私たち、もう別れ時なのかも…
「別れ時かも」と感じつつも、本当に別れても良いのかと迷ってしまったり、上手く別れを切り出せずに困っている方もいることでしょう。また、別れ時だと思っていても、場合によっては別れずに関係を改善できる可能性もあります。
今回は、カップルの「別れ時」についてお話していきたいと思います。
別れ時なのに関係を続けているとどうなる?
出会えるはずの人と出会えない
別れ時だと思ったのに妥協して付き合い続けてしまうと、本来出会えていたはずの「良い人」に出会えなくなってしまいます。
あなたを幸せにしてくれる男性が目の前に現れていたとしても、情で付き合っている彼氏の存在のせいで自分自身の幸せを逃してしまうことになります。そんなの勿体ないですよね。自分自身のために、「別れ時」はしっかり見極めなければならないのです。
別れ時?別れの前兆チェックリスト【前編】
ここで紹介するポイントは、彼氏に対するあなたの感情の変化に伴う「別れ時」です。
価値観が合わないな…とよく感じる
価値観のズレがカップルの別れの原因になることは珍しくありません。「価値観が合わない」という感覚はどのような場面で感じられるものなのでしょうか?
「価値観の違い」としてよく挙げられるのは「金銭感覚」です。彼氏の金遣いが荒くて不安だとか、反対にケチすぎて嫌だと感じるのも価値観の違いから生まれる感情です。
また、結婚観の違いだったり、お互いの趣味を認め合えずに起こる喧嘩なども、価値観の違いから発生するものの一つだと言えます。
「価値観が合わない」ことの根幹には、「お互いの感覚のズレ」があります。こればっかりは、育ってきた環境なども関わってくるので、矯正が難しいのです。
彼氏のことを信用できない
彼氏のことが信用できなくなってきたと感じたら、それは間違いなく別れ時です。一度相手に不信感を抱いてしまったら最後、「信用したくてもできない」というジレンマに悩まされることになります。
たとえば、彼氏に浮気されたことがあったり、お金を貸して返してもらっていないのにまた催促されたり…そんな行動をする人に限って、「次はもうしないから、信じて!」などというような言葉で取り入ろうとしてくるものです。
本当に態度を改めてくれる人も中にはいますが、だいたいは不真面目な行動を繰り返します。不信感が拭えないなら、キッパリと別れてしまいましょう。
笑顔の時間が減った
一緒に居ても笑顔で居る時間が減ったなと感じたり、しばらく恋人の笑顔を見てないなと感じる場合も、別れ時が近づいています。
単なる倦怠期という場合もあるので、このケースは見極めが難しいのですが、見極めるポイントとしては相手に「楽しもう」という気持ちが見られるかどうかという点です。
あなたと関わってダルそうにしていたり、早く帰りたがる、連絡を断ちたがるなどの行動をする場合は、彼氏の方が別れたがっている合図だと言えます。悩んでいても時間の無駄ですから、別れてしまいましょう。
彼氏の行動が目に余るようになった
彼氏の行動一つ一つにイライラするようになってしまったら、別れ時です。最初のうちは相手のことが大好きですから、嫌な行動にも目を瞑ることができます。ですが、時間が経ってくると「どうしても許せないクセや行動」が出てきてしまいます。
それを受け止めきれるなら別れる必要はありませんが、どうしてもイライラしてしまったり、指摘しては喧嘩になる、彼氏の側にも改善の余地がみられないという場合には、別れてしまった方がお互いのためでしょう。
別れ時?別れの前兆チェックリスト【後編】
デートがつまらなくなった
最初はどこに行っても楽しかったのに、今はデートで行ってみたかった場所に行っても全く楽しくない…それはもう気持ちが冷めてきている証拠です。
あなただけ、もしくは彼氏だけがそういう状態である場合は、努力次第で関係を持ち直すことはできるかもしれませんが、お互いにデートに楽しみを見出せなくなってしまったときには関係の修復は難しいでしょう。お互い情で付き合いを続けているような状況なら、別れ時かもしれませんね。
エッチが義務的になってきた
エッチをするとき、愛を確かめ合うためではなく、「義務的にこなすようになってきたな」と感じるようになった場合も、別れを検討すべきタイミングです。「義務的にこなす」というのは、別にエッチしたくないけれど相手が求めてきたから「してあげる」というような感覚を指します。
また、あなたが彼氏にエッチを求めて適当な前戯をされたり、嫌々エッチをしているのが伝わってきた場合は、彼がエッチに義務感を感じているということです。相手への気持ちが冷めてしまったことも一因に挙げられますが、単に身体の相性が合わずにこの状況に陥ってしまう場合もあります。
このパターンにおいては、エッチ以外に不満がなければ別れる必要はありません。
連絡が減って隠し事が増えた
付き合いが長くなってくると、連絡の回数が減るというのはごく自然な現象です。だいたいのカップルは連絡が途絶える前に「忙しくなる」などの一報を入れたり、連絡が取れなかった間はどんなことがあったのか報告し合うものです。それは相手に不信感を与えないための重要なコミュニケーションのひとつでもあります。
こういったコミュニケーションを怠ると、自然とお互いの気持ちは離れ、連絡が減ると同時にカップル間で隠し事が自然と増えていってしまいます。こうなってしまうと、お互い疑心暗鬼で上手くいかず、喧嘩しがちになってしまいます。
連絡が面倒くさいと感じ始めたら、別れ時が近付いている証拠でもあるので気を付けましょう。
あなたはいくつ当てはまる?
それでは最後に、本当に別れ時かを見極めるべく、チェックを行ってみましょう。
・以前に比べて彼氏の優先順位が下がった
・彼氏と居ると疲れることが増えた
・暴力を振るわれている
・「私って母親みたい」だと感じることが増えた
・彼氏に浮気されたことがある、もしくはされている
・エッチが気持ちよくなくなった
・頻繁に彼氏にお金を貸している
・彼氏との結婚は現実的ではないと感じる
・どこが好きだったか思い出せない
・彼のクセを受け入れられない
あなたはいくつ当てはまりますか?あてはまる個数が多ければ多いほど、彼氏に対して気持ちが冷めてきている証拠です。あなたと彼氏の別れ時は近いため、別れを視野に入れて行動する必要があります。
本当に別れ時?別れる前に考えるべきポイント
ここからは、本当に別れ時か考えるべきパターンを紹介します。読んでいて「状況が当てはまるな」と感じたら、改めて考え直してみましょう。
別れたいと感じるようになったのはいつ?
まず、あなたが彼氏と「別れたいな」「別れ時かな」と感じたのはどんなタイミングでしたか?一時の感情に振り回されてはいませんか?
もしも今、彼氏が仕事やプライベートで多忙な状態で、あなたに構ってくれず寂しくて「別れたい」と思ったなら、それは早まるべきではありません。ですが、あなた自身が「寂しさに耐えられない、一緒に居たら相手に負担がかかる」と判断する場合は、別れ時だと言えるかもしれません。
長い時間を恋人と共に過ごす中で「蓄積された不満」が表出することで、「別れ時」を検討する場面に突き当たるものです。決して一時の気の迷いなどではありません。あなたの抱えている別れたい感情がどういうものか、今一度考えてみましょう。
ちゃんと会話をしてる?
あなたは、彼氏と普段から会話する機会を作っていますか?「会話のできない空気感」が二人の間で漂ってしまうと、お互いの近況報告どころか世間話すらもできないような状態になってします。
付き合いが長くなってくると、「話さなくてもわかる」ような気持ちになってしまいがちです。しかし、どれだけ長い期間付き合っていようとも、お互いに気持ちを口に出して伝えなければわかり合えません。
もしも心当たりがあるなら、「別れ時かどうか」を探るのではなく、まずは彼と会話するところからスタートしましょう。ただし、お互いに会話をするのが億劫な状態にある場合は例外で、「別れ時」だと判断して良いでしょう。
相手との幸せな将来を想像できる?
今の彼氏と付き合い続けて、二人の未来が想像できない…そんな場合は別れ時かもしれません。相手との将来は想像できないけど、別に嫌いになったわけじゃないから…と情でズルズル付き合い続けるケースはよく見られますが、何度もお話するようにこのような付き合い方はお互いのためになりません。
彼氏は将来を見据えていて、幸せな将来を描いていたとしても、「現実味に欠ける」と感じたり、「本当にこの人で良いのかな」という迷いが生じる場合は「別れ時」かもしれません。
わからないときは距離を置こう
何度考えても本当に別れ時か判断できないのであれば、一度彼氏と距離を置いてみましょう。一時の気の迷いなのかそうではないのか、別れ時を慎重に見極めたい場合は一旦一人になってみることや、距離を置くのも有効な手段です。
また、信頼できる友人が居るなら、事情を話して客観的に判断してもらうのも良い方法です。あなた一人で考えてみても、恋人と話し合ってみても別れ時かどうか判断できない時には、誰かに頼って意見を聞いてみることも大切ですよ。
相談することで自分の意見もまとまってくるかもしれません。抱え込みすぎないようにしましょう。
こんな彼氏とは別れ時!別れるべき彼氏の特徴
女性や金銭にだらしない
彼氏の女癖が悪いと判明した場合はすぐに別れた方が良いでしょう。彼氏に浮気癖があるのを知っていながら付き合ったとしても、いざ本当に浮気されてしまうと精神的なダメージは大きいものです。モヤモヤと悩んでいる時間がもったいないですから、別れて新たな出会いを探しましょう。
また、お金にだらしない彼氏だと判明した場合も別れ時だと判断して良いでしょう。一度話し合ってみて浪費癖を直そうと努力できる彼氏なら問題ないのですが、だいたいの人は直りません。というより、直せないのです。もしも彼氏の金遣いの荒さで「別れ時かな」と悩んでいるのであれば、別れることをおすすめします。
暴力をふるう
暴力をふるう男性は論外です!暴力をふるわれた時点でもう別れを決断してください。「好きだから別れたくない」なんて甘えたことを言ってはいけません。あなたの幸せはどんどん逃げて行ってしまいます。
DVをする男性の特徴として、暴力をふるったあとに彼女に謝り倒して、そのあと優しく扱ってくれるというような傾向があります。その暴力後の優しさが本当の彼の姿だと信じて付き合い続ける女性も多いようですが、「暴力をふるう」という部分がDV男の本質です。早いところ別れてしまいましょう。
よく嘘を吐く
嘘の大小に関わらず、彼氏がよく嘘を吐く場合も、早い段階で別れを検討しましょう。しょっちゅう嘘ばかり吐かれると、だんだんと彼の言葉が信用できなくなるものです。彼氏を信じられないあなたが悪いのではなくて、嘘ばかり吐く彼氏が圧倒的に悪いのです。
あなたが「彼氏の嘘を見抜いて受け入れてあげよう」と試みても、根本的な解決にはなりませんし、どんどん疲れていくだけです。彼氏の嘘つき癖が改善されないなら、早めに別れてしまいましょう。
感謝や謝罪の言葉が言えない
「こんなことで別れ時なの?」と思う方もいるかもしれませんが、「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない人と付き合うのは、恋人だろうが友達だろうが嫌気がさしてくるものです。心当たりはありませんか?相手のために何かしらの行動をしてあげたのに、ありがとうの一言もないとなると、なんだかモヤモヤしますよね。
感謝や謝罪の言葉が言えない人の考えの根底には、「やってもらって当然」の感覚があります。付き合い始めは許せても、時が経つと「なんでお礼も言えないの!」「なんで謝れないの!」と苛立つことは必然です。
もしも彼氏がこのようなタイプの人で最近違和感を覚え始めたなら、爆発する前に別れた方があなた自身のためです。
まだ別れ時ではないパターンとは?
ここからは、本当に別れ時か考えるべきパターンを紹介します。読んでいて「状況が当てはまるな」と感じたら、改めて考え直してみましょう。
一時的に会えない期間が続いている
今は彼氏が出張中もしくは単身赴任中だったり、物理的に会えない期間が続いている場合、「会えないくらいなら別れたい」と安直に考えてはいませんか?「出張ばっかりで嫌!」と彼氏を責めてはいませんか?
彼氏は浮気をしているなら話は別ですが、真面目にあなたとの将来を見据えて仕事を頑張っているのに、彼女から突然「寂しいから別れる」なんて言われるのは悲しすぎます。
「会えない理由」と「どのくらいの期間会えないのか」によっても別れ時かどうかの判断は変わってきますが、まずは会えないことによる「不安」について二人で話す必要があります。
あなた自身が「少しの期間でも遠距離は無理」という性格なら、別れもやむを得ないでしょう。
ケンカ中なら勢いで別れてはダメ
もしも今、彼氏とケンカ中で「別れたい」と感情的になっている場合は、勢いに任せて別れを切り出してはいけません。冷静さを失ったまま別れ話へと突入すると、後から「なんで勢いで別れちゃったんだろう…」と後悔してしまうことがほとんどだからです。
ただ、別れても良い場合もあります。それは、お互いに不満を言い合った結果のケンカだったり、彼氏の改善してほしい部分を指摘した結果ケンカとなってしまった場合です。
お互いに歩み寄ろうという気持ちがあれば、すぐに仲直りして関係を改善しようと努力できます。ですが、相手に欠点を指摘され逆上してしまうような人は、自分を変えようと言う気が全くありません。付き合い続けても堂々巡りですから、このようなケンカの場合は別れを決意しても良いでしょう。
まだお互いに不満を言い合えていない場合
あなたが一方的に「別れ時かな」と感じているだけで、彼氏は全く別れ時だなんて感じていない場合もあります。お互いが納得するためには話し合うことが大切ですよね。
「別れ時かも」と感じたら、誰かに相談する前に、まずは彼氏と話し合いの機会を設けましょう。「嫌われたくない」「悪者になりたくない」という気持ちから口をつぐみ、不満を抱えても何も解決しません。まだ彼氏のことが好きなら尚更、この先の長い付き合いを見据えてお互いに不満を言い合う機会をもつべきです。
彼氏にあなたに対する不満があった場合も、もちろん受け入れて改善しようと言う姿勢を見せることが大切です。「別れ時かも」の感情を払拭させる話ができたら大成功です!
一時の気の迷いである場合
彼氏とマンネリ化してくると、つい他の男性が良く見えてしまう時もあります。場合によっては、ものすごく好みの顔な人が目の前に現れてたまたま仲良くなり、「この人と付き合いたい!」と強く思うような時も出てくるかもしれません。でも、勢いで別れてしまってはいけません。
こういった場合は久しぶりに他の男性にときめいて、少し感情が高ぶっているだけです。ケンカ中と同じくらい冷静な判断ができなくなっている状態です。自分の行動を客観的に見直してみてください、きっと浮足立っているはずです。
一度冷静になって、あなたにとって彼氏はどんな存在なのか自分に問いかけてみて下さい。ただ、あなたが彼氏に対してすでに愛情がないなら別れを考えてもいいでしょう。
別れ時と確信したら…彼氏との上手な別れ方
そこで、ここからは上手な別れ方についてお話していきます。彼氏の性格も踏まえて別れ方も考えていきましょう。
別れたい理由をきちんと話す
彼氏と別れようと思った時は、きちんと自分が別れたいと思った経緯を説明しましょう。別れ話にも、きちんと相手を納得させるだけの理由が必要です。話し合ってお互い納得することができたら、後腐れなく別れることができるでしょう。
付き合うときにもお互い納得して交際を始めたのですから、別れのときにも納得できる理由が必要ですよね。お互いの今後のためにも、きれいに別れましょう。
相手を責めるような別れ方は避ける
別れ話をするとき、彼氏に非があるかのように責め立ててしまってはいけません。ケンカに発展して後味の悪い結果となってしまう可能性が高くなります。
感情的になると相手を責めてしまいがちになるので、別れ話をするときは冷静に、あなたも自分の非を認めつつ彼氏に「こういう所が嫌だった」と伝えるようにしましょう。その上で、別れるという気持ちが固まっていることをきちんと話しましょう。
もしも彼氏が別れたがらない場合も、「そういう所が嫌い!」などと感情的に言ってはダメです。「意思は変わらない」と伝えて突き放す勇気が必要です。
傷つけたくないからといって曖昧な表現を使わない
別れ話をして誰も傷つかないというのは、無理な話です。元は好きだった相手ですし、情も湧いているかもしれませんが、別れ話はしっかりしなければなりません。
「嫌いじゃないけど別れたい」「あなたには私より良い人がいるはずだから別れよう」などという、曖昧な表現を使用してはいけません。
期待を持たせるような表現で別れを切り出してしまうと、別れたあとも粘着されるおそれがあります。別れ話はきちんと要点をまとめ、ストレートな言葉で伝えましょう。
厄介な彼氏の場合は第三者に同席してもらう
別れ話を切り出すと暴走してしまうような彼氏だと、別れるのも大変です。そのような彼氏の場合は、大前提として「二人きりの個室で話さないこと」が大切です。そして、冷静な話し合いができるように、第三者を同席させましょう。
別れ話が済んだ後も、あまり一人で行動しないようにしましょう。その場はすんなり別れられても、あなたが一人になったときに何かしてくる可能性もあります。身の危険を感じることがあれば、警察に相談も検討しましょう。
ここまで見てきたように、別れ時を見極めるのは難しいものです。本来なら「別れ時かも」と思うできごとがあれば、別れた方が良い場合が多いのですが、別れ時だと感じた状況や理由によっては早まらずにお互いに歩み寄ることが大切です。本当に別れ時だと言えるか、まずは自分に問いかけてみて、冷静に判断していきましょう。
明らかに別れ時だと確信する場合は、今後の自分の幸せのためにも、情に絆されることなく「別れ時」を逃さないようにしましょうね。
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