2014年03月07日公開

夫が転職…「娘の苦労」を心配する親を安心させる言葉９パターン

「親を心配させたくない」と思うと、なかなか夫の転職を言い出せない…。そんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、独自アンケートを参考に、「夫の転職を聞いて『苦労するんじゃない？』と気をもむ親を安心させる言葉」をご紹介します。

「お給料は変わらないのよ」と、経済的な不安を払しょくする

「母は『あなたも働くつもり？』と心配顔。そんな予定はないと答えたら、ホッとしてました」（30代女性）というように、娘を案じるあまり「お給料が減って、生活が大変になるのでは」とやきもきする親は多いようです。家計にヒビは入らないことを伝えてあげるといいでしょう。

「『今度は夏休みも取れるって』と教えたら、『お盆もゆっくりしていけるのね』と喜色満面（笑）」（20代女性）というように、転職によるメリットを具体的に示すのもいいでしょう。「基本給は下がるが、残業手当はフル支給」など、他者にわかりにくい変化については、触れずにおくほうが無難かもしれません。

「いきなり転職の話をしたので驚いていたけど、『私は彼を支えるつもり』と宣言したら、黙って頷いてくれました」（30代女性）というように、目標に取り組む夫への支持を表明するのもひとつの手です。親が「静かに娘を見守ろう」と思えるよう、照れ臭がらず真面目に語ったほうがいいでしょう。

「私たちの夢はレストランを持つこと。彼の転職はその第一歩なので、ふたりのライフプランを両親に理解してもらいました」（30代女性）というように、職変えが「ふたりの熟考の末」とわかれば、親も安心しそうです。人生に関わる大事なことなので、夫を伴ってきちんと報告しましょう。

「『残業続きで大変だったんだよ…』と涙ながらに訴えたら、親も『転職して正解』と思ったようです」（30代女性）など、前の会社では、夫婦ともどもボロボロだったことを嘆いてみせる手もあります。新たな職場は良い環境で満足していることも、併せて伝えたほうがいいでしょう。

「『相談もないなんて』と母は不満げでしたが、元気な私を見て安堵したのか文句は出ませんでした」（20代女性）など、夫の仕事が落ち着くまで様子を見てから、「転職しても平穏に暮らしている」という既成事実を示すのもいいでしょう。「大変なときは言うから」と約束すれば、親も納得してくれそうです。

「『赤ん坊もいるのに』と困惑顔の親に、『私や息子のために頑張る彼を信じて！』と力説…」（30代女性）というように、仕事を変えた婿に対して「無責任では？」と不信感を抱く親もいます。夫がいい加減な気持ちで転職したわけではないことを、しっかり言い含めたほうがいいでしょう。

「『私の職場復帰も決まり、保育園も手続き済み』と、怠りない自分に、親は何も言えなかったみたい」（30代女性）というように、収入や暮らしの変化には対策済みであることを打ち明けてもいいでしょう。娘の奮闘ぶりを見た親は「干渉するのはよそう」と思うかもしれません。