「一人が好きな人」の心理とは?
一人が好きな人の心理とはどのようなもの?一人でいるのはつらくないのでしょうか。みんなでいるのが楽しい人には、一人でいる人の心理は理解しづらいものです。
以下では、一人が好きな人の心理をご紹介していきます。
「一人が好き=人が嫌い」ではない!
一人が好きな人すなわち人が嫌いというわけではありません。人が好きな人もいますが、それ以上に一人で過ごす時間や何かに没頭している時間が好きな人もいます。
たしかに大勢の人や他人が怖くて一人になっている人もいますが、集中して別のことをやりたいなどのポジティブな理由で一人になっている人も多いでしょう。
周囲の意見に左右されずに、自分の意見を持っている人ほど一人の時間を好む人も多いもの。一人でいるからといって、その人が孤独を感じて辛い思いをしているわけではありません。
他人に気を遣わせたくない
一人でいるのが好きな人の中には、他人に対して大変気を遣ってしまう人が少なくありません。また、そういう人は他人から気を遣われるのも苦手です。
他人が自分のためにあれこれやってくれることを、むしろ申し訳ないと感じてしまいます。一人が好きな人は気を遣ったり遣われたりするよりは、最初から一人でいる方が気が楽なのです。
また、気を遣う遣われるに疲れてしまう人というのは、完璧主義な人。物事に完璧に対応できないなら、むしろやらないというゼロサム思考の持ち主です。
一人でやりたいことがある
一人が好きな人の中には、一人で過ごす時間を何より大切にする人も。そういう人はたいてい何かしら自分だけの世界を持っています。
人によってゲームだったり鉄道模型だったりと様々ですが、自分なりのこだわりを誰にも邪魔されずに追求したい人たちです。好きなことに没頭することでストレスを発散するタイプなので、一人の時間を邪魔されるとストレスが蓄積します。
一人で好きなことをする時間は、その人にとって何よりも大切な時間。なので余計な飲み会や長引く会議など、無駄な時間を消費するイベントは苦手です。
一人が好きというより刺激が苦手
一人が好きな人の中には、刺激が苦手な人もいます。刺激というと大音量や強い光など、びっくりするものを想像しますよね。
しかし刺激が苦手な人にとっての刺激というのは、人の話し声や周囲の物音といったごく普通の生活音です。また音だけでなく、光やにおいといった感覚が敏感な場合もあります。
人よりもセンサーが敏感なので、長時間集団の中にいると刺激を受けすぎてヘトヘトに。人が多くいるとそれだけ刺激も増えるので、すぐに容量オーバーになります。
こだわりが強い
こだわりが強い場合も一人が好きになりやすいでしょう。こだわりが強い人の中には自分の1日のスケジュールやルーティーンを決めている場合が多いと言えます。
ほかの人と一緒にいると、その人に合わせなければならなかったりする時がありますよね。そうなるとルーティンなどが行えなくなってしまいます。そういったことを許容しにくい心理の持ち主なのです。
心が狭いというわけではなく、自分の中で構築した計画を壊されるのが苦手なタイプなのでしょう。言い換えればマイペースということですね。
オンとオフを切り替えたい
一人でできる仕事よりもチームで行う仕事の方がこの世界には多いと言えます。そうなると、普段は常に人と接している事になりますよね。これは学校でも同じです。そうなると、休みの日くらいは一人になりたいと思うのも無理はありません。
職場や学校の人間関係に問題がある訳ではないのです。単純にゆっくりしたい、オンとオフを切り替えたいだけと言えます。
特に仕事がサービス業や接客業の場合は特にこのように思うのかもしれません。