自我が強い人の深層心理
自我が強い人と上手く付き合っていくためには、そんな彼らの深層心理に注目するのが一番でしょう。なぜそこまで自我が強いのか、早速その秘密に触れていきたいと思います。
自分の考えが絶対正しいと思っている
特徴や性格からもわかる通り、自我が強い人は「自分の考えが絶対正しいと思っている」と言えます。どんな意見や考えよりも、とにかく自分は正しく、周りよりも優れている。そんな心理が、絶対に揺るがない意思の強さにつながっているのですね。
ただ、絶対に正しいという自信を持っていたとしても、全てにおいて正しい人などいません。どんなに自信を持っていたとしても「あれ、もしかしてこれは違うかも」と違和感を持つこともあれば、「ちょっとこの状況はヤバいかも」なんて思うことも当然あります。
それでも自分の考えが絶対正しいというスタンスを貫きたいため、自分の正当性を確保するために、他人を見下したり自分を棚に上げたりして、保身に走ってしまうのです。
注目してほしい
実は自我が強い人の多くは、注目されたがりってご存知でしたか?自分は一番正しいという気持ちは当然あるものの、その自分の正しさや主張の素晴らしさを周りに見せびらかしたい、認めてもらいたいという心理も持っているのです。
我が強い人と比べると、自我が強い人は他人に対して自分の意見を押し付けることはしません。しかし、他人よりも自分は優れているという自信があるため、自己主張をしていく中で「きっと周りは私の考えに驚き称賛してくれるだろう」「自分の素晴らしさを褒め称えてくれるだろう」という期待を常に持っています。
自分の意見が注目されて称賛されれば、自分の正当性がより増した気持ちになれる…そういった深層心理が、注目されたがりな一面を作っているのでしょう。
自我が強い人は否定されるのが怖い
実は、自我が強い人は否定されるのを怖がっています。他人の意見や考えに揺るがされることはないものの、内心では自分の意見を否定されたり、比べられたりすることを恐れているのですね。
自我が強い人にとって、自分の正当性は絶対に守らなくてはいけない部分だと言えます。たとえ他人の意見に流されない自信があったとしても、他人から「それは間違っている」と言われれば動揺しますし、万が一でも「確かにそうかも…」なんて自分の中で納得してしまえば、せっかく守ってきた正当性が崩れてしまいますよね。
他人からの意見や指摘、中でも否定的な意見や指摘は、自分の大切な考えを一瞬にして壊してしまうほどのリスクを持つ恐ろしい存在なのです。
人を見下して優越感に浸りたい
前述の「自我が強い人の特徴・性格」でも触れた通り、自我が強い人は内心では他人の意見や考えを見下しています。自分の考えこそ優秀であり正しいという自信が何よりも強いため、たとえ悪気はなくても他人を自分と比較して、相手を見下してしまうのですね。
そして他人を見下せば見下すほど、なんとなく自分の正当性がより強固なものになっていく感覚になるのも事実です。「あいつは間違っている」「自分ほうが正しい」そういった比較をし続け他人を見下していくことで、自分の正しさが証明された気持ちになり、優越感に浸れるのでしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!