嬉しいけど…きつく抱きしめる男性の気持ちって?
男性が相手をきつく抱きしめるのには、さまざまな心理があると言われています。どのような心理できつく抱きしめているのか知ることができれば、彼氏や好きな人との距離をぐっと縮められるはず。
今回は、きつく抱きしめる男性の心理や、抱きしめ方によって変わる男性の気持ちについて紹介します。言葉にできない心理を読み取って、彼氏や好きな人への理解を深めていきましょう。
きつく抱きしめる心理《男性編:ポジティブな時》
好きな人へ愛情を伝えたい
男性が相手をきつく抱きしめるのは、「相手に対する強い気持ちを伝えたい」ということにつながります。「ぎゅーっと抱きしめれば抱きしめるほど、相手への愛情が強いことを示せる」という心理から、あなたのことをきつく抱きしめていると考えられるのではないでしょうか。
言葉で愛情を伝えるのが苦手な男性はたくさんいます。言葉で伝えるのは恥ずかしいからこそ、きつく抱きしめるという行為であなたに愛情を伝えているはず。不器用な愛情の示し方かもしれませんが、そんなところが可愛いとも言えますよね。
きつく抱きしめてきた男性から愛情を感じたなら、しっかりと受け止めてあげてください。そうすることで、相手との関係を深められます。
好きな人を守りたい心理が隠れている
男性は女性を「守らなければならない」と思うことが多いです。しかし、守りたいと思っていてもどうすれば良いのかわからなくなることも。そんなときにきつく抱きしめることで「あなたを守りたいと思っているんだよ」と伝えてくれている場合があります。
あなたが悲しそうな顔をしていたり、つらい状況にあったりするときに彼氏や好きな人からきつく抱きしめられたことはありませんか?男性から抱きしめられることで、つらい気持ちが和らぎ、前向きな気持ちになれることがあります。
そのように思えるのは、男性の中で「守りたい」という気持ちが強まっているから。男性に身を任せてみてはいかがですか。
抱きしめることで癒されたい
いつもは気丈に振る舞っている男性も、たまにはゆっくりリラックスして過ごしたい時があります。そんな時に好きな人をぎゅーっと抱きしめることで「癒されたい」という気持ちが高まるはず。
きつく抱きしめてきた男性は、仕事や勉強など頑張らなければならないことが山積みになっているかもしれません。追い詰められれば追い詰められるほど、誰かに癒しを求めることが多いのも男性ならではの心理です。
抱きしめてきた男性を受け入れ、癒しを与えてあげればお互いの関係を深めることにも繋がります。好きな人や彼氏にとっての癒しの存在になっていきましょう。
甘えたい心理が潜んでいる
強そうに見える男性にも甘えたいときがあります。仕事で疲れたり、人間関係がうまくいかなかったりすると「誰かに甘えたい」と思うようになるのではないでしょうか。しかし、自分の口で「甘えたい」と言うのはプライドが邪魔してしまうことも。
そんなときに、男性は何も言わずに好きな人をぎゅーっと抱きしめることがあります。男性が疲弊した状態できつく抱きしめてきたのであれば、きっとあなたに甘えたいと思っているはず。頭を撫でたりして、思い切り甘えさせてあげましょう。
自分のことを受け入れ、甘えさせてくれる女性は男性にとって強い味方です。「最近、忙しくて大変なのかな」と思ったら、何も言わず優しく抱きしめ返してあげてください。
きつく抱きしめる心理《男性編:ネガティブな時》
彼女を独占したい心理がある
男性は、「好きな人を誰にも取られたくない」という心理からきつく抱きしめることがあります。独占欲が高い男性は、彼女が少しでも自分から離れるのを快く思わないはず。周囲に「この人は自分のものだ」ということを示したくて、きつく抱きしめている可能性があります。
あまりにも独占欲が強いと、男性との付き合いに負担を感じてしまうことがありますよね。もし、好きな人や彼氏が周囲の目を気にせずにきつく抱きしめることが多いなら注意が必要です。
きつく抱きしめる以外にも、さまざまな面で独占欲が出てくる可能性があります。相手の心理を読み取り、独占欲が強すぎる場合は少し距離をとった方が良いのではないでしょうか。
嫉妬心を隠している
嫉妬していたとしても、それを言葉に表すのは苦手という男性はたくさんいます。そんな心理を隠すために男性は好きな人をきつく抱きしめることも。「嫉妬しているけど、それを言葉にしたら嫌われるかもしれない」という心理からきつく抱きしめている可能性もあります。
好きな人や彼氏に嫉妬されるのは嬉しいものですが、嫉妬心が強すぎると大変。束縛につながることもあるため様子を見るようにしてみてください。
もし、あなたが好きな人や彼氏を嫉妬させるようなことをしていたら、控えるようにするのも大切です。お互いの気持ちを大切に考えるようにしましょう。
不安を感じている
不安定な心理に陥っているとき、自分を落ち着かせるために好きな人を抱きしめる場合があります。もし、あなたと男性との関係がうまくいっていないのであれば「あなたが離れてしまうかもしれない」という心理が、きつく抱きしめる行為に表れていると考えられるでしょう。
まだ男性に対する気持ちが残っているのであれば、不安を落ち着けるようにしてあげてください。「大丈夫だよ」という一言で男性も安心できるはず。言葉には出さなくとも、男性はきっとあなたのことを大切に思っているのではないでしょうか。
謝りたい心理の表れ
男性は、「謝りたいけど、素直に謝れない」という心理のときに相手をきつく抱きしめることがあります。プライドが高い男性ほど、このような行動に出やすいでしょう。言葉ではなく、行動で気持ちを示そうとしているのです。
きちんと謝ってもらいたいときは「抱きしめるだけではダメ」とはっきり言うのがおすすめ。ぎゅーっと抱きしめられると、ついつい許してしまいそうですが、問題がうやむやにされてしまうことがあります。そうなると、今後の関係に悪い影響を与えることも。
ごまかし癖がある男性は、「抱きしめればなんとかなる」と思っている節もあります。このような心理が見え隠れしたら毅然とした態度をとってみてはいかがですか。
きつく抱きしめる「ポーズ」でも心理がわかる
正面から抱きしめる
男性は、相手に対する愛情が強くなったときに、正面から抱きしめることが多くなります。面と向かった状態で抱きしめるからこそ、相手のことを大切に思っている心理を表していると言えるのではないでしょうか。
また、女性からも抱きしめ返してほしいという心理も隠れています。正面から抱きしめ合うことで一体感を感じ、愛情を確認したいと思っているはず。好きな人や彼氏への愛情を示すために、ぎゅーっと抱きしめ返してみてはいかがですか。
横並びで抱きしめる
肩を寄せ合うようにして抱きしめるのは、相手に対する信頼を表す抱きしめ方とされています。相手のことを信頼し、心を許しているからこそ肩を寄せ合い抱きしめるのではないでしょうか。そこには、深い愛情も感じられます。
恋愛対象であるのはもちろんのこと、信頼できるパートナーとしてもあなたのことを捉えているはず。恋人としてだけでなく親友のような気持ちで、男性はあなたに接していると考えられます。
このような心理を感じたら、男性を受け入れ、共に歩んでいく気持ちを伝えるようにしてみてはいかがですか。お互いに尊重し合える素敵なパートナーになれるはずです。
後ろから抱きしめる
女性を包み込むように後ろから抱きつく心理として考えられるのは、「この人を守りたい」という気持ちの表れです。あなたがつらい思いを抱えているときも、好きな人や男性から後ろからきつく抱きしめられたら心が穏やかになるのではないでしょうか。
また、「抱きしめたいけど、正面から抱きしめるのは恥ずかしい」という心理のときも後ろから抱きしめることがあります。恥ずかしがり屋の男性は、面と向かって愛情を伝えるのが苦手。後ろから抱きしめるという行為にも、シャイな男性の心理が隠されています。
もし、肩に腕をかけるようにして後ろから抱きしめたのであれば、退屈している心理の表れ。かまってあげると喜んでくれるはずです。
頭を撫でながら抱きしめる
「可愛くて仕方ない」と感じているときに、男性は頭を撫でながら抱きしめることが多くなります。深い愛情を感じている人でなければ、頭を撫でるという行為はしないはず。そこに抱擁が加わることで、相手に対する気持ちの強さを示していると考えられます。
好きな人や彼氏に頭を撫でられながら抱きしめられるのは、とても嬉しいですよね。相手に身をゆだね、2人の時間を楽しむようにしてみてはいかがですか。リラックスした様子を見せることで「自分を受け入れてくれた」と男性も考えてくれるでしょう。
きつく抱きしめる時には相手の事も考えて!
人前できつく抱きしめるのはNG
人目を気にせずに相手をきつく抱きしめるのは避けた方が無難。どんなに抱きしめられるのが嬉しかったとしても、周囲の目が気になって恥ずかしい気持ちの方が勝ります。結果的に相手の気分を害することになるため、状況をきちんと把握することが大切です。
また、独占欲や嫉妬心が強いと、わざと人前できつく抱きしめることがあります。しかし、これも逆効果。相手のことを考えて行動していないと捉えられてしまいます。
抱きしめるのは、2人だけの時にするのがおすすめ。プライベートな空間で愛情を伝えていくようにしてみてください。
相手をビックリさせないようにする
いきなりきつく抱きしめると、相手を驚かせてしまうことがあります。「一体どうしたのだろう」と不安に思う可能性もあるため、相手をビックリさせないようにすることも重要なポイント。
急に抱きしめるのではなく、ゆっくりと相手を包み込むように抱きしめてみてはいかがですか。そうすることで、きつく抱きしめたとしても相手を驚かせることはなくなります。
特に後ろから抱きしめる時には注意が必要です。不意打ちで抱きしめることで、相手が驚いて持っていた物を落としてしまうかもしれません。相手の様子を見て、抱きしめても良いタイミングかどうか考えてみてください。
人によっては痛いと感じる事も
自分では力を入れていないと思っても、実は意外と力が入っていることがあります。気持ちが高ぶれば高ぶるほど抱きしめる力は強くなりがち。多少の強さであれば我慢できますが、あまりにも強い力を入れると相手は痛いと感じてしまいます。
きつく抱きしめたいと思っても、力加減はきちんと意識するようにしましょう。どんなに好きな人だったとしても、抱きしめられて「痛い」と感じたらマイナスイメージを抱かれる可能性があります。
自分の気持ちを押し付けるのではなく、相手の気持ちを考えることも大切。痛いと感じない程度の力で抱きしめるようにしてみましょう。
抱きしめるだけでなく言葉でも伝えて
「言葉で伝えるのが恥ずかしいから抱きしめる」ということも多いはず。しかし、たまには言葉も添えないと相手が混乱してしまうことがあります。
どのような気持ちで抱きしめたのか、伝えるように意識してみてはいかがですか。そうすることで相手との距離を縮められるはずです。
男性がきつく抱きしめるのはいろいろな心理がある!
男性の心理を汲み取り、寄り添うことで良い関係が築けるのではないでしょうか。好きな人や彼氏にきつく抱きしめられたときは、今回の記事を参考にしてみてください。
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