2013年12月12日公開

夫の育児参加を後押しする「出産前のパパ教育」９パターン

夫の協力があれば、妻の子育てはかなり楽になるはず…。では夫の積極的な育児参加を促すためには、出産前にどんなふうに教育しておけばよいのでしょうか？　そこで今回は、独自アンケートの結果を参考に「夫の育児参加を後押しする『出産前のパパ教育』９パターン」をご紹介します。

動くお腹を触ってもらって、「パパになる」という実感をもたせる

「赤ちゃんの足の強さを感じて、『将来はサッカー選手かな』とすでに親バカ」（20代女性）というように、お腹の中ですくすく育つ赤ちゃんの存在を感じれば、少しずつパパとしての自覚も生まれそうです。毎日お腹に話しかけることを、夫婦の日課にするのもよいでしょう。

「一度オムツ替えを体験してもらったら、『何とかなりそう』と自信をもったみたい」（20代女性）というように、子育てを体験できる機会があれば、「寝かしつけなら自分にもできる」などと認識してもらえるかもしれません。「じゃあ、生まれたらよろしくね」と早めに役割を意識づけておきましょう。

「『俺たちも、子どものためなら何でもするようになるのかな？』と、出産後のことを想像しているようでした」（20代女性）というように、映画やドラマの中の「親子愛」をさりげなく見せつけるのもよいでしょう。「親バカもいいけど、お世話も頑張らないと」と自覚を促してみてもよいかも知れません。

「『夜中に５回も起きるんだって！大変だなあ…』と少しは勉強してるみたい」（20代女性）というように、暇な休日の午後などに育児雑誌を渡してみると、夫もサラッと見てくれそうです。すかさず、「交代してやらないと倒れそうだよね」とアピールして、「共同作業が基本」というスタンスに誘導しましょう。

「あとで話したら、『俺にもあれぐらいの子守りはできる』と豪語…」（20代女性）というように、友達のご主人が「イクメン」として頑張っているなら、夫と一緒に訪ねてみる手もあります。「育児に積極的な男の人って、ホントにかっこいいね！」などと大げさに感想を伝えて、夫の闘争心をたきつけてみてもよいでしょう。

「ベビーカーをチェックしてたら、『この黒いのなら、俺も押して歩けるな』だって」（20代女性）というように、出産準備を夫婦で一緒に進めれば、出産を心待ちにする気持ちも高まりそうです。「パパと散歩もいいね！」など、実際の子育ての話題を少しずつ増やしていくようにしましょう。

「ボソッと一言、『赤ちゃんって、ホントによく泣くなあ…』。現実を見たのかも」（20代女性）というように、わざと赤ちゃんと接触する機会を増やしてみるのもよいでしょう。「赤ちゃんは思い通りにならないもの」という認識ができれば、冷静に子どもに向き合ってくれそうです。

「『俺だって不安だけど、何とかなるよ』と男らしいところを見せてくれました」（20代女性）というように、妻の側が先に出産後の心配をしてみせると、夫としては「俺が頑張らないと」という気持ちになってくれそうです。「頼りにしてるよ！」と背中を押して、むしろ「パパが主役」的な雰囲気を作り出す手もあります。