マッチングアプリの要注意人物を見分ける方法と会ったときにトラブルを回避する方法を紹介

マッチングアプリをしていると男女ともに要注意人物と遭遇するリスクがあります。ただし、会う前に見分ける方法と、万が一会ったとしてもトラブルを回避する方法を知っておけば問題ありません。この記事では要注意人物から身を守る方法を紹介します。

奥さん以外の女性から刺激を得たかったり日ごろのストレス解消を求めたりしてマッチングアプリを始める既婚者が多いようです。

既婚者だとわからないまま付き合い続け、あるタイミングで奥さんの存在に気づく……。

既婚者だとわかっても好きな気持ちは消えないし、奥さんから慰謝料を請求されることもあります。

慰謝料の相場は、50〜300万円（※）といわれており、弁護士をつけるとそこからさらに費用が上乗せされます。精神的にも金銭的にも損失が大きいといえるでしょう。

※不倫相手に慰謝料を請求できる場合とは？相場や支払わせる手順も紹介

【要注意度】
総合点：★★★★★（5点）
心の傷度：★★★
見抜きにくさ：★★★
金銭的な損失：★★★
遭遇頻度：★★★

出会う前にマッチングアプリで既婚者を見抜く方法は、2つ。

1つ目は、デートの前に平日の夜や祝日に電話したいと伝えること。応えてくれなければ既婚者の可能性が高いといえます。

この時間は家族と過ごすことが多い時間です。既婚者だとバレる可能性があるので電話したがりません。

さらに、通話中に子どもや女性の声が聞こえたら黒確定でしょう。デート前に1度は電話するのがおすすめです。

2つ目は、デート前に名前をフルネームで聞くこと。LINEを交換する場合、LINEの名前をフルネームで設定している可能性があります。

フルネームをSNS、Googleで調べてみて家族の投稿がされていたら連絡をとるのをやめましょう。

聞くときは「私、名前を知らない人とは出会えないんだよね。私は〇〇△△だよ。教えてくれない？」と伝えてください。大体の既婚者は面倒くさがってフェードアウトするはずです。

初デートで既婚者を見抜く方法は2つあります。

1つ目は、相手の指に結婚指輪の痕跡がないかをチェックすること。普段結婚指輪をしている人だと、日焼けのあとがのこっている可能性が高いでしょう。

2つ目は、持ち物や服のシワを見ること。持ち物が女性のセンスで選んだものと本人が選んだものがチグハグしていたり、ほのかに女性が好きそうな柔軟剤の匂いがしていたりすると要注意。

さらに、シャツやハンカチにシワがよっていなければ奥さんが施した可能性が高いでしょう。

既婚者とどうしても出会いたくない人におすすめのアプリが、youbride。

任意で独身証明証を登録できる機能があります。証明のある人を選べば確実に独身の人と出会えるのがうれしいポイントです。

もっとくわしく知りたい人は以下をチェックしてみてください。

遭遇したあとにとる行動は、フェードアウトしてブロック一択です。

気づいた瞬間から情が移る前にブロックしましょう。付き合ってからもこれは同じ。

相手の既婚者に慰謝料請求してお金を貰えるケースもありますが、だいたいは認められず泣き寝入りすることが多いようです。（※）

すぎてしまった時間は返ってこないと割り切り、前に進むのがいいでしょう。

※浮気（不倫）相手から慰謝料を請求された！ 支払う義務はある？

性欲を満たすためにマッチングアプリを使う男性が多いようです。

ドストライクな男性がやたら好意的な態度をとってきていい気になっていたら、体を重ねたあとに即ブロック……なんてひどいことも。

最悪の場合性病を移されてしまいます。体目的でマッチングアプリを使う人はかなり多いので注意が必要です。

【要注意度】
総合点：★★★★☆（4点）
心の傷度：★★★
見抜きにくさ：★★☆
金銭的な損失：☆☆☆
遭遇頻度：★★★

出会う前に体目的かどうか見抜くポイントは2つ。

1つ目は、プロフィール文に「まずは飲みに行きたいです」「ドライブデートしませんか」「カラオケデートしたいです」と書いてあったら体目的の可能性が高め。

飲みに行きたい→酔わせたあとに持ち帰りたい
ドライブ、カラオケ→会ったばかりの男との密室に抵抗がない軽い女性を釣りたい

と思って設定しているからです。体目的でない人もなかにはいますが、避けておくのが無難でしょう。

2つ目は、メッセージの段階でやたら褒めてきたりいい気持ちにさせてきたりする人は注意が必要です。

体目的ではない男性は慎重なので、相手に過度に期待させないように無駄に褒めません。

一方で体目的の人は、体を重ねたあとは捨てるつもりなのでいい気にさせるのです。

出会ったあとに見抜くポイントは、付き合っていない段階で終電で帰らせないようにしたりホテルや自宅に誘おうとしたりしているか。

そもそも男性は好きな女性に対してだと嫌われたくない気持ちが強く、ボディタッチしません。

付き合っていないのにキスやハグなどのボディタッチをしてくる男性は、付き合う気がない証拠なのです。

付き合っていない段階でのデートでは、「体を触れさせない」「終電までに帰る」「飲みすぎない・飲ませない」の三原則を守ってください。

これらを実践すれば体を重ねるリスクを減らせます。もし、相手がタイプすぎて体を重ねそうだと思ったらムダ毛処理をせずに家を出るのがおすすめ。たくましい脇毛を生やしたまま行きましょう！

体を重ねたあとに相手を好きになる女性は多いといえます。ですが、付き合う前に体を重ねてから好きになる男性は稀。無駄な時間を過ごさないためにも、自己防衛をするようにしてくださいね。

女性とぼったくりバーの店員がグルになって、マッチングアプリから男性客をぼったくりバーに誘導するケースが増えているようです。

飲み放題と知らされていたけれど、メニューに入っていない法外な価格のテキーラを女性が頼み多額の請求されるといったことも……。

1回の会計で10〜100万ほどとられてしまい、現金を持っていないとATMまで付き添われるので地獄を見る羽目になります。

【要注意度】
総合点：★★★★☆（4点）
心の傷度：★☆☆
見抜きにくさ：★☆☆
金銭的な損失：★★★
遭遇頻度：★★☆

見抜く方法は、こちらからお店を指定しても相手が応じてくれなければ、ぼったくりバーの誘導である可能性が高いです。

まずは相手から好きな食べ物や集まりやすい場所を聞いて、候補の店を3店舗提案してみましょう。

相手が「他のお店がいいです」「私の行きつけのお店があります」などといってくれば黒の可能性があります。

お店の名前を聞いても答えてくれなければぼったくりバーの誘導でしょう。

ぼったくりバーに引っかかりたくない人におすすめのアプリはOmiai。

Omiaiはマッチングした人が他のユーザーから通報された場合、知らせてくれる「イエローカード」機能があります。

親密になった相手がぼったくりバーの女性かどうか判断できるのでおすすめです。

相手が決めたお店に入らないことが大切。

待ち合わせ場所から近いお店を何軒かピックアップしてください。そこに入るように誘導してみましょう。

それでもおすすめの場所があると言って聞かない場合は、逃げましょう。

「逃げるは恥だが役に立つ」です。女性に「どうしても今日は体調が悪くてダメみたい……。本当にごめんね……。」と伝えて角が立たないようにしましょう。

ダサいけど、背に腹はかえられません！

マッチングアプリ経由での詐欺被害は年々増えているそうです。（※）

その手口は、投資サイトを紹介されて入金するパターンや、結婚を前提とした付き合いをしており結婚資金のために送金するパターンがあります。

どのケースも大切だと思っていた人から裏切られる上にお金を騙し取られるため、精神的にも金銭的にもつらいといえるでしょう。

※「出会える」マッチングアプリ、詐欺被害も　結婚しにくい時代に需要

【要注意度】
総合点：★★★☆☆（4点）
心の傷度：★★★
見抜きにくさ：★☆☆
金銭的な損失：★★★
遭遇頻度：★☆☆

マッチングアプリでの投資詐欺の見抜き方は簡単です。どんな手口であっても、マッチングアプリで出会った人に投資の話を持ちかけられたら詐欺です。どれだけ仲良くなった人でも絶対に詐欺です。

結婚詐欺の場合は見抜くことが少々困難。相手が「借金があって……」「親が病気で……」などといってくれば簡単でわかりやすいのですが、結婚式の費用や将来の貯蓄などを理由に騙しとろうとする人がいます。

さらに厄介なのが、親を紹介してきたり（この場合実の親ではなく詐欺グループの仲間であることが多い）することがあります。

この場合、見抜き方というよりもきちんと回避をすることが大切です。

詐欺被害に合わないためにすべきことは、お金を払わないことです。

話を持ちかけられても「どんな事情であっても家族ではない人にはお金を渡せません」と伝え、逃げることが大切です。

相手が名刺を渡してこようが、大切な人を紹介してこようが本物かどうかはわからないので、お金は絶対に渡さないことが重要です。

効率的に多くの人と出会えることから宗教やマルチ商法の勧誘をマッチングアプリでする人が多いようです。

厄介なのがメッセージの段階で見抜くのは難しいことです。

次から勧誘を見抜く方法を紹介します。

【要注意度】
総合点：★★★☆☆（3点）
心の傷度：★☆☆
見抜きにくさ：★☆☆
金銭的な損失：★★☆
遭遇頻度：★★☆

出会う前に宗教勧誘を見抜くことは難しいと言えます。マルチ商法の場合、プロフィールに「不動産投資」「副業」などのキーワードが入っていたり、メッセージで儲け話が出てきたりしたら身構えた方がいいでしょう。

宗教勧誘もマルチ商法勧誘も、出会ったら第三者に会わせたがるのが特徴。

「社長に会わせたい」「この近くに友人がいるから会ってほしい」「尊敬している先輩がいるんだ」などと言われたら要注意です。

勧誘に遭遇したら逃げてフェードアウト→ブロックしましょう。

「〇〇に会わせたい」という発言があったら、「あはは〜そうなんだ！いつかね！！んじゃ！！」といって逃げましょう。

このまま付き合い続けても、カモにされてしまうだけ。次を見据えて動くのが大切です。

自分の客を増やすためにマッチングアプリを活用するホストがいます。

手口としては、出会って1〜2ヶ月はホストということをカミングアウトするものの、女性に全くお金を使わせずまるで恋人かのように振る舞います。この期間をホスト業界では「育て」とよびます。

出会って2ヶ月目以降から「あなたのことは大好きだけど、お店で売上が危ういから店でお金を払ってほしい」と伝え、客にさせます。

そこからジャンジャンお金を使わせて売上を確保するのです。

ホストは職業柄女性を落とすのがうまく、ハマってしまうと抜け出すのが難しく心の傷が大きくなることが特徴。

さらにホストクラブはお金がかかるので、体を売ってまで貢ぐ人も絶えません。

【要注意度】
総合点：★★☆☆☆（2.5点）
心の傷度：★☆☆
見抜きにくさ：☆☆☆
金銭的な損失：★★☆
遭遇頻度：★★☆

出会う前に見抜くポイントは、プロフィール写真が派手だったりメイクを施していたりするとホストの可能性があります。さらに、プロフィールの職業欄に「接客業」などと書いてあればホスト確定でしょう。

また、「ホストっぽいといわれるけれど、ホストじゃありません」と書いている人も警戒心を解くためでホストの可能性が高いので避けた方が無難です。

ホストクラブには行かないことが大切です。

ホストクラブの初回価格は1000〜3000円と安めです。また、初回はホスト側が出してくれることが多いのですが、その分見返りも求められます。

なかには、社会見学のつもりでホストクラブに行く人もいますがミイラ取りがミイラになることも……。

誘われても行かず、ブロック。イケメンとおいしいご飯が食べられてよかったなーと気持ちを切り替えてください。

マッチングアプリでよくありがちなのが写真詐欺。

普段から写真加工に慣れていると加工の方が本来の自分の姿だと勘違いして悪意がないことも。

また男性も普段から写真を撮らない人は、数年前の写真を使うことがあります。

次から紹介する方法で回避しましょう。

【要注意度】
総合点：★☆☆☆☆（1.5点）
心の傷度：☆☆☆
見抜きにくさ：★☆☆
金銭的な損失：☆☆☆
遭遇頻度：★★☆

マッチングアプリで写真詐欺を見抜く方法は、会う約束をする前にビデオ通話することです。相手から誘われたら「私、マッチングアプリに不慣れで不安で……。もしよかったらビデオ通話しない？」と聞いてみましょう。

そこでプロフィール写真と違えば会わずに回避できます。

好みの顔の人と出会いたい人は、東カレデートを使うのがおすすめ。

東カレデートには容姿の審査があるので、必然的に美男美女が集まるようにできています。

もし会う前に回避できなかったらその場を楽しみましょう。

共通の趣味や価値観を探りながら話してみると会話が弾むかも。見た目は好きでなくても性格がハマるかもしれません。

どの要注意人物にも共通していえるのが、怪しいと思ったら関係を切ること。

自分の直感や違和感を信じるようにしてくださいね。

安全性の高いアプリを使いたい人は以下の記事を参考にしましょう。

スゴレン編集部おすすめのアプリを紹介しています。