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難攻不落のわが子を寝かしつける「小ワザ」９パターン
一日中家事と育児でヘトヘトになったママの最後の苦行といえば「寝かしつけ」。育児書にはよく「昼間しっかり遊ばせて、生活リズムを作りましょう」と書いてありますが、それでも寝ないから大変な場合もあるようです。そこで今回は、独自アンケートを参考に「ママたちが編み出した小ワザ」を紹介します。
目次
「どっちが長く目をつぶっていられるか競争だー」とけしかける
「無理やりベッドに引きずり込まなくても、勝負に誘えば絶対乗ってくる！」（30代女性）というように、ゲーム感覚で目を閉じさせ、そのまま眠りに誘ってしまう作戦です。ただし、まったく眠気の予兆がない状態なら、逆に興奮してしまう場合もあるので見極めたほうがいいでしょう。
上階の足音を「お化けじゃない？」と利用する
「上から音がしたら『キョンシーじゃない？』と驚いて見せ、布団の中に誘います」（40代女性）というように、生活音を利用して、子どもの動きを制するのも手です。ただし脅かしすぎて泣かせてしまうと、むしろ睡眠から遠ざけてしまうことになるので、手加減は必要でしょう。
「９時には小鬼、10時には大鬼」と段階別に敵の出現をほのめかす
「敵のレベルを徐々に上げて、『あと15分でラスボスが来る…』と迫真の演技で脅す」（30代女性）というように、遊びに夢中で布団にすら入ってくれないなら、「鬼」などわかりやすい敵に登場してもらうといいでしょう。夜の深まりを演出するために、テレビを消す、電気を暗くするなど、雰囲気づくりもお忘れなく。
「寝ているときに成長ホルモンが出るから」と正論を説く
「メラトニン分泌のグラフをプリントアウトして、『睡眠と子どもの成長の関係』を科学的に説いた！」（30代女性）というように、理屈に弱いタイプの子どもであれば、一度まじめな話をしてみるのも手です。幼い子が相手なら、「寝ないと憧れのヒーローのようになれないよ」と噛み砕いて説明するとよさそうです。
「ええ、もうすぐ寝るって言っているんで」と電話がかかってきた振りをする
「『子どもが寝たかを確認する、恐ろしい組織がある』と信じ込ませ、そこから電話がかかってきたと見せかけます」（30代女性）というように、半分リアルで半分ファンタジーな話を作って、子どもを巻き込むのもアリでしょう。「わたしもよくは知らないんだけど…」「なぜか電話がかかってくる」などと、ママ自身がビクビクしているように見せると、真実味が増しそうです。
「寝ない子食べたい妖怪」などのほら話をする
「うちの定番は『子どもの肉が大好きな怪獣の話」。『睡眠中はおいしくないから狙われないよ』と都合よく展開します」（30代女性）というように、寝かしつけのために、オリジナルのネタを持っているママは多いようです。母親だからこそわかる「わが子に響く仕掛け」をふんだんに盛り込み、とにかく目をつぶらせてしまいましょう。
「朝はパンとイチゴを食べました…」と今日の出来事を昔話風に淡々と振り返る
「山手線の駅名やうろ覚えの時代劇のあらすじを、抑揚のない声で暗唱します」（20代女性）というように、子守唄がわりに退屈な話を聞かせるのも眠気を誘いそうです。子どもの関心を引いて変に覚醒させることがないよう、できるだけどうでもいい内容を一本調子で語り続けるといいでしょう。
「まほうのくにの夢、見ようか」と楽しい話にもっていく
「子どもが大好きなキャラクターを想像させ、『あの子と遊ぶ夢、見たいよね』とその気にさせます」（20代女性）というように、脅し文句を使うのではなく、「寝るのは楽しいことだ」と思わせてしまうのもいいでしょう。どんな夢を見たいのか語り合ううちに、すやすやと安らかな寝息が聞こえてくるかもしれません。
この記事のライター
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