目を見て話す人の心理を男女別に紹介！脈あり？駆け引き？見分け方も

瞳で相手を魅了する方法

「目が合った瞬間に恋が始まった」という経験のある人は少なくないでしょう。そのくらい、瞳や視線には、相手を魅了する効果があります。『オトナ女子のためのモテしぐさ図鑑』（中井 信之）には、以下のような記述があります。

「恋を呼ぶ『揺れるまなざし』は自分で作れる！第1章は『美人オーラを放つ』をテーマにしてきましたが、本章は『男をドキッとさせるモテしぐさ』を扱っていきます。

さて、人は何で恋に落ちると思いますか？いろいろあるとは思いますが、何と言っても相手の瞳を見た瞬間に恋に落ちたなんて場合も多いもの。うるうるとした瞳、揺れるまなざし……。実はこれ、自分で作ることができるんです。それが『瞳バイブレーション』。さっそくやり方を説明しましょう。

キョロキョロはNG 瞳だけを揺らす

気になる相手ともう一歩親密になりたいときは、親密な距離（一の腕の距離）に入ったときに瞳を揺らしてください。方法は、顔を動かさず、瞳だけで相手の左目と右目を交互に1～2回見るだけでOK。瞳がちらちらと揺れます。すると、男性もつられてあなたの目を追い、何だかわからないけれどソワソワした気分になってしまうのです。まずは鏡に映した自分の左右の目を見て練習してみましょう。」

こんなに簡単な方法で、相手の心をソワソワ、ドキドキさせることができるなんて、不思議なものです。試してみる価値がありますね。

嘘は目で見破れる？

嘘をつくとき、表情や身振りに表れてしまう人は多いもの。それが原因で嘘がばれるというケースもあるようです。また「目は口ほどに物を言う」というように、目の動きから嘘を見抜く方法もあります。『「なるほど! 」とわかる マンガはじめての嘘の心理学』（ゆうきゆう）には、以下のような記述があります。

「嘘は、言語だけでなく顔色や動作など非言語的（ノンバーバル）コミュニケーションに表れるといわれています。嘘をついているときと、そうでないときの様子をビデオで撮影して、表情やしぐさにどのような違いがあるかを比べた実験があります。その結果、嘘をついている人は全体的に動作に落ち着きがなく、手で鼻や口など顔に触れる、髪の毛を触る、手や指を頻繁に動かす、しきりに脚を組み替えたり貧乏ゆすりをしたりすることが明らかになりました。逆にいえば、人から信頼されたいのなら、自分の無意識のしぐさに注意する必要があるということです。

イギリスのポーツマス大学で行われたある実験では、話すときに手を頻繁に動かす人は、あまり動かさない人よりも4倍も疑われるという結果がでました。また、カナダのトロント大学の心理学者ヘムスレイらによると、目を伏せて話す人は、相手の目を見て話す人に比べて信憑性が半分以下になるという報告があります。嘘をつく人は、つい視線をそらせようしますが、嘘を見抜かれたくないのなら、相手と目があった際にはニッコリ微笑むほうが効果的だということです。

女性は見つめる人も多い

嘘をつく人は相手から目をそらしがちですが、女性の場合は逆に相手の目を見つめる傾向がある人が多いということがわかっています。女性の嘘を視線だけで見破るのは難しそうです。」

このように、あからさまに目を伏せる人が怪しいだけでなく、じっと目を見て話す人も嘘をついている可能性があるようです。身振り手振りに落ち着きがないというのも嘘をついている人の特徴的な行動なので、視線だけでなく、相手の全体像を見ておくことも大切なのかもしれません。

＜参考文献＞
『オトナ女子のためのモテしぐさ図鑑』（中井 信之）
『「なるほど! 」とわかる マンガはじめての嘘の心理学』（ゆうきゆう）