「おっぱい星人」に関する専門家の意見やアドバイス
男性にとって「おっぱい」はどれくらい重要なのか?
「おっぱい星人」という言葉があるくらい、女性の胸に執着する男性は多いようです。女性のおっぱいについて、世の男性はどのように考えているのでしょうか。『大好きな彼をかならず手に入れる 恋愛の極意』(志摩純一)には、以下のような記述があります。
「(前略)
女性の乳房についての男性の考え方について触れていきましょう。
最近は、グラマーで魅力的な体を求めて、思い切って豊胸手術を受ける女性もいます。でも、男性は皆一様に大きな乳房を求めているわけではありません。
確かにTVや雑誌などでは、Dカップだ、Iカップだと、アイドルたちのバストのサイズをクローズアップして騒ぎ立て、乳房の大きな女性は人気があるようにも聞こえます。
ただ、そういう女性たちは男性にとって、あくまでも観賞用の女性でしかないのです。まともな男性なら、もっと真剣な理由で自分と向き合ってくれる女性を選びます。
例えば、価値観が同じだったり、ちょっとしたタイミングが心地よく一緒だったり、そんな細かな部分の積み重ねによって、男性はその女性に惚れていくのです。
乳房が大きかろうが、小さかろうが、さして問題視しない。それがあなたが愛するに足る、本物の男です。」
このように、本気の恋愛であればあるほど、おっぱいの大小で女性を選ぶ男性は少ないようです。あなたの本質をしっかり見てくれる男性を選びましょう。
おっぱいが大きいだけで男性の反応は変わる?
恋愛と無関係のシーンにおいても、おっぱいが大きい女性と、そうではない女性とでは、男性の態度が違ってくるようです。『図解 身近にあふれる「男と女の心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)には、以下のような記述があります。
「男性は、大きな胸の女性には、無意識のうちに『吸い寄せられる』という興味深い実験データがあります。
実験をしたのは、フランスの南ブルターニュ大学のニコラス・ゲーガンです。
ゲーガンは、20歳の女性に、ジーパンに白いシャツ、お化粧はせずにヒッチハイクをするようにお願いしてみました。彼女は、15名の男性から、ごく平均的な魅力だと評価されています。時間は午後2時から6時までと決められました。
ただし、ヒッチハイクにあたって女性は事前にブラジャーのカップを変えるように指示されていました。Aカップのときもあれば、Bカップ、Cカップのときもありました。この3つの条件でヒッチハイクをしてみたのです。
なお、その場面は2人の観察者が500メートル離れたところから測定していました。止まってくれるのか、それとも通り過ぎてしまうのか、また運転手の性別が男性なのか、女性なのかの記録をつけていたのです。
その結果は、次のようになりました。
男女別・運転者が車を止めた確率
運転手が男性(774名) Aカップ14.92% Bカップ17.79% Cカップ24.00%
運転手が女性(426名) Aカップ 9.09% Bカップ 7.63% Cカップ9.33%
やってくる運転手が女性の場合には、ヒッチハイクをする女性のブラジャーのカップには影響を受けませんでした。胸が小さかろうが、大きかろうが、まったく何の影響も及ぼしていなかったのです。
興味深いのは、運転手が男性だったときです。男性の運転手は、女性がAカップのときよりも、Cカップのときのほうが統計的にも差が明らかなほど止まってくれる割合が増えたのです。男性は大きな胸の女性に吸い寄せられ、しかも親切を施してくれるのですね。
世の中は、まことに不平等、不公平にできておりますが、『胸が大きい』ということだけでいろいろな好意を受けられる女性もいるということになります。職場でチヤホヤされたり、お客さんにご贔屓にしてもらったり。
幸い、胸を大きく見せるためのブラパットなどもありますから、女性はなるべく自分の胸を大きく見せるようにしたほうが、いろいろな場面でトクをすることができるといえるでしょう。」
特に恋愛感情がなくても、胸の大きい女性に親切になる男性が多いというのは、実に興味深い結果です。「おっぱい星人」の自覚がなくても、男性は無意識のうちに大きな胸に吸い寄せられてしまうのでしょう。
<参考文献>
『大好きな彼をかならず手に入れる 恋愛の極意』(志摩純一)
『図解 身近にあふれる「男と女の心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)
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