「ひとりになりたい」と感じる理由＆心理とは？ストレス発散法も紹介

ひとりになりたいと感じてしまう理由は分かってきましたが、ひとりになりたいと思うのはどのような心理状態なのでしょうか。ひとりになりたいと思っている時の心理状態で、考えられるものをピックアップしています。一緒に確認していきましょう。

今は誰とも話したくない

心が不安定な状態の時は、親しい間柄の相手でも会いたいとは思わないものです。親しくない相手なら、なおさら会いたいとは思わないでしょう。非難されても辛い、慰められても辛いという状態では、「今は誰とも話したくない、ひとりになりたい」と思ってしまうのは当然のことだと言えるでしょう。

ひとりになって誰にも干渉されずに、ひたすら自分と向き合いたいという心理なのですね。

これ以上傷つけられたくない

信頼していた人に裏切られ、傷ついてしまった場合、しばらくの間は人間不信に陥ってしまうでしょう。この状態で誰かに相談したところで「この人も最終的に自分を裏切って傷つけるのでは…」と不安に思ってしまうものです。誰にも会わなければ、誰かに傷つけられることはないのですから、ひとりになりたいと感じるのは自然なことなのでしょうね。

もう誰にも傷つけられたくないと感じた時は、ひとりになって、ゆっくり傷を癒してください。

ただただゆっくり休みたい

疲れている時の心理状態は、誰かと会いたいわけではない、趣味に没頭したいわけでもない、とにかくゆっくり休みたい、ではないでしょうか。疲れた体を休め、疲れた心を落ち着かせたい一心で「ひとりになりたい」と感じてしまうのでしょう。人と会おうとすると、予定を合わせたり、話を合わせたりしなくてはなりません。休みたい時こそひとりになってみてください。

人に気を使いたくない

人と会う時は、どんな親しい相手でも少なからず気を使ってしまうものです。落ち込んでいる時や疲れている時に人に会っても、「落ち込んでいると悟られたくない」「疲れを見せずに楽しまなければならない」などと、普段以上に頑張らなくてはなりません。心が疲れている時は、ひとりになって、とことん泣いて、とことん落ち込んでください。

そうやって自分ととことん向き合えば、次第に気持ちも落ち着いてくることでしょう。人に気を使いたくないという心理状況になった時は、納得できるまでひとりの時間を過ごしましょう。

何をしても楽しいと感じられない

落ち込んでいる時や傷ついている時に友人と会っても、普段通りに楽しめません。映画に行っても、ランチに行っても、ショッピングをしてても、気分が晴れないものなのです。せっかくの時間を無駄に過ごしてしまうことになり、友人の楽しい時間を奪ったようで罪悪感を感じることもあるでしょう。

何をしても楽しいと感じられない心理状況になってしまったら、誰とも会わずに過ごし、気持ちを落ち着かせるようにしてください。

人と距離を置きたい

人生において、対人関係で一度も悩まない人はいないのではないでしょうか。人間の悩みの大半は対人関係だと言われるくらい、人と人の付き合いは気を使うものです。対人関係で疲れてしまっている時は、無理をせず人と距離を置くようにしてください。

自分や周囲を客観的に見られるようになると、今まで嫌で仕方なかった相手にも良いところを見つけられたりするものです。１ヶ月に１日だけは１人で過ごす日を作るなど、自分なりのルールを設けてひとりになる時間を作ってみましょう。