好きな人は既婚者…この恋は諦めるべき?
常識的にもモラル的にも既婚者との恋愛はリスクのあるものであり、好きな人が既婚者だった時には諦めたほうが良いと思うのが一般的でしょう。しかし、1度好きになると簡単に諦められないのが恋愛の難しいところです。
本当にこの恋を諦めたほうがいいのか、片思いだけならば既婚者を好きになっていてもいいのか…そんな恋の葛藤をしている人は決して少なくないでしょう。今回はそんな好きな人が既婚者だった人のために、対処法や不倫のリスクについて解説していきます。
好きな人が既婚者かどうか見極める方法
しかし、結婚していない可能性もある以上、「既婚者かも」といったひとつの疑惑だけでその恋を諦めるのはややもったいない気がしますよね。
どうすれば好きな人が既婚者かどうか見極められるだろう…その方法が気になる人は多くいるでしょう。そこでまずは、好きな人が既婚者かどうか見極めるコツを解説していきます。
まずは指輪チェック
最もわかりやすい代表的な見極め方になるのが、左手薬指に指輪がないかチェックする方法です。指輪をしていれば既婚者だと判断できますし、既婚者じゃなかったとしても特別な相手がいる可能性が高くなります。
ただ、職業やその人の好みによっては既婚者でも指輪をしていない人も少なくありません。そのため、指輪をしていないからといって既婚者じゃないと判断するのは危険です。
指輪があったら既婚者、もしくは大切な人がいるのだと判断し、指輪がない場合は「既婚者じゃないかもしれないけど、確定ではない」ということを忘れないようにしましょう。
休日何をして過ごすのか聞く
休日何をして過ごしているのか聞いてみるのも、好きな人が既婚者かどうか見極める方法のひとつです。この質問の良いところは、特に下心や違和感などを感じさせないありきたりな質問なので、どんな関係であっても自然に聞けるという点でしょう。
既婚者の場合は休日家族と過ごしていることも多いため、その場合には「家族と過ごしているよ」「子どもと遊んでいるよ」などと返ってくると言えます。既婚者じゃない場合は1人や友達、または恋人と過ごしている可能性が高いため、そういった返事が返ってくるでしょう。
ただ、家族の形は家庭によって異なるため、既婚者で休日だからといって家族と過ごしているとは限らないのも事実。そのため、この見極め方も参考程度に留めておくようにしてくださいね。
年末年始に会えるか尋ねる
高い確率で好きな人が既婚者かどうか見極められる方法になるのが、年末年始に会えるか尋ねる方法です。もしくはクリスマスや好きな人の誕生日でもいいかもしれません。
もし既婚者ならば、年末年始やクリスマス、自身の誕生日は余程のことがない限り家族と過ごすはずです。また、家族と過ごさないにしても、既婚者ならそういった行事を家族以外の異性と過ごすことへのリスクはわかっているはずなので、断られるでしょう。
既婚者ではないならば、年末年始などに会える可能性は高いと言えます。もちろんそれなりに親しい関係じゃないと断られる可能性は高いため、この質問をする際には少しでも関係を深めておくのがおすすめです。
奥さん(旦那さん)はどんな人なんですか?と聞く
好きな人が既婚者っぽいと感じるならば、あえて「奥さん(または旦那さん)はどんな人なんですか?」と聞いてみましょう。あえて結婚をしている体で聞いてしまえば、自分の恋心や下心をある程度隠せますし、何より明確な答えを知ることができます。
ただ、この質問は好きな人に対して聞くのはやや精神的な負担があるのも事実。また、好きな人が既婚かどうかなんて、正直できれば知りたくないと思っている人がほとんどでしょう。
既婚者だと言われれば「諦めたほうが良い」という考えも強くなるため、非常に辛くもなります。さらに好きな人が奥さんや旦那さんのことが大好きな場合は、そこからノロケ話に発展する可能性もあるため、覚悟を決めて質問をするようにしましょう。
好きな人っているんですか?と聞く
結婚している体で質問するのは勇気がない、それでも出来れば明確な答えが知りたいと思う人は、「好きな人や気になる人っているんですか?」と聞いてみましょう。ただ、この質問はある程度親しくないと「なんでそんな事気になるの…」と思われてしまうため注意が必要です。
もし既婚者ならば、奥さんや旦那さん、もしくは子どものことを言ってくることが多いでしょう。または「結婚しているから好きな人はいないよ」と言ってくるかもしれません。
未婚者ならば、たとえ好きな人がいると言われていても結婚していない以上、まだ努力次第では好きな人を振り向かせられる可能性はあります。少しでも自分の可能性を確かめたい人は、あえて好きな人や恋愛などの質問をしてみるのが良いでしょう。
既婚者に恋をしやすい人の特徴
それはもしかしたら、自分が既婚者に惹かれる特徴を持っているからかもしれません。
特徴によっては改善できるものもあるため、既婚者を好きになることに対し疑問を感じている人、またはそんな自分が嫌だという人は、既婚者に惹かれやすい特徴や性格を知ってみると良いでしょう。
流されやすい性格
流されやすい性格の人は既婚者に惹かれやすい傾向にあります。このタイプは不倫関係にもなりやすいため、注意が必要だと言えるでしょう。
既婚者は、結婚によって自信をつけた人が多くいます。未婚者と比べると堂々としていたり、自分の意思表示がしっかりしていたり、さらに人に指示をしようと先手を切ることも珍しくありません。そんな既婚者と流されやすい性格の人はある意味相性がぴったりです。
流されやすい人は既婚者の強い意思に自然と流されてしまうことも多く、さらに流される過程で既婚者の自信家なところや頼りがいのあるところに気付きます。そしていつの間にか惹かれていってしまい、既婚者の考えによっては不倫の誘いにも乗ってしまうでしょう。
人のものが欲しくなる性格
人のものが欲しくなる性格の人は、「誰かの恋人」「誰かの配偶者」にただならぬ魅力を感じてしまいます。特に誰かの特別な相手というものは、誰かが選ぶほど魅力溢れる人という保証も少なからずあるため、価値を感じて余計に欲しくなってしまうのでしょう。
たとえば昔から友達の恋人を好きになっていたことが多い、略奪愛ばかりしていた、などの恋愛経験がある人は既婚者に惹かれやすい傾向にあると考えられます。
このタイプの場合は、その人自身を好きというよりかは「誰かの特別な人だから好きになった」ということのほうが多いため、恋心とはやや違うものかもしれません。しかし、きっかけはなんであれ、その過程で相手の魅力に気付いてしまうと、本気で好きになることもあるでしょう。
大人っぽいタイプが好きな人
大人っぽいタイプが好きな人も、既婚者に惹かれやすいと言えるでしょう。大人っぽいの定義は人それぞれ異なりますが、たとえば「精神年齢が高そう」「落ち着きがありそう」「視野が広く頼りがいがありそう」などが、大人っぽいに分類されることが多い傾向にあります。
これらの特徴は、結婚をすることで自然と培われるので、実際にそういった雰囲気をまとっている既婚者は多いでしょう。結婚を経験したことにより責任が生まれ、人として成長できる人は少なくなく、未婚者と比べるとやや大人っぽい雰囲気になることは珍しくないのです。
そのため、もともとそういったタイプが好きな人からしてみれば、既婚者のような大人っぽい人はまさに理想だと言えます。
結婚願望が強い人も既婚者に恋をしやすい
実は結婚願望が強い人も既婚者に恋をしやすいことをご存知ですか?結婚願望が強いと、確実に結婚するために未婚者ばかり見ているようなイメージですが、意外にも既婚者に惹かれてしまうことは珍しくありません。
なぜ惹かれてしまうのかというと、既婚者は「結婚に成功するほどの魅力や安定感を持っている」「家庭を支えていけるほどの包容力や力がある」と考えられるからです。つまり「この人と結婚すれば幸せになれる」という確証や保証などが、少なからず感じられると言えます。
もちろん結婚願望が強い人の多くは既婚者よりも未婚者を見ようとしていますが、身近に自分の理想の結婚生活を送る既婚者がいると、その人のことを「理想の相手」と思うようになってしまうのです。そして、次第に「この人と結婚したい」と心惹かれてしまうことがあるでしょう。
好きな人が既婚者だった!対処法は?
頭では諦めたほうが良いと思っていても、心ではどこか期待をして、相手が自分を選んでくれないかな…なんて思ってしまうものです。
そんな時どうすることがいいのか、迷った場合にはさまざまな対処法から自分に合ったものを見つけ、試していくと良いでしょう。
気持ちは伝えず片思いを楽しむ
気持ちは伝えずに片思いを楽しむのもひとつの恋の形です。片思いとして割り切っていけるならば、好きな人にも誰にも迷惑をかけることもなく、リスクを負うこともなく、恋愛を楽しむことができるでしょう。
ただ、その片思いは高い確率で実らない、ということも忘れてはいけません。万が一好きな人が離婚をした場合などはチャンスが生まれますが、そうではない場合は「片思い」というポジションにずっと居続けることになるでしょう。
それでも今は恋を諦めきれないならば、自分の気持ちが落ち着くまで片思いを続けることをおすすめします。何も進展がない恋は次第に興味が薄れていくことが多いため、片思いを続けていくうちにいつの間にか恋心が消えていた…という展開も期待できるでしょう。
不倫をするなら相当の覚悟が必要
もし好きな人も自分と同じような気持ちだった、不倫関係になれそう、そんな雰囲気ならば覚悟を持って関係を築くことが大切です。
好きな人と不倫関係であれ結ばれるのならば、恋をしている人にとって大きな進展だと感じられるでしょう。たとえ2番目でも好きな人が自分を優先し、仮初でも自分を愛してくれるのならばこれ以上の幸せはないと思えるかもしれません。
しかし、不倫にはさまざまなリスクや代償があります。それはどんな不倫の形であれ消えることはありません。不倫バレのリスク、バレなくても不倫をすることで払い続けなければならない代償、それらを覚悟しないと、不倫を後悔することになるでしょう。
友達になって割り切って過ごす
割り切って過ごしていけるならば、好きな人と友達になって過ごすと良いでしょう。友達になるということは恋を諦めることになりますが、どんな形であれ好きな人の傍にいたいと望むのならば、最も良い方法だと言えます。
友達ならばある程度の制限はあるものの、気兼ねなく好きな人と一緒にいることができますよね。信頼関係ができていけば、家族とは築けない友達だからこその関係を好きな人と作っていけることもあるでしょう。
好きな人とはもう関わらないようにする
簡単に恋心は捨てきれないけど、好きな人が既婚者ならば絶対に諦めたほうが良いだろう…そう思うのならば、好きな人とはもう関わらないようにしていくのもいいでしょう。
連絡先を消去・ブロックし、二度と会わないようにしていけば、自然と好きな人への気持ちはなくなっていくはずです。恋愛はある程度の刺激がないと続かないことが多いため、強制的に刺激を感じない環境を作っていけば、気持ちも失われていくでしょう。
ただ、同じ職場などで顔を嫌でも合わせる、連絡を取る必要がある場合などはやや難しい方法でもあります。その場合はできるかぎり顔を合わせない、必要最低限の連絡のみにするなど徹底した意識が必要です。
好きな人が既婚者だった|関係に悩んだら
また、不倫関係じゃなくても好きな気持ちが収まらない場合も、この片思いをどのように処理していけばいいのか悩んでしまいますよね。
相手との関係に悩んだ時はどうすればいいのだろう…そんな人は、これから解説していくポイントを参考にして、自分たちにとってどのような関係を築いていくのが最適かを考えてみてくださいね。
新しい恋を探しつつ片思いを楽しむ
好きな人とは不倫関係に発展していない状態で、それでも恋を諦めきれずに今後どうすればいいだろう…と悩む人は、新しい恋を探しつづ片思いを楽しんでみてはいかがでしょうか?
不倫関係に至っていないのならば自分だけの問題になるため、片思いを続けるのも新しい恋を探すのも自由です。ただ、その片思いもハッピーエンドになれる可能性は低いため、気が進まないかもしれませんが新たな出会いを探すのと並行して進めてみてください。
片思いをしながらでも良いなと思う人ができれば、自然と恋愛成就の可能性が高い相手へと意識は移り変わっていくものです。そうなれば少しずつ既婚者への気持ちは薄れていくため、誰にも迷惑をかけず、後悔もせず、次こそ幸せな恋愛ができるようになるでしょう。
信頼できる友達に相談する
信頼できる友達に相談をしてみるのもいいでしょう。信頼できる友達ならば、あなたの考えや価値観に沿いつつも、客観的且つあなたにメリットがあるようなアドバイスをしてくれるはずです。
また、信頼できる友達の言葉ならば素直に耳を傾けられるという人も多いでしょう。自分の考えや世間一般的な考えでは踏ん切りがつかなくとも、信頼できる友達の言葉があれば決意を改められる可能性は高いと言えます。
ただ、不倫関係に至っている場合は相談しづらいはず。また、話せば話すだけ不倫バレのリスクは高まるため、信頼できても口が軽い友達には相談しないようにしましょう。
2人で真剣に話し合うのが重要
不倫関係等になってしまった場合は、真剣に好きな人と話し合うことが重要です。特にお互いを大切に思っているならば、今後のことを考えてじっくり話し合い、お互いにとって最適な方法を導き出したほうが良いでしょう。
もし好きな人が本気であなたを大切に思っているならば、具体的に離婚についての考えやその後のことについて話してくれるはずです。また、リスクを少しでも減らすためにルールを決めたり、今後の逢瀬のことについても一緒に決めていけるでしょう。
2人で考えをすり合わせていけば、お互い納得した形で関係を築いたり、もしくは終わらせたりできるはずですよ。また、不倫を選んだ以上相手は家庭を優先させる可能性が高く、関係が終わる可能性もある、ということを念頭に置いておいてくださいね。
不倫のリスクを背負えないなら諦める
好きな人と不倫をしている場合、不倫のリスクについて冷静に考えてみてください。
もし不倫がバレた場合は多額の慰謝料を請求されることでしょう。また、友達や両親等に不倫していた事実がバレて信頼を失う恐れや、好きな人が同じ職場等ならば仕事に悪影響を及ぼすリスクなども考えておく必要があります。
それらを考えた上で、本当に不倫関係を続けていけるのか、または不倫に踏み込めるのかを考えてみてください。もしそのリスクを背負えないと思うならば、好きな人との関係は諦めたほうが良いでしょう。
好きな人の家族のことを考える
不倫関係になっていても、なっていなくても、今後のことを考えたいならば好きな人の家族について考えてみることもおすすめです。好きな人の家族のことなんて考えたくない、と思うかもしれませんが、今後について悩むならば考えてみて損はありません。
特に好きな人に子どもがいる場合などは、子供のことを考えてみると良いでしょう。子どもにとってみれば唯一の母親、父親であり、その存在を奪うことは子どもを傷つけることになります。たとえバレなくても、その子どもへの裏切りに加担することになるでしょう。
また、自分が相手の奥さんや旦那さんだった場合のことを考えてみるのもおすすめです。もし自分が好きな人の家庭の立場だったら…そう思った時、少しでも罪悪感があるのならばこれ以上気持ちが熱くならないうちに、身を引いたほうが良いでしょう。
既婚者が好きな人に見せるサイン
そうなってくると既婚者がどの程度自分のことを想ってくれているか、気になってしまいますよね。もし少しでも好意を持たれているならば、覚悟を決めてでも不倫をしたいと言う人もいるでしょう。
ただ、既婚者からすれば、家族以外に好意のサインを見せるのはかなりリスクのある行動になります。そのため、好きな人がいる場合には少しわかりにくいサインを送り、好意を示していることが多いのです。
家庭の話を避ける
家庭の話を不自然に避ける場合、好きな人から好意を持たれている可能性があります。相手からすれば好意を持っている相手に、わざわざ現実を見るような家庭の話はしたくありません。また、家庭の話をすることで罪悪感も感じるため、あえて避けていることが多いのです。
さらに、家庭の話をする=相手に脈なしだと伝わる、ということを危惧している既婚者も多いでしょう。一般的な考えならば既婚者に恋をするのはNGだと思う人が多いため、たとえ好意を持っていても家庭の話をされた時点で諦める人は少なくありません。
少しでも相手と良い関係になれるように、あえて既婚であることを隠して気になる相手と接しようとする既婚者もいるのです。家庭の話を聞いても不自然に避けてきたり、はぐらかしてきたりする場合は、脈アリだと考えて良いでしょう。
デートに誘ってくる
デートに誘ってくる場合は、好意を持たれていると考えて良いでしょう。既婚者なのにデートに誘ってくるということは、リスクを負ってまであなたと仲良くなりたいと思っている証拠です。また、デートを通して自分と相性が良いのか探ろうとしているのかもしれません。
ただ、中には「身体の関係を結ぶだけの手軽な不倫相手が欲しい」と思い、デートに誘ってくる人もいます。この場合は、恋愛感情もなくただ自分の欲求を満たしたいとだけ考えているため、人目につかない場所でデートをしてあわよくばホテルに行こうという魂胆が見えるでしょう。
本気で好意を持たれている場合は、バレないように対策を練りつつも相手を喜ばせるプランを考えてくれるはずです。また、すぐに身体の関係は結ぼうとはせず、リスクを考えながら徐々に関係を縮めていくことのほうが多いでしょう。
家庭が上手くいっていないアピール
家庭が上手くいっていないアピールは、かなりわかりやすい好意のサインでしょう。家庭が上手くいっていないことを伝えれば、相手が自分に興味を持ってくれるかもしれない、そんな期待をしているのだと考えられます。
特に相手があなたの好意を少なからず察している場合、家庭が上手くいっていないアピールをすれば急接近出来る可能性が高いと期待してしまうのです。それによって相手が自分に積極的にアピールしてくれれば、自信を持って関係を築いていけると思っているのでしょう。
既婚者は好きな人に思わせぶりなことを言ってくる
思わせぶりなことを言ってくる場合、既婚者から好意を持たれている可能性が高くなります。たとえば「あなたと結婚したら幸せだったかも」や「可愛いよね」「かっこいいですね」などを頻繁にいってくる場合、好意のアピールだと考えて良いでしょう。
一般的な考えならば、既婚者はむやみに家族以外に思わせぶりな発言をしようとは思いません。言ってしまえば不倫を疑われたり、その気がないのに好意を持たれたりしてトラブルになるリスクが高くなるからです。
それなのに思わせぶりな発言を頻繁に言ってくるということは、あなたと進展したいと思っている証拠でしょう。リスクがあっても、少しでもあなたと仲良くなりたい、親しくなりたい、そんな欲求が言動に表れているのだと言えます。
好きな人が既婚者…恋愛を続けた人の末路とは?
必ずしも他人の恋の末路と同じ道を辿るとは限らないものの、ただでさえ既婚者との恋愛はリスクがあり、ハッピーエンドになりにくいのが事実。
既婚者との恋愛の末路に触れておいたほうが、客観的に物事も考えられるようになるため、知っておいて損はないはずです。ここでは、既婚者との恋愛を続けた人の経験談を紹介します。
結局身体の関係のまま終わってしまった…
「好きな人に誘われたのがきっかけで、身体の関係に。最初はすごく嬉しかったし期待はしたものの、結局なあなあな関係のまま続き、最終的には相手の奥さんに子どもが出来たことを機に関係は終わりました」(25歳/女性/会社員)
不倫関係になると気持ちが舞い上がり、好きな人との将来について考えてしまうものでしょう。しかし期待とは裏腹に、いつまでも現実は曖昧な関係が続くだけで、結局何も進展がないまま身体の関係だけで不倫が終わることも実は珍しくありません。
特に既婚者家庭に新しく子どもができた、仕事が忙しくなったなどのきっかけがあれば、簡単に関係が終わることも多いでしょう。
粘ったら離婚してくれた!
「何度も離婚をして僕と付き合ってと言い続けました。最初は彼女もはぐらかしていたんですけど、言い続けて1年間。見事彼女は夫と離婚をして僕を選んでくれました!出会いとかは周りに絶対に言えませんが、今とても幸せです」(27歳/男性/公務員)
離婚してほしいと粘ったとしても、離婚にも大きなデメリットやリスクがあるため簡単に踏ん切りがつかない既婚者は多くいます。しかしそれでも粘り続けること、そして既婚者から本当に想われていることで、離婚をして自分を選んでくれることは少なからずあるのです。
ただ、中には「離婚するよ」と言ってはぐらかす人も多いため、その言葉を信じすぎるのは危険かもしれません。
好きな人と不倫したけどバレて人生のどん底に
「職場の子と不倫関係になりました。ずっと好きだったから嬉しかったものの、浮かれた自分たちを怪しんだ人たちがきっかけで不倫バレに。多額の慰謝料に加えて職場も退職せざるをえなくなり、周りの友人からもバッシング…人生のどん底に落とされることになりました」(31歳/男性/事務)
不倫をしていて最も怖いのは不倫バレでしょう。特に不倫している最中は気持ちが舞い上がっていることが多いため、周りから怪しまれ、それがきっかけでバレてしまうケースは珍しくありません。
バレると慰謝料請求や仕事への悪影響、そして周りの人からの信頼を失うことが多く、人生のどん底に落とされることも少なくないでしょう。
既婚者が最後に選んだのは家族だった
「既婚者と不倫をして3年間。正直家族よりも私のほうが彼を分かっていると思っていました。でもある日彼が関係を終わらせようといってきたんです。家族をこれからは大切にしたいと…。どんなに頑張っても不倫相手である私は家族には敵わなかったようでした」(34歳/女性/秘書)
不倫関係をどんなに続けていても、最終的に相手が自分を選んでくれる保証はどこにもありません。むしろ家庭を捨てるほうが大変でリスクもあるため、最後は不倫相手よりも家族を選び、関係を終わらせようとする人は残念ながら多いでしょう。
既婚者との不倫がよくないのはなぜ?|おまけ
ダメだという理由がわからない以上、恋を諦める理由もわからないという人もいますよね。世間一般的にダメだから、というふんわりとした考えだけで気持ちを諦められるほど、恋は簡単なものではないでしょう。
なぜ不倫をするのはNGなのか、リスクがあるのか。その理由がわからないと、既婚者との不倫の果てに待っているのは「こんなはずではなかったのに」という後悔かもしれません。
離婚をしなければ夫婦にはなれない
当たり前のことですが、いくら既婚者と愛し合ったところで、相手が離婚をしなければ夫婦にはなれません。正式に「相手のパートナー」として認められることはないのです。
じゃあ離婚をしてほしい、と既婚者に頼んだとしてもそれを簡単に飲んでくれるとも限りません。離婚をするのは一筋縄ではいかず、リスクもあり、周りに迷惑をかけることもあります。そう考えると、すぐに踏み切れるものではないのです。
相手に子供がいる場合は子供の未来に関わる
既婚者に子供がいる場合は子供の将来に関わります。不倫をしていれば自分たちは気持ちよくなれるかもしれませんが、子供からすれば「心から信頼していたはずの親に裏切られた」というトラウマを植え付けることになりかねません。
また、不倫バレ、またはバレなくても不倫が理由で離婚をすれば、子供は片親となります。片親だから悪いとは言えませんが、今まで母親と父親の2人がいたのに突然片方になってしまったら、子供は悲しむでしょう。
不倫はそういった子供の成長や未来に大きな影響を及ぼす可能性があるものなのです。
不倫バレのリスクが高すぎる
単純に不倫バレのリスクが高すぎるから、不倫はNGだという考えもあります。
代表的なものでいえば慰謝料でしょう。不倫の内容にもよりますが、どれもが決して安いものではなく、基本的に高額になることがほとんど。よほど貯蓄や収入に自信がない限りは、現在の生活水準を大きく下げたり、場合によっては借金にまみれたりすることになるかもしれません。
社会的地位の損失や周りとの信頼関係が失われるリスクもあります。場合によっては職を失ったり、血の繋がった両親からも絶縁されてしまうこともあるでしょう。
不倫の代償は自分の時間の場合も
たとえバレなくても不倫には代償があるのをご存知ですか?
最も大きい代償と言えるのが時間でしょう。不倫をしていれば、新たな恋愛をするきっかけは失われやすくなります。将来的に幸せになりたいならば、不倫よりも同じ未婚者と出会って関係を深めたほうが確実です。
しかし不倫相手に将来を託してしまえば、不確かな将来に頼ることになります。不倫相手が確実に自分を選ぶ保証はなく、たとえ選んでも不倫バレをすれば2人して代償を支払い続けることになるため、ハッピーエンドとは程遠いと言えるでしょう。
既婚者との関係を誰にも話せない
好きな人ができれば友達や家族に話したいという人もいるでしょう。相手との関係に悩めば誰かに相談をして、好きな人との関係をより良いものにしたいと思う人は少なくありません。
しかし、好きな人が既婚者で不倫関係になっていれば、その関係を誰かに話すことは出来ないのです。誰かに話せば不倫バレのリスクが高くなる、そして不倫をしているという事実に嫌悪感を表す人が多い以上、基本的に誰にも話すことは出来ません。
どんなに嬉しいことがあっても、好きな人に対して悩みがあっても、好きな人が既婚者ならば誰にも話せず、1人抱えていかなくてはいけないという代償もあるのです。
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