります。
この「吊り橋効果」を活かした恋愛テクニックは有名なので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
吊り橋効果を恋愛テクニックとしてデートに用いるのであれば、2人でドキドキするような場所に行きましょう!遊園地の観覧車や、ジェットコースターなどはもはや鉄板ですよ。
また、高い場所や密閉空間などドキドキする条件をそろえ、そこでキスをすることで、より一層効果を高めることも可能です。自然とお互いへの恋愛感情が高まることでしょう。
感情を伝える恋愛テクニック!「メラビアン効果」
1971年、アメリカのメラビアン氏は、感情や気持ちを伝えるコミュニケーションの際に、人はどのような情報に基づいて印象を決定するのかを検証しました。その結果提唱されたのが、「メラビアン効果」と呼ばれるものです。
人の印象は「言語情報(Verbal)」「聴覚情報(Vocal)」「視覚情報(Visual)」によって決定され、その割合は言語情報から順に7%、38%、55%となっています。ちなみに、この割合から「7-38-55のルール」とも、また各情報の頭文字をとって「3Vの法則」とも呼ばれます。
少し難しい話だと思った人もいるかもしれませんね。具体的に説明すると、つまらなさそうな顔で楽しいと言われる場合と、楽しそうな顔で楽しいと言われる場合では、前者はつまらなさそうな印象、後者は楽しそうな印象になるということです。
そのため、恋人に気持ちを伝える際は、表情に気をつけましょう。また、満面の笑みで「一緒に居られて幸せ!」なんて言われたら、恋人もイチコロですよ。
距離を縮める恋愛テクニック!「ボッサードの法則」
「ボッサードの法則」と呼ばれるものがあります。これは、「物理的な距離が近いほど心の距離も近づきやすい」という法則です。このボッサードの法則を活かした恋愛テクニックもあります。
デートのお誘いに成功したあなたですから、相手の方にも恋愛的な意味で好印象を持たれているはずです。せっかくのデートですから、思い切って好きな人とからだをくっつけるのはどうでしょう。からだの距離を近づけ、自己開示をすることで、心の距離をグッと近づけることができますよ。
また、この「ボッサードの法則」は「ザイアンスの法則」とも関連があります。単純接触の回数を増やし、それと共に物理的な距離も縮めていくと、相互作用でより一層心の距離を近づけることができるでしょう。
心理学を活用!デートでの恋愛テクニック《後編》
デートの別れ際に使えるテクニックも紹介しますので、次のデートにつなげるためにも、必見ですよ!
食事で好印象を残す!「ランチョンテクニック」
「ランチョンテクニック」は、食事をしながら相手と話すことで相手に良い感情を持たせることができる、というコミュニケーションのテクニック。
食事をしているときは「おいしいな」という感情を抱きますよね。つまり、目の前の食べ物にポジティブな印象を持っている状態です。
そして、おいしいと感じている時にうまれたポジティブな印象が、一緒に食事をしている相手にも反映され、その相手に対して良い印象を抱くのです。
この心理を恋愛テクニックとして活用するのは簡単。デートでおいしいものを食べに行きましょう。特別なお店でなくてもかまいません。ふつうの飲食店でも「ランチョンテクニック」は使えます。
ランチデートもいいですし、食べ歩きデートも素敵ですね。一緒においしいものを作るのも魅力的です。比較的ハードルが低く、使いやすい恋愛テクニックなので、ぜひお試しあれ!
次のデートにつなげたいなら!「ツァイガルニク効果」
「人は達成したことよりも、中途半端な状態で終わったことや中断されたことを覚えている」という心理傾向を、「ツァイガルニク効果」と言います。ドラマや漫画などを見ていて、続きが気になる!というところで終わってしまい、続きが楽しみで仕方なくなってしまった…なんて経験はありませんか?これもツァイガルニク効果を利用したものなのです。
これは恋愛の場面でも利用することができます。恋愛の場面でこのテクニックを使うポイントは、中断のタイミング。今まさに盛り上がっている、相手が食いついた、そういう瞬間がツァイガルニク効果を使うべきタイミングです。
中断するのが惜しいと自分でも思うような瞬間がベストタイミングなので、寂しさを感じるかもしれません。でもそれは、相手も同じこと。その寂しさが、もっと話したかった、もっと一緒にいたかったという感情を誘います。ツァイガルニク効果は、次のデートにつなげるテクニックです。
デートの終わりに繰り出そう!「ピーク・エンドの法則」
「何事もピーク時とラストが大切である」というのが、「ピーク・エンドの法則」です。人の印象に残りやすいのは、ピーク時とラストがどうであったかということ。デートの時にも、この恋愛テクニックが利用できます。
このテクニックを恋愛の場面に応用するには、いくつかのポイントがあります。最も利用しやすいのはデートの別れ際でしょう。なので、今回はデートの別れ際でのポイントをお伝えします。
1つ目は、去り際に楽しかったこと、うれしかったことなどポジティブな気持ちを伝えること。ポジティブな気持ちを最後に伝えることで、相手の中にポジティブな印象を強く刻みましょう。
2つ目は、急いで立ち去らないこと。名残惜しそうにゆっくりとした動作で席を立ったり、何度か振り返ったりすることで、楽しかったんだと思わせることができます。その姿を見て、相手も名残惜しく感じるでしょう。
男女による恋愛テクニック経験談
ここからは、恋愛テクニックを使った人の体験談を見てみましょう。恋愛テクニックを使う勇気がない方も、実際に使った人の意見から勇気をもらえるかもしれませんよ!
ダブルバインドで自然とデートに誘えた
「何回デートに誘ってもダメだった相手がいるんですけど、5回目くらいにデートに誘った時に『映画と遊園地、どっちでデートしたい?』と聞いたら『映画がいい』という返事をもらって、デートできました。こんなに簡単に来てくれるとは思いませんでした」(25歳/男性/公務員)
自己開示はとても大切!と痛感した
「自分の失敗談やトラウマなど、なかなか人には話しづらいことも、彼にはなぜか話しやすくて。私が彼に打ち明けたからか、彼も自分の情けない部分や弱い部分を見せてくれるようになって、お互いにこの人じゃないと!と思える絆みたいなものが生まれました」(23歳/女性/学生)
返報性の法則って本当にあるんだ!
「私は、とにかく想いを口にしました。彼のことを好きだと思ったのは、きれいなイルミネーションを1人で見たとき。彼とこの光景を共有したいと思って、電話して告白しました。ことあるごとに『付き合いたい』『好き』と言葉にして伝えていたら、『わかったから付き合おう』と折れてくれました。返報性の法則って本当にあるんですね!」(29歳/女性/事務職)
とにかく褒めました!
「とにかく彼をよく見て、彼の変化や内面の素敵なところを見つけて褒めるようにしていました。彼自身が自分の短所だと思っているところを、見方を変えて長所にして褒めることを今も大切にしています。思いもよらないところを褒められると、グッとくるみたいです」(24歳/女性/大学院生)
単純接触効果って偉大!
「あまり気にしていなかった人が気になり始めたことがあります。そのきっかけが、よく会う、ということ。よく会って、そのたび少しずつ会話をしていたら、そのうちに好きになっていました。単純接触効果って、すごいですね」(28歳/男性/営業)
吊り橋効果は即効性がすごい
「気になってる子との初デートで遊園地をチョイス。絶叫系が得意じゃないことは知っていたけれど、吊り橋効果を知ってたから、少し強引に誘って一緒にジェットコースターに乗ってもらった。乗ってるときは手を握って励ました。その日、告白したらOKが!『ジェットコースターのとき、安心できた』とも言ってくれたし、効果てきめん」(20歳/男性/学生)
恋愛テクニックにはデメリットもある!?
とはいえ、どんなことでもメリットしかないものはありません。恋愛テクニックもそうです。デメリットが存在します。ここからはデメリットをご紹介しますので、恋愛テクニックを使ってみたい方は、デメリットもしっかり理解したうえで実践してくださいね。
心理学を学んでいる相手だとテクニックがバレる
恋愛テクニックを使っている中で最も怖いのが、恋愛テクニックを調べて使っていることが相手にバレてしまうこと。
インターネットですぐに調べられるので、男性が恋愛コラムを読んでいることも少なくありません。恋愛コラムを読んでいる相手だと、ここまでご紹介した恋愛テクニックを知っている可能性も。
また、心理学を学んでいる人にも、今回ご紹介した恋愛テクニックはバレてしまうかも。その場合に問題なのが、調べた恋愛テクニックをそのまま真似て、自分ではなんの工夫もせずに行動してしまうこと。
テクニックに頼りきりで自分らしい行動を見失ってしまうと、拠り所がなくなったときに何も行動できなくなります。
恋愛で最も避けるべきことは「行動しないこと」なので、恋愛テクニックを使うのは悪いことではありませんが、恋愛テクニックだけで中身のない状態にならないように気をつけましょう。
テクニックを間違って使ってしまうと危険!
恋愛テクニックを間違って使ってしまうのも危険です。今回お伝えした心理学的なアプローチに限らず、どんなテクニックにも言えることですが、テクニックを使う際には「程よく」「相手に合わせる」「正しく理解する」ことが重要です。
何事もやりすぎは禁物。相手との現在の距離感をしっかり理解して、適切に使う必要があります。また、テクニック自体も正しく理解しておく必要があります。
せっかく恋愛テクニックを使うのです。適切に使って恋愛をうまくいかしたいですよね。
意識しすぎて不自然になることも
テクニックに頼りきりになったり、自分らしさを失うほど無理して相手に合わせたりするのも、恋愛がうまくいかない理由のひとつです。彼にどう思われているのかを気にしすぎてはいませんか?相手に合わせすぎたり、テクニックを意識しすぎたりすると不自然さが出てきます。
そしてこの不自然さは、相手にも気づかれてしまうもの。その結果、ギクシャクしてしまったり、恋愛がうまくいかなかったりしてしまうのです。
あなたと彼は、それぞれが生身の人間であることを忘れないでください。必ずしも、テクニックが正しいとは限りません。
無理をしているな、自分らしくないなと思ったら、自然体で相手ににぶつかってみましょう。いろいろとお伝えしてきましたが、自然体のあなたがいちばん素敵です。
うまくいくと逆に不安になる
恋愛テクニックを使って相手に好意を持ってもらうことに成功しても、ふと不安になってしまうことがあります。
本当に自分を好きになってくれているんだろうか?という不安です。これは、恋愛テクニックだけに依存して、自分らしさがなくなっていることを自覚しているときに起こりがち。
これを防ぐためにも、自分らしさを失わないことは重要です。テクニックはあくまで利用するもの。テクニック一辺倒になってしまわないように気をつけましょう。
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