「復縁の冷却期間」に関する専門家の意見やアドバイス
ぐっと我慢の連絡遮断、復縁までの冷却期間は何ヶ月?
復縁したいと願う女性は、どうにかして元カレとコンタクトを取りたいと思ってしまうもの。しかし、こちらが復縁を望んでも、相手がそうでない場合、しつこく連絡するのは逆効果になる可能性があります。『どうしても忘れられない彼ともう一度つきあう方法』(ANNA)には、以下のような記述があります。
「別れて最低3カ月は、自分を磨く『潜伏期間』
◆電話もメールも一切しない
ではこれから、彼と出会い直しましょう!
そしてそれまでに、彼が思わず好きになってしまうあなたになりましょう!
出会い直すために、まずあなたがしなければならないことがあります。
それは、まず、あなたと彼の今の関係を受けいれることです。
あなたと彼は、もう恋人どうしではありません。
それどころか、もしあなたが彼に悪い印象を持たれてしまっているならば、他人以下の関係かもしれないのです。
現在地を正確に把握できていなければ、『復縁』という目的地に向かうことができません。悲しいけれど、彼とはもう終わったということを受けいれましょう。それがスタート地点になるのです。
その次に、もしあなたが今でも彼と連絡をとっているならば、あなたからの連絡はひとまずやめてください。
彼と<出会い直す>のですから、割れた花びんをそのまま置いておいてはいけません。
割れた花びんはいったん捨てて、新しい花びんをつくっていくのでしたね。
つまり関係をいったん断って、まったく新しい関係をはじめるのです。
そして、ただ関係を断ち切るだけではなく、その間に、あなたを<復縁できる体質>にチェンジするのです!
さらに、いったん関係を断つことで、彼のあなたに対するよくない印象もリセットしましょう。
あなたには<彼を忘れる恐怖>、ありますか?
『私が彼を忘れたら、彼も私を忘れてしまうような気がして怖い』
と多くの女性は言います。
だけど、それは錯覚です。
あなたが彼を忘れていなくても、彼はあなたを忘れますし、あなたが彼を忘れかけたころに、彼はあなたを思い出したりするもの。
むしろ、彼を忘れているくらいのほうが、あなたは本来の、のびのびしたあなたでいられる分、復縁には有利に働くのです。
だからあなたがまずはじめること、それは『なにもしないこと』。
復縁作戦というと、メールして、電話して、のように『なにかをすること』を考えがちですが、『なにもしない』ことが、実は一番重要な作戦なのです。
『なにもしない』期間の目安ですが、<1>3カ月、<2>1年、<3>半年、の3つです。
<1>『別れを切り出されて、あっさり受け入れた』『それ以来メールもなにもしていない』と、きれいに別れた場合でも最低3カ月。
<2>『別れを切り出されて、あなたがすがって、泣いて、『つきあわなければよかった』『死にたい』『一生許さない』『時間を返して』のような暴言を吐く』『家まで押しかけて泣きわめく』など、彼にめちゃくちゃなことをして、しかも彼に拒絶されたならば、1年はあなたからなにもしないほうがよいでしょう。
<3>それ以外の『別れ際と別れて2週間はすがった』『別れてから連絡をとっていた』『『復縁したい』と言った』『会いに行った』などという場合、これから半年はなにもしないようにしましょう。
『え!そんなに待たないといけないの!?長すぎる!』と思いましたか?
しかし、あなたが連絡をしなくても、彼のほうから連絡がくることもよくあります。」
このように、別れたときの経緯次第で、復縁までの冷却期間を変えた方がいいようです。連絡を控えるのは辛いかもしれませんが、彼に新しい自分を見てもらうために努力する期間だと思えば、苦に感じずに済むかもしれません。
冷却期間を終えた元カレへの連絡
十分な冷却期間を置いたら、元カレに様子伺いをしてみましょう。ただし、このときの連絡次第では復縁が望めなくなるかもしれません。注意深く、相手の気持ちを逆なでないように気を付けましょう。『彼の気持ちを取り戻す方法:別れた、振られた、距離を置かれた』(沖川東横)には、以下のような記述があります。
「男性は未練が強い生きもの。女性より未練がましいのが男性です。男性の未練を有効活用しましょう。別れの危機や別れ際に、男性が発する言葉に耳を澄ませてみてください。こんなことを言っているはずです。『僕は君と友達に戻りたい』と。
彼女としては無理だけど友達ならいい……。でも女性にも意地とプライドがあり、感情的になった女性は、この条件を受け入れようと思えないでしょう。
そしてお互いの意地とプライドがぶつかりあい、友達にも戻れない状態で別れてしまいます。一度別れが決定すると、なかなか戻れません。
しかし、そうなったとしてもさほど心配せずに、時間を置いて、また友達から目指せばいいだけです。
一ヶ月ほど時間を置いて、こんなメールからスタートさせましょう。
『お久しぶりです。あなたと別れて一ヶ月が経ちましたね。別れはとっても悲しい出来事で、心の傷を癒すのに時間がかかりました。一ヶ月経って、私の心は冷静になり、落ち着きました。今日メールしたのは、別れ際の私ではなく、冷静になった私が、あなたに提案したいことがあるから。あなたと友達としてやっていきたいという提案です。きっと仲のいい友達になれると思いますよ』
男性は寛容な心をもっています。素直に『友達になりたい』と言えば、友達に戻れるでしょう。
(中略)
『永遠に友達のままで、「彼女」には戻れないのでは? あるいは「都合のいい女」になるだけでは? 友達では彼にほかに好きな人ができても、どうすることもできない。それはイヤだ』
その心配はわかりますが、先を読みすぎて、今から取り越し苦労をはじめても仕方がありません。
(中略)
友達になるということは、ただ『二人の縁を続ける』ということです。縁を続けることは、つらいことや悲しいことにも遭遇することがあるでしょう。
(中略)
別れた彼は新しい彼女をつくった。彼と別れたあなたは新しい彼氏をつくった。お互い別の恋人ができた。そして数年、お互い恋人と別れてしばらく経った。仲のいい友達だった二人は、縁に引き寄せられ、再び付き合うことになり、結婚しました……。こういう流れもあるのです。
どうせ先読みするのなら、こういう先読みをしてほしいものです。あなたは彼と寄りを戻したいのでしょう。ならば最高の『いい友達』を目指してください。」
このように、一気に復縁に持ち込むのではなく、まずは男性の未練がましい心理を利用して「友達」に収まるのが無難かもしれません。その先は、努力次第で復縁につなげることも不可能ではないでしょう。
<参考文献>
『どうしても忘れられない彼ともう一度つきあう方法』(ANNA)
『彼の気持ちを取り戻す方法:別れた、振られた、距離を置かれた』(沖川東横)
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