癒やし系に見えるモテしぐさを学ぶ

見た目もさることながら、しぐさでも「癒やし系」を演出することができます。『オトナ女子のためのモテしぐさ図鑑』（中井信之）には、男性をドキッとさせるモテしぐさについて、こう記されています。
「気になる彼と待ち合わせ。もしも先に到着していたら、この「モテしぐさ」を試してみてください。待っているあなたを見つけた彼。『待った～』なんて言って、当然近づいてくるでしょう。彼があなたの元に着く直前、あと5、6歩の位置まで来たら、こちらから1歩だけ彼のほうに踏み込んでみます。踏み込むのはほとんどわからないくらい、10センチでも十分。これで、ちょっとでも早く会いたかった、という気持ちが伝わります。」
また、プラスアルファして、
「些細な1歩ですが、そのあとのデートがいい雰囲気になることは間違いありません。『お疲れさま～』なんて言って、小さく手を振ったりするのもかわいいでしょう。待ち姿も大切です。」
会いたかった気持ちが出る「1歩サービス」で、男性の心をぐっと掴むことができます。たった1歩、されど1歩。すぐできることなので、試してみると良いでしょう。

「癒やし系」の雰囲気を身にまとう

優しい女性は、それだけで男性をほっとさせるもの。男性が女性に癒しや優しさを求める理由について、『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』（いつか）には、以下のように書かれています。
「優しさは、人が必ずもつべきものです。特に女性は。なぜかというと、男性は優しさに飢えているから。彼らは、男らしい強さを自分で求めつつも、仕事で優しい言葉をかけられることなどまずなく、毎日突っ張って生きています。できる男ほど、そういう傾向が強いですね。ですから男性は、母性のような優しさを常に求めていると言っていいでしょう。もしかすると女性以上に。だから、女性にとって〝優しくあること〟は、確実に男性への魅力の一つで、強力な武器になります。オフィスで『大変ですね』と言葉をかけてあげたり、彼氏が喋っていることに関心をもってあげたり。小さなことでいいですから、せっせと優しさの〝ギブ〟に励みましょう。」
女性も男性に優しさを求めますが、男性は甘えづらい分、より優しさを求めるのかもしれません。優しくしてあげれば、それだけで「癒やされた」と思ってもらえるのではないでしょうか。

「癒やし系」に見える話の聞き方

人の話を聞く時に、関心がない素振りをするのは良くないことです。逆に聞き上手な女性には、「癒し系で感じが良いな」と感じる男性が多いでしょう。きちんとした話の聞き方について、『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』（西出ひろ子）には、以下のような記述があります。
「愛される女性は、相手が喜んでくれることを率先しておこないます。それができるようになるには、自分を相手の立場に置き換えることができるかどうかがポイント。話をきくときには、話をしている人の気持ちを考えてみましょう。自分が話をしているときに、相手がうなずいてくれなかったり、しかめっ面をしていたりしたらどう思うでしょうか。きっと、不安になったり、テンションが下がったり……。気持ちがマイナスな方向に向かってしまいますよね。自分がされて嫌だなと思うことは、人にもしないようにする。反対に自分がされて嬉しいと思うことを自然におこなえる人は、相手を幸せな気分にすることができると同時に、自分自身も幸せを引き寄せることができます。また、『きき方』としては、仕事や勉強会などでは、メモをとることも有効です。ただし、パソコンやスマホに打ち込んだり、写真を撮ったりするときには、事前に確認し承諾を得ることが鉄則です。」
「自分がどう聞いてもらえたらうれしいか」というのを考えながら、聞く態度を見直してみましょう。それだけで、随分印象が変わるはずです。

＜参考文献＞
『オトナ女子のためのモテしぐさ図鑑』（中井信之）
『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』（いつか）
『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』（西出ひろ子）