男性がフェラで一番感じるのは裏筋舐め?
男性が大好きだというフェラですが、中でも男性がとくに感じる部分がペニスの裏筋だといいます。フェラで裏筋舐めをされると気持ちいいと感じる男性はとても多いのです。
今回は、フェラの中でも男性に人気の「裏筋舐め」について徹底解説します。男性が感じる上手な舐め方を紹介するので、そもそも裏筋ってどこ?という人から、裏筋が気持ちいいのは知っているけれど、どんなふうに攻めればいいのか分からないという人まで、ぜひ参考にしてみてくださいね!
そもそも裏筋ってどこ?ペニスの構造
亀頭(きとう)
亀の頭と書いて「亀頭(きとう)」と呼びます。ペニスの先端にある亀の頭のような部分が亀頭です。日本人男性の70%以上は仮性包茎といわれていて、勃起していない状態のときは皮が亀頭に被っています。性的興奮によりペニスが勃起すると、皮がめくれて亀頭が現れるのです。
亀頭は女性器でたとえるとクリトリスの先端。クリトリスが女性の最も感じる部分であるのと同じく、亀頭は男性にとって一番敏感な部分だといわれています。
カリ
亀頭の下にある段差の部分を「カリ」といいます。亀頭が大きければ大きいほどエラが張っている状態になり、カリの段差も大きくなります。段差が大きいカリは「カリ高」と呼ばれ、セックスのときに膣に引っかかることで女性に快感をもたらすといわれています。
性的興奮が高まり勃起度が上がると、カリがパンパンに張ってきます。フェラをするときはカリの段差に手や口をやさしくフィットさせるようにして動かすと快感が大きくなるでしょう。
鈴口(すずぐち)
亀頭の先端にある、口のように開いた部分が「鈴口(すずぐち)」です。医学用語では尿道口といい、この部分から尿や精液が出てきます。
男性にとっては亀頭全体が性感帯ですが、鈴口もまた敏感な性感帯のひとつ。亀頭の部分をフェラするときは、口のように開いた部分に少しだけ舌先を差し込むようにし、溝になっているところを軽くはじくと刺激を与えることができます。
フェラで鈴口を刺激すると、我慢汁と呼ばれる透明な粘液が分泌されます。その我慢汁を亀頭全体に塗りつけるようにしてフェラをするとさらに快感が増すのでおすすめです。
竿(さお)
ペニスの棒状の部分をアダルト用語で「竿(さお)」といいます。医学用語では陰茎のことです。竿の形は人それぞれで、まっすぐな筒状になっている竿のほか、中央部がやや太くなっている竿、根元部分が太くて先端にいくほど細くなる竿などがあります。
フェラでは竿の部分を上下にしごくことで勃起力を高め、最終的に射精させることができます。
裏筋(うらすじ)
男性から見て亀頭の裏側にあり、亀頭と竿を結ぶ筋状の部分を「裏筋(うらすじ)」といいます。医学用語では陰茎小体と呼ばれている部分です。
裏筋は亀頭に続いて、もしくはそれと同じくらい、あるいはそれ以上に感度が高い部分だといわれています。筋状の部分だけでなく、そのあたり一帯が性感帯になっているので、裏筋そのものに直接触れなくても、竿の皮を下に引っ張るだけで気持ちいいと感じるようです。
フェラで裏筋の上手な攻め方を知りたい!
つぎは、フェラで裏筋舐めをするときの上手なやり方やテクニックをご紹介。具体的な裏筋の攻め方をお伝えします。
唇でやさしくキスをする
裏筋はペニスの中でも感度の高い部分なので、唇でやさしくキスをされるだけでも気持ちいいといいます。本格的なフェラをする前に、筋状の部分はもちろん、性感帯であるそのあたり一帯にやさしくキスをしていきましょう。
これから裏筋を攻められるかもしれない…という男性の期待感を高めることができ、じらし効果によって性的興奮を増大させることができるはずです。
舌の腹でなぞるように舐め上げる
フェラで裏筋を攻めるときは、舌を上手に使うことがポイントです。舌は舌でも、舌先ではなく舌の腹全体を使っていきます。舌が乾いていると刺激を感じることがあるので、唾液で十分に舌を湿らせることが大切です。
裏筋は舌でなぞるように舐めるのが一番気持ちいい舐め方だといわれています。濡らした舌の腹を裏筋の根元側に平たくなるように当てたら、亀頭側に向かって舌の腹でなぞるように舐め上げていきましょう。舐め上げられた男性は思わず全身が身震いするほどの快感に襲われるはずです。
舌先で裏筋の筋状の部分をなぞる
裏筋をフェラで攻めるときは舌の腹を使うのが基本ですが、アクセントとして舌先を使ってみるのも変化があって気持ちいいでしょう。舌の腹でなぞるように舐め上げる基本的な舐め方に加えて、裏筋の筋状の部分を舌先でなぞるように舐めていきます。
男性の反応を見ながら、舌の腹と舌先を組み合わせて変化をつけながら刺激するのがおすすめです。
裏筋に対して垂直に刺激する
裏筋に沿って平行に刺激するのも気持ちいいですが、裏筋に対して垂直に刺激するのも、裏筋舐めのフェラテクニックとしておすすめです。
顔をペニスに対して垂直に向けたら、舌の腹を裏筋の根元側に当てます。裏筋を横切るように亀頭側に迫りながら舐めてあげると、裏筋に沿って舐め上げるのとはまた違った快感が得られるでしょう。このとき、裏筋に唾液をたっぷり塗っていやらしい音を立てながら舐めるようにすると、男性の性的興奮はさらに高まっていきますよ。
咥えながら舌の腹で裏筋を舐める
舌の腹や舌先で裏筋を刺激したら、ペニスを咥える本格的なフェラに移っていきます。通常のフェラで咥えるようにペニスを口の中に入れたら、口内とペニスとの間に少し空間を作ります。竿をできるだけ深く咥えて口を上下に動かしながらしごいていきますが、このとき舌の腹を裏筋に沿わせるように当てるのがポイント。
舌の動きは上下運動に合わせるのはもちろん、左右に動かしても気持ちいいようです。
亀頭やカリと一緒に裏筋を攻める
フェラの中でも人気のある裏筋舐めですが、もうひとつ圧倒的な人気を誇る亀頭攻めと組み合わせることで、最強のフェラになります。
舌で裏筋を舐めながら指で亀頭部分やカリ部分を刺激したり、指で裏筋を刺激しながら舌で亀頭部分やカリ部分を舐めるという方法です。この組み合わせを交互に行うと、男性に強い快感を与えることができるでしょう。
手も同時に使って責める
フェラと聞くと口や舌にばかりフォーカスが行きますが、手が空いているのなら使わないのは勿体ないと言えます。フェラの際に手を使うことはNGではありません。男性を気持ち良くさせたいなら是非使ってみましょう。
手コキのように上下に擦るも良し、玉を持って優しく触るのも良し、方法はたくさんあります。無理の無い程度に動かしてみましょう。
フェラ中に疲れてしまったときの対処法は?
フェラ中に疲れてしまったときは、どのように対処するのが正解なのでしょうか?おすすめの対処法をご紹介します。
唇をペニスから離さずに上目遣いで男性を見る
フェラに疲れたからといって、咥えていたペニスをすぐに口から出してしまうのは、あまりおすすめできません。投げやりな感じがしてしまいますし、あからさまに疲れていることが分かってしまうので、男性に悪い印象を与えてしまう可能性があるからです。
フェラ中に口を開けているのが辛くなってきたら、いったん口を閉じて、唇を亀頭の先端部分につけたまま休憩するようにしましょう。このとき、上目遣いで男性を見上げるのがポイントです。やわらかい唇の感触を亀頭に感じながら上目遣いで見つめられたら、男性が喜ぶことは間違いありません。休憩中も男性を興奮させ続けることができるのです。
太ももなどペニス周辺にキス
亀頭につけていた唇をやさしく離したら、太ももやそけい部などペニスの周辺にやさしくキスをするのもおすすめです。男性をいとおしく思う気持ちが伝わりますし、ペニス本体に触れないことで男性をじらすことができます。
フェラの時間が長すぎると感覚が麻痺して逆効果になってしまうので、このような休憩を挟むのも、じらし効果があって一石二鳥ですね。
舌先や唇だけを使ってフェラをする
男性のペニスが大きかったり、女性の口が小さかったりすると、そうでない場合の何倍もフェラによる疲れがひどくなります。
フェラの最中にあごが痛くなってきたら、舌先を使ってペニス全体をちょろちょろ舐め回したり、唇を軽く開けながらマッサージするように愛撫してみましょう。
唾液を垂らしながら手で愛撫する
女性が感じるフェラ中の疲れは、そのほとんどがあごの疲れによるものです。ずっと口を大きく開けたままでいるとあごが疲れてくるので、そんなときは手を使ってペニスを愛撫してみましょう。
手を使ってペニスをしごくときは、摩擦による刺激を感じないように、唾液をたっぷり垂らしながら行います。親指と人差し指で輪っかを作り、それを口に見立てて上下にやさしく動かしてみましょう。ペニスが乾いてきたら唾液を垂らし、まるで口でフェラをされているような感覚をもたせてあげるのがポイントです。
フェラで裏筋を舐めるときの注意点
男性に心から気持ちよくなってもらえるように、フェラで裏筋を舐めるときの注意点をしっかり頭に入れておきましょう。
嫌がっていたら無理にやらない
裏筋は敏感な部分だけに、触られたり舐められたりするのを嫌がる男性もいます。裏筋を攻めようとしたときに男性が嫌がるような素振りを見せたら、裏筋を攻められるのが苦手だというサインなので、そんなときは無理に気持ちよくさせようとせずに、そっとしておいてあげましょう。
痛いと感じる人もいるので優しく舐める
ペニスの中でも感度の高い裏筋はデリケートな部分なので、強く舐めてしまうと痛みを感じてしまう場合があります。男性に気持ちよくなってもらいたいからといって長時間攻め続けたり、ピンポイントで刺激を与え続けたりするのは避けましょう。あくまでソフトに、唾液を垂らしながらねっとりと舐めるのがコツです。
ペニスの皮を下に引っ張りすぎない
日本人男性は仮性包茎が多いので、完全に勃起をしていないときは裏筋がペニスの皮に隠れている場合があります。このようなとき、裏筋を攻めたいからといって無理にペニスの皮を下に引っ張るのはやめましょう。快感が増してペニスが大きくなれば、皮を下げなくても裏筋舐めがしやすくなるので、ゆっくりと時間をかけて男性を気持ちよくさせてあげることが大事です。
歯や爪が当たらないように注意する
裏筋はただでさえ感度の高い部分なので、フェラをしているときに誤ってや爪を当ててしまうと、男性に激しい痛みを与えることになってしまいます。男性を喜ばせようと夢中になりすぎると、うっかりそんな事故を起こしてしまうことがあるので、裏筋に歯や爪が当たらないように十分注意しましょう。
フェラで裏筋を舐められた男性の感想
つぎは、フェラで裏筋を舐められた男性の感想をいくつかご紹介します。
裏筋を舐められるとすぐイキそうになる…
「全身がしびれるような快感が病みつきに…。そこを舐められるとすぐにイキそうになってしまいます」(25歳/男性)
竿をしごいていないのにイキそうになるのは、裏筋という高感度な部分だからこそ。フェラであまり攻めすぎると、すぐにイッてしまうかもしれませんね。
舌先で刺激されると気持ちいい!
「竿全体を咥えられるよりも、舌先でツーッとなぞられるほうが気持ちいいです」(27歳/男性)
裏筋を刺激するポイントは、舌を使うことです。舌の腹や舌先を使って刺激してあげると、最高の快感を味わえるようですね。
裏筋を舐められながらの射精は最高!
「裏筋を攻められて、とうとう我慢できずに射精してしまいました。挿入とはまた違う最高の射精感にハマりそうです」(24歳/男性)
フェラで裏筋舐めをされて、思わず射精をしてしまったという男性は多いようです。中には挿入時の射精感を越えるという男性も。
亀頭と裏筋の組み合わせは無敵!
「亀頭全体を口に含んで裏筋を舌でレロレロ…。この組み合わせは無敵の気持ちよさです」(27歳/男性)
裏筋のほかには、亀頭も感度の高い部分。これらをセットにして攻めれば、男性は悶絶するくらい気持ちよくなってくれるでしょう。
裏筋舐めのフェラをマスターして男性を喜ばせよう
フェラがうまい女性の特徴やテクニックの詳しい内容は、男も喘ぐフェラテクニックを解説!彼を悶絶させるテクニック12選も紹介!をご確認ください。
デリケートな部分だけに、気をつけなければならない注意点もいくつかありますが、男性を気持ちよくさせたいなら、裏筋舐めのフェラテクニックは何としても身につけておきたいものですね。ぜひ裏筋の上手な舐め方をマスターして、男性を喜ばせてあげましょう!
フェラや裏筋舐めに関する専門家の意見やアドバイス
男性器と女性器は似ている!?
『誰も教えてくれなかった 飽きない!セックス』(OLIVIA/二松 まゆみ/関口 由紀)という書籍には、男性器と女性器はとても似ているという事が書かれていました。
「さらに、一見まったく違うように見える性器も、実は似ています。
女性器の中で最も敏感なクリトリスは、男性器でいう亀頭の部分と似ていて、どちらも皮がムケます。
同じように、裏筋は小陰唇、陰のうは大陰唇に置きかえられる、ということもいわれています。」
男性の裏筋は女性の小陰唇と一緒といわれると、どれだけ敏感な部分なのか女性にも手に取るように解りますよね。
これを念頭においてフェラをするのが良いかもしれません。
しみけんが教える裏筋責め
日本で有名なAV男優と言えば、しみけんさんではないでしょうか。男女ともに認知度が高く、セックスに関する書籍も出版されています。
今回は『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである イラスト版』(しみけん)から、裏筋を責める際のポイントをご紹介しましょう。
まずは手コキのポイントの紹介です。
「亀頭や裏筋を刺激。基本の手コキに、親指の腹で亀頭や裏筋をさする動きをまぶしてもいい。」
「接地面を広く密着度が高く、接地面が広い。手コキをしたときに空気と入り混じり、『クワックワッ』と独特の音が出たら達人の域。」
フェラの前に手コキでも裏筋を刺激する事は可能です。また、上記の前提として「ペニスを唾液でまんべんなく濡らしておく」という注意点も記載されていました。
手コキのNGとしては乾いたまま行わないこと。摩擦のせいで痛みを感じてしまうそうです。
そしてお次はフェラのポイントの紹介です。
「裏筋を舐め上げる舌を大きく出して、縦方向にペロンと舐め上げる。舌先で亀頭や裏筋をチロ チロ舐めて、変化をつけてもいい。」
「竿を舐めるときは、亀頭をしっかりと覆い、すき間ができないように。竿を舐め上げながら、舌で裏筋を刺激するのがコツ。」
「会陰部を舐める女性はかなり 高評価を得られる。ペニスを 持ち上げて、舌で会陰を舐め 上げるのも気持ちいい。」
そこまで難しいことは書いてありませんよね。これなら女性でも解りやすいのではないでしょうか。
また、このように簡潔にまとめられているため、男性が女性に気持ちの良い舐め方を教えてあげる事もできるでしょう。ぜひ活用してくださいね。
ソフトに責める女性向けテクニック
『セックスが本当に気持ちよくなるLOVEもみ』(OliviA)という書籍は著者が女性のため、女性が苦痛に感じない裏筋責めテクニックが紹介されていました。
また、それぞれのテクニックに可愛い名前も付いています。
「ぷにキス/口に含む前に、ハンドテクニックで反応が良かった場所をぷにぷにとしたやわらかい唇でキス。特に感じる裏筋は根元から亀頭に向かって、キスしながら移動する」
「ソフトバキューム/裏筋に舌全体を添わせ、ゆっくりと口のなかに含む。膣への挿入をイメージして、口のなかの 粘膜でしっとりと包み込むように密着させるとホッとするような安心感を覚える。」
「ロリポップ舐め/舌先を裏筋に添わせ、細かく舌を縦横に動かす。横に動かしながら根元からジグザグに上がっていく快感が新感覚。舌全体は裏筋に密着させ、キャンディーをイメージし、ゆっくりと舐め 上げる」
「ローリング/口に亀頭を含み、舌を密着させる。舌先で自分の歯茎をぐるりと一周なぞるようなイメージで 時計まわりに渦巻きを描くよう に動かす」
女性の視点で紹介されているため抵抗なく実戦できるはずです。ぜひ彼を気持ち良くしてあげてくださいね。
<参考文献>
『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである イラスト版』(しみけん)
『セックスが本当に気持ちよくなるLOVEもみ』(OliviA)
『 誰も教えてくれなかった 飽きない!セックス』(OLIVIA/二松 まゆみ/関口 由紀)
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