そもそもセルライトってどんなもの?
「他の人よりセルライトがたくさんついていて恥ずかしい…」と感じる人も多いですが、実は約8割の成人女性はセルライトをもっているとも言われています。
しかし、過剰に脂肪細胞が大きくなると、体重とは関係なく外見を悪化させてしまったり、血管がさらに圧迫されて老廃物や水分が流れづらくなり、むくみ、太りやすい身体、肌荒れなどの原因を生み出すのです。
「セルライトをつぶす」という間違った方法が流行ったこともありましたが、今回は、セルライトの正しい改善方法やセルライトを生む原因、予防方法などを詳しくみていきましょう。
セルライトで悩んだことはありますか?
もともと脂肪組織というのは、体内の熱の放射を防いだり女性らしいフォルムをかたどるために大切なもの。ですが、女性らしくしなやかで美しい肌を保つためには、過剰なセルライトを除去することが大切です。
では、実際にセルライトに苦しんでいる人はどのような悩みを抱えているのでしょうか。それぞれの女性の声を聞いてみましょう。
体は細いのにセルライトが目立って嫌だ
「平均体重以下で痩せ型なのに、ニの腕や下半身にある頑固なセルライトが目立っていて…。肌のハリが失われている感じもあり、かなりコンプレックスです」(33歳/女性/主婦)
セルライトは服を着ているとわかりませんが、夏など薄着の季節になると、急に気になってしまうという女性も少なくありません。痩せ型でいつもはダイエットの必要性を感じない人にとっても、セルライトは大敵といえます。
セルライトがやばいと陰口を言われていた
「友達と海に行ったときに『太ももの後ろのセルライトが岩みたい』って言われていたのを、後日の集まりで知りました。笑い話みたいな感じではあったけど、正直ショックでした」(24歳/女性/販売員)
冗談であっても、自分の見た目に関して悪口を言われるのは傷つきますよね。しかしセルライトは、ステージが進むと、たしかに皮膚が岩のようにボコボコして見えることがあるのも事実。セルライトは腰や太もも、脚につきやすいので、痩せにくくなるのも欠点です。
体がすぐにむくんだり冷えやすいのが気になって…
「年齢を重ねるにつれて、身体の冷えやむくみに悩まされるように。仕事柄、一日ずっと座っていることも多いので、帰るころには水分がたまって足がパンパンになっています。これってセルライトとも関係ありますよね」(29歳/女性/事務職)
セルライトと冷え・むくみには相互作用があります。もともとの冷え性による血行不良はセルライトの原因になりますし、セルライトができることでリンパの流れが阻害されて、冷えやむくみを悪化させてしまうのです。
これを「セルライト型冷え性」と呼びますが、このパターンのセルライトはかなり進行していることも多いので、除去するのに時間がかかります。「むくみ・冷え→セルライトの発生→血行不良」という悪循環に悩まされる女性はとても多いです。
ダイエットしてもなかなか脂肪が落ちない
「食事制限や軽い運動などのダイエットをしても、セルライトがついている部分は思うように痩せていきません。セルライトはつぶすと消えると聞いてやってみたけれど、肌が赤くなったりして、むしろセルライトが増えている気もします…」(39歳/女性/保育士)
脂肪もセルライトも、成分自体は同じ。ただし、普通の脂肪は運動によるエネルギー消費で燃焼されやすいのに対して、セルライトは燃焼されにくく、簡単に落とすことが難しいのです。
そのため、身体の各部位に対して同じように筋トレなどをおこなっていても、頑固なセルライトのついた部分だけは脂肪が落ちないという現象が起きてしまいます。セルライトをもとの脂肪細胞に戻すことで燃焼されやすくなり、ダイエットも成功に近づくでしょう。
また「セルライトはつぶすとなくなる」と言われることもありますが、ゴリゴリつぶすのはむしろ逆効果となり、セルライトを増やしたり内出血を引き起こす原因になります。
セルライトができてしまう原因とは?
そのため、セルライトができてしまう原因を考えるには、血行不良が起きる原因について考える必要があります。女性の体は血行不良に陥りやすく、セルライト自体も女性にできることが圧倒的に多いもの。では、セルライトができる原因についてみていきましょう。
筋肉が少ない
運動をあまりせずに筋肉量が少ない人は新陳代謝が良くない、と聞いたこともあるでしょう。代謝が下がる原因は、血行不良。筋肉量が少ないと心臓から遠い末端から血液を送り出す力が弱まり、血行が悪くなってしまうのです。
血液の流れが悪くなると、老廃物や水分が皮下脂肪に蓄積されやすくなります。女性に比べて男性に冷え性の人が少ないのは、筋肉量が多く、血液を送る力が強いためです。つまり、適度な運動で筋肉量をふやすだけでも、セルライトのできにくい体を作ることができます。
不規則な生活
不規則な生活を送っていると、睡眠不足やストレスが蓄積され、ホルモンバランスが崩れて自律神経の乱れにつながります。
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、ストレスを抱えたり緊張状態が続くと交感神経が活発になります。交感神経が活発になりすぎると血管が収縮し、血行の悪化を招いてしまうのです。
自律神経の乱れによる血行不良を防ぐためには、交感神経と副交感神経の働きをバランスよく保つ必要があります。緊張によって活発化する交感神経と、リラックスによって活発化する副交感神経。両方をバランスよく働かせるには、メリハリのある生活を送ることがとても重要です。
身体の冷え
わたしたちの体は、心臓など重要な臓器が集まる中心部を一定の温度に保つように働いています。たとえば、外の気温が低い時に手先や足先などに冷えを感じるのは、血液を中心部に集めて末端への血液を減少させているためです。
ですが、外気の寒さだけでなく、自律神経の乱れ、血液状態の悪化、女性ホルモンの乱れなどによっても、血液の循環はうまくいかなくなります。
自律神経の乱れやストレスは血流の循環を悪くする原因ですが、貧血や低血圧などにより血液の状態が悪くなると、酸素や栄養がきちんと届かずに冷えが生じることもあります。
食べ過ぎなどの食生活の乱れ
食べすぎや飲み過ぎによって血液がドロドロになってしまうと、血流が悪くなり、酸素や栄養が運搬されないばかりか、老廃物がうまく排出されずにセルライトができる原因に。血液のドロドロは、動脈硬化などさまざまな病気の原因となることすらあります。
血液をサラサラにするには、脂質や糖質を控えて、クエン酸やEPAなどを含む血流改善を促すための食べ物や飲み物を摂取することが大切です。また、体を温める作用のある唐辛子などのスパイス類も、血管を拡張して血液の流れを良くする作用があります。
セルライトができやすい部分とは?
座りっぱなしなどでリンパが圧迫されやすいお尻や、あまり筋肉が使われない二の腕など、筋肉がつきにくい場所もセルライトができやすい場所の代表です。
セルライトが一度ついてしまうと、除去するのには時間がかかります。そのため、新たなセルライトができないように対策を立てることが大切。セルライトのできやすい場所や特徴などをしっかりチェックしておきましょう。
太もも
太ももは脂肪がつきやすい部位。とくに太ももの内側と背面は筋肉量が少ないので、血流が悪くなりやすく、どうしてもセルライトができやすくなってしまいます。
脂肪が厚くなる分、リンパマッサージなどもしづらく、「もう脂肪が落ちないかも」と諦めてしまう人が多い場所です。ですが、適度な運動で筋肉をつけたり、集中的にマッサージを行えば、短期間で効果を感じることもできるでしょう。
お腹
お腹も皮下脂肪が多い部分。とくに日本人女性は縦の腹筋が弱い傾向があり、とくに下腹部にセルライトができやすいといわれています。
上半身は下半身に比べて身体の中心部に近いため、過度に栄養を摂取しすぎなければ、セルライトができることはあまりありません。ですが、お腹はもともと脂肪をためやすいので、脂肪をながく放置していると皮下脂肪がどんどん大きくなってしまうのです。
お尻
お尻はとくに脂肪がつきやすい部分で、多少の脂肪であれば女性らしい体つきだと見られることもあります。ですがセルライトのボコボコが見えてしまうと、皮膚がたるんで見えて美しさが損なわれてしまいますよね。
また、デスクワークなどで長時間椅子に座っている人は、お尻周りのリンパが圧迫されて血流が悪くなってしまうのでセルライトもできやすくなってしまいます。
ふくらはぎと足首
ふくらはぎや足首につきやすいセルライトは、塩分や糖質を多く含む食べ物が原因でつくられ、水分を多く蓄積していることが多いです。
リンパマッサージだけでなく、食生活を改善することでも多少の変化が見られる場所でもあります。ふくらはぎのセルライトはとくに血流が悪くなっている証拠なので、リンパマッサージでしっかりと老廃物や水分を流しましょう。
また、もともと筋肉質な脚をしていた人は、筋肉の上に皮下脂肪がついてセルライトになってしまうことがあります。筋肉質型のセルライトは、セルライトの種類のなかで最も落としにくいもの。力任せにつぶすことなく、長期的にマッサージを続けましょう。
ひざ
ひざ周りにセルライトがついていると、足が短く見えてしまったり、思い通りのファッションができなかったりと、ストレスを感じてしまう人もいるでしょう。
ひざ周りのセルライトは、他の部位にくらべて除去が難しいと言われています。そのため、日頃の心がけが大切。食事や運動などはもちろんですが、膝まわりを圧迫するようなタイトパンツなどは避けるようにするとよいです。
二の腕
二の腕にセルライトができてしまった場合には、肩周りの筋肉やリンパをほぐして血流が良くなるようにしましょう。肩を定期的に回すようなストレッチや、二の腕の裏の筋肉を鍛えるような筋トレをするのもおすすめです。
二の腕は上半身のなかで、お腹と同じく脂肪をためやすい部分。普段の食事なども、1日の摂取カロリーなどを決めてカロリーコントロールを心がけましょう。
セルライトをつぶすのがNGな理由
セルライトをつぶすのは、自宅でできるセルライトのケア方法としては手軽ですし、一見するとかたくなった脂肪をほぐすというのは効果的にも思えますよね。ですが、力任せにセルライトをつぶす行為は、セルライトの除去方法としてはNG行為なのです。
では、なぜセルライトをつぶすのはNGなのでしょうか。セルライトをつぶすことによって起きる悪影響についてみていきましょう。
皮膚を傷つけてしまうから
セルライトをつぶすとなると、強い力でぎゅっと皮膚をつまんだり、ねじるように逆方向に皮膚を引っ張ったりと、大きな力が皮膚に加わることになります。「痛みを感じるくらいがちょうどいい」と言われることもありました。
しかし、痛みを感じるほどの力を皮膚に加えると、当然ですが皮膚や毛細血管を傷つけることになります。セルライトをつぶす行為は、正常な部分を壊してしまう事態につながるのです。
逆にセルライトを増やしてしまうから
セルライトをつぶすことによって、皮膚や毛細血管を傷つけてしまうと何が起きるのでしょうか。結論から言うと、セルライトをつぶすような強いマッサージをすることで、セルライトは逆に増えてしまうことがあります。
そもそもセルライトというのは、毛細血管やリンパ管を押し潰して肥大化していきます。そして、傷つけられた皮膚組織や毛細血管を修復するためにコラーゲンが作用し、より大きな脂肪を形成し、凹凸が目立つようになるのです。
簡単に言えば、セルライトをつぶすことによって脂肪が分裂すると1つのセルライトが2つに増えるようなもの。一時的に脂肪が柔らかくなったように感じても、時間が経つにつれてより凹凸が目立つようになってしまうので、セルライトをつぶすのはNGです。
あざを作ってしまうから
セルライトをつぶすことに限らず、「強めにマッサージしていたらあざだらけになってしまった」という経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか?
セルライトの除去は、見た目の美しさを手に入れるために行うもの。セルライトをつぶす行為は根本的な効果にならないばかりか、痛々しいあざを作ってしまう原因にもなるのです。
あざや内出血ができるのは、衝撃によって毛細血管が切れてしまうことが原因です。若いうちにはあざの治りも早いですが、加齢に伴って治りにくくなったり痛みを感じることもあります。「はやくセルライトをなくしたい」と焦らずに、やさしいマッサージを心がけましょう。
エステのマッサージは「つぶす」マッサージではない
「セルライトをつぶすのはNG」と説明すると「じゃあエステなどでやっている施術も本当は効果がないの?」という疑問がよくあがります。ですが、エステで行っているのは、セルライトをつぶすマッサージとは全く違うものです。
エステでは、まずキャビテーションのような高周波機器を用いて、毛細血管やリンパ管を傷つけることなく脂肪を分解あるいは破壊していきます。
そのあとで、老廃物として排出されやすくなった脂肪を、強めのマッサージでどんどん流していくのです。このマッサージはあくまでも老廃物を流すためのものであって、セルライトをつぶすためではありません。
効果的なセルライトの撃退方法《前編》
これからご紹介するセルライトの撃退方法は、すでにできてしまったセルライトだけでなく、新たなセルライトの形成を未然に防止することにも効果的な方法です。
前編で紹介するセルライト撃退方法は、「筋トレをする」「有酸素運動をする」「カリウムを摂取する」「体を温める」の4つです。さっそく詳しくみていきましょう。
筋トレをする
セルライト対策として、筋トレは効果の高い方法のひとつ。筋肉量がアップすると血液を送る力も大きくなり、体全体の血流を高めることができます。
筋肉量が多くなると代謝が上がるので、むくみにくい体を手に入れることも可能。水分や老廃物を溜め込みにくい体をつくることは、セルライトをなくす上で必須の条件です。
有酸素運動をする
筋トレと同じように、有酸素運度をすることも代謝アップにつながります。また、有酸素運動は脂肪を燃焼させる効果も期待できるので、できたばかりのセルライトやセルライト防止に効果てきめんです。
日頃からまったく運動しないという人は、ウォーキングなど無理のない範囲からはじめましょう。ジョギングや縄跳びなども効果的。近くにプールがある人は、効率的に脂肪を燃焼できる水泳や水中ウォーキングを取り入れるのもおすすめです。
カリウムを摂取する
カリウムには、水を溜め込む性質があるナトリウムを排出する作用があると言われており、セルライト解消だけでなく、むくみ予防や血流改善にも効果があります。
カリウムが含まれる食べ物は、わかめやひじきなどの海藻類、バナナやアボカドなどの果実類、ほうれん草、里芋、さつまいもなどの野菜や芋類など。ドライフルーツにも多く含まれています。
体を温める
体が冷えると血の巡りが悪くなり、代謝がみるみる下がってしまいます。普段はシャワーしか浴びない人もいると思いますが、せめて本気でセルライトを解消すると決めた期間だけでも、週に2~3日は浴槽につかって体を温めるようにしましょう。
《後編》で詳しくご紹介しますが、セルライトを解消するためにマッサージを行う前に、温かいお湯に浸かって体を温めておきましょう。冷えた状態の体よりも、少し汗をかくくらいに温まった体の方が、マッサージの効果は格段に上がるからです。
効果的なセルライトの撃退方法《後編》
これから紹介するのは「リンパマッサージ」「代謝をアップさせる食べ物をとる」「糖質や脂質の多い食べ物を控える」「プロの技術に頼るのもひとつの方法」の4つです。どれかひとつではなく、いろいろな面からアプローチすることで、より効果が高まるでしょう。
リンパマッサージをする
セルライト解消に直接的な影響を与えやすいのは、やはりマッサージ。それも、つぶすマッサージのような強い力を用いるものではなく、優しく包み込むようなマッサージをすることが肝心です。
リンパマッサージをする前には、できるかぎり体を温めておきましょう。そしてセルライトの部分をマッサージするときには、優しく脂肪をほぐすように揉んでいきます。「つぶす」ではなく「やさしくつまむ」イメージでやりましょう。
体の各部位にあるリンパ腺をなぞるようにして指圧することで、老廃物が流れて、血の巡りをよくすることができます。マッサージオイルなどを用いると摩擦が少なく肌に負担がかかりづらくなるので、セルライト解消に特化したオイルなどを併用するのもおすすめです。
代謝をアップさせる食べ物をとる
セルライトは、日々の生活の積み重ねと体質によって蓄積されていきます。そのため、セルライトを解消・予防するために、体質を改善していく必要があるケースも多いです。そこでまず見直していきたいのは、普段の食生活です。
代謝をアップさせる栄養素は、豚肉やレバーなどに含まれるビタミンB群や、筋肉をつくるタンパク質などです。ダイエットのために極端に食事量を減らすと老廃物がたまりやすくなり、セルライト解消には逆効果になるので注意しましょう。
また、水分をこまめに補給することも大切。1日に最低でも1リットルは意識的に水を飲むように心がけましょう。一度にたくさんの水を飲むとむくみの原因になるので、少量を複数回にわけて摂取するのが理想的な方法です。
糖質や脂質の多い食べ物を控える
糖質や脂質の多い食べ物は、新たなセルライトをつくる原因になります。甘いものの摂取量を控えて、食事の味付けなども薄口にしましょう。
また、加工食品などに含まれる食品添加物には、水分の排出を妨げるものもあります。普段からコンビニ弁当や冷凍食品、カップラーメンなどをよく食べてしまうという人は、なるべく加工食品を避けるようにしてください。
プロの技術に頼るのも手段のひとつ
セルライトは進行の度合いによっていくつかのステージに分けることができます。セルライトがぼこぼことした状態で皮膚表面に出現するのは「セルライト末期」に分類され、かなり除去が難しくなっている場合もあります。
逆に言えば、凹凸がでていなくても、むくみや冷えの症状が出始めていれば、それはセルライトの初期の段階。この時点でご紹介した撃退方法を実践しておけば、悪化を防ぐことができるでしょう。
もしもセルフケアが難しいと感じた場合には、エステなどでセルライトを分解をするのも一つの手です。ですが、一時的にセルライトを解消しても、同じ生活を続けていたらまた新たなセルライトができる可能性があることを気に留めておくようにしましょう。
セルライトを作らないために控えたい食べ物
上白糖
お菓子作りなどに欠かせない上白糖ですが、じつは「エンプティカロリー」と呼ばれる、カロリーが高いだけで何も栄養がない食品のひとつです。
むしろ体重増加やセルライトができる原因になることがあるので、糖分が必要なときは黒糖やハチミツなどの健康的な甘味料を使うようにしましょう。
脂肪の多い揚げ物
揚げ物の脂肪分というのは、ほとんどが質の悪いもの。高カロリーで脂肪がつきやすくなるので、セルライトができやすくなってしまいます。
料理をするときには、蒸し料理や焼き料理など、なるべく油を使わない調理方法を選ぶようにしましょう。
お酒
アルコール飲料の中には、体を冷やしたりむくませたりするものがあります。また、アルコールの種類によっては糖分を多分に含むものもあるので、摂取のしすぎには注意が必要です。
「お酒の飲み過ぎで太ってしまった」という人も少なくはないでしょう。お酒には食欲を増進させる作用があるので、お酒と一緒におつまみをたくさん食べてしまい、結果的に脂肪が増えてセルライトの原因をつくってしまうのです。
加工食品
精製された小麦粉を使った加工食品を摂取すると、セルライトだけでなく肌荒れを引き起こす有害な物質を体内に蓄積してしまう恐れがあります。
また、炭水化物の量にも気をつけましょう。炭水化物は多くのエネルギーを生み出してくれますが、摂取しすぎると使いきれなかったエネルギーが体内に溜まってしまいます。
ジャンクフード
ハンバーガーやフライドポテト、菓子パンなどのジャンクフードには、セルライトの直接の原因になるものが多く含まれています。砂糖、精製塩、トランス脂肪酸などがその例です。
また、ジャンクフードに含まれている塩分や糖分、人口調味料には、食欲を増進する中毒効果があります。「もっと食べたい」という欲が刺激されて、セルライトができやすい体を作ってしまうのです。
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