心が折れた時はどうすればいい？原因や立ち直り方など徹底解説します

自分にとってショックなことが起きると、心が折れてしまうこともあるかと思います。一度心が折れたら、立ち直るのに時間がかかったり、自分自身を受け入れられなくなることも...。

心が折れたままにして放っておくと、ネガティブ思考から抜け出せなくなり、本来の明るさを取り戻すのが難しくなっていってしまうのです。

今回は、心が折れやすい人・心が折れにくい人の特徴を徹底分析しました。また、心が折れた時の対処法についてもご紹介していくので、立ち直り方が知りたい人はぜひ参考にしてみて下さい！

心が折れた原因にはいったいどのようなものがあるのでしょうか？人によって心が折れる原因は様々ですが、自分にも当てはまるものがあるかもしれません。

どのような理由で人は心が折れるのか、一緒に見ていきましょう。

人間関係

心が折れてしまう原因で最も多いのが、人間関係です。学校や職場・友人・家族など、自分にとっての居場所でもある人とのトラブルがあると、人は落ち込みやすくなります。

特に、信頼していた人と人間関係が悪くなってしまうとショックも大きく、最悪の場合、人間不信や引きこもりになることも。それほど、人間関係が与える心的ストレスは大きいのです。

自力で解決するか、しっかりと相手と話し合って人間関係を修復するなどの行動をとらないと、心が折れたままになるだけではなく、生活環境の悪化にも繋がります。

恋愛関係

片思いの相手に振られた・今まで付き合っていた恋人と別れた・パートナーと離婚をしたなどの恋愛関係も、心が折れる原因の一つです。

恋愛では、相手のことを深く考え、行動をします。エネルギーを多く消費しているので、失恋すると心的ショックは非常に大きなものになるのです。場合によっては、恋愛恐怖症になってしまったり、「もう誰とも恋したくない」と思うほど傷つくこともあります。

恋愛でのショックは、恋愛で修復するしか方法はないとも言われているので、恋愛で心が折れた場合は、また新しい恋を始める必要があるでしょう。

夢が叶わなかった

今まで一つの夢に向かって行動してきたのに、その夢が叶わなかったら大きな挫折を味わう事になりますよね。夢が叶わないと、希望の光が消えてしまったように思えて、心が折れたりするのです。

特に、幼少期から追っていた夢ならば、その絶望感は計り知れません。しばらくの間は、脱力してしまい、何をするにも気持ちが入らない状態になる可能性もあります。

いつまでも落ち込んでいると最悪の場合、生きる意味を見出せなくなることもあるので注意が必要です。夢が叶わなかった時には、まずは焦らずに休養しましょう。

大切な人が亡くなった

自分にとって大切な人が亡くなって、心が折れた状態になる人も多いかと思います。今まで傍にいた人が突然亡くなってしまったら、悲しい気持ちになりますよね。

もう二度と会えないという絶望感から後追いをしてしまう人もいるほど、人にとって死はショックが大きいものなのです。

大切な人に出会えたことを幸せに思って、大切な人の死に対してしっかりと向き合うことが心の溝を埋める方法になってきます。また、悲しい時にはなるべく一人にならないようにするなど、自分の心境に合わせて環境を変える必要も生まれてくるでしょう。

世の中には、心が折れやすい人と、心が折れにくい人がいます。いつもマイナス思考になってしまう人は、どのような特徴があるのでしょうか？

心が折れた状況になりやすいと感じる人は、ぜひ特徴をチェックしてみて下さい。

完璧主義

心が折れたり落ち込みやすい人は完璧主義者な可能性が非常に高いです。理想が高いことから、少しのミスでも「自分ってどうしてこうなんだろう…」「どうせ何もできないんだ」と、落ち込みやすい傾向に。

完璧を求めすぎるあまりに、自分の長所に気付くことができず、失敗ばかりに目が向いてしまうために、自信を失ってしまいます。

自分に自信が持てないと、プレッシャーを感じてさらに自分を追い込んでしまい、心に余裕がない状況になるのです。心に余裕がなくなると、小さなことも許せなくなるために、心の折れやすいメンタルを自ら形成することに繋がるでしょう。

ネガティブ思考

ネガティブ思考だと、普通の人なら気にしないような小さなにも敏感になって、心が折れたりしやすくなります。

例えば、自分が小さな声で人に挨拶をして、相手が気付かなかったと言う想像をしてみて下さい。ネガティブ思考でなければ、「聞こえなかったのかな」と思って済ませるような出来事ですよね。

しかし、ネガティブに考えてしまうと「自分はどうして声が小さいんだろう」「もしかして無視されたのかな」などの負の感情が生まれてしまうのです。このように些細なことがストレスになると、心も折れやすくなってしまいます。

劣等感が強い

劣等感とは、自分と他人を比べて自分は人よりも劣っていると感じる心の動きを指した言葉です。常に他人と自分を見比べる癖がある人は、劣等感を抱きやすいために、自己肯定感が低くなる傾向にあります。

例えば、他人が何かで成功した場合「すごいな～！おめでとう！」と祝福できるのなら、劣等感は生まれません。ですが、他人の成功に対して「それに比べて自分は何もできていないな」と落ち込んでしまうと、劣等感が生まれる原因に繋がってしまうのです。

劣等感を覚えるたびに、心が折れた状態になってしまうので、他人と比べる癖は直したほうが良いでしょう。

失敗をいつまでも引きずる

「失敗は成功の基」と言う言葉があるくらい、失敗は決してネガティブなものではありません。失敗したからこそ新しい発見や、挫折する悔しさを覚えられる良いチャンスなのですが、失敗したことばかりに目が向いてしまうと、心が折れやすくなります。

失敗＝自分は役立たずと考えてばかりいると、失敗したことがトラウマになって行動するのが恐ろしくなる可能性も生まれるのです。

なぜ失敗したのか改めて考え、改善に向けて行動する前向きさを持たないと、いつまでも負の感情から抜け出せなくなるので注意しましょう。

心が折れやすい人は、気持ちが後ろ向きになりやすい特徴があります。どうしても、マイナスの方向に気持ちが引っ張られてしまうと、心が折れたりしやすくなるのです。

強い心を持つためにも、心がなぜ折れるのかもっと詳しく見ていきましょう。

情緒が不安定

情緒が安定しない人は、楽しい時と辛い時の気持ちの上下が非常に激しいために、楽しい時と辛い時のギャップに耐えられない傾向にあります。一度心が折れたら、修復するのに時間を要することも多々あるのです。

情緒を安定させるためには、規則正しい生活や定期的な心のリフレッシュが必要になってきます。また、情緒不安定な人は信頼できる人とより長くいることで、情緒が安定しやすいです。

自分にとって心が折れたら修復できる環境を作ることが、情緒不安定から抜け出すカギとなるでしょう。

思い込みが激しい

思い込みが激しい人も心が折れやすい人の特徴と言えます。例えば、他人に対して「どうせあの人は自分を見下しているに違いない」と思ってしまい、他人から見られる自分を決めつけてしまう傾向にあるのです。

本当は、他人にマイナスな感情を持たれていなかったとしても、敵視してしまうことで自ら人との係わりを避けることになってしまいます。

他にも、思い込みが激しい人は「私は何もできない人」と自分に対しての思い込みもしやすいので、気持ちがポジティブな方向に向かなくなってしまうのです。

何に対しても決めつける癖が付いてしまうと、そこで自分や周囲の関係や行動を終わりにしてしまうことになるので十分に注意しましょう。

何でも成功すると思い込んでいる

人は必ずしも成功するとは限りませんが、なんでも一度行動すれば成功すると考える人もいます。このような考えを持っていると、失敗した時になぜ失敗したのか考えて行動するというところまで、想像が膨らまなくなってしまうのです。

また、少しの努力で物事が成功すると考えてしまうと、目標に対して少し躓いただけでも心が折れた状態になる可能性があります。

人によって、物事を成功するためにかかる時間は違うので、目標や夢を軽視せずに努力する忍耐力を身に付ける必要があるでしょう。

被害妄想しやすい

被害妄想をする癖があると、自ら心が折れた状況を生み出すことに繋がってしまいます。

例えば、友人や職場仲間に対して、「自分がいないところでは自分の悪口を言っている」と、ありもしない被害妄想をしてしまうことで、自分で自分を傷つけている状態に。

明確な証拠がないのに被害妄想してしまうと、他人に対して疑り深い性格になってしまい、人間不信になるので注意が必要です。

被害妄想を止めるためには、人とのコミュニケーションをとったり、自分に自信をつける行動が大切になってくるでしょう。

自分に自信がない

自分に自信がない人は、落ち込みやすい傾向にあります。何をするにも「大丈夫かな？」「今の言動変じゃなかったかな？」と自分の行動に責任が持てない状況に。

このように、自信が持てないと小さなことでも不安になり考えこみすぎて、心が折れることもしばしば。

ある程度割り切って行動していかないと、自分で自分の首を絞めて、ありもしないことで傷つく羽目になってしまうので注意しましょう。

心が折れやすい人がいる一方で、心が折れにくい人っていますよね。いつも明るく、ポジティブな人は心が折れたら立ち直るのも早いのかもしれません。

ここからは、心が折れにくい人の特徴について一緒に詳しく見ていきましょう！

ポジティブ思考

心が折れにくい人はポジティブ思考が基本です。失敗しても「もっと頑張ろう！」「失敗だってある！」と思い、失敗を次に進むエネルギーに変えます。

人に対してもネガティブな感情は抱かずに、「ごめんね」よりも「ありがとう」と口にする傾向があるのです。ポジティブな考えや発言は、自分の心に余裕を持たせると同時に、自然と自己肯定感の向上に繋がります。

明るく物事をとらえるだけで、心が折れにくくなるだけでなく、心が折れたとしてもすぐに立ち上がれるポテンシャルを兼ね備えていると言えるでしょう。

ストレスを溜めない

心が折れる原因には、ストレスも大きく関わってきます。ストレスを溜め込んでしまうと、心にゆとりが無くなり、冷静に物事を判断する余裕がなくなってしまうのです。

そのため、心が折れにくい人はストレスを溜めない努力をしています。自分に趣味の時間を与えたり、お金をかけたり「自分のために」お金や時間を遣うようにしているのです。

自分にご褒美を与えることは、自尊心を養う行動にも繋がります。ストレスを溜めない人は、上手にガス抜きをして、自分をコントロールできている状態と言えるでしょう。

自立している

自分の機嫌を自分でとれる人は、気持ちが安定していてなおかつ精神的にも自立しています。精神が自立していると、自分の心が折れそうになった時にも、うまく立て直すことができるのです。

逆に、精神が自立していない人は自分が落ち込んだり、怒ったりしても上手く気持ちがコントロールできずに、自分に振り回されてしまうことに。まずは、自分自身がどのような性格をしているのか、どうすれば精神が安定するのか考えることが大切になります。

愚痴を言わない

心が折れやすい人は、ネガティブで他人に対しても否定的ですが、心が折れにくい人は、自分の愚痴も他人の愚痴も言わない傾向にあるのです。

マイナスな言葉を発しない行動は、自然とポジティブな性格へ自分を導けます。自ら発する言葉を一番に聞くのは自分自身なので、他人の愚痴を言ってしまうとそのネガティブな言葉が自分にもかえってきてしまうので注意してください。

なるべく、他人にも自分にもポジティブな言葉をかけることで、人間性も良くなり自然と生活環境や人間関係が豊かなものへと発展していくでしょう。

物事を深く考えすぎない

物事を深く考えすぎない人は、心が折れにくい傾向にあります。何か失敗してしまっても、「そんなこともある！」と考えて、ネガティブに受け止めすぎないのです。

また、他人に悪口を言われても「人には人の考え方がある」と、あえて悪口を言う人を否定しないという見方を持っています。

マイナス思考にならないだけでなく、物事を深く考えすぎないことで上手に受け流せているのです。このように、軽く流せる力が身についている人は、心が折れるような出来事も上手く回避できていると言えるでしょう。

人はどのようなタイミングで心が折れたと感じるのでしょうか。今回は、心が折れたエピソードを集めたので、自分と似たような体験はないかチェックしてみましょう。

心が折れたと感じる瞬間に共感できるものがあれば、「自分だけが悩んでいるわけじゃない」と思えて、少しは気持ちが軽くなるかもしれません。

彼氏に浮気を疑われた時に話を聞いてくれなくて…

「彼氏が、私に対してありもしない浮気を疑ってきたことがあったんです。私が必死になって彼氏の誤解を解こうとしていたら、話しを完全無視して帰られてしまって。真実をわかろうとしない彼氏にはガッカリしたし、人生で一番心が折れた瞬間でした。」(25歳/女性/保育士)

「会社の飲み会で、男性がいただけで彼氏に浮気だと言わて、私が怒って『そんなわけないじゃん！』って言ったら、音信不通になってしまったんです。ただ会社の飲み会に行っただけで、疑われて恋愛するのが嫌になりました。」(28歳/女性/アパレル)

彼氏に浮気を疑われて、聞く耳を持って貰えなかったら心が折れてしまいますよね。このように、恋愛で心が折れたと言う意見は多く見られました。

自分の夢のために頑張っていたけど挫折した

「僕は幼少期からピアニストになりたくて、ずっとレッスンを重ねてきたんです。ですが、一向に腕が上がらずにそのまま大人になりました。僕よりも後に始めた友達は一瞬で人気者になって、それが僕にとって心が折れた瞬間でしたね。」(26歳/男性/ピアニスト)

「将来はデザイナーになりたくて、高校卒業後にデザインを学びました。一応会社にも入れたけれど、自分のデザインは全く評価されずに、このまま仕事を続けても無駄に感じて挫折したんです。本当に心が折れたし、悲しくてたまりませんでした。」(25歳/女性/会社員)

自分が叶えたい夢で挫折すると、心が折れた状態になる人も多いようです。目標が大きければ大きいほど、挫折のダメージは深刻になりますよね。

仲の良い友達と喧嘩して心が折れた

「10年間仲良しだった親友と、意見の食い違いで揉めてしまって、以前のような仲良しに戻れなくなってしまいました。自分にはその人が一番だと思っていたんで心が折れたし、もう二度度関係は戻らないと思うと、悔しくてたまりません。」(26歳/男性/クリエイター)

「喧嘩なんて一度もしたことなかった友達と、つい先日喧嘩してしまいました。仲直りしたいけれど緊張するし、ずっと胸がドキドキしています。人生で一番ショックだったし、心が折れたと感じていますね。早く話がしたいです。」(22歳/女性/公務員)

友達と喧嘩をして心が折れたという体験談。信頼し合っているからこそ、心がすれ違った時は辛くなるようですね。

SNSで悪口を書き込まれて心が折れた

「あまり係わりの無い人に、自分の悪口を書き込まれました。その書き込みを見て自分にも自信が無くなって、他人が何を考えているのかもわからなくなってしまって…。完全に心が折れたし、何をするにもおどおどしてしまうようになってショックです。」(25歳/男性/営業)

「友達だと思っていた子に、SNSで悪口を書かれました。とっても陰湿で腹が立つと同時に、心が折れたのを感じたんです。私が悪いとは思えないし、どうしてそんな酷いことをするのか理解できません。」(23歳/女性/医療系)

SNSで知り合いに悪口を書かれたら、誰だって心が折れた状態になりますよね。立ち直るためには、その知り合いと縁を切るか、自分自身を見つめ直す必要がありそうです。

大切な人が亡くなり心が折れた

「夫が病気で亡くなって心が折れました。ずっと一緒にいたから、亡くなったことが未だに受け入れられません。こんな気持ちじゃいけないとはわかっているけれど、本当に辛いんです。もっと一緒に居たかったという気持ちが無くなりません。」(28歳/女性/会社員)

「親友が事故で亡くなりました。俺にとって相方のような存在だったんで、俺にはあいつがいないといけないんです。心は折れたままで全く回復しません。悲しい気持ちだけがずっと残っています。」(29歳/男性/飲食)

大切な人が亡くなって心が折れたままになっているという声もいくつも聞きました。心の寂しさを埋めるためには、徐々にでも人と関わることが大切なのかもしれません。

仕事で大きなミスをして心が折れた！

「自分が任されていたプロジェクトで大きなミスをしてしまいました。上司からも部下からも信頼を失ってしまったような気がして、いくら慰められても沈んだ気持ちが直りません。こんな自分で情けなくて涙が出てきます。」(25歳/男性/クリエイター)

「あり得ない発注ミスをしてしまいました。店に負担が大きくて謝って許してもらえましたが、自分の中では罪悪感でいっぱいです。自分は仕事ができないんじゃないかとさえ思えてきます。自己嫌悪で心がズタズタです。」(24歳/女性/花屋)

仕事で大きなミスをして心が折れたというエピソードもいくつもありました。いくら仲間がフォローしてくれても、負い目を感じてしまうのは無理ないのかもしれませんね。

小さなことで心が折れていては、いつまでたっても辛い事だらけになってしまいます。ショックを受けにくくなる、あるいはショックを受け止められるようになれれば、心も折れないようになるんです。

ここからは、折れない心になる方法について、一緒に見ていきましょう！

コツコツ努力する

折れない心を手に入れるためには、何事にも努力が必要です。心が折れたら、どう対処すればよいのか考え行動を起こし、なんども壁に立ち向かう精神力を鍛えましょう。

また、少しの努力で成功すると言う考えは捨てる事が大切です。自分の掲げた夢は、叶うまでにどのくらいの時間を要するのかよく考え、毎日努力して夢に向かうようにして下さい。

小さな努力を積むことで、確実に夢や目標に一歩一歩近づくことができますよ。

100％を求めない

自分にも他人にも100％のクオリティを求めるのは控えていきましょう。目標を大きく持つことも大事ですが、その時の自分の頑張りや周囲の努力を誉めて認めることも人生では大切になってきます。

今の自分を褒めることで自信にも繋がり、人の些細な良い点を見つけるのも上手になるのです。

自分や他人に100％を求めすぎると、せっかく良いことでも「こんなんじゃ何もできていない」「褒める場所なんてない」と否定する感情が生まれるので注意が必要になるでしょう。

ある程度自分を甘やかす

心が折れやすい人は、自分にも他人にも厳しい性格をしている傾向にあります。ある程度自分を甘やかせないと、気持ちにメリハリが無くなり、常に切羽詰まった状態に。

気持ちが張り詰めていると、些細なことで怒ったり落ち込みやすくなってしまうのです。自分が頑張った時にはしっかりと褒めて、疲れている時は自分のために休むのが、心を折れにくくするために重要になってきます。

ナルシストになりすぎるのも良くないですが、1日に1回は自分を褒める癖をつけてみましょう。

他人に期待しすぎない

信頼している友人や恋人は、「自分のことを理解してくれている」と思い込みがちですが、あくまで友人は他人であり、自分ではありません。そのため、自分が望んでいない言動をすることだってあるのです。

しかし、自分が気に入らない言動を友人や他人がした時に、極度に落ち込むのはNG。他人には期待しすぎず、ある程度許す心を持つことが大切になってきます。

期待のし過ぎは、被害妄想にも繋がるので、他人の行動を決めつけず過ごすようにしましょう。

ポジティブな発言を心がける

心が折れやすい人はネガティブな発言が多く見られます。心を折れにくくしたいのならポジティブな発言を心がけてみて下さい。

例えば、人に対しては「ありがとう」を意識して言うようにする、ネガティブな発言をしたらチェックするなど、いかにポジティブな発言を多くできるか自分で工夫すると良いでしょう。

明るい言葉を発することで、自らも明るくなるだけでなく、周囲の気持ちも明るくします。そうすることで、徐々に周囲からの愚痴やネガティブな発言も減り、より良い環境に自分を導くことができますよ。

心が折れたらどのような行動をとればいいのか悩むこともありますよね。心が折れた時に、ネガティブな考えばかりになってしまうといつまでも負のスパイラルから抜け出せなくなってしまいます。

どのようにすれば、心が折れた状態から立ち直れるのか見ていきましょう。

しっかり休む

心が折れた時に重要になのが、休養することです。ネガティブな思考になっている時は何事も手におえず、中途半端な状態になりがちに。心身ともにしっかり休むことで心への余裕が生まれ、徐々にポジティブな思考を取り戻せます。

休む際には、ゆっくり家で過ごしたり、自分にご褒美を与えるとより気持ちがリフレッシュするでしょう。折れた心のもやもやは全てなくすつもりで、思い切り休みを堪能してみて下さい。

あまり心が折れたことに関しては深く考えすぎないことも、立ち直るためには重要になってきます。

心が折れたら自分自身を受け入れる

心が折れた時は、気持ちもナーバスになりがちです。でも、自分自身を立ち直らせることができるのは紛れもなく自分自身なので、自分を受け入れることが精神的にとても重要になってきます。

何かで失敗して心が折れたとしても「そんなこともあるよ」「また頑張れば大丈夫！」と自分の失敗を受け止めてあげましょう。

しっかりと自分と向き合うだけでも、かなり心に余裕が生まれ気持ちが楽になります。余裕が生まれればその分、立ち直るのにかかる時間も短くなりますよ。

心か折れたら人に悩みを聞いてもらう

自分の中で気持ちがもやもやする場合は、信頼できる人に悩みを相談してみるのも一つの手です。人に話を聞いてもらえると心が軽くなります。それだけでなく、自分の気持ちを言葉に出すことで、気持ちの整理にも繋がるのです。

これからどうしたいのか・どうすれば良いのか考えるきっかけにもなるので、一人で抱え込まずに、率先して人と話すようにしてみましょう。

得に女性の場合は、一人で悩むよりも話した方がスッキリする傾向にあるので、人と話すように意識してみて下さいね。

心が折れたら自分にご褒美を与える

心が折れた時は、自分に対してネガティブな感情を持ちがちです。「自分はどうしようもない奴だ」と落ち込み、自己否定してしまう人も多いかと思います。

ですが、心が折れた時こそ、自分にご褒美を与えましょう。美味しい物を食べたり、買いたいものを思い切って買ってみると、気分転換に繋がります。それだけでなく、ご褒美を与えるという行動をとることで、自己肯定にもなるのです。

少しずつでも自分自身を励まして、心の折れた状態から脱出するように努力してみて下さい。

心が折れたらあえてスポーツをする！

人はじっとしていると、心も体も重くなっていきます。特に動かないことで脳への血の巡りを悪くするために、心が折れた状態から脱出する方法を十分に考えられなくなるのです。

思考停止したような状態に入ってしまうと、ネガティブな感情から抜け出せなくなり、最悪の場合、精神的に参ってしまうことも。

暗い気持ちになった時には、あえて思いっきり動いてみましょう。スポーツを行い汗を流すことで体内の毒素が排出されるだけでなく、脳への血の巡りが良くなり、物事をプラスの方向に考えやすくなります。

また、身体を動かすことは人にとって、ストレス解消にも繋がるのです。良い事だらけのスポーツを楽しんで、心が折れた状態からの脱出を図ってみましょう。

大声で気持ちを叫ぶ

大きな声を出すことは、ストレス発散にとても効果的です。海で叫ぶのもよし、カラオケで叫ぶのもいいでしょう。

ストレス発散の効果的なやり方としては、悩みや愚痴を紙に書き出して、大きな声で言ったらその言葉に線を引いて消し、最終的には紙をビリビリに破いて捨てます。

こうすることで、頭の中に合ったもやもやがすべて吐き出され、リセットされたような感覚になるのです。

喋らない・声を出さない行動は、どんどん自分を内向的な性格にしてしまうので注意しましょう。一度大きな声でストレスを発散して、折れた心を修復してみて下さいね。