人と関わりたくないと感じてしまう心理とは？克服方法も紹介します！

皆さん少なからず「人と関わりたくない」と思った事、ありますよね。人との繋がりやコミュニケーションは、人生において大切な要素のひとつでもあります。ですが過去の経験やちょっとした出来事で、人と関わることが嫌になってしまう事もあるでしょう。中には、本当に人と関わりたくないため、全くコミュニケーションを取らないと言う人もいます。

今回は、人と関わりたくないと思いがちな人の特徴や、人と関わりたくない心理、克服方法などを紹介していきます。

人と話したくない

人と関わりたくないと思う心理状態の時は、「人と話したくない」という気持ちが大部分を占めているのではないでしょうか。それは、「今は、人と話したくない」という一過性の場合もあれば、何らかの事情で、可能な限り人と話さないようにしているなど、慢性的な場合もあります。

人に話すことでストレスから解放される事もあれば、人と話すこと自体が、その人のストレスになってしまうケースもあるようです。

人と最低限しか接したくない

人と関われば、関わった分だけストレスも溜まるものです。特に、人に気を遣うタイプの人だとなおさらかもしれませんね。その場合、少しずつ蓄積されたストレスがある日限界を迎えてしまうでしょう。すると突発的に人との接触を断ちたくなり、結果的に、最低限しか人と関わりたくないと思うようになってしまうのです。

周りに人がいる事が不快

これは物理的かつ生理的な問題ですね。例えば満員電車や街中の人混みなど、意図せず周りにいる人が接触することに、不快感を感じる人も多いです。誰しもよく知らない人と接触はしたくないものです。しかしそれが過敏になると、人嫌いとなり果てには人と関わりたくないと言う気持ちに発展するのです。

潔癖な人に多く見られるケースではあります。ですが、人との接触による小さな不快感も、積み重なると大きな不快感になりますよね。ですから、結果的に人と関わりたくないと思ってしまう可能性は、誰にでもあるのです。

偏に人と関わりたくないと言っても、様々なパターンがあることが分かりました。あなたの周りにも、人と関わろうとしないタイプの人がいるかもしれません。では、人と関わりたくないと思う人には、どのような特徴があるのでしょうか。

お次は、人と関わりたくないと思ってしまいがちな人に見られる特徴を、紹介します。

人の意見を気にする

人と関わりたくないと思ってしまいがちな人の特徴としてまずあげられるのが、人の意見を気にしてしまうというものです。人の意見や周囲からの見え方を気にしすぎてしまうあまり、気持ちが疲れてしまう場合が多いようです。

このようなタイプの人は、気にしてはいけないとわかっていても、どうしても人の意見を気にしたり、周りに流されてしまう自分をよく知っています。ですから、気持ちが疲れてしまう前に、自分から人と関わらず距離を置くという考えに至るのです。

完璧主義者

完璧主義者である場合も、人と関わりたくないと思ってしまいがちだと言われています。完璧主義者は自分自身に完璧を求めるあまり、「自分はこうでなければならない」という目標値を常に高く設定しています。そのため、他の人が同じように努力しないことに対して、大きなストレスを感じてしまうんですね。

結果としてストレスを回避するために、だんだんと人との接触を避けるようになってしまうのです。

潔癖症

潔癖症の場合は、二通りのタイプがあると言えるでしょう。ひとつは完璧主義者と類似しますが、自分が求めている、もしくは常に意識している崇高な領域に、他人を入れたくないという考え方です。このタイプの場合は、自分が求めない人種が自分の領域に介入することにストレスを感じてしまうようですね。

もうひとつは、物理的な潔癖症です。他人の身体に触れたくないために、人と関わりたくないというタイプですね。中には潔癖のあまり、他人の身体に触れる事はもちろん、呼気や飛沫も嫌うため、会話も避けるという人もいるようです。

秘密主義

自分の事を人にあまり知られたくない秘密主義である場合も、人と関わりたくないと思いがちです。人は、情報を共有することを好む傾向があります。ですから、自分が周りから聞いた話を、さらに別な人に話したくなるのは通常の心理です。ですが、そういった伝播を好まないタイプの人もいるのです。

秘密主義ゆえ、意図しないところで自分の話をされたくないために、人と関わりたくないと思うようになるのです。

会話が苦手

人と関わりたくないと思ってしまいがちな人の傾向として、そもそもの会話が苦手である場合も多いです。例えば人から何か質問をされた時など、頭の中では伝えたいことはわかっていても、うまく言葉にできないのです。

気の短い質問者であれば、「もういいよ」などと匙を投げてしまう事もあるでしょう。会話が苦手な人はそんな事を繰り返すうちに、人と関わりたくないと思うようになってしまうのです。自分の想いが人に伝わりずらいのは、少し切ないですよね。

ネガティブで自分に自信がない

考え方がネガティブで、常に自信がない人も、人と関わりたくないと思ってしまいがちです。それは自信のなさゆえ「自分が人と関わっていいのだろうか」というマイナス思考からくるものです。

こういったタイプの人の中には、基本的には人と話すことが嫌いではない場合もあるのです。しかし、人と接する中で「これ以上関わると嫌われるに決まっている」「きっと自分はウザいと思われている」とネガティブに決めつけてしまう事がります。そして自ら人と関わろうとしなくなってしまうのです。

ここまで、人と関わりたくないと思ってしまいがちな人の特徴について、いくつか紹介させていただきました。もしかしたら、自分も当てはまっていた、なんて人もいるかもしれませんね。それでは実際に、人と関わりたくないと思う心理は、どのようなものなのでしょう。

お次は、人と関わりたくないと思う心理について、詳しく見ていきます。

1人でゆっくりしたい

人と関わりたくないと思う心理としては、基本的には、1人でゆっくりしたいという気持ちが根底にあるようです。完全に人との関りを絶つことは難しいですよね。ですが時々は誰とも会話をせずに、1人の時間をゆっくりと有意義に過ごすのもよいでしょう。

心の健康を保つためにも、人間関係のしがらみや日々のストレスから解放される時間を作ることは、大切な事かもしれませんね。

悩みを知られたくない

特に秘密主義の人や、プライドが高めの人に多いのが、悩みを知られたくないという心理です。悩み事のある人すべてが、その悩みを人に聞いてほしいわけではありません。悩みがあっても誰にも知られたくないので、人と関わりたくないのです。

他者の意見を聞きたくない

例えば自分が何か新しい事を始めようとするとき、必ずと言っていい程、周りは様々な意見を言ってきます。自分で決めて信じた道を進もうとするときは、周りのガヤはシャットアウトしたくなりますよね。そんな時に、人と関わりたくないという心理が働くのです。

他にも、もともと優秀で意識が高い人などが、同じような心理で人と関わりたくない状態になると言います。この場合は、自分が優秀であるため、下等である他者の意見は聞きたくないという心理状態のようですね。

人が信じられない

過去に裏切られた経験がある場合も、人が信じられず、人と関わりたくないという心理に陥る傾向にあります。裏切られて心に傷を負ってしまったら、なかなか人を信じられなくなりますよね。暫くは傷を癒す時間として、人と関わらず1人で過ごしたいという心理かもしれません。

自分の事を詮索されたくない

世の中には噂好きの人や、他者の情報を得ようとあれこれ詮索する人は多くいます。もし周りにそのような類の人がいた場合、あれこれ詮索されることを嫌い、人と関わりたくないと思ってしまうのは頷けます。

今はSNSも充実しているので、自分が軽い気持ちでSNSにアップした情報から、どこで何をしていたか詮索されてしまうことも。そういったSNS疲れから、人と関わりたくないと思ってしまう場合もあるのです。

人と関わらない方が楽

最終的な生き方として、人と関わらない方が楽であると判断する場合もあるようです。人と人が関われば、時にはトラブルも発生しますし、しがらみも生まれるでしょう。SNSの活用が主流となった現在では、SNS内での人間関係のトラブルも多くあるようですね。

結果的に、人と関わらず1人で生きてゆくというのもひとつの決断ではありますが、少し寂しい気もしますね。

人と関わりたくないと思う心理について、お分かりいただけたでしょうか。偏に人と関わりたくないと言っても、様々な感情があるんですね。

続いては、実際に「人と関わりたくない」と思った人の声を聞いてみましょう。

仕事で失敗してしまった時

「新人の頃から真面目にコツコツ仕事をしてきて、先輩や上司の信頼もそこそこ掴んでいた。ある日、ほんの少しのミスが、結果的にクライアントに多大な迷惑をかけることに。解雇には至らなかったけど会社に居づらくなって、自主退社した。先輩や上司から電話をもらってたけど、当時は人と関わりたくない気持ちが大きくて、対応できなかった」(27歳/男性/営業職)

ずっと真面目に仕事をこなしてきた分、失敗してしまったときのショックが大きかったようですね。人と関わりたくないと言う気持ちが一過性であれば、克服てきる可能性はあるでしょう。

人に裏切られて傷付いた時

「女友達4人で遊ぶ約束をしていたら、ひとりが急な腹痛でキャンセルしたいと言ってきた。みんなで遊べないならと約束は白紙に。退屈だったし自分は1人で街へ出かけた。すると、約束してた自分以外のの3人が楽しそうに歩いているのを見てしまった。シンプルに仲間外れにされたのだと痛感して、暫く誰とも関わりたくないと思った」(22歳/女性/フリーター)

「人と関わりたくないと思ったのは、彼女に浮気をされてしまった時。しかも相手は俺の幼馴染で親友。いいヤツだから彼女が惹かれるのもわかるが、大好きな彼女だったからショックがでかすぎ」(25歳/男性/会社員)

このような裏切られ方をしてしまった場合は、傷が癒えるのに時間がかかりそうですね。

失恋して落ち込んでいる時

「好きな人に告白したけど、振られてしまった時。落ち込んでいる時に、友達が告白の時の状況をいろいろ聞いてくるのも正直ウザかった。励ましも素直に聞けないくらい人と関わりたくなかった」(21歳/女性/大学生)

「彼女に振られた日は本当に1人になりたくて、スマホの電源も全部切ってしばらく世の中と遮断した」(28歳/男性/IT企業)

失恋した直後は、誰かに側にいてほしいと思う人も多いですが、人と関わりたくないと思う人も少なくありません。失恋したときは、誰とも関わらずに静かに傷を癒すのも、ひとつの方法ですね。

人間関係でストレスが溜まっている時

「仕事で常に、上司と後輩の板挟み状態。後輩の意見も尊重したいけど、上司の顔も立てなくてはいけなかったりとにかくストレスが溜まる。いっそ会社も辞めて1人になりたい。誰とも関わりたくないといつも思う」(30歳/男性/会社員)

「私の職場は女性ばかりで、しかも美意識の高い人が多い。常に私服のブランドをチェックされたり、住んでいるところや彼氏のステータスを評価される。関わりたくないって思っても上下関係もあるから無下にできず毎日ストレスを感じている」（29歳/女性/エステティシャン）

日頃からストレスを溜めないように、上手に自分を解放できる人もいます。それがなかなかできない人は、時々1人の時間を作ってみるとよいですね。

人と関わりたくないと思うシーンは千差万別です。日頃は、そう思わない人でも、ちょっとした出来事で、人と関わりたくなくなってしまう事もあるんですね。紹介した他にも、様々なシチュエーションで人と関わりたくないと感じている人がいるようです。

それでは、「人と関わりたくない」と思った皆さんの、意見の続きを見ていきましょう。

理由もなく無視された時

「学生時代、昨日まで仲が良かった友達から、翌日急に無視されだした。無視されているから理由もわからずそのまま卒業…また同じことが起こると思うと怖くて、うまく人と接することができない。できれば、人とは関わりたくないとも思ってしまう」(23歳/女性/保育士)

友人関係がこじれてしまった事が原因で、人と関わりたくないと思ったケースですね。ですが肝心の無視されだした理由がわからないため、克服に至っていないようです。時を経て、理由がわかれば克服できる可能性はあるでしょう。

周囲からバカにされていると感じた時

「被害妄想かもしれないけど、常に人からバカにされているような気がして、人と関わりたくない気持ちになる。もともとイジられキャラと言われるけど、自分はイジられるのは好きじゃないんだよね…」(27歳/男性/プログラマー)

「テレビに出てる太った女芸人に似てると言われ、飲み会でも強引にモノマネをやらされたりする。みんなを笑わせてるんじゃなくて、バカにされて笑われているだけなのがわかるから本当に嫌。電車でも自分を見てヒソヒソしている人がいる。うんざり、誰とも関わりたくない」(24歳/女性/事務員)

感受性が豊かで繊細な人ほど、このような理由で人と関わりたくないと思ってしまうようです。自分が意図しないのに、外部から何故か求められるのは確かに苦痛かもしれません。

話し方を笑われた時

「地方出身の自分が、東京の大学に進学したときにクラスメイトに話し方を笑われた。時々『訛り聞かせて』などと悪意で言われることがある。自分だけじゃなくて、自分の地元も貶された気持ちになって、東京の人とは関わりたくないと思ってしまった」(21歳/男性/大学生)

「昔から人と話すのが苦手。だから話す時はどうしても、少し噛んだりどもってしまいがち。それを周りから笑われて、人と関わるのが嫌になってしまった」（26歳/女性/フリーター）

地方の訛りなど、自分が大切にしているものを他人に否定された時は、人と関わりたくない気持ちになりますよね。また、話すことが苦手な人はただでさえ勇気を出して話しているのに、それを笑われた日には、人と関わりたくなくなるのも頷けます。

物理的に人と触れ合いたくない

「少し潔癖症なところがあるので、人と触れ合うのが本当に苦手です。満員電車に乗りたくないから常に自転車で移動。買い物したときのお金の受け渡しも嫌なので必ずキャッシュレス。握手とかハグも本当に無理なので、もう人とは関われない気がしています」(23歳/女性/会社員)

前述でも、人と関わりたくないと思いがちな人の特徴として、潔癖症の場合を紹介しました。やはり潔癖症の人は、少なからず生きづらさを感じているようですね。

どのような人にも、人と関わりたくないという気持ちは起きる可能性があります。これが慢性的な感情にならないようにするためには、どこかで「人と関わりたくない」というネガティブな気持ちを浄化させる必要があります。

それではお次は、人と関わりたくないと思った時の対処法について紹介していきます。

外出して気分転換をする

まず紹介するのは、最もオーソドックスは方法です。人と関わりたくないと思うほど心にストレスを抱えてしまった時には、とりあえず外出して気分転換をしましょう。外気に触れることで、少しは溜まったモヤモヤは晴れますよ。

それでも気持ちがスッキリしない時は、可能であれば1人旅というのも良いでしょう。1人で見知らぬ場所へ行ってみると、人との関りも小さなことのように思えるかもしれません。

自分の好きなものを料理する

嫌なことや不本意なことがあった時は、好きなものを食べてスッキリするというのもひとつの方法です。人と関わりたくないと思う人の特徴として、人に気を遣い過ぎてきた場合が多い傾向があります。ですから、人に気を遣わずにとにかく自分の好きなものを好きなだけ食べる、というのも気持ちを解放する方法として有効なのです。

毎日好きなものばかりを食べ続けると、身体を壊してしまう場合もあるので注意しましょうね。

ひとりカラオケで大きな声を出す

人と関わりたくない時は、1人で行動する事が基本です。ですから、ひとりカラオケなんて行ったことがないと言う人も、ここは思い切って行ってみるのもよいでしょう。ひとりカラオケでは、誰にも気を遣わずに、好きな曲を歌う事が出来ます。もちろん、クオリティも求められることはありません。

ひとりカラオケのメリットは、人に気を遣わなくていいところプラス、大きな声を思いきり出せるというところにもあります。大きな声を出すことは、溜まったストレスを発散するのに大きな効果を得られるでしょう。

岩盤浴で汗を流す

モヤモヤした嫌な気持ちを抱えてしまった時は、汗と一緒に発散させるのも方法のひとつです。スポーツやサウナでも汗はかけますが、少々努力が必要なため、別な負荷がかかってしまう場合があります。その点岩盤浴は、低温から汗を流せたり、横になっているだけでよいものが多いので、他の負荷を架けたくない人にはうってつけです。

基本的に岩盤浴では会話をしないので、人と関わりたくない人も1人でじっくりと汗を流せます。汗を流してゆっくりリラックスして、抱えたストレスを発散させましょう。

感動映画で思いきり泣く

人と関わりたくないと思ってしまう人には、人前で泣けない人が多い傾向にもあります。それは、人の目を気にしてしまう性格であったり、完璧主義や秘密主義であるがゆえ、泣く姿を人に見られたくないという性格からくるものと言われています。

1人の時は泣いてもいいのです。誰もいない場所で、思いきり泣くと案外スッキリするものですよ。涙と一緒に、抱えたストレスや人間関係のしがらみも、きっとどこかへ流れてゆくでしょう。

人と関わりたくないと思う時は、心にストレスを抱えている事が多いです。そのため、「ストレス発散方法＝人と関わりたくないと思った時の対処法」と言っても過言ではないようですね。

続いて紹介するのは、癒し効果を踏まえた、人と関わりたくないと思った時の対処法です。

家でリラックスする

一番落ち着ける場所でリラックスするのも、人と関わりたくない時の対処法です。一番落ち着けるのは、やはり自分の家ですよね。香りの良い紅茶など入れて、心地の良い音楽でも聴きながらゆったりと過ごしてみましょう。

自分の家でリラックスするメリットとしては、ゆったり過ごす中で眠くなってしまっても、すぐに就寝できるというところにあります。ゆっくり過ごしてそのまま眠ってしまえるのは、最高のリラックス方法と言えるでしょう。

帰省する

田舎がある人は、帰省してみるのもひとつの方法です。人間関係に疲れて人と関わりたくないと感じた場合などは、田舎の空気と懐かしさがあなたを癒してくれるでしょう。他人と関わりたくないと思っても、親兄弟が相手であれば、何でも話せて心が落ち着くケースも多いようです。

部屋にアロマを焚く

癒し効果のあるアロマを部屋に焚いてみるのも良いです。お気に入りの香りを見つけて、いちばんリラックスできるアロマを楽しみましょう。お風呂あがりに、アロマの香りのボディクリームを使用するのも良いですね。

寝る前にアロマを焚いて、本でも読みながらリラックスします。睡魔に襲われたら、そのまま眠ってしまうのが気持ちいいですね。人と関わりたくない時は、自分の身体と心を癒すのが一番です。

動物と戯れる

人と関わりたくないと思ったら、動物と戯れてみるのはいかがでしょうか。犬や猫などの動物は人を選びません。気を遣う必要もありませんし、会話が上手じゃなくてもまったく問題ないです。とにかく遊んでくれる人間が大好きな動物と、心のままに戯れてみましょう。しがらみのない動物と触れ合うことで、きっと心は癒されますよ。

人気の癒しの動物と言えば、安定の犬や猫ですが、ウサギも大人気です。小動物がよければハムスターや小鳥も癒されますよ。今は動物と触れ合えるカフェも充実しているので、1人でふらりと訪れてみるのもいいですね。

ぐっすり眠る

いかなる場合にも、睡眠は最大の薬と言えるでしょう。心も身体も、疲れた時にはぐっすり眠るのが一番です。人は寝ている間に、その日の記憶を整理すると言われています。もし、人と関わりたくないと思うような出来事があったとしても、ぐっすり寝て目覚めた時には、考えも整理されて落ち着いていることもあるでしょう。

寝る前に、アロマを焚いたり、温かいミルクやお酒を飲んで身体を温めるのも良いですね。

溜まったストレスを発散して、人と関わりたくないと思う気持ちを解放できるのであれば、その対処法はたくさんあるんですね。ですが、人と関わりたくないという気持ちは、それだけでは解放できない、慢性的な場合もあるのです。

お次は、人と関わりたくない気持ちを克服する方法について紹介します。

他人に期待せずに接する

人に裏切られた経験から、人と関わりたくないと思うようになった人は多いです。「裏切られた」と感じるのは、相手にその分期待していた結果と言えるでしょう。他人に、こうあってほしいという期待が大きければ大きい程、違った時の「裏切られた」と感じる気持ちは強いです。

裏切られたと思いたくない時は、相手に過度な期待をせずに接するようにしましょう。

ハートフルな本や映画に触れる

人と関わりたくないと思う時ほど、人に優しくされたいと思う人は多いと言います。人とは関わりたくないけれども、傷ついた自分を慰めてくれる存在は欲しいのです。それは決して人である必要はありません。もちろんペットでも良いでしょう。または、新しい価値観をインプットするために、ハートフルな本や映画に触れてみるのも良いですね。

今まで触れてこなかったジャンルや、心温まるストーリーに出会うことで、新しい考え方が生まれることがあります。すると、人との関り方のヒントが見えてくるかもしれません。

いったん固定観念を捨ててみる

どうしても「どうせ自分はダメだ」とか「自分は嫌われている」という先入観が妨げとなって、人と関わりたくないと思ってしまう場合もあります。そういった固定観念は、長く生きる中で根付いたものですから、すぐに払拭するのは難しいですよね。

もし、人と関わりたくないと言う気持ちを克服したいのであれば、目の前の小さなことから固定観念をなくしてみましょう。苦手だと思っていた食べ物も、食べてみたら案外美味しかったとか、人混みが苦手で避けてきた街中も、行ってみると意外と楽しかったなど、発見があるかもしれませんよ。

小さな固定観念を少しずつなくすることで、人と関わりたくないと思っていた気持ちが、いつの間にか払拭できている可能性もあるのです。

周囲の目を気にせず行動する

周囲の目を気にしすぎるあまり、人と関わりたくないと思ってしまう事もあります。その場合は勇気を出して、逆の発想をしてみましょう。自分が気にしているほど、周囲は自分に注目していないと思うようにするのです。

人の目を気にせずに行動できるようになってきたら、少しずつ、自分らしさが戻ってきます。同時に、避けてきた人との関りも、緩和されてくるのではないでしょうか。今まで人の目を気にしてきた分、すぐに実行するのは難しいかもしれません。可能な範囲で良いので、少しだけ考え方を変えてみるのも、克服への一歩ですよ。

人の意見を素直に受け止める

人の意見を聞くことが苦手で、人と関わりたくない人も多くいます。それを克服するためには、少しだけ頑張って気持ちを譲歩し、周囲の意見を聞き入れてみましょう。人の意見は、全てを真に受ける必要はありません。ですが、自分にとってプラスな意見も少なからずあるはずです。

人の意見を聞いたら、「この人はこういう考え方なんだな」と、まずは受け入れてみましょう。今まで気づけなかった自分の一面を、客観視できる場合もあります。最初は人の意見を聞く事に苦痛を感じるかもしれません。ですが、少しだけ気持ちをチェンジして素直に受け止めてみると、いい方向に進むこともありますよ。

勇気を出して人と本音で接してみる

人と関わりたくないと考えてしまう人は、人と本音で接することが苦手な傾向にあります。そこには、己のプライドであったり秘密主義な性格であったり、様々な要因があります。ですが、克服したいと考えている場合には、勇気を出して、人と本音で接してみる事も大切です。

誰にでも本音を語る必要はありません。まずは、自分が本音で接してみたいと思えた人と話してみると良いでしょう。最初からすべてをさらけ出す必要もありません。少しずつ、本音を出してゆくのです。

これを繰り返すうちに、きっと本音で話すことが苦ではなくなります。人と関わりたくないと思っていた気持ちも、気付けばいつも間にか溶けていることでしょう。