自分は恋愛不適合者かも…そう感じたことはある?
あなたは、自分が恋愛不適合者かもしれないと思ったことはありますか?「恋愛が長続きしない」「恋愛だけうまくいかない」なんて時は、つい自分のことを恋愛不適合者だと感じてしまうでしょう。
では、世間の皆さんはどうなのでしょうか。まずは、自分を恋愛不適合者だと感じたことがあるかどうか、男女の意見をご紹介します。
失恋する度に感じる…
「恋愛不適合者だなって、失恋する度に感じてますよ…。結局誰ともうまくいかないから、自分に何か原因があるんだろうなって思います」(22歳/男性/派遣)
人を好きになることはあっても、一つ一つの恋愛が長続きしない人も多いでしょう。この男性は、失恋する度に恋愛不適合者だと感じて、自信を失っているようです。
恋愛に向き不向きなんてないと思う
「別に恋愛不適合者だなんて思ったことない。というか、恋愛に向き不向きなんてないと思いますよ」(25歳/男性/会社員)
こちらの男性が言うように、恋愛に向き不向きはないのかもしれませんね。仮に恋愛がうまくいかなかったとしても、自分が恋愛不適合者であるとは思わないようです。
人から恋愛不適合者と言われたことがある
「自分では思ったことないけど、前に付き合っている相手から『君って恋愛不適合者だよね』って言われたことがあります」(27歳/女性/歯科助手)
自覚はないものの、相手から「恋愛不適合者だ」と指摘されたことがあるという女性です。指摘されたということは、少なからずそうした面が見られるのでしょう。
とはいえ、恋愛不適合者がどんな人のことを指すのか分からなければ、自覚は持てませんよね。そうした人のために、後ほど恋愛不適合者の特徴をご紹介します。
最近になって恋愛不適合者っぽいことに気づいた
「最近になって恋愛がうまくいかず、恋愛不適合者っぽいのかもと気づき始めた。年齢を重ねるごとにそう感じるようになってるから、恋愛すること自体が怖くなってきてる」(31歳/女性/助産師)
以前までは恋愛不適合者と感じないくらい、うまくいっていたのかもしれませんね。ただ、恋愛不適合者であることに気づいてからは、臆病になっているようです。
恋愛不適合者の特徴とは?どんな人が当てはまる?
そこで次は、恋愛不適合者の特徴を紹介します。こうした特徴を備えている人は、恋愛がなかなかうまくいかない傾向にあるようです。
常に自分を優先させる
誰かとお付き合いをするということは、片想いと違い、自分の気持ちだけを優先すればよい訳ではありませんよね。仮に「会いたい」と思ったとしても、相手の都合を考慮しなければならなかったりなど、我慢を強いられる場面は多々あります。
そうした中、常に自分を優先させる人は恋愛不適合者と言えるでしょう。相手の都合や気持ちを考えずに、自分の思うような恋愛を貫こうとするわけですから、当然相手は疲れてしまいます。
そんな状況に疲れ果てて別れを切り出す人もいるでしょう。自分を優先させる人は相手への思いやりが欠けているため、恋愛が長続きしにくいです。
他人に心を開けない
そもそも警戒心が強くなかなか心を開けない人は、人との間に壁を作りがちです。ですから、好きな人を作ること自体が難しい傾向にあります。
他人に心を開けないと仲を深めにくいですよね。また、相手が歩み寄ってくれたとしても、自分から距離を取ってしまうでしょう。そうなればいつまで経っても距離を縮めることができませんから、恋愛はもちろんのこと、相手と友達になることも難しいです。
極度に潔癖症
「人に触られることが嫌」「他人と物を共用するのが嫌」と感じるほど極度に潔癖症な人は、なかなか恋愛することができません。相手と付き合うことになれば共に過ごす時間も長くなりますから、接触する機会が多くなります。そうなった時、潔癖症な人は耐えられないでしょう。
「好きな人と付き合いたい」という気持ちがあったとしても、体が受け付けなければ恋愛関係になるのは難しいです。自分の思いと感覚に違いがありすぎて、そのことが悩みになっている人もいます。
完璧主義
恋愛不適合者の中には、完璧主義の人もよく見られるでしょう。一見うまくいきそうに見える人ですが、相手に「こうでなければいけない」「こうすべき」といった自分の考えを押し付ける傾向にあるため、恋愛には向いていないのです。
完璧であろうとすることはとても素晴らしい心がけですが、それを相手にまで求めるのは行き過ぎですよね。相手が同じ考えでいないとすれば、それは相手にとって負担でしかないわけですから、「一緒にいると疲れる」「プレッシャーがすごい」と思われて去られてしまいます。
自分は恋愛不適合者かも?チェック項目で診断!
・恋愛にあまり興味がない
・人と長時間一緒にいるのが苦痛
・ありのままの自分を出すのが苦手
・人の欠点ばかりに目が行ってしまう
・相手に期待や理想をたくさん持ってしまう
・一つのことをやり遂げるのが苦手
・感情をうまくコントロールできない
・人と物を共用できない
・相手に対して気を遣いすぎる
・何事もネガティブに考えてしまいがち
・人の目を気にしてしまう
・人の気持ちを理解できない
・休日は誰かといるより一人でいる方が好き
・緊張する場面が苦手
以上14項目中、あなたはいくつ当てはまりましたか?
【0~4個】恋愛不適合者の可能性10%以下
当てはまる数が0~4個だったあなたは、恋愛不適合者である可能性は低そうです。少しだけ欠点になり得る要素はあるものの許容範囲内ですから、恋愛を心から楽しめるでしょう。
【5~8個】恋愛不適合者の可能性40%
約半数程度当てはまったあなたは、恋愛不適合者の可能性は40%程度。恋愛する上で多少不便を感じたり、うまくいかないと感じることもあるかもしれませんが、恋愛ができなくなるほどの問題点はないと言えます。
【9~12個】恋愛不適合者の可能性70%
恋愛不適合者の可能性が70%とやや高めなあなたは、恋愛でうまくいかないことが多いのではないでしょうか。その原因はあなた自身に隠れているかもしれないので、自分の行動や考えを見直し、改められるところは改善していきましょう。
【13個以上】恋愛不適合者の可能性90%以上
ほぼすべての項目が当てはまったあなたは、恋愛不適合者の可能性が90%とかなり高めです。どの恋愛もうまくいかない、あるいは恋愛自体ができないでいる状態ではありませんか。恋愛したいと思うなら改善する必要があります。
恋愛不適合者になる原因は?
でも、なぜそうなってしまったのでしょうか?次は、恋愛不適合者になる原因を考察していきます。
もともと他人にあまり関心がない
もともと他人にあまり関心がない人は、人の気持ちを考えたり、相手のために行動するということが苦手な傾向にあります。恋愛は自分一人でするものではなく、相手があって成立するものですから、他人への関心があまりないうちは、恋愛不適合者から抜け出すのは難しいかもしれません。
まずは身近な友達でも良いですから、人に興味を持つことから始めてみると良いですね。「この人の趣味はなんだろう」「この人はどんな価値観を持ってるんだろう」と考えるだけでも、だんだん相手に関心を持てるようになりますよ。
恋愛に関してトラウマがある
ある悪い出来事がきっかけで、恋愛不適合者になる人もいます。そうした人は、恋愛にトラウマがある状態です。
例えば、「好き」と積極的にアプローチしていた相手から「鬱陶しい」と言われて傷ついた、付き合っていた人に浮気されて異性を信用できなくなったなど、恋愛がらみの思い出に、苦い経験が隠れているのです。
こうしたトラウマを抱えている人は、「次もそうなるかもしれない」と思ったり、物事をネガティブに考える傾向にあります。
忙しすぎて心に余裕がない
恋愛する暇もないくらいに忙しい日々を送っていると、いつしか恋愛の仕方が分からなくなる場合があります。また中には「人を好きになるってどういうことだっけ」と、好きという気持ち自体が持てなくなる人もいるものです。
そうした人は恋愛に積極的になるどころか恋愛に興味を持てませんから、どんどん恋愛不適合者になっていきます。時間ができた時は出会いの場に足を運んでみるなどし、これ以上恋愛から離れてしまわぬよう気を付けてくださいね。
自分を演じる癖がある
自分が相手にどう映るかを気にして、自分を演じる人がいます。ただそうした姿は偽りの姿ですから、演じていることに疲れてきたり、途中でボロが出てしまったりと問題が出てくるでしょう。
こうした人は他人の目を気にする人であることが多く、自分のありのままの姿を出すことが苦手だったり、他人に心を開けないといった問題も同時に出てきます。
こういったことが原因で恋愛不適合者になっている人は、恋愛をすること以前に自分の意識改革が必要です。「自分は自分」といった強い気持ちや、「皆から好かれることはできない」といった割り切りが求められます。
恋愛不適合者は恋愛できない?改善方法は?
最後は、恋愛不適合者ができる改善方法をご紹介します。改善することで魅力的になったりトラブルを防げるので、ぜひ試してみてくださいね。
視野を広げる努力をする
まずは、視野を広げる努力をしてみてください。これには、「人に関心を持つ」「恋愛に興味を持つ」なども含まれます。
例えば、恋愛に興味が持てずにいるのであれば、異性と関わる機会を増やしてみましょう。そこで「好き」という気持ちを抱いたり、人に関心を持ったりする場合もありますから、まずは視野を広げて行動に移すことです。
また、視野を広げることで人の気持ちを理解できるようになることもあります。人の変化や様子を観察し、「あの人が困っているからこうしてあげよう」といった見方ができるようになれば、徐々に人の気持ちや都合に敏感になれるはずですよ。
恋人との間にルールを作る
もしあなたが「いつも付き合うとうまくいかない」というタイプの恋愛不適合者なのであれば、恋人との間にルールを作るのが効果的です。
例えば「喧嘩をした時は次の日に冷静になって話し合う」とか、「相手に予定がある時は無理をさせない」などですね。こうしたルールがあると自己中心的な言動を抑えることができますから、感情をうまくコントロールできない人でも関係を維持しやすくなります。
これまでどんなことで別れることが多かったのかを考えて自分の欠点をあぶり出し、その欠点をカバーできるようなルールを作るのがおすすめですよ。
初めから自分の素を見せるようにする
たとえ演じた自分を好きになってもらえたとしても、好きで居続けてもらうには演じ続けなければいけません。それでは恋愛しても心から楽しめませんし、何より演じ続けることでストレスを抱えるでしょう。
その点、初めから自分の素を見せるようにすると、ありのままの自分を受け入れてくれる人と恋愛することができます。
もし本来の自分に自信が持てずに演じてしまうのであれば、自信が持てることを増やすと良いですね。優しさや思いやりを持つだけでも十分魅力になるため、そうした内面を磨いてみてはいかがでしょうか。
自分と異なる意見の受け止め方を変える
自分と異なる意見を言われた時に、相手を否定したり衝突してしまうことが多い人は、受け止め方を変えてみると良いですね。自分を押し通そうとするとそうした問題を抱えやすいですから、「そういう意見もあるのか」と受け止めてみてください。
特に、普段常に自分を優先させてしまう人には必要かもしれませんね。相手の意見に耳を傾けるだけでも、人の気持ちや都合を考えられるようになります。
また、固定観念にとらわれると視野を広げることが難しくなりますから、さまざまな意見を取り入れて柔軟性を持ちましょう。
恋愛不適合者から抜け出して恋愛を楽しんでみよう!
もちろん仕事や趣味、あるいは友達からも刺激を受けることはできますが、そこに恋愛が加われば、さらに充実した日々を送ることができるでしょう。
ただし、恋愛で刺激を得るためには恋愛不適合者から抜け出す必要がありますから、自分が改善すべき点に気づくことが大切です。「自分はこんなだから恋愛できない」と最初から諦めていれば、いつまでも恋愛の楽しさを得ることはできません。
これまで見てきた特徴やチェック項目に当てはまるところがあったのなら、1つずつ改善してみてください。それらはあなたの魅力にもなりますから、決して無駄にはならないはずです。
少し時間はかかるかもしれませんが、恋愛から目を背けず、立ち向かう勇気を持ってみてくださいね!
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