フェラ後の「ごっくん」で男性は喜ぶ？男性の本音とNG行動について解説！

フェラチオは女性にもメリットあり？

そもそもごっくん以前に、フェラチオは女性にとってメリットがある行為なのでしょうか？『ベッドの上の心理学　感じるオトナのための保健体育』（メンタリストDaiGo）に、フェラチオを行うことで女性の脳内で起こっている変化についての記述があります。

「フェラチオをすることによって男性が喜んだり、感じている姿を目にすると、女性には奉仕しているという感覚が生まれます。この感覚は、脳のA10神経 を刺激します。A10神経は、別名”報酬系"とも言われる神経系で、ここが刺激されるとドーパミンが分泌され、快感や多幸感につながります。つまり、フェラチオをされている男性がちゃんと感じていること、喜んでいることを表現すれば、している女性もまた大きな快感を得ることができる、ということです。」

さらに、同書では男性側についても次のように解説しています。「フェラチオをされているとき、男性の脳内ではエンドルフィンが大量に分泌されます。エン ドルフィンは『脳内麻薬』とも言われるくらい、興奮と多幸感をもたらすホルモンとして知られていますが、ただハッピーになるだけではありません。エンドルフィンには、イムノグロブリンの分泌を高める効果もあるのです。イムノグロブリン=免疫グロブリンは、抗体として病原菌と戦う役目を担っているタンパク質で、これが増えるほど免疫力は高まります。

（中略）男性は、フェラチオをしてくれる女性に感謝しなければいけません。感謝を表すためにも、気持ちが良かったら、素直に（あるいは、少し大げさなくらい に）反応するようにしましょう。 そうすることで、女性の脳内ではA10神経が刺激されます。しっかり反応することが、女性に対する礼儀であり、恩返しでもあるのです。」

フェラチオを好む男性が多いこともうなずけます。そして、お互いに快感を味わうためには、男性が喜びをしっかり表現する必要があるということですね。

ごっくんの無理強いはNG

フェラによって女性も多幸感を感じる場合があるといっても、精液のごっくんに抵抗を覚える女性は多いでしょう。嫌だなと思いつつ、彼氏のために我慢して飲み込んでいる方もいるのではないでしょうか？『女医が教える　本当に気持ちのいいセックス』（宋 美玄）では、フェラ後のごっくんについて、男性に向けて次のようにアドバイスしています。

「彼女のあたたかい口の中に精液を放つのは、フェラチオの醍醐味のひとつです。男性にとっては、恋人の愛情を強く感じる瞬間でもありますね。 あなたのペニスの先から放出された精液を飲むか飲まないかは、彼女の判断に任せてください。精液のにおいや味は、その人ごとに固有のものがありますが、決しておいしいものではありません。仮にあなたが自分の精液を飲めといわれても抵抗があるように、彼女にとっても多少の我慢が必要な行為であることは覚えておきましょう。」

女性が嫌がっているのにも関わらず、無理に飲み込ませる行為はNG。また逆に、女性側も我慢して無理に行う必要はないということですね。

口内射精のポイント

お互いに納得して行う場合でも、フェラ後のごっくんにはさまざまな注意点があります。『フェラチオ完全マニュアル イラスト版……フェラテク！』（由良橋 勢）には、口内射精についての解説が載せられています。

「する方（口唇を使う方）が亀頭を口腔内に含んだ状態で、される方（ペニスを使う方)）は精液を発射する。当然、ザーメンはする方の口腔内に放たれることになる。発射の際、される方は『イクよ！』等と言葉をかけたり、パートナーの頭を軽く押さえたりと、射精の意思表示をしたい。される方は、陰茎でパートナーの口腔のほの温かさとぬめりを感じながら絶頂を迎えることができ、する方は口腔粘膜で射精時特有のトクトクというペニスの脈打ちを感じることができる。」

また、同書では注意点にも触れており、「ディープスロートとのコンビネーションは不向き。射出された精液がノド奥を刺激して激しくむせてしまう。」などとしています。お互いに気持ちのいいプレイのために、女性側が一方的に辛い目にあったり、我慢を強いられたりしないように男性側の配慮が大切ですね。


＜参考文献＞
『ベッドの上の心理学　感じるオトナのための保健体育』（メンタリストDaiGo）
『女医が教える　本当に気持ちのいいセックス』（宋 美玄）
『フェラチオ完全マニュアル イラスト版……フェラテク！』（由良橋 勢）