コンドームを口で付けるのは難しい?
お口で装着は初心者には難しいかも
動画などでAV女優が口でコンドームをつけている姿を見たことがある人もいるでしょう。また「そんなことが自分にもできたらいいな」と思っている人もいますよね。しかし実際に口でコンドームを装着させるには、高いテクニックが必要です。
コンドームを口で付けるためには、手で付けるのとは違い、唇と舌の感覚だけで装着しなければいけません。そのため上手に付けることができなかったり、時間がかかるせいで男性が待てなくなったりなど、デメリットも発生するでしょう。
コツやテクニックが必要になるので、初心者がいきなり口で装着させようとしても、多くの場合は失敗に終わります。どうしても口でコンドームをつけてあげたいなら、それなりの練習が必要となるでしょう。
ゴムによっては苦みを感じる場合も
口でコンドームをつけられたらいいなと思う女性は多くても、実際につけられる女性はそれほど多くありません。テクニックを要するからというだけでなく、コンドーム自体の味に問題があるからです。
一般的なコンドームは味や匂いがついていません。しかし原料がゴムなので、ゴム臭さや苦さを伴います。そのため、口に咥えると苦みを感じて吐き出してしまうことも多いのです。
そうなると口でコンドームをつけることに抵抗が生まれるので、「口でつけてあげよう」という意欲が湧かなくなります。コンドームを口でつけるには、コンドームの味や匂いを克服することも必要なのです。
口でコンドームを付ける前に!基本の装着方法を解説
事前に手や口を清潔にしておく
コンドームを装着する前に、必ず手を清潔にしておきましょう。コンドームを付ける前から手が汚れていると、雑菌が入って感染病の原因になることがあります。特に男性にかゆみや痛みを感じさせてしまう恐れがあるので、必ず清潔に保っておくことが大切です。
また使うコンドームは、必ず新品のものを用意しましょう。一度封を開けたコンドームは、未使用でもほこりなどが付着していることがあります。ペニスは粘膜が多いため、ほこりなど汚れが入ることで感染症を引き起こす恐れがあります。互いに安心してセックスするために、事前の準備を怠らないようにしましょう。
裏と表を確認する
普段から口や手で彼氏にコンドームをつけてあげていない女性の中には、コンドームに裏表があるのを知らない人もいるでしょう。コンドームには裏と表が存在し、反対につけてしまうとペニスの皮を巻き込んでしまう恐れがあります。
また、失敗すると使えなくなってしまう場合もあるので、一発で成功させるためにも、コンドームの裏表を見分けられるようにしておきましょう。コンドームは基本的に外巻きになっているので、すぐに見分けられますよ。
他にも、コンドームはとてもデリケートな作りをしているので、触るときには破れないように気をつけることが大切です。
傷付けないようにそっと取り出す
コンドームの薄さは商品によって異なりますが、そのどれもがデリケートな作りをしています。そのため雑に扱うと、手で触っただけで破けてしまうことも。
これではせっかく買ったコンドームを無駄にすることになるので、袋から取り出す際は傷つけないようにそっと取り出します。また爪で取り出すと破れることがあるので、指先を使って取り出しましょう。指先でつまむように取り出すと、コンドームを傷つけずに上手く取り出すことができますよ。
ペニスにコンドームを当てて根本まで下げていく
手でコンドームを付けてあげる場合には、ペニスの先端にコンドームを当てて根元までクルクルと下げていくだけです。裏表を確認した後、裏側がペニスに当たるように設置します。そして亀頭から被せ始め、皮や陰毛を巻き込まないように下ろしていきましょう。
口よりも手の方が簡単に付けてあげることができますが、それでも初心者には難しい部分もあります。そのためコンドーム自体に慣れていないのであれば、初めは手で付けられるよう練習してみましょう。手で付けられるようになると、口で実践する時にイメージが掴みやすいので、うまく応用できますよ。
口でコンドームを付ける方法
唇で空気を抜く
コンドームを袋から優しく取り出したら、唇でまずコンドームの余計な空気を抜きましょう。この時に裏表をよく確認しないと失敗しやすいので、注意しながら扱います。また唇で空気を抜く際も、強く吸い過ぎないようにしましょう。
コンドームに余計な空気が入っていると、口で扱いにくくなります。口で付ける難易度を下げるためにも、空気抜きは忘れずに行いましょう。なにより、こうすることでペニスにしっかりとフィットさせることができます。
軽く空気を抜くことができたら、ペニスにつける準備は完了です。
亀頭部分にキスするように置く
通常、手で装着していく時と同じように、亀頭から根本にかけて徐々に下ろしていく方法は同じです。そのため口に咥えたコンドームを亀頭部分に置きますが、この時にキスするように優しく置くようにしましょう。
ペニスもコンドームも繊細なものなので、雑に扱えば痛みを生む原因になります。せっかく口で付けてあげるのですから、痛みを与えないようにしたいですよね。そのためにも亀頭部分に優しくキスをするような感覚でそっと置いてあげましょう。亀頭とコンドームの真ん中が揃うようにして置くと、きれいに付けてあげられますよ。
ペニスを引っ張り皮を巻き込まないようゴムを下ろす
亀頭にコンドームを置くことができたら、今度はペニスを根元から軽く引っ張ります。そして唇を巧みに使ってコンドームを徐々に下へと下ろしていきましょう。この際にペニスを軽く引っ張るのは、ペニスの皮を巻き込まないためです。
ペニスを引っ張らずにコンドームを下ろしてしまうと、男性によってはペニスの皮がコンドームに巻き込まれてしまいます。これでは痛みが出てしまい「やめて」といわれてしまう可能性も。なので、皮や陰毛を巻き込まないよう注意しながら下ろしましょう。
また、唇だけ使っていると上手に下ろすことができないので、舌を使うことも忘れてはいけません。
しっかり根本まで下ろす
コンドームをある程度まで下ろすと、女性によっては慣れない作業に疲れてしまうこともあるでしょう。しかし根本までしっかり下ろさなければ、コンドームは意味を成しません。そのためしっかり根元まできちんと下ろしきるようにしましょう。
口である程度下ろし終えたら、最後に男性にしっかりフィットできているか確認してもらうのもおすすめです。きちんとフィットしているかは本人にしか分かりません。
男性に最後のチェックをしてもらうことで、コンドームによる事故やトラブルを防止することができます。互いにコンドーム装着に気を遣うことで、途中で外れるなどの事故を防ぐことができるでしょう。
口でコンドームを付けられた男性の心理
これから実際に「やってあげようかな」と思っている女性は、男性の心理を知っておくと良いでしょう。
男慣れしてる?と感じる
「彼女がいきなり口でコンドームを付けてきたので、嬉しい反面、『意外と男慣れしてる?』って思ってしまった」(男性/33歳/会社員)
口でコンドームを付けることは、決して簡単なことではありません。男性自身もそれを理解しているからこそ、彼女が難なく付けてしまうと「男慣れしている?」と思ってしまうのです。ムードを高めようとしてくれていることは理解できても、やはり「男慣れしているのでは?」と悲しくなってしまうのでしょう。
そのため、口で付ける際には少し手間取った姿を見せた方が、彼に余計な心配をさせずに済みますよ。
雰囲気が壊れないのでイイ!
「ムードを壊さずに挿入することができるので、僕は大歓迎ですね。流れが途切れないから気分も萎えないですし」(男性/35歳/会社員)
男性の中には、女性に口で付けてもらえるのは大歓迎という人もいます。コンドームを付ける作業は、どうしてもセックスの流れが中断させてしまいます。コンドーム装着に手間取れば手間取るほど、それまでの熱いムードがだんだん冷めていきます。
しかしコンドームを女性から、しかも口で付けられたとあれば、気分は燃え上がる一方でしょう。男性はコンドームを自ら付けようとする女性の積極的な姿に興奮も覚えるので、普段よりも熱いセックスになるはずです。
自分で付ける手間が省ける
「自分で付けるのは少し苦手なので、彼女が口で付けてくれるなら、自分の手間が省けていいなって思います」(男性/21歳/大学生)
コンドームは男性にとっても「手間」と感じるほど付けるのが難しいアイテムです。大切なアイテムなのはわかっていても、付けるのに時間がかかればストレスに繋がります。しかしそんな手間取るアイテムを、女性自ら付けてくれるなら大歓迎という男性は多いでしょう。
また、この男性のように、自分でコンドームを付けることが苦手な男性だっています。こうした人にとって、女性が付けてくれるのはまさに願ったり叶ったりの事態でしょう。
つけ忘れを防止できて互いのためになる
「女性から口で付けてもらうことで、つけ忘れを防止できて互いのためになります。興奮するだけでなく、コンドーム忘れも防止できるって最高ですよね」(男性/27歳/会社員)
コンドームを口で付けることの目的は、単に男性を興奮させるためだけではありません。互いがコンドームの装着忘れをしないため、という目的も兼ねているのです。女性が男性に見せつけるように口でコンドームを付けることで、互いに安心してセックスを続けることができるでしょう。
また、カップルによってはパートナーがコンドームを嫌がる場合もありますよね。こうした場合でも雰囲気を壊さずに付けてもらうことができるので、相手に不快感を与えずに済みます。
口でコンドームを付けるメリット
フェラからの流れで装着できる
コンドームを口で付けるメリットは、まずフェラからの流れで装着可能なことです。通常はフェラをした後に男性に付けてもらうという流れが多いでしょうが、これだとセックスの流れが一時中断されますよね。
これではせっかく高まっていたムードが冷めてしまうので、男性によってはペニスが一時的に萎えてしまうことも。場合によっては再度勃起させなければいけなくなるため、挿入までに時間がかかります。
しかしフェラからの流れで装着させることができれば、時間やムードを無駄にすることなく挿入に移行することができるのです。
付けたフリを防止できる
男性によってはコンドームを不快に感じるため、付けたがらない人もいますよね。しかし、こうした行為は女性にとっては大きなリスク。誰だって常に妊娠を希望しているわけではありませんし、妊娠を目的としないセックスでは安心して気持ちよくなりたいですよね。
その点、積極的に女性が口で付けてあげれば、言葉にせずとも「つけて欲しい」という意図が伝わります。
また、男性の中には「付ける」と断言したのに、実際には外してしまう人もいます。これでは女性は安心してセックスできませんよね。男性の「付けたフリ」を防止することができるので、余計なトラブルを起こさずに済みますよ。
コンドームに細工をされる心配がない
男性の中には付けたフリをする人もいれば、付けるけど細工をする悪い人もいます。こうした男性が多いわけではありませんが、彼氏でない人とセックスする場合には、細工される可能性もゼロとは限りません。
そのため心配がある場合にこそ、女性が口でコンドームを付けてあげた方が良いでしょう。女性が付けてあげることによって、コンドームに変な細工をされずに装着させることができるからです。そうすれば、女性も安心してセックスに集中できるでしょう。
挿入がスムーズになる
口でコンドームを付けると、自然と唾液がコンドームに付着します。そのため適度な滑りを事前に付けることができるので、その後の挿入がスムーズになるメリットも。いくら女性自身が濡れている状態でも、コンドームが滑らなければお互い痛みを感じてしまうでしょう。
ローションを使わなくても挿入がスムーズになるので、気持ちが高まったままセックスを楽しめます。普段から挿入時の滑りの悪さで悩んでいるなら、口で付けることを試してみると良いですよ。
口でコンドームを付ける際の注意点
歯でコンドームを傷つけないよう気を付ける
口でコンドームを付ける時は、どうしても歯がコンドームに当たってしまいます。ここで歯を立ててしまうとコンドームが破けてしまうので、絶対に歯を立てないように気をつけましょう。
また歯でコンドームに傷を付けてしまうと、射精した時に精液が漏れ出してしまうことがあります。これでは上手にコンドームを付けられたとしても意味がないので、絶対に傷をつけないようにしましょう。また最後まで付け終わったら、コンドームに傷がついていないかチェックしてみるとさらに安心ですよ。
上手に付けられないと途中で外れるかも
コンドームは最後までしっかり付けないと、途中で外れてしまう心配があります。だからこそ上手に付けなければいけませんし、破ってもいけないのです。途中で外れてしまえば、たちまち妊娠率は上がり、性病にも感染しやすくなります。
これではせっかく付けた意味がありませんし、盛り上がっていたムードも一瞬にして凍り付くでしょう。上手に付ける自信がないなら、無理して口でやろうとしないことです。無理して付けて失敗すれば、その責任は女性が担うことにもなります。
自身の身を守るためにも、確実に避妊や性病を防止できるよう形でコンドームを付けることが一番大切といえるでしょう。
皮や陰毛を巻き込まないようにする
コンドームを口で付ける場合には、ペニスの皮や陰毛を巻き込まないようにしましょう。想像すればわかると思いますが、皮や陰毛を巻き込まれるとかなり強い痛みを感じます。
これではせっかく口で付けてあげたとしても、「痛いから次はやらないで」と言われてしまうでしょう。「次もやってほしい」といわれるためには、違和感なくスムーズに装着することが重要です。そのためにも普段からディルドなどを用いて練習しておくことをおすすめします。
完全に勃起した状態で付ける
口でコンドームを付ける時は、必ずペニスが完全に勃起している状態で付けるようにしましょう。コンドームは勃起状態でしか付けることができませんし、半勃起状態ではただただ装着が難しくなるだけです。
半勃起状態でもある程度まで装着は可能ですが、再度勃起させる必要があるため手間が増えるでしょう。すぐに挿入に移行するためにも、勃起した状態を維持させることも大切です。そして、ペニスは快感が止まってしまうと萎え始めてしまうので、手早く口で付けるようにします。どうしても手間取ってしまう場合には、なるべく快感を与え続けましょう。
上手に口でコンドームを付けるための練習方法
付ける時の流れをイメトレする
口でコンドームを付けるといっても、流れを知っていなければ戸惑ってしまうことばかりです。そのため付ける時の流れをイメージしておくことも大切でしょう。どんな流れで口に運び、そしてコンドームを付けてあげるのか、よくイメージしておきます。
例えばフェラでペニスを勃起させたら、そのままの流れでコンドームを口に咥えるなど、想像を膨らませましょう。事前にイメトレしておくと、実際に付ける時に慌てたり手間取ることが少なくなりますよ。付けるまでの流れだけでもいいので、なるべく具体的にイメトレしておきましょう。
ソーセージなどを使って練習する
身近なものを使って練習したいなら、ソーセージなどペニスに似た食品を使ってみましょう。これらをペニスに見立て、コンドームを口で付けるのです。食品なのである程度柔らかいため、半勃起状態を想定して練習することができますよ。
こうした柔らかいもので練習すると、難易度は上がってしまいますが、上達も早くなります。なにより半勃起状態でも付けられるよう技術が磨かれるので、どんなペニスの状態でも慌てずに付けることができるでしょう。また、ディルドを買わなくても練習できるので、彼氏にバレないというメリットもあります。
ディルドとコンドームで練習する
完璧に口で付ける練習がしたいなら、思い切ってディルドとコンドームを用意してみましょう。これらは通販でラブグッズとして買うことができますし、梱包を工夫してもらえるので彼や家族にバレる心配も少ないです。
ディルドはペニスに似せて作られているので、状況をリアルに再現することができます。実際にペニスに付ける要領で練習でき、どこが破れやすいか、どうやれば付けやすいかも手に取るように分かるでしょう。ディルドは完全勃起と同じ状態なので、ソーセージを使う練習よりも難易度は低いです。
口元や表情筋を鍛える
いくらソーセージやディルド、コンドームを用意しても、実践する時に口や舌が動かなければ上手に付けることができません。そのため普段から口元や表情筋を鍛えることも大切です。顔の筋肉が弱ければ、口元や舌は思うように動きませんからね。
自由自在に口や舌を使うためにも、普段から意識して動かすことをおすすめします。例えば口を大きく開けて閉じてを繰り返したり、早口言葉で表情筋を鍛えましょう。顔の筋肉が鍛えらえれて柔らかくなれば、使いたいように口や舌が動いてくれます。
また実際に口でコンドームを付ける際には、筋肉が強張らないよう口元を温めることも効果的ですよ。
口でコンドームを付けられるように自主練しよう!
口でコンドームをつけたいという気持ちがあるなら、練習あるのみでしょう。練習をしなければ付けられるものも付けられません。また自主練する時は、よりリアルに状況を再現することも大切です。
ディルドやコンドームなど、普段触らないものを使うことによって、その状況を作り出すことができます。恥ずかしくて使うことを戸惑ってしまいそうですが、口でコンドームを付けたいなら、恥ずかしさは捨てて練習しましょう。彼のため、そして自分のためにも、口でコンドームを付けるべく自主練に励みましょう!
また、セックスが上手くなるための練習方法の詳細は、【男女別】セックスが上手くなる練習方法とは?をご確認ください。
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