「来るもの拒まず去るもの追わず」意味や心理・恋愛での特徴を解説！

女性の「モテ」はテクニックでは補えない!?

モテないことに悩んでいる人は、「こっちは『来るもの拒まず』で待ってるんだけどな……」と、自分に好意を寄せてくれる男性を待望しているかもしれません。これについて、『愛され革命～運命の彼を一生恋させるのは愛し上手な“女神女子”』（エマ）には、以下のような記述があります。

「（前略）
私はね、魔性でも小悪魔でもなく、愛し愛され人を惹きつけてやまないモテの究極系『女神女子』になってほしいの。
女神女子は最強です。
老いも若きも関係ない。性別を問わずどんな人からもモテて大人気。
それは彼女が人としてたくさんの魅力を持っているから。
よく、『モテ』は『テクニック』としてとらえられ、実際にそういうところも確かにあるんだけど、ただの上っ面のテクニックだけだと、それこそ冒頭の『簡単な女』になってしまう。そうではなく、真のモテる女性の根本には例外なく『愛する力』があり、テクニックでは補えません。
その『愛する力』のなかには、
・相手への深い思いやり
・人を楽しませようとする気持ち
・彼に『かわいい！』と思ってもらおうと努力する〝かわいげ〟
などが含まれます。これを『女神力』と名付けましょう。
そんな、『愛する力＝女神力』があるからこそ、結果的に『テクニック』と呼ばれるようなモテるふるまいが生まれている、ということ。
そう、いわゆる〝モテテク〟というのはあくまでも女神力が発揮された結果なのです。
例えば『合コンではサラダを取り分ける』というテクニックも、根本には気遣い屋さん、つまり相手を思いやる『愛』があるからできることでしょう。
仮にテクニックでやったとしても、本当に気遣い屋さんかどうかは、別の言動からも十分わかってしまうよね。人って本質を鋭く見てるから。
だからこそ根本の『愛する力』が必要なワケ。」

このように、モテてモテて仕方のない女性には、うわべだけのテクニックではない「力」が備わっているようです。「来るもの拒まず」とまで卑下する前に、彼女たちの振る舞いを真似してみましょう。

「他人に優しくおおらかな人」は周囲に好かれる

男女を問わず、周囲に好かれる人にはある共通点があるようです。『図解版人間関係、こう考えたらラクになる』（斎藤茂太）には、以下のような記述があります。

「近所付き合いにしても、他の人間関係にしても、いちばん大切なことは、まず、自分が魅力的な人間になることだ。人に『好かれる性格』、『嫌われる性格』については、いろいろな調査がある。その中のひとつを紹介しよう。

好かれる性格のトップ７は、
●親切
●優しい
●頑張る
●おおらか
●明るい
●責任感がある
●努力する
となっている。このほか、『好かれる性格』としては、寛大、ねばり強い、落ち着きがある、などが続く。

反対に嫌われる性格のトップ７は、
●二枚舌を使う
●他人のせいにする
●意地悪
●人をあざける
●人を軽蔑する
●中傷する
●告げ口する
このほか、残忍、でたらめ、不人情、など。

これらの性格をまとめて表現すると、『他人に優しく、おおらかで明るい頑張り屋』が好まれて、『嘘つきで、悪口で他人を陥れ、意地の悪い人』は嫌われる、という結果だ。
では、どうやって、自分が『好かれる性格』であることをアピールできるだろう。
口でいうほど簡単ではないが、まずは『心を広く、大きく持つ』ということが大切だ。」

このように、他人に対して寛容な人は、周囲に安心感を与え、好意的な目で見られるようです。誰に対してもひとまず「来るもの拒まず」の姿勢で接するようにすると、器の大きい人物に見えるのではないでしょうか。

＜参考文献＞
『愛され革命～運命の彼を一生恋させるのは愛し上手な“女神女子”』（エマ）
『図解版人間関係、こう考えたらラクになる』（斎藤茂太）