2014年01月14日公開

何を言っても「イヤ！」のわが子の気をそらす小手先のワザ９パターン

気に入らないことがあると、とにかく「イヤ！」を繰り返すわが子。そんなとき、上手に気をそらして、機嫌を直してもらうには、どうしたらよいでしょうか？　そこで今回は、独自のアンケートを参考に、「何を言っても『イヤ！』のわが子の気をそらす小手先のワザ９パターン」をご紹介します。

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「一緒に遊ばない？」と、お気に入りのおもちゃを見せる

「『よーし、電車の絵本の時間にするよ』と声をかけると『読んでー』と寄ってきます」（20代女性）というように、子どもが特に気に入っている道具を使って、興味を引くという人は多いようです。日ごろから、何か一つでも「わが子のキラーアイテム」を見つけておくとよいでしょう。

「いい子にはおやつがあるんだけどなー」と、食べ物で釣る

「イヤイヤ対策に、いつもポケットにアメを常備しています」（20代女性）というように、甘いお菓子で気分転換を促すのも即効性を期待できる方法です。ただし虫歯の原因になりかねないので、一回の量や頻度には注意しましょう。

「何かいいものがないか探しにこうよ」と、手を差し出す

「お店でグズられたときは、『あっちにいいものがありそうだよ。探検隊してみようか』と誘います」（20代女性）というように、外出先なら、場所を移動することで、子どもの関心をよそに向けるのもいいでしょう。引きが弱いときは、「おいしいお菓子があるかな？」など、具体的な関心事を示してみてもよいでしょう。

「おんぶしてあげよっか？」と、しゃがんで待つ

「『今なら抱っこしてあげられるけどな』と両手を広げると、ちょっと考えて飛び込んできます」（20代女性）というように、抱っこやおんぶが大好きな子どもなら、おもちゃよりママの手のほうが嬉しいこともあるようです。ずっと抱っこし続けるのは辛いので、「10数える間ね」など、あらかじめ宣言しておくとよいでしょう。

「あ、ワンワン！」と、大きな声を出して注意を引く

「『かっこいいスポーツカーがある！』と指をさしたら、つられて立ちあがり、直前のことは忘却…」（20代女性）というように、大きな声や動作で、子どもの注意をほかに向けさせるのもよさそうです。声につられて動きを止めた瞬間に、「行ってみよう！」などと誘えば、イヤイヤの気分も吹き飛ぶでしょう。

「大変！　鬼さんが見てるよ」と、大げさに怖がってみせる

「『うわ、イヤイヤくんをオバケが狙ってる！』と身を隠すそぶりを見せると、『イヤ』の内容を忘れて、ママにしがみついてきます」（20代女性）というように、鬼や妖怪など、苦手なものを登場させて、脅しをかける手もあります。怖くなった子どもが近寄ってきたら、「逃げろー」と大げさに盛り上げましょう。

「ママ、もう知ーらないっ」と、その場を離れてしばらく放置する

「『じゃあ、先に行っちゃうね』と見えないところまで行って隠れていると、さほど時間を置かずに、『ママー！』と走り寄る声…」（20代女性）というように、まったく相手にしないでいると、寂しい気持ちのほうが勝ることも多いようです。ただし、激しく泣いている状態で放置すると、まわりの迷惑になることもあるので気を付けましょう。

何も言わずに、大好きなテレビ番組や、音楽を流す

「テレビから大好きなヒーローのテーマが流れた瞬間、泣き声がピタッとやみました（笑）」（20代女性）というように、お気に入りのDVDや音楽をかけると、あっという間に「イヤイヤ」を忘れる子どもが多いようです。今度は「テレビの前を離れない」という事態になっては面倒なので、適度な長さの番組を準備しておくとよいでしょう。