お互い好きだけど別れる…その辛い理由とは？復縁の可能性はある？

恋愛をしていくなかで、お互い好きな気持ちはあるけれど、別れを選ばなくてはいけない場合に直面することもありますよね。お互い好きだけど、別れなくてはいけないときというのはどんなときなのでしょうか？

今回はお互い好きな状態で、別れを選ぶ理由や心理についてご紹介するとともに、復縁の可能性などについてもお伝えしていきます。そのほか、復縁が難しいパターン、復縁の可能性があるパターン、別れを決意したときの辛い気持ちを軽くする方法も。

お互い好きだけど別れるときはどんなときか、また復縁できる方法があるのかなどに興味がある方はぜひご覧ください。

お互い好きな気持ちはあるけれど、別れを選ばなければいけないときもあります。お互い好きだけど別れを選ばなくてはいけない事情にはどんなものがあるのでしょうか？ここでは好きな気持ちはあるけど環境が許さない、そんな状況についてご紹介していきます。

遠距離になってしまった

「お互い好きで付き合いだしたんですけど、転勤ですぐ遠距離になってしまったんです。付き合いだしてすぐだったので、お互い覚悟ができなかったのが別れの大きな理由でしょうね。」（20代男性）など、付き合ったけれど遠距離になってしまった場合も好きだけど別れる理由になるようです。

遠距離は確かに恋愛を続けていくうえで、大きな障壁になります。会うために時間や労力、お金が必要になるので相応の覚悟がないとなかなか恋愛を続けることは難しいでしょう。どうしても別れたくない時は、どちらかが転勤についていくか仕事を辞めるかといった選択が必要になります。

介護などの家族の事情

「お互い好きだったんですけど、父親が介護が必要な状態になってしまって…。とても恋愛をできるような状況ではありませんでした。また落ち着いたら新しい恋を探せるといいのですが。」（30代女性）など、家族の事情でお互い好きだけど別れを選んだというケースも。

家族の事情はなかなか簡単なものではありません。恋愛をしたくても時間や労力の問題で、お付き合いを続けられないことも多いことでしょう。別れを選びたくない場合は、介護を手伝ったり、介護が楽になるサービスや方法を一緒に探すなど、相手の人の問題を一緒に解決する姿勢を見せると良いかもしれません。

仕事や勉強が忙しい

「職場が外資系なので、実績を積んで資格を取らないとどんどん置いて行かれるんです。僕はまだまだ地位が安定していなくて、恋愛よりも仕事と勉強を優先しました。」（20代男性）など、恋愛よりも仕事や勉強を優先したので好きだけど別れたという理由も。

仕事や勉強は人生の根幹です。その根幹の部分がしっかりしていない状態では、なかなか恋愛に身が入らないというのもわかる気がします。別れを選びたくない場合は、仕事や勉強が忙しい期間は邪魔をしないという姿勢を相手に見せることが大切です。時間のあるときに恋愛を楽しむくらいの姿勢が良いかもしれません。

病気など体調の悪化

「恋愛がうまくいきそうだったんですけど、ちょっと持病が悪化してしまって。張り切りすぎたんでしょうね。ゆっくりまた治療していきたいと思います。」（20代女性）など、体調面が安定しないのでお互い好きだけど別れを選んだというケースもありました。

体調が悪いと恋愛を続けるのも大変です。体調が安定しない場合、好きになったものの相手のことを考えると別れを受け入れざる得ない状況になることもあるでしょう。体調が安定しない相手との別れを選びたくないときは、相手の体調を支える覚悟が必要になります。体調面での安定をサポートする姿勢を見せることで、別れを回避できるかもしれません。

お互い好きだけど別れる理由に、気持ち的な理由もあります。お互い好きだけど気持ち的に無理というケースには、どんなケースがあるのでしょうか？好きなら付き合えば良さそうですが、気持ち的に好きだけど別れるというのにはどういう心理が働いているのか、いくつか例をご紹介していきます。

結婚を考えたらできない

「お互いに20代後半で結婚適齢期なんですけど、彼は夢ばかり追って定職につこうとしないんです。保守的な考えかもしれないけど、やっぱり結婚を考えると男性には働いていてほしいんです。」（20代女性）など、彼のことは好きだけど結婚を考えると一緒にいられないという女性も。

結婚をすると出産や育児を主に担う女性として、結婚相手に収入があるかどうかは大きな問題です。気持ちだけで結婚できるわけではないので、経済的に不安定な相手との将来を考えられないというのは無理のないことかもしれません。

恋愛より優先したいことがある

「今は恋愛よりもアーティスト活動の方を優先したいんです。やっとデビューが決まって…これからってときなのでそっちに集中したいというか。めったにないチャンスなんです。でも彼はそれが許せないみたいで、なので別れました。」（20代女性）など、恋愛よりも優先したいことがあるので別れを選択したというケースもありました。

恋愛を選ぶか、他の夢中になれることを選ぶかはその人の自由です。恋愛よりも優先したいことがあって、それを相手が承諾してくれないといった場合は、別れを選んでも仕方がないのかもしれません。

長くは付き合えない

「彼女のことは魅力的だと思うし好きなんですが、なんとなく長くは付き合えるタイプじゃないなと。そろそろ安定した恋愛をしたいので、好きだけど別れることにしました。」（30代男性）など、今度恋愛するなら長く付き合いたいので、好きだけど安定感がない女性とは別れを選んだという男性も。

年齢が上がっていくと安定した恋愛に魅力を感じることはよくあることです。長く付き合えなさそうな相手とは、魅力的であっても付き合えないと思うのも無理はないでしょう。相手の好みに無理に合わせる必要はありませんが、長く安定した付き合いをしたいなら相手の人に少しは合わせる努力も必要になります。

一緒にいるとダメになる

「彼のことはすごく好きです。話も合うし。でも、一緒にいるとどんどんダメになる気がして、お別れしました。」（20代女性）など、一緒にいることで自分がどんどんダメになると感じたので別れたというケースも。

一緒にいることで高め合える関係であれば、ずっと一緒にいてもお互い幸せでいられるでしょう。しかしどんどんお互いの運を下げる相性だと、長い期間一緒にいるのは得策ではありません。お互いを下げてしまうパートナーだなと思ったら、好きだけど別れるという選択も間違ってはいないでしょう。

お互い好きだけど別れてしまった、けれど復縁したいと思っている。そんなときに復縁できる可能性があるのは、どんなケースなのでしょうか。ここではお互い好きで別れたあとに復縁したい場合、復縁できる可能性があるケースについてお伝えしていきます。

お互いに未練が消えない場合

お互い好きで別れたけど復縁したいと思ったとき、復縁できるケースとして「お互いに未練があるとき」というものがあります。お互いに未練が強い場合は、一度別れたとしても復縁できる可能性が高いでしょう。

復縁に大きな問題がない場合は、お互いに今も好きで復縁をしたいという意志を伝えることで復縁できるかもしれません。お互い好きだけど別れた相手に未練がある場合は、まずは連絡を取り合ってみてはどうでしょうか。

仕事や勉強が落ち着いた

仕事や勉強で忙しくて恋愛を遠ざけていた場合、仕事や勉強が落ち着けば恋愛をしない理由はなくなります。お互い好きになった相手が仕事や勉強が落ち着いたタイミングで再びアプローチをかければ復縁できる可能性が。

復縁したい相手の忙しい時期が落ち着いたら、「まだ好きです」という意志を伝えてみましょう。好きだった人と復縁できるかもしれません。

遠距離が解消した場合

遠距離が理由でお互い好きだったけど別れたという場合、遠距離が解消すれば復縁できる可能性があります。転勤したけどまた戻ってきたなど、遠方から近くに相手が戻ってきたタイミングでアプローチしてみると良いかもしれません。

相手に特定の人がいなければ、お互い好きだったこともあり復縁できる可能性は低くないでしょう。まずは今の状況を確認することから始めてみてください。

介護などの必要がなくなった

介護など家族の事情で恋愛が難しかった場合、介護などの事情が解消すれば復縁できる可能性があります。介護など家族の事情から解放されたタイミングで、再びアプローチすることで復縁できるかもしれません。

相手の状況を考えながら、コンタクトを取り続けることで復縁できる可能性は高まります。また、相手の気持ちを思いやることも忘れないようにしましょう。

相手の人柄が良い方に変わった

お互い魅力的に感じているけれど、長く一緒にいられる気がしないなどの気持ち的な理由で別れた場合、気持ちを入れ替えるといったことができれば復縁できるかもしれません。気持ちや性格は努力で変えられる部分が大きいです。

復縁したい相手が一緒にやっていけそうな感じに変わったら、再びアプローチしてみるのも良いかもしれません。

恋愛の優先順位が上がった

他にやりたいことがあるなど、恋愛を最優先にしなかった人が恋愛を優先するようになったときは復縁できる可能性があります。恋愛したいモードになっているときに、アプローチすることで復縁を果たせるかもしれません。

ただし恋愛モードとそうでないときの差があるかもしれないので、恋愛モードでないときは再び別れてしまう可能性も。恋愛を続けていける相手かどうかの見極めも大切です。

お互い好きなままで別れても、復縁できないパターンはあります。好きなままで別れたのに、復縁できないのはどんなときなのでしょうか。ここでは復縁できないパターンについていくつかご紹介していきます。

どちらかの別れようという意思が固い場合

お互い好きだけど別れたという場合は、復縁できる可能性は他の別れ方よりも高いでしょう。ただしどちらか一方の「別れる」という意志が固い場合は、復縁できないことが多いです。

相手の「別れたい」という意志が強かった場合は、どんなにアプローチをかけても復縁できる見込みは多くありません。諦めて他の人を探した方が良いでしょう。

一緒にいても将来が見えない場合

お互い好きだけど、一緒にいても将来が見えないという場合も復縁は難しいでしょう。特に結婚適齢期の人は結婚を視野に入れてパートナーを選ぶ傾向があります。

将来的に結婚を考えている人の場合、結婚を考えられないような相手と復縁するのは難しいでしょう。復縁したのであれば、結婚という安定した生活ができそうな基盤を手に入れることに力を注いてみてください。

仕事や勉強が忙しすぎる

お互い好きで別れて復縁したいけど、やはり仕事が勉強がとにかく忙しいという場合も復縁できない可能性が高いです。たとえ復縁したとしても、会う時間がなかなか取れないのでお互いのイライラが募ってしまうかもしれません。

恋愛したいのであれば仕事や勉強をセーブしてみましょう。それができないのであれば、恋愛は諦めて仕事や勉強に邁進するのが良さそうです。

遠距離を乗り越えられない

お互い好きだったけれど遠距離で別れたという場合、遠距離のうちに復縁しようとするとうまくいかなくなることも多いです。遠距離は会う時間も限られますし、なかなか頻繁にデートもできません。

相応の覚悟がないと継続が難しい状況なので、一旦別れを決断した場合は遠距離を乗り越えるのは並大抵のことではないでしょう。

お互い好きだけど別れると決めた時は、とても辛い気持ちになるものです。そんな辛い気持ちを軽くさせていくには、どんな方法があるのでしょうか。ここでは失恋で辛い気持ちを軽くするための方法を、いくつかご紹介していきます。

親しい友達に話を聞いてもらう

別れの辛さを乗り越えるには、人に辛さを聞いてもらうのが一番です。親しい友人に付き合ってもらい、失恋の辛さを語らせてもらいましょう。

失恋の辛さを語るときは、幸せな友人に話しを聞いてもらうとより辛さが増してしまいます。話を聞いてもらうなら、できれば同じような境遇の人か幸せ絶頂期間ではない人に話を聞いてもらうのがベターです。

寝れるだけ寝る

辛い気持ちを忘れるには、睡眠が一番効果的でしょう。辛い気持ちを少しでも軽くしたいなら、とにかく寝られるだけ寝るのがおすすめです。

辛いときは色々と考えてしまってなかなか寝付けないかもしれません。そんなときは温泉に行ったり、身体に良いものを食べたりして、自分を甘やかしてあげると良いでしょう。

仕事や勉強に打ち込む

失恋の辛さを忘れるには、仕事や勉強に打ち込んで別れの辛さについてあまり考えないようにするのもおすすめです。仕事や勉強、夢中になれるものに打ち込むことで、辛さや孤独感をしばし忘れることができます。

がむしゃらに仕事をして寝るのを繰り返しているうちに、だんだんと辛さが和らいでいくのではないでしょうか。しばらくは辛いでしょうが、何か夢中になれるものを見つけてみましょう。

趣味や楽しみを見つける

心の痛みを感じなくする方法として、何か楽しいことに夢中になるという方法もあります。趣味などの自分が楽しいと思えることに打ち込むことで、辛い気持ちに注目せずに済むようになるでしょう。

一人でやっていると余計なことを考えてしまうようなら、大人数で打ち込むタイプの趣味がおすすめです。逆に一人でやる方が集中できるなら、一人で打ち込む系の趣味を選んでください。

失恋の本を読む

失恋が辛くて仕方がないなら、失恋の本を選んで読んでみても良いかもしれません。失恋の本をたくさん読むことで、「辛いのは自分だけではない」「失恋するとこんな気持ちになるのか」という気持ちになることができます。

色々なタイプの失恋を知ることで、自分の辛さが相対的に把握できるようになります。辛い気持ちから抜け出せないときは、色々な情報を得るのもおすすめです。

暗い音楽を聴く

失恋して心が痛いときに、元気を出そうとして元気な音楽を聴くと余計に疲れてしまうことがあります。そんなときには、逆に暗い音楽を聴くと良いかもしれません。

元気な音楽を聴くとかえって疲れるという場合は、失恋することで受けた心の傷により、心が疲れている状態なのでしょう。ゆっくりとした音楽や暗い音楽で、心の傷を癒してみてください。

お互い好きで別れるとなかなか忘れられないものです。どうしても別れた相手のことが好きで忘れられない時は、どうすれば良いのでしょうか。別れたけど好きな人と復縁する方法についてご紹介していきます。

数か月時間を置いてから連絡

お互い好きで別れると、なかなか相手のことを忘れられないものです。どうしても好きで復縁したい場合は、数カ月時間を置いてから連絡を取ってみましょう。

数カ月冷却期間を置いたことで、相手の考えも変化している可能性があります。別れたけど復縁したい場合は、まずは相手の気持ちを聞くことから始めてみてはいかがでしょうか。

相手の状況をリサーチする

別れて時間がたっている場合、相手の状況も変化している可能性があります。復縁したい場合は、まずは相手の人の状況を知ることから始めると良いかもしれません。

今付き合っている人はいるのか、仕事はどんな状況なのかといったことを、共通の知人やSNSなどの情報源から取得してみましょう。アプローチしても特に問題がなさそうということであれば、まずは友人としてコンタクトを取ってみると良いでしょう。

親しい友人として連絡を取り続ける

別れたけれどお互い好きな状態で別れたので、未練が残り続けているということも多いでしょう。そんなときは親しい友人として連絡を取り続けるという方法がおすすめです。

別れたからといって連絡を絶ってしまうと、そこで二人の関係も終わってしまいます。復縁の可能性にかけたい場合は、友人としてでも良いので連絡を定期的に取っておくようにしましょう。

気持ちを素直に伝える

一度は別れたけど、やっぱりどうしても気持ちがなくならないといった場合は、その気持ちを素直に伝えるのも良いかもしれません。「どうしても好きだ」という気持ちを相手に伝えることで、相手の人ももう一度お付き合いを考えてみようと思う可能性があります。

復縁の可能性が低くても未練が募ってどうしようもない場合は、断られる可能性があるのを承知のうえで告白してみましょう。それで断られれば、すっきりして次に行けるかもしれません。

恋愛の障害を取り除く

遠距離だったり家族の事情だったりと、恋愛ができない大きな理由があるなら、その理由をなんとかしてなくすという方法もあります。仕事が忙しすぎるのであれば、仕事をセーブできるようにするなどです。

遠距離が原因で、どうしても復縁したいというときは、どちらかが引っ越しをするというのも一つの方法。家族の事情なら一緒に解決をしていく姿勢を見せるなど、相手の人と一緒に寄り添う姿勢を見せていくと良いでしょう。

ダメだったところを直す

「好きだけど一緒にいられない」という気持ち的な理由で別れを告げられた場合、ダメだと思われたところを直すという方法も。浪費癖があるならその浪費癖をなくすなど、一緒に生活していけるかもしれないと思われるよう努力してみると良いかもしれません。

一緒にいられない理由を直して頑張るところを相手の人に見せていくことで、相手の気持ちにも変化が出てくる可能性があります。生まれ変わった状態をキープしていくことで、復縁できる確率も上がっていくことでしょう。

お互い好きになったけど、色々な事情があって別れることはあります。別れる理由はそのカップルによって様々ですが、遠距離や家族の事情などが多いでしょう。

どうしても別れたくない時は、別れを選ばなくてはいけない原因を取り除くという方法も。遠距離や家族の事情を一緒に解決する姿勢を見せることで、別れを回避できるかもしれません。

一度別れたけど復縁したい場合も同様で、お互いに寄り添っていく姿勢を見せることで、復縁の確率を上げることができるでしょう。