遠距離恋愛中の彼氏の気持ちとは？遠距離恋愛の心得やNG行動も紹介

遠く離れたところにいる彼氏がどんな気持ちでいるのか知りたい。遠距離恋愛中にこんなことを思った経験が、一度はありませんか？普通のお付き合いでも、相手の気持ちはわかりづらいものです。ましてや遠距離だと、顔を合わせる回数が少なくなってしまうため、なおさらわかりづらく、不安な気持ちでいっぱいになってしまいますよね。

今回は、そんな遠距離恋愛についての体験談を交えながら、彼氏の気持ちや遠距離恋愛中のエピソードなどをご紹介していきましょう。この他、遠距離恋愛中に彼氏の気持ちを繋ぎとめるための心得や、あるあるなお別れのパターン、絶対にNGな避けるべき彼氏への行動なども考察していきます。ぜひ参考にしてください。

最初に、実際の体験談から、遠距離恋愛中の「彼氏の気持ち」を覗き見ていきましょう。人により心理はいろいろですが、特に多く見られた意見をご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

会いたいし、もっとそばに居たい

「遠距離だとやっぱり男も寂しいです。会いたいしもっとそばに居たいです。だから連絡はマメに取ってるつもりです。電話やLINEじゃ寂しい気持ちは埋まらないけど、しないともっと寂しいじゃないですか。彼女もきっと同じ気持ちでしょうね」（27歳/男性）

会いたいし、もっとそばに居たい、というのが遠距離恋愛中の彼氏の最も多い意見です。男性であっても、近くに居られず会えない状況は、寂しいと感じるのですね。

マンネリ化しなくていい

「友達カップルを見ると、しょっちゅう会ってるからか、馴れ合い過ぎて付き合ってる段階ですでにマンネリ化しちゃってるんですよね。だったら僕は、現状の遠距離で全然いい。もちろん寂しいけど、自由に会えないくらいが逆にいいです。付き合いがマンネリ化したら別れるのも早い気がする」（21歳/男性）

マンネリ化したら別れが早いのでは？という意見です。本音では寂しい気持ちもありますが、馴れ合って別れが早まってしまうなら、現状の遠距離恋愛でいいという考えですね。

近くに居られない不安

「遠距離だとそばに居られないから、とにかく不安です。どんな気持ちか聞かれたら『不安』しかないんですが、不安になる理由はいろいろあって…。きっと、電話だけじゃなにもかもに確信が持てなくなっちゃうんでしょうね」（25歳/男性）

この男性が一番にあげているのは「不安」という気持ちです。その理由は「確信が持てないから」だそう。遠距離恋愛でお互い面と向かった関わりが持てないと、確かなことが見えなくなってしまうのかもしれませんね。

癒しを求めたくなるときも…

「彼女と離れてるとやっぱり寂しい…。だからすぐ手の届くところに癒しを求めたくなるのが本音かな。いらない心配させるから、これは絶対に彼女にはいえませんね。でも俺がそう思ってるんだから、彼女も同じなのかも…。複雑な気持ちになるのであまり深く考え込まないようにしてます」（28歳/男性）

遠距離恋愛だと、寂しさのあまり自分を癒してくれるものを求めてしまうという意見もあります。寂しいという気持ちがある以上、それを紛らわせる必要があるのでしょうね。

ここまでご紹介した以外にも、遠距離恋愛中の彼氏の気持ちにはさまざまなものがあります。一体どんな思いを抱えているのか、遠距離恋愛中の彼氏の気持ちをさらに覗き見していきましょう。

そばにいられないから彼女が心配

「自分より彼女のことを考えしまう。遠距離だとなにかあったときにも自分はそばに居てやれないし、駆けつけることもできないからとても心配です。彼女も自分に心配かけまいと何も言わないんですよね。だから余計気になるってのはあります」（29歳/男性）

自分自身の気持ちよりも、彼女のことが心配という意見です。遠距離恋愛に関してはこの意見もとても多いです。彼氏ももちろん寂しいでしょう。けれど何もしてあげられない状況なので、彼女を心配する気持ちのほうが勝ってしまうとのことです。

頻繁に会わないことが自分には向いている

「遠距離とかじゃなくて普通の付き合いだったら、頻繁に会ったりするでしょ？でも自分の場合は、しょっちゅうじゃない方がいいんです。だから遠距離恋愛は自分に向いてると思う。もちろん彼女のことは好きです。だけど、休日を自分のために自由に使いたいときもある。本当はおっくうなのに嫌々デートするのも悪いですよね」（20歳/男性）

頻繁に会わないことが、自分の性格には向いているという意見です。彼氏の意見もいろいろですね。彼女の立場からすれば少し寂しい気もしますが、これが本音なのでしょう。

たまに会うのが新鮮

「確かに遠距離恋愛だと毎日寂しいです。だけど普段我慢してる分、会ったときの嬉しさは倍になるし、いつも新鮮な気持ちで彼女と接することができますよね。だから遠距離の方がいいとまではいいませんが…今はそう考えるようにしてます」（27歳/男性）

たまに会うのが新鮮という意見もありました。普段は我慢しているから会ったときの喜びが倍、という考え方に納得できる人も多いでしょう。着目点を変えると、遠距離恋愛の辛さが少しやわらぎますね。

寂しいときは考えないようにする

「遠距離だと寂しいし会いたい。それは男だって同じです。だから他のことに没頭してそんな気持ちを紛らわせますね。要は考えないようにしてるんです。そうしないと、寂しくてどうしようもなくなっちゃうので」（24歳/男性）

男性だって寂しい、だから考えないようにするという意見です。「遠距離恋愛中の彼氏の気持ち」という趣旨からは少し外れている気もしますが、「考えないようにする」というも男性の正直な気持ちには違いありません。ちょっぴり切ないエピソードですね。

遠距離恋愛の末によくある別れのパターンを、ここでご紹介していきましょう。これらの項目を理解しておくことで、自分の状況に役立てることができます。ぜひ参考にしてください。

寂しさからどちらかが浮気する

遠距離恋愛で最も多い別れのパターンは、彼氏か彼女のどちらかが浮気してしまうという結末です。寂しさが浮気へと繋がってしまいます。そばに彼氏・彼女がいない、会いたいときに会えないなどが理由の一つですね。

遠く離れている恋人を思うと寂しい。だから今そばにいる異性と浮気してしまう。これはどんな理由があっても許されることではありません。ですが、記念日などに会えなかったり、日課になっている電話でケンカしてしまったあとで他の異性に優しくされるなどの悪条件が重なると、つい浮気という流れになってしまう場合もあるのです。

なかなか会えなくて冷めてしまう

遠距離ですから、長時間の移動距離があります。ですから十分な時間が取れないと、会うことができませんよね。しかも、お互いに都合を合わせる必要もあります。そのタイミングがかみ合わなければ、会えないということになってしまうのです。

遠距離恋愛では、会えないことで徐々に心が離れてしまい、気持ちが冷めてしまうカップルも少なくありません。

会えないストレスに疲れてしまう

お互いに忙しい状況で会うことができないと、それがストレスとなり、疲れてしまうカップルもいます。「少しくらい無理してくれてもいいのに」「本当に時間が取れないの？」などと相手への不満が溜まり、どんどんストレスが募ってしまうのです。そんな状態になるとケンカの回数も多くなり、やがてはお別れする結果になってしまいます。

連絡が少なくなりフェードアウト

忙しくて毎日の電話が３日に一度になり、一日に数十回あったLINEが数回になり…と連絡が減っていくと、連絡自体がフェードアウトし、やがては交際が自然消滅する、という別れのパターンもあります。

彼氏からの連絡が来ないから、自分もなんとなく連絡しなくなる。そのうち、気にはなっても「今連絡したら悪いかな？」など考えて、ますます連絡がしづらくなっていくのでしょう。

お互いのサイクルのズレ

頻繁に顔をあわせることができない遠距離恋愛では、電話、LINE、メールなどでの連絡が「頼みの綱」となります。ですがお互いの生活サイクルが変わって連絡すらできない状況になってしまうと、別れを選択せざるを得なくなる場合もあります。

こんな状況になってしまったとき、お互いに強い気持ちがあれば問題ないでしょう。ですがほとんどのカップルは、これ以上遠距離恋愛を続けていくことは無理だと諦めてしまい、別れを決断する結果となるんですね。

遠慮し過ぎで気持ちがわからなくなり…

遠距離にいるために相手に遠慮しすぎて、気持ちがわからなくなってしまうカップルもいます。恋人同士ですから、自分の気持ちを伝えたいときや、相手の気持ちを聞きたいときが当然あるはずです。

ですが、そこで遠慮してしまうと、彼氏・彼女の関係が違うものに変化してしまうのです。気持ちをはっきり聞かなかったり言わなかったりすることで、どんどんお互いの気持ちがわからなくなり、すれ違って、結果お別れしてしまうパターンも少なくありません。

では、彼氏の気持ちを繋ぎとめるための遠距離恋愛の心得をいくつかご紹介していきましょう。どんなことに気を付けたらいいのでしょうか。現在遠距離恋愛中で不安がある人は、ぜひ次のことを実践してみてください。

気持ちを素直に伝える

遠距離恋愛だからといって、遠慮してはいけません。むしろ、遠距離恋愛だからこそ、素直な気持ちを彼氏に伝えなくてはならないのです。迷惑がかかるとか、心配させるなどと考えたらキリがありません。

あなたが素直な気持ちをわかりやすく伝えた方が、遠く離れている彼氏にも安心してもらえるのではないでしょうか。遠距離恋愛を上手に育んでいくためには、こんな小さい積み重ねがとても重要です。

会えた時はスキンシップを多めに

久しぶりに彼氏と会えたとき、照れ臭さもあって、なんとなくよそよそしくなってしまいがちですよね。ですが、そんなときこそ思い切って、スキンシップを多めにして彼氏に甘えてしまいましょう。

スキンシップはなによりの好意のサインです。「あなたに会えて嬉しい」という気持ちを言葉だけでなく、行動でもしっかり表現してください。手を繋ぎたいと思ったらいっそのこと腕を組む、身体を寄せるときは顔もグッと近づけるなど、思い切りスキンシップをはかると、彼の気持ちをバッチリ掴むことができますよ。

彼氏を信じる気持ちが大事！

彼氏との会話の中で、「ん？それってどういうこと？」と不安な気持ちになることもあるでしょう。どうしても気になることならしっかり聞いて、それ以上は詮索し過ぎないこと。あとは彼氏を信じてあげることが大事です。

そばにいないので、彼氏の言動すべてを把握することはできません。でも、遠距離でもそうじゃなくても同じことです。恋愛関係においては、相手を信じることこそが重要です。遠距離だからと必要以上に心配するのはやめましょう。信じることが彼氏を繋ぎとめるコツになりますよ。

会えない時間を自分磨きにあてよう

遠距離恋愛中は彼氏と会える時間が少ないため、自分の時間が多くなります。この時間を寂しく悶々と過ごすのではなく、自分磨きのために有効に使いましょう。次に彼氏と会ったときに「あれ？なんか綺麗になった？」と言わせたら、作戦成功です。

自分磨きとは、ダイエットやエステに通うことだけではありません。キャリアアップのために習い事を始める、資格を取るために勉強をするなども、立派な自分磨きです。外見も中身も綺麗になる努力をすれば、きっと彼氏はあなたから離れることはないでしょう。

次に、遠距離恋愛中の彼氏にしてはいけないNG行動をご説明しましょう。彼氏のことが好きだからついやってしまうのもわかります。ですが、次のことはなるべく避けた方が賢明です。ぜひ参考にしてください。

連絡を強要する

「なんで電話してくれないの？絶対してっていったでしょ！」こんな一言をつい言ってしまったことはありませんか？連絡が来ないと心配だから、この一言が出るのでしょう。ですが、このように強い口調で連絡を強要するのはNGです。

彼氏はこのとき、どうしても連絡できない事情があったのかもしれませんよね。なのに、あなたに理由も聞いてもらえなかったら「もういいよ」とウンザリした気持ちになってしまいます。

ですから、こんなときは「忙しかったの？寂しくてずっと待っちゃった」など、可愛く寂しさをアピールするに留めましょう。こんな一言に変えれば、彼氏も「ああ、寂しい思いをさせちゃったな…」と反省する気持ちが湧くはずですよ。

彼氏の行動を逐一チェックする

「昨日は何してたの？どこで誰と会ってたの？」などと、彼氏の行動を逐一チェックしてしまったことはありませんか？これも遠距離恋愛中の彼氏にはしてはいけないNG行動です。

相手の行動が見えないから知りたいと思ってしまうのはわかりますが、彼氏はあなたの所有物ではありません。「どこで何してた？」と細かく行動をチェックされたら、気分を害して反発したくなってしまうでしょう。それに、行動をチェックするのは信用されていない証拠と受け取られてしまいます。

彼氏の行動が知りたいと思ったときは、「昨日は私〇〇してたの。あなたは？」と、まずは自分から行動を伝えて、その後で相手に質問するという聞き方がベストでしょう。

かまをかける

彼氏になんとなく怪しい雰囲気がある…もしかして浮気してるかも…。そんなとき、思わずカマをかけたくなってしまうこともあるでしょう。ですが、これもNG行動です。もしもあなたがかまをかけたことを知ったら、彼氏が気分を害してしまうことは間違いありません。

もしも彼氏になんの疑いもなかった場合、あなたがかまをかけたことは、取り返しのつかない彼への侮辱となってしまいますよね。遠距離恋愛中の彼氏にそんな思いをさせてしまったら、二人の間に深い溝ができてしまうことは避けられません。

もしも彼氏に本当に怪しい行動があるなら、あなたがかまをかけずとも、必ずバレる日が来るものです。

彼氏の気持ちを疑う

遠距離恋愛中は、寂しい気持ちや会いたいのに会えないジレンマなどで、疑心暗鬼になりがちです。「私を好きって言ってくれてるその気持ちは本物？」と彼氏に疑いの目を向けてしまう時期もあるでしょう。

寂しさのあまり、心の中で彼氏の気持ちを疑ってしまうのは仕方がないことです。ですが、その気持ちを言葉に出して彼氏にぶつけてしまうのはよくありません。疑いの気持ちは、相手に伝えたところで解決されるものではないのです。

どうしても彼氏の気持ちに疑いがあって、気持ちの置き所がなくなったときには「寂しい」という気持ちだけを彼氏に伝えましょう。そうすれば、彼氏はきっとあなたの話に耳を傾けてくれますよ。

世のカップルはどんな経緯で遠距離恋愛に至るのでしょうか。遠距離恋愛にまつわるエピソードを紹介します。男性からも女性からも意見を聞きました。ぜひ参考にしてください。

彼の転勤で遠距離に

「彼が転勤になってしまい、それから私たちは遠距離恋愛になりました。最初の頃はとても寂しくて、やり場のない気持ちをよく友達に聞いてもらったりしてましたね。その頃は、なんとなく彼とも歯車が合わなくて、よくケンカにもなりました。
だけど、あるとき彼氏が『新しい趣味を始めたんだけど、君もなんか始めたら？』っていってきたんです。それからはお互い気晴らしができるようになって、今ではケンカもなくなり順調に遠距離恋愛ができてます」（25歳/女性）

普通のお付き合いから、彼の転勤で遠距離恋愛が始まったというエピソードです。最初はうまくいかないことも多かったようですね。そんな二人を救ったのが彼の新しい趣味だったようです。

高校卒業後、彼女が上京して…

「高校生のときから付き合ってた彼女が卒業と同時に上京することになって、遠距離恋愛が始まりました。お互い寂しくて、本当に頻繁に連絡取り合ってました。その頃に助けられたのがLINEのビデオ通話ですね。普通の通話だけじゃお互い物足りなくて、顔を見ながら毎日遅くまで話してました。
あれから２年経ったんですが、今はもうそこまでしなくても大丈夫。離れてても信頼し合ってるんで、始めの頃ほど連絡は取り合ってないです。遠距離恋愛中なら、ビデオ通話とかスカイプは本当におすすめですよ」（20歳/男性）

顔を見ながら会話して絆を深めたというエピソードですね。これはとても良いアイデアですね。他にもビデオ通話ができる手軽なツールがいろいろあるので、利用しない手はありません。

別々の大学に進学して

「自分たちは別々の大学に進学して、遠距離恋愛になりました。もちろんお互い寂しかったですよ。彼女がかなり頑張って自分のところまで会いに来てくれてました。今は自分も余裕が出てきたんで、彼女と半々の割合で行ったり来たりしてます。
そろそろ３年目になるけど、離れてる方が近くに居たときよりケンカが少ないかも。お互い別れたくないから、なんとなく気使い合ってるんでしょうね。でもすごくいい関係で遠距離できてます」（21歳/男性）

別々の大学に進学したことで遠距離恋愛になったというカップルです。離れてからのほうがケンカが少なくなったとは、お互いの努力の賜物ですね。「気を使い合ってる」とのことですが、これも思いやりの一つ。「遠慮」とはまた違うのでしょう。

彼氏と遠距離になる前提で

「彼とは、最初から遠距離恋愛になってしまうことが前提でお付き合いが始まりました。元々私の職場に彼が研修で来てたんです。３ヶ月後には本社に戻ることが決まってて。だから普通にお付き合いできたのはたった３ヶ月でした。
距離はそれほど離れてないんですが、ほとんど最初から遠距離みたいな感じだったんで、お付き合いするかどうか自体、悩みました。だけど実際に遠距離恋愛してみると、なんとなく私達には向いてたみたい。彼はそもそも仕事が忙しくて、そばにいてもどうせあまり会えないんです。だからほどよい距離でうまくいってますね」（25歳/女性）

最初から遠距離恋愛になることがわかっていたというエピソードです。悩んだそうですが、関係は良好だそうです。

遠距離恋愛だから気持ちが離れてしまう…これは大きな間違いです。住んでいる場所が近くても、心が離れてしまうカップルはたくさんいます。逆に、遠く離れていても、しっかりした絆で繋がっているカップルもたくさんいるのです。

ですから、遠距離恋愛だとうまくいかないかも…と過剰に心配する必要はありません。会えないことは少し寂しいですが、ポイントを押さえて彼氏と向き合えば、末永く付き合うことは可能です。不安な気持ちを一人で抱え込まず、彼氏と協力して乗り越えてください。