デブエットって知ってる？健康的に太る方法や食事を徹底リサーチ！

あなたは自分の体型に満足していますか？

世の中には多くのダイエット商品が溢れ、「痩せたい」と思う人が多くいますが、中には「太りたい」と思っている人もいるものです。

そんな太りたい人たちが行っている、ダイエットとは反対の「デブエット」について、詳しくご紹介していきます！

健康的に太る方法

太る方法と言えば、カロリーの高い食べ物をたくさん食べて、運動をしないで家でゴロゴロしていれば良いと思っていませんか？

確かに、そのような生活を送っていれば、太ることはできるでしょう。しかし、それでは内臓脂肪が増えて生活習慣病になるリスクが高まってしまい、健康的ではありません。

また、デブエットをして太りたいと思っている人も、脂肪でブクブクに太った、いわゆる「デブ」と呼ばれる姿を目指しているわけでは無いという人がほとんどです。

デブエットでは、病気にならないことは当然のこと、体への負担もなるべく少なく、「健康的に体重を増やすこと」を目指しています。

痩せすぎ体型の人が行っている

痩せたいと思っている人からすれば、痩せているというのは羨ましいと思うことかもしれませんが、あまりにもガリガリだと、ちょっと心配になってしまいませんか？

痩せすぎ体型の人は、たとえ体調が良くても、周りの人から心配されがちなのだそうです。「大丈夫？ちゃんと食べてる？」「大丈夫？体調悪いの？」など、周囲から何度も言われてうんざりしてしまい、「少し太ったほうがいいのかな？」と考えるようになるのだとか。

デブエットは、そんな痩せすぎ体型の人が、健康的に見えるように少し肉付きを良くしたいと思って行っているケースが多いようです。目指すのはあくまでも健康的な体重増加で、「太りすぎ」では無いということですね。

男性の場合は体を大きく見せたい

男性の場合、ガリガリ体型だとどうしても貧弱に見えてしまいます。学生の時などは、クラスの体の大きな相手に委縮してしまうことも多いようです。

社会人になっても、ガリガリ体型だとどことなく頼りない感じがしてしまい、ある程度脂肪がある人の方がどっしりと落ち着いていて貫禄があるように見えます。

そして、筋肉があるマッチョ体型の人は男性らしさがあり魅力的で、女性からも好かれやすいです。

ガリガリ体型の男性が、脂肪と筋肉を付けて少しでも体を大きく見せたいために、デブエットを行うというケースもあるようですね。

女性の場合は柔らかさを出したい

女性の場合、ガリガリ体型だと骨っぽくて、女性らしい丸みが感じられないというデメリットがあります。見た目に丸みが無いと、性格もキツそうに見られてしまうこともあるのだとか。

メリハリの無いボディでは貧相に見えてしまうので、キャミソールのようなファッションや水着などが着られないといった悩みも出てくるそうです。

また、極端に痩せている場合はホルモンバランスも乱れやすいので、生理が止まるなどの深刻な悩みも出てくる可能性が出てきます。

女性はガリガリ体型の人が女性らしい柔らかさを出し、健康的な体になるためにデブエットを行っているというケースが多いようです。

デブエットは、痩せすぎ体型の人が健康的に太ることを目的とした方法だということがわかりましたね。

堕落した生活をして、ひたすら脂肪を付けて太るのではなく、健康的に太るというのがデブエットでは大きな意味を持っています。

それでは、デブエットではどのようなことを行えば良いのでしょうか？健康的に太るための方法をご紹介します。

タンパク質を多めに摂る

健康的に太るためには、脂肪だけではなく筋肉をつけることが大切です。筋肉を作るためには、タンパク質が必要となるので、デブエットでは食事でタンパク質を多めに摂ることがポイントになります。

タンパク質は、脂身の少ない牛肉や鶏のささみ、卵、牛乳、いわしやさんまなどの魚の他、納豆などに多く含まれる栄養素です。

あまり食欲が無いという時には、こういったタンパク質の多い食材をメインに食べてみると良いでしょう。

筋トレも忘れずに

筋肉を付けるためには、高タンパクな食事に加えて筋トレもお忘れなく。筋肉の重さは脂肪の約1.2倍と言われているので、筋肉が付けば体重も増え、見た目も健康的に見えるようになるでしょう。

体を動かすトレーニングには、「有酸素運動」と「無酸素運動」がありますが、デブエットでは「無酸素運動」が効果的です。

無酸素運動である筋トレは、腹筋やスクワット、腕立て伏せなどのことを指します。筋力アップのために、筋肉に負荷をかけることを意識したトレーニングを行いましょう。

特別な道具を買ったりジムに通わなくても、自宅でできるトレーニングをコツコツ続けることが大切です。

ストレスを溜めない

健康的というのは、身体だけではなく、精神的な部分も大きく影響してきます。日々の疲れや不安でストレスが多いと、なかなか太れないというケースも多くあるようです。

健康的に太るためには、なるべくストレスを溜めないことも大切になります。イライラしたり、モヤモヤした気持ちがある人は、外に出て体を動かしてみましょう。適度に運動することで気持ちもスッキリし、おなかも空いてくるはずですよ。

また、趣味を楽しんだり、自分自身を肯定してあげることも大切です。ネガティブになりすぎず、世界でただ一人の「自分」と向き合う時間を、大切にしてくださいね。

禁煙をする

タバコを吸っている人は、この機会に禁煙することを強くおすすめします。習慣になっていることを急に辞めるというのは難しいことですが、一度禁煙外来に行ってみるというのも手です。

禁煙をすることで、食事がとても美味しく感じられるようになったというのは、よく聞く話ですよね。食事が美味しく食べられると、食べ物の質や量にも気を配るようになるはずです。

健康的な体を目指すなら、禁煙はやって損は無いはず。イマイチやる気が起きなかった方も、頑張ってチャレンジしてみませんか？

太るためには、カロリーを摂取しなくてはなりません。すなわち、デブエットでは食事がとても大切になってきます。

それでは、デブエット中に気を付けたい食事の方法やおすすめの食材を見ていきましょう。

1日3食きちんと食べる

なかなか太れないという人は、食事をしっかりととっていない場合が多いようです。時間が無い、食欲が無いなどと言って食事を抜いていませんか？

食事を1食抜いてしまうだけでも、1日の摂取カロリーは大きく変わってしまいます。太れない人は、食べないことが日常化してしまっていることが多いようです。

デブエットでは、1日3食をきちんと食べることを推奨しています。毎日決まった時間に食事をすることで、リズムをつけていきましょう。

朝どうしても食欲が湧かない時は、ヨーグルトやフルーツなど、胃に負担の少ない食べ物がおすすめです。代わりに、栄養の吸収率の高い夕食は、少し多めに食べるようにしましょう。

きちんと自炊する

太れない人は、食に対する関心が低い人が多いようです。バランス良く食べることを意識するためにも、きちんと自炊をする習慣を心掛けてみましょう。

自炊をすることで、自分で献立を考えるようになります。献立を考えたり料理をするうちに、食材の栄養素やカロリーの知識も身についてくるはずです。

自炊の習慣が無かった人が毎日行うというのは、なかなか難しいかもしれませんが、まずは週末だけなど、少しずつ始めてみましょう。

栄養価の高いアボカドはおすすめ

アボカドというと女性が好きな食べ物で、ヘルシーなイメージがありますが、1個あたり約220kcalと意外と高カロリーな食材になります。

ただ高カロリーなだけではなく、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なので、美容にも嬉しく、健康的に栄養を摂取することができるのでおすすめです。

アボカドにゆで卵やエビを加え、マヨネーズで和えれば、タンパク質も摂取できる美味しいサラダになります。

適量の炭水化物を食べる

お米や麺類、パン、芋類といった炭水化物は、人間のエネルギーの源になります。体を動かすパワーを付け、脳の働きを良くするためにも、炭水化物は摂取した方が良いでしょう。

炭水化物を大量に食べると太りやすいとも言われています。しかし、炭水化物を食べすぎてしまうと糖を摂りすぎてしまい、内臓脂肪が付いてしまうことが考えられるので、適量の摂取を心掛けましょう。

炭水化物の摂取の目安は、男女ともに一日に摂取するエネルギーの60％前後の量が好ましいとされています。成人男性の場合は一日およそ330g、女性はおよそ270gが目安です。

太るためには、甘いものや脂っこい食べ物を大量に食べるというイメージがあるかもしれませんが、健康的に太るデブエットでは、食生活を見直し、毎日コツコツと続けることが大切です。

それでは、デブエットの食事法やおすすめの食材の紹介、後編を見てみましょう。

プロテインを摂取する

アスリートやボディビルダーが摂取しているイメージの強いプロテインですが、筋肉を付けて健康的に太るデブエットにも効果を発揮します。

プロテインとは、おおまかに言えば粉状のタンパク質です。ただし、プロテインを飲んだだけでは効果は期待できません。運動と併用することで、その効果が発揮されます。

タイミングとしては、食事の時を避け、筋トレをした後20分以内と、寝る1時間前に摂取するのが良いとされているようです。飲みすぎると腎臓に負担をかけてしまうので、一回の量を必ず守りましょう。

バナナは万能選手

痩せ体型の人は、消化酵素の働きが弱い可能性があります。消化酵素の働きが弱いと、せっかく食べた栄養素が消化しきれないまま便として出てしまうので、太れないということが考えられるのです。

消化酵素の働きをサポートするには、生の野菜や果物から摂取できる「食物酵素」が効果的。中でもバナナは手軽に手に入りやすく、皮をむけばすぐに食べられるので、デブエット中におすすめです。ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富なので、美容にも嬉しいですね。

また、プロテインの味に飽きてきた時にバナナと混ぜて味を変えるという使い方をする人もいるんだとか。デブエット中、バナナは頼りになる万能選手と言えるでしょう。

発酵食品で腸内イキイキ

食物酵素を含む食材は、生野菜と果物の他に、発酵食品も挙げられます。発酵食品とは、ヨーグルトや味噌、ぬか漬け、納豆、キムチなどです。

食物酵素は熱に弱いという弱点があるので、これらの食材は基本的に生で食べることが大切になります。

発酵食品は、腸内環境を整えて免疫力を高める効果もあるので、健康的に太るデブエット中には嬉しい作用がたくさんありますね。

ぬるいお茶と共によく噛んで食べる

食事中、水分を多く摂ってしまう人は体内の消化酵素が薄められてしまうので、注意が必要です。また、冷たい水や熱すぎるお茶も酵素の働きを悪くしてしまうので、人肌くらいのぬるいお茶や白湯を、コップ1杯程度を目安に飲むようにしましょう。

また、よく噛んで食べることも大切です。痩せている人は早食いをしている人も多いようですが、よく噛まないと栄養素がうまく吸収されません。

体に良い食品を、味わいながら体に浸透させるイメージで食事を楽しみましょう。

デブエットのやり方がわかってきたところで、実際にデブエットを行って成功した人の体験談を見てみましょう。

これからデブエットを始めようとする人にとっては、希望の持てるエピソードばかりです！

脂肪が増えて色気があると言われるように！

「以前は、とにかく痩せないとと思ってひたすら食べずにダイエットをしていたのですが、ガリガリで胸がぺったんこになってしまい、生理も止まってしまったので、デブエットを決意しました。脂肪が増えて標準体重になったら、胸も戻ってきて、友達からは『最近色気がある』と言われるようになりました！」（20歳/女性/学生）　

女性は特に、ダイエットをしないといけないと思い込んでいる節がありますが、やりすぎてしまうと、見た目にも健康面でも良くない結果になってしまうことがあります。

適度に脂肪が増えることで、色気も出てくるというのは、女性にとって嬉しいですよね。

風邪をひきにくくなった！

「デブエット前はしょっちゅう風邪をひいてたけど、デブエットで筋肉と体力が付いて、最近は風邪をひきにくくなったと思う。体を動かすようになったことで冷え性も改善されたようで、体調がいい」（27歳/女性/事務職）　

もともと筋力や体力が無い人は、病気にもなりがち。デブエットで風邪をひきにくくなり、体調が良くなったというケースも多いようです。

デブエットで整えた生活のリズムは、継続することが大切になります。健康的な食生活や運動が習慣になることを目指したいですね。

華奢なことをいじられなくなった

「以前の体型は、170cmで体重が51kgでした。周りからも『もやし』っていじられてて、ちょっとバカにされてた感じですね。見返してやりたくて、デブエットで筋トレをめちゃくちゃがんばりました。毎日プロテインとささみも食べて。今は体重は63kg。マッチョとまでは言えないけど、健康的な体型になって、『もやし』とは言われなくなりました」（23歳/男性/IT関係）　

体型が華奢なことででいじられていたけれど、デブエットに成功したことで嫌なあだ名が無くなったというエピソードです。

見た目が変わると、気持ちも変わりますよね。頑張った結果は自信にも繋がるはずです。

モテるようになった

「昔は標準よりちょっと痩せている感じだったんですが、デブエットして筋肉付けたらちょっとモテるようになったんですよね。合コンでも『落ち着いてる』とか『頼りになりそう』なんて言われます。見た目が変わると人の見る目も変わってくるんだなって実感してます」（25歳/男性/営業職）

見た目の変化により、周りの人の態度も変わってくるというのはよくあることです。

人は内面が大切とは言いますが、やっぱりまずは第一印象が大切。健康的な見た目の人は、内面もイキイキしているように見られます。

デブエットをするにあたり、注意点はあるのでしょうか？

デブエット成功に向けて頑張る方は、次の点に注意してくださいね！

ジャンクフードの食べ過ぎはNG

これまでの内容からもおわかりのように、デブエットでは高カロリーの食べ物を食べれば良いというわけではありません。

カロリーの高いジャンクフードを毎日たくさん食べていれば、太ることはできるでしょう。しかし、同時に生活習慣病のリスクもグンと上がります。

デブエットではジャンクフードは控えめに、健康的に栄養を摂取できる食品を食べることが大切です。

早食いは胃に負担がかかる

デブエットでは早食いもNGです。たくさん食べようと早食いしても、胃に負担がかかってしまいます。胃もたれして食欲が落ちてしまっては元も子もないですよね。

また、前述しましたが、消化酵素の働きが弱い人が早食いしてしまうと、栄養をうまく摂取できないということも考えられます。

自分の食べるスピードが速いか気になる人は、友人など複数の人が集まる場で、周りと同じくらいのペースで自分も食べているかチェックしてみても良いでしょう。

夜食は睡眠にも悪影響が…

寝る前に夜食を食べると、太ることができます。しかし、それはほとんどが脂肪になってしまうので、筋肉とのバランスを考えると、デブエットで実行するのは良いとは言えません。胃に負担を与えることにも繋がるでしょう。

また、睡眠前に満腹の状態になっていると、熟睡できないとも言われています。しっかりと質の良い睡眠がとれないのは、健康にも悪影響だというのは言うまでもありませんね。

デブエットは焦らずコツコツと

手っ取り早く理想の体を手に入れたいと思うのは、人間の性。「これだけやれば大丈夫！」という簡単な方法に飛び付きたくもなるものですが、体質はそう簡単には変えられません。

地道な方法ですが、毎日の生活を見直して、焦らずコツコツと続けることが一番の近道だと言えるのではないでしょうか。

まずは3か月、半年など、具体的な期限を決めると、やる気もアップします。将来のビジョンを持ち、目標に向かって実行しましょう。

デブエットの方法や食事についてご紹介してきましたが、いかがでしたか？

実はデブエットは、ダイエットと似ている面が多くあります。健康的な生活をすることが、理想的な体型に繋がると考えられるので、健康的に太ることと健康的に痩せることは、共通する点が多いのですね。

あなたも理想のボディをゲットするデブエットの、第一歩を踏み出してみませんか？