女性のムラムラに関する専門家の意見やアドバイス
『女も知らない女のカラダ』〈対馬ルリ子)では、「女性はどんなときに性衝動が高まるかというと、好きな人から熱いまなざしや愛のささやき、キスや愛撫などを受けて、『自分は愛されている』という実感があるとき。」と説明されているとおり、好きな男性からのアプローチによっては、ムラムラしてしまう時があるのです。
彼と触れていたいと願う気持ちが高まりすぎて、その先にまで行ってみたい。そう思ったことのある女性は少なくないでしょう。しかしこれは当然の気持ちですし、恥ずかしいことではありませんよ。
パートナーとの仲の良さ=性欲
パートナーの事が大好きで仕方がないと、自然と触れあいたくなりませんか?そうすると、自然とエッチする回数も増えますよね。これについても、専門家が解説しています。
『性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか』(オギ・オーガス)には、「女性の場合は、セックスの相手との関係に問題があることが性欲低下につながり、相手との関係がうまくいっていると、性欲も高まるという。」と書かれているのです。
つまり、パートナーとの関係が上手くいくと触れあう時間が増え、セックスをする。そうすると余計に愛情や性欲が増し、また触れ合いたくなる…というループなのでしょう。パートナーと心も体も想い合える関係なんて、とっても素敵ですよね。
排卵日付近は性欲が高まり、男性に近づきたくなる!?
女性であれば、排卵日付近にムラムラした経験があるのではないでしょうか。この「排卵日」について、とても面白い実験をした記録があります。
それは、『身近にあふれる「男と女の心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)に、以下のように書かれていました。
「どうも女性は、妊娠しやすい時期になると、普段とは「違った匂い」を発散しているらしいということがわかっています。(中略)ホルモンの薬などを飲んでいない11名の女性にお願いして、もっとも妊娠しやすい時期の3日間(13日目から15日目)、同じTシャツをずっと身につけていてもらいました。
この間には、無臭の石鹸とシャンプーを使ってもらい、香水も控えてもらいました。余計な匂いをつけないためです。また、妊娠しにくい時期の3日間(20日目から22日目)にも、やはり同じTシャツを着てもらいました。(中略)他の匂い と交ざらないようにしたものを65名の男性に嗅いでもらい、どれくらい性的に興奮するのかを調べてみました。
すると、男性は、妊娠しやすい時期の女性の匂いに敏感に反応することがわかったのです。(中略)妊娠しやすい時期の女性は、違う臭いを発散しているようで、それに男性は惹かれているらしいことがわかったのです。」
なんとも興味深い研究結果ですよね。つまり、排卵期の女性からは男性を惹き付ける「におい」が発せられているのです。排卵期の女性がとても魅力的に見えるのは、こういった事実が関係しているのでしょう。
また、本書には続けて、「妊娠可能性が高い女性は、自分でも気がつかないうちに男性を惹きつけてしまう、というお話をしました。しかし、女性が男性を惹きつけるだけでなく、女性自身も男性のほうに近づきたがることが明らかにされています。つまりは、危険なときは“ お互いに引き合う” ようなのです。」とも書かれていました。
なんと排卵期の女性は、自分からも男性に近づくというのです。あまりにもあからさまなセクシャルアピールではないかもしれませんが、無意識のうちに男性に近づいているようであれば、女性は排卵期付近でムラムラしているのかもしれません。
<参考文献>
『女も知らない女のカラダ』(対馬ルリ子)
『身近にあふれる「男と女の心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)
『性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか』(オギ・オーガス、サイ・ガダム、坂東智子《翻訳》)
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