「恋愛経験なしの男」に関する専門家の意見やアドバイス
「いい人なのに恋愛経験なし」の男性に欠けているもの
恋愛経験のない男性と恋愛することに抵抗のある女性もいるかもしれません。いい人なのに女性に縁のない男性には、いったい何が欠けているのでしょうか。男性向けに書かれた恋愛指南書『モテ理論 5日間で女心をつかむ超恋愛テクニック』(植草美幸)には、以下のような記述があります。
「当たり前ですが、普段から人に優しい人は、当然、女性にも優しくできます。
気遣いが行き届いている人は、女性にも的確な気遣いをすることができます。
言い換えれば、モテるかどうかは、人間力の差。つねに人を気遣える『あたたかいハート』があるかで決まるのです。
モテたい!というのは一見、軽薄ですが、根本的には、人間力を磨くことでしか達成できません。
ただ、根はやさしいのに、どうやって気遣いを行動に移したらいいのか、わからない人もいるのかもしれません。
「いい人」なのに、気遣いがピント外れで空回り、という人もいるでしょう。
空気も読めない、相手の気持ちが汲み取れない。これも、言ってしまえば人間力の低さの表れなのですが、もったいないことですね。
心根には、いいものをもっているにもかかわらず、それを上手に発揮できていない―これ、日本人男性に、とくに当てはまることだと思います。
でも、表に出さなければ、そしてきちんと伝わらなければ、存在しないも同然。もっともっと日常生活の至るところで、あなたの本当の心、その温かいハートの存在を示してください。」
このように、気遣いがピント外れだったり、気持ちの表現が苦手だったりするせいで、心根の優しさが伝わりにくい男性は、どうしても縁遠くなってしまうようです。話してみると意外にウマが合う可能性もあるので、恋愛経験がない男性だからといって避ける必要はないでしょう。
恋愛経験のない男性が陥りがちな考え方
恋愛経験のない男性は、「女性とはこういうもの」という思い込みのせいでコミュニケーションの方法を間違ってしまうことがあるようです。男性向けに書かれた恋愛指南書『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』(トイアンナ)には、以下のような記述があります。
「身ぎれいになれば、まずは女性から『嫌われなく』なります。しかしそこから『気になる子へ告白する』までにはもう少し道のりが残っています。恋愛初心者の男性ほど仲良くなる前にいきなり告白したがるもの。しかし『そつなくさらりと彼女ができる』男性は、告白を好感度が上がり切ったあとで行う、関係の最終確認として使っているのです。
いきなり告白しても、振られるだけです。そこでこの章では、告白前に好感度をステップバイステップで上げていく方法をご案内します。
モテる男性と非モテの男性、その世界に大きな隔たりは存在しません。生まれながらの美貌と若さという要素でモテがある程度決まってしまう女性と違い、男性は身ぎれいさや気配り、年収といった人生の途中からでも一発逆転できる要素がたくさんあるからです。
『ただしイケメンに限る』『どうせ男は金でしょ』と諦めるのも自由ですが、ではなぜ普通の顔をしたヒモ男性が世にゴロゴロしているのでしょうか。『お金さえあればいい』とハッキリした女性もこの世にはいますが、そんなことよりマメな態度が好きな女性もいます。無理に背伸びして諦めてしまう前に、あなたが強みにできることでモテればいいのです。
実は、非モテの男性ほど、下心を悪いものと考える傾向にあります。せっかく2人でデートをしていても、気になる女性への恋愛感情をなるべく隠そうと努力してしまいがち。反して、モテる男性は、女性たちへ下心を小出しにします。『センスいい服してる』『がんばりやさんなんだね』と、褒め言葉をどんどん提供します。すると女性はここで『私と恋愛関係になりたいと思っている』というメッセージを受けとるのです。このように、自然にモテるには『モテている人の考え方』を学んで、できるところだけマネするのがいちばんです。」
このように、恋愛経験なしの男性は、距離感を誤って焦って告白したり、女心がわからずに言葉を飲み込んだりしてしまうせいで、的外れなアプローチに終始してしまうようです。人柄を知って「不器用だけど憎めない」と感じるのであれば、温かい目で見守ってあげてもいいかもしれません。
<参考文献>
『モテ理論 5日間で女心をつかむ超恋愛テクニック』(植草美幸)
『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』(トイアンナ)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!