【男女別】鼻を触る人の心理とは？頻繁に触る理由＆癖の治し方も紹介

あなたの周りに、よく鼻を触る人はいませんか？もしくはあなた自身が、気付いたら鼻を触ってしまっているなんてこともあるでしょう。「鼻を触る」行為には、実は隠された意味があるのです。

自分でも気づいていない心理状態から起こる癖と言うものは、誰にでもあります。それが「鼻を触る」行為の場合、どんな心理が隠されているのでしょうか。鼻を触る心理について、詳しく解説していきます。

何かを隠したいと思っている

隠し事をしている人には、鼻を触る癖が見受けられます。隠していることに気付かれたくないという心理から、鼻に触って自分の意識を他に向けようとするのです。自分の意識が他に向けば、相手の注意もそちらにひきつけられると考えているのでしょう。

鼻を触る行為は、何かに集中する効果があります。隠し事をしたい人は「どうしたら隠し通せるか」という点に集中したいと考えるので、無意識に鼻を触ってしまうのです。ですが、鼻を触りすぎると逆に不自然に思われるので、注意が必要と言えます。

ストレスを感じている

鼻に触る時、大なり小なりストレスを感じている人もいるでしょう。人はストレスを和らげようとする時に、意識を他に向けようと手を動かすことがよくあります。イライラした時に無意識に鼻を触ってしまうのも、そういった心理の表れなのです。

自分なりにストレスを発散できる人よりも、うまく消化しきれない人に、鼻を触るなどの癖が多くみられるようです。ストレスを感じている時に鼻を触ってしまう人は、自分なりのストレス発散法を見つけてみましょう。

ただの癖だという場合も

もちろん、何の深い意味もなく、鼻を触ることがただの癖になってしまっている人もいます。最初は何らかの心理を抱えて始まった行為なのでしょう。その心理状態から抜け出してもやめられない人は、習慣づいてしまっていると言えます。

ただの癖の場合は本当に無意識で、自分自身なんの意図も持っていません。そのため、かえってなかなかやめられない人も多くいます。とはいえ、それほど頻繁ではなくたまに触ってしまうくらいの癖であれば、それがチャームポイントになることもあるのです。

鼻を触る癖がある人には、共通する特徴があります。その特徴とは、一体どのようなものなのでしょうか？性格や心理も絡めて、共通する特徴をみていきましょう。

自信がない

堂々とした人よりも、自分に自信を持てない人の方が鼻を触りやすいようです。また、自信を持って行動することが出来ない時に鼻を触りがちな人もいます。自信がない時に感じるストレスを和らげたり、自己嫌悪の気持ちをごまかしたりする際に、鼻に触れてしまうのですね。

また、性格や行動ではなく、自分の顔、特に鼻の形などに自信がない場合も、よく鼻を触ってしまいます。鼻にコンプレックスを持っている人は、そのコンプレックスを隠すために、顔を俯き加減にして鼻に触れてしまうのです。

恥ずかしがり屋

鼻を触ってしまう人の共通点に、恥ずかしがり屋であることも挙げられます。恥ずかしくてうつむいてしまい、鼻の頭を掻いたり指先で触れている人を見かけることはありませんか？これには、恥ずかしいと感じている自分を見られたくない心理が関わっています。

恥ずかしがり屋であるために、鼻の頭に触って部分的に顔を隠しているのです。鼻を触る人は「隠したい」「隠れたい」という心理を抱えています。恥ずかしがりで鼻を触る人は、恥ずかしいという気持ちが強くなるほど落ち着かず、つい鼻に触れてしまうのでしょう。

気が弱い性格

気が弱い性格も、鼻を触る癖がある人の特徴と言えるでしょう。気が弱い人の多くは、顔をあげられず、真っ向から人と話すことを恐れているところがあります。表面上ははきはきしていても、内心では「嫌われたらどうしよう」などの、気の弱さからくる悩みを抱えているのかもしれません。

鼻を触る行為は、自分の内面を隠そうとしている心理の表れでもあります。自分の気の弱さを見抜かれないために、鼻を触ることで取り繕っているのでしょう。そういった人は、並行して自分に自信が持てなくなりがちでもあります。

心配性

心配性な性格も、鼻を触る癖がある人に共通する特徴です。不安な気持ちを落ち着けるために鼻を触ってしまうのでしょう。心配事を解決しようと意識を集中させる目的で、鼻を触ってしまうこともあります。

また、心配性な人は一人で悩みを抱え込みやすい性格でもあります。心配事を人に話せないまま、自分だけで思い詰めてしまう人は、気が付いたら鼻に触っていたということもあるのではないでしょうか。

内向的

鼻を触る人の特徴として、内向的な性格も挙げられるでしょう。内向的な性格の人は、なかなか人と打ち解けることが出来ず、自分を見せることが苦手です。そのため自分の意見に自信も持てず、ストレスを溜めやすい性格であるとも言えます。

内向的であると同時に保守的な性格も持ち合わせている人は、傷つくことをひどく恐れてしまうものです。本心を言って傷つくことを恐れるために、どんどん内向的になってしまうのでしょう。そういった特徴を持つ人には、鼻を触る癖を持ち合わせている人が多いようです。

慎重

慎重であることも、鼻を触る癖がある人に共通する特徴です。じっくり考えてから行動に移す人なのでしょう。計画的に物事を進めたいと思っているので、集中力が持続するタイプです。意識を集中させている時に、ついつい鼻に手がいってしまいます。

鼻を触るという行動はむしろ集中力を途切れさせるのでは？と思われがちですが、他のことに気を取られないために鼻を触っているので、逆に集中していると言えます。何か行動に移す前に鼻に触る人は、こういった特徴も持ち合わせているのでしょう。

鼻に触る人に隠された心理について考えてみましょう。まずは、男性の心理からです。男性は自己顕示欲の強い人が比較的多く、自分の弱点を簡単にはさらけ出しません。と同時に、弱さを人に見られたくないとも思っているので、そのような心理が鼻を触る行為に繋がっているのです。

男性はどんな心理を抱えている時に鼻を触ってしまうのか、詳しくみていきましょう。

何かやましいことがある

心の中に何かやましいことがある時、男性は鼻を触りやすいようです。やましいことがあるときは、それらを隠したいという心理が働きます。後ろめたく感じているのであれば、尚更心の中を見透かされないように、鼻を触ってごまかそうとしているのです。

鼻を触ることで自分のやましさが露呈しないようにしているのですが、それだけではなく、自分は動揺していないアピールしてもいるのです。やましさによる動揺は露骨に出やすいものなので、それを鼻を触る仕草でカバーする男性もいるようです。

嘘をついている

嘘をついている時、ごまかしたいことがある時にも、鼻を触ってしまうことがあるでしょう。隠し事をしたい、嘘を見抜かれたくないなどの心理が働くと、交感神経が活発になる事をご存知ですか？交感神経が働くと鼻がむずむずしてきます。そのため、気になって鼻を触ってしまうのです。

不自然なほど饒舌で、鼻を頻繁に触っている男性と話す時には、「嘘をついているかも？」という疑いの気持ちを持っておきましょう。嘘をついていなければそれに越したことはありませんが、鼻を触る以外にも怪しい仕草が見られたら、用心したほうがいいかもしれません。

言いたいことが言えない

「何かを言おうとしていることはわかるけどなかなか言わない」「やたらと鼻を触っている」という時は、うまく言い出せないでいるのかもしれません。「言いたい気持ちはあるけど、どう話していいかわからない」というもどかしい気持ちを、鼻を触ることでごまかしています。

話が煮え切らないままで、鼻を触る仕草が多くなってきたら、男性が言いたいことを言えるように誘導してあげるといいでしょう。「何か言いたいことがあるの？」と聞いてあげるだけでも、男性が話を切り出せる助け船になります。

イライラしている

ストレスを感じた時に鼻に触ることがあることは前述しました。男性がイライラしている時に、髪を掻き乱したりすることがありますが、鼻を触る男性もいます。イライラが爆発しないように努めているので、この場合は無意識に鼻に触れていることがほとんどでしょう。

爆発させないようにしている間にもイライラは増してしまいます。表面上は普通に話しているようでも、見ていてなんとなく違和感を覚えたら、その違和感の正体は「怒り」の可能性もあります。控えめな態度で接して本心を聞き出し、イライラがなくなる手助けをしてあげましょう。

緊張している

男性が緊張する場面に立たされるシーンは、けっこうたくさんあるのではないでしょうか。恋愛に仕事、他にも気を張っていなければいけないシーンはたくさんあります。緊張した時には、手指を動かすことで気持ちを落ち着かせることができます。鼻を触る癖もそのうちの一つなのです。

「緊張した時には手の平に人の字を三回書くといい」などのジンクスが存在するように、手と指を使うことでリラックスすることができるのです。鼻を触ることでリラックスしようとしているので、そんな時は静かに見守ってあげましょう。

好意がある＆恥ずかしい

女性に対して好意があったり、女性に対して恥ずかしいという心理を抱えていたりする男性は、鼻を触りやすいようです。鼻の頭を指で揉んだり、鼻の下をこすったりなど様々な触り方で鼻に触れている男性は、少なくないでしょう。これは、単純に恥ずかしい気持ちをごまかしているのです。

誰にでも、好意を持っている相手に自分のいいところを見せたいという願望があります。恥ずかしがっている自分を露骨に見せられないので、ドキドキしている気持ちを落ち着け、動揺している本心を見せないように鼻に触れるのです。

女性の場合、鼻を触る時にどんな心理が隠れているのでしょうか。女性は、男性に比べて自己顕示欲がそれほど強くはないでしょう。そして、弱さを見せないどころか、弱さを逆手にとって武器にしてしまうこともあります。同時に自分の願望を押し通したいという信念も持っています。

鼻を触るという行為に繋がる心理を、具体的に掘り下げていきましょう。

恥ずかしい

恥ずかしいと感じた時に、鼻を触る女性もいます。男性の場合も恥ずかしいと感じると鼻を触ることがありますが、多くは好意を持った女性に対しての恥ずかしさです。女性の場合は、好意を持った男性でなくても、恥ずかしいと感じると鼻に触れてしまうようです。

女性は、周りにどう思われているかや、周囲と調和が取れているかどうかを強く気にする傾向があります。ちょっとしたミスをしたり人前で恥をかくなどした時に、鼻を触って恥ずかしい気持ちをごまかしているのです。そうすることで、恥ずかしさをやり過ごしているのでしょう。

不快感を持っている

女性が不快感を持っている時、気付いたら鼻を触っているということもあるのではないでしょうか。不快感とは、イライラを含めた負の感情を総じて指します。不快感を覚えた時の癖は、一度習慣づいたら続きやすいものです。

面白くなさそうな顔で鼻を触っている女性は、それが自分の気持ちを静めるための手段だからそうしているのでしょう。そういった状況で何かを助言したとしても、あまり聞く耳は持ってもらえません。その女性がイライラしているときのサインだとわかっていれば、鼻から手が離れたら気持ちが落ち着いたサインだと察することができるので、その頃に改めて助言するとよさそうです。

臭いを気にしている

エチケットを気にする女性は、苦手な臭いが気になってしまって鼻に触れることもあります。女性だけに限りませんが、異臭がした時は誰もが鼻をつまんでしまいますよね。その臭いから離れてしまえばもう気にならないという人もいますが、女性はわりとそのあとも引きずってしまうようです。

不快感として鼻についた臭いがどうしても気になり、そのあとも鼻を触ったり擦り続けたりするのです。異臭に限らず、周りがいい匂いと思っている香水や洗濯柔軟剤なども同じです。香りが強いと、思わず鼻の下に指を置いてしまう女性もいるのではないでしょうか。

退屈している

一緒にいる女性が、意味もなく手を動かし始めて鼻を触ったら、退屈しているサインなのかもしれません。退屈していることをはっきりと言うことができない女性は、態度で示そうとします。鼻だけでなく、髪や耳に触る女性もいますが、「集中できなくなった」というアピールとも言えるのです。

本人にアピールするつもりはなくても、集中できていない状態であることに変わりありません。退屈でそのことに意識を向けられず、別のことに意識が集中してしまい、鼻を触ることもあるのです。

鼻などのコンプレックスを隠したい

周りに対しても自分に対しても美意識が高い女性は、外見のコンプレックスを隠すために、鼻に触れることは多くあります。特に、鼻や口など、顔の中心にあって目立つパーツに関しては、あまり見られたくないという心理から手が顔に向かいがちです。

マスクや化粧でごまかす人もいますが、それでは不自然な場合もあります。全面的に隠すつもりはないけど、あまり凝視されたくないという女性は、鼻の前に手を置いたり鼻の頭を掻いたり、さりげない仕草でごまかしているのです。

完璧主義者である

完璧主義と鼻を触る癖が結びつくとは思えないかもしれません。しかし、完璧主義な女性は人に頼らず、何から何まで徹底して自分の思った通りにしたいと考えています。そのため、常に人を頼らず、一人で緊張を背負い続けている状態なのです。それが、結果的にストレスを生みだすことになります。

完璧主義な女性は、いつも神経を尖らせています。イライラしやすくもなるので、鼻を触ったり爪をいじったりという手癖が目立つようです。自分が間違っていると認められないので、気がたかぶると目立たない手癖が多くなってしまうのですね。

今度は、男性が鼻を頻繁に触る理由についてみていきましょう。男性と自分がどんな関係にあるかで、その男性が鼻を触る理由が違ってきます。例えば、男性が「恥ずかしい」と感じていても、目の前にいる自分をどうでもいい女性だと思っていれば、鼻を触るという行為には及ばないでしょう。

相手別に、男性が鼻を頻繁に触る理由を挙げていきましょう。

彼氏または夫の場合

彼氏や夫が鼻を触る時には、何か隠し事をしていたり、やましい事がある可能性があります。彼女や妻に怒られるかも…と不安に思っているため、目が泳いだり鼻を触ったりする仕草が見られるのです。頭の中では、その場をしのげる言い訳を考えているのでしょう。

ぱっと見は普段と変わりなくても、妙に鼻を触っているなど、ちょっとした仕草が気になるようであれば、「隠し事をしているのかも？」と疑ってみましょう。相手は怒られることが怖いわけですから、いきなり追及するよりも、穏やかに問いただしていけば白状させやすいでしょう。

上司または同僚の場合

職場の上司や同僚が鼻に触っている場合は「怒っているかもしれない」と考えた方がいいでしょう。問答無用で怒鳴りつける上司もいますが、鼻を触って気持ちを落ち着けて、何と言えばいいのか考えている上司もいるのです。そんな時は、自分に思い当たる節がないか思い返してみるといいですね。

同僚であっても、相手に気を使うタイプであれば言葉を選んでいる可能性もあります。怒っていたり、何かを指摘したい気持ちがあって鼻を触っているとしたら、自分にミスがなかったか確認しましょう。そして、素直に反省の意を表すことが大切です。

家族や友人の場合

男性の家族や友人が鼻に触れている場合は、緊張していると考えられます。どんな立場であっても、自分の素の姿を知っている家族や友人には見栄を張ってしまうことがあります。そのため弱さや情けない姿は見せられないとも思っているのです。

「カッコ悪いところを見せたらバカにされる」という思いが強くあり、気を抜くどころか緊張してしまっているのです。そのため、緊張や動揺を悟られないように鼻に触れています。そんな時には、何も言わずそっとしておいてあげるといいでしょう。

取引先の人の場合

取引先の人は、自分の仕事にも大きく影響をもたらす存在ですので、仕草から心理を把握しておきたい人も多くいるでしょう。取引先の男性が鼻を触る時には、物足りなさを感じているのかもしれません。

こちらが提案した企画やプレゼンに物足りなさを感じていたり、いまいち納得していないときに、鼻を触る男性もいます。ある意味では期待をかけているということですので、相手が鼻に触っていると感じた時こそ意欲的になりましょう。

女性の場合も同様で、相手との関係によって鼻を触る理由は変わっていきます。女性は男性よりも、周囲との和や協調性を意識する人が多いので、女友達と話すか男友達と話すかだけでも違ってくるのです。女性の心理を覗く時には、男性のときとは違った目線が必要になっていきます。

女性が鼻を頻繁に触る理由を、相手別でみていきましょう。

彼女または妻の場合

彼女や妻が頻繁に鼻を触っている場合は、機嫌が悪いサインであることが考えられます。物事が思うように運んでいないとき、パートナーに感情をぶつけがちな女性もいます。しかもそのことを口には出さないで、察してほしがる女性がけっこうたくさんいます。

鈍い男性の場合、そんな女性の気持ちに気づかずに、さらに不機嫌にさせてしまいます。パートナーが鼻を触っていたら、少し機嫌をとってあげたほうがいいでしょう。

上司または同僚の場合

女性の上司や同僚が鼻を触っている場合は、何か思い悩んでいる可能性があります。女性は、男性ほど職場で闘志をむき出しには出来ません。どこの職場でも引け目を感じている女性は多くいるのです。自分の野心をさらけ出している女性は少ないでしょう。

職場で心を開けない女性は、一人で悩みを抱えやすくなります。デスクで一人で落ち込んでいる女性が、しきりに鼻を触っていたら、さりげなく声をかけてあげてみましょう。女性の気持ちを軽くして、鼻を触る必要がない状態にしてあげられるかもしれません。

家族や友人の場合

家族や友人が鼻に触っている場合、退屈しているという理由があげられます。基本的に女性は家の外では自分をよく見せようと努めます。しかし、家族や気の置ける友人の前ではリラックスしてしまい、必要以上に頑張ろうとはしないのです。

ありのままの姿を見せられるのが家族や友人の前ということになるので、退屈しているというアピールも遠慮なしにすることが出来ます。はっきりとは言わなくても、心ここにあらずで鼻に触れているのであれば、退屈していると判断してもいいでしょう。

ママ友などの場合

社交の場、特にママ友との付き合いのように「カースト」が存在する場で、相手が鼻を触っている場合、試されていると受け止めていいでしょう。ママ友にもいろいろな人がいますが、同等であるようで同等でないママ友は、相手のことを探ろうとする心理を常に持っているのです。

なんとかうまく関係を築いていきたいと思うのであれば、仕草には注目しておいた方がいいでしょう。相手が鼻に触っている時には、試されている、探られていると覚悟する必要があります。打算的な付き合いとも言えますが、円満な社会生活には打算も必要なのかもしれません。

鼻を触る癖は、自分で気にしている以上に周囲の人も気にしています。そこにどんな意味があるかは別としても、あまり快く思われない癖ですので、治した方がいいと言えるでしょう。自分で気になっているのであればなおさらです。

癖だからなかなかやめられないと思いがちですよね。しかし、改善するために自分が努力をすることで、癖を少しずつでも落ち着かせていくことはできるのです。どうしたら鼻を触る癖を治していけるのか、解決法の例をご紹介します。

触る前に別のことに意識を向ける

鼻を触っている間は、何かしらに集中していることが多いものです。一つのことに意識を向けている間に、手指が鼻に向いてしまうという人もいるでしょう。そういった人は、一度別のことに意識を向けることが有効です。

鼻に触っていると気付いたら、一度気分転換をしてみましょう。集中するのは悪いことではありませんが、根を詰めすぎているサインなのかもしれません。ストレスになってしまう前に気分転換をして、鼻に触れないように努めてみましょう。

ストレスを溜めこまない

集中し過ぎたり、何か引っかかるものを抱えた状態が続くと、ストレスになりやすいですよね。気持ちを落ち着かせるようとして鼻に触れてしまう人は、ストレスを溜め込まないように発散していきましょう。身体を動かしたり好きなことをしたりすると、気持ちが切り替えられます。

ストレスを感じて鼻を触る人は、その癖がストレスの緩和方法や解消方法になっている場合があります。鼻を触ることで落ち着いているので、他にストレスを落ち着ける方法を見つけることが望ましいでしょう。

マスクをする

強制的に鼻を触らないようにするためには、マスクをすることも改善法として有効でしょう。周囲の臭いを気にして鼻を触る人も、心理的に何かを抱えていて鼻を触ってしまう人も、マスクで鼻を覆ってしまえば触ることはできません。臭いを気にする人の場合は、マスクをするだけで対処することができるのです。

ただし、風邪でも花粉症でもないのにずっとマスクをしていると、人付き合いに影響が出る場合もあるので気を付けましょう。マスクが陰気なイメージや近寄りがたい雰囲気を作りやすいのも事実です。自分でマスクをつける場面を決めておくといいでしょう。

人から指摘してもらう

自分で気をつけていても、なかなか鼻を触る癖がやめられない人は、人の助けを借りることも方法の一つになります。家族や友人、仲のいい同僚などに、「鼻を触っていたら教えてくれる？」と一言お願いするだけでいいのです。鼻を触る癖を周囲の人も気にしているのであれば、協力してくれるでしょう。

人から指摘をされると、恥ずかしい気持ちや情けない気持ちが湧くことがあります。「恥ずかしい思いをしたくない」という気持ちが、鼻を触る癖を治してくれるきっかけにもなるのです。

鼻を触っている時は、ただなんとなく触っているようでも、実はいろんな心理が働いていることがわかりました。癖になってしまっている人でも、その癖が始まった発端は過去のどこかにあるのです。

無意識にやってしまう癖ほど改善することが難しいと思われがちです。しかし、鼻を触る癖の原因となった出来事を思い返したり、自分で癖を改善するための代替策をとったりと、改善に向かう道はいくらでもあります。

「治したいのになかなか治せない」という人は、その気持ちがストレスになってしまうこともあるでしょう。そんな時こそ周囲の人の力を借りて、鼻を触る癖を治していきましょう。自分の気の持ち方で、鼻を触る癖はちゃんと改善していけるのです。