遠距離不倫を長続きさせるには？メリット&デメリットと注意点！

みなさんは、「遠距離不倫」というものをご存知ですか？一般的な「遠距離恋愛」と違い、既婚者と未婚者、あるいは既婚者同士の遠距離恋愛のことです。一般的な遠距離恋愛は長続きさせるが難しいものですが、遠距離不倫は方法さえ工夫すれば長続きさせることも可能です。

どのような形であれ、不倫がバレればお互いにただではすみません。深入りせずきれいに楽しむのがベストです。遠距離に限らず不倫を長続きさせるための一番の秘訣は、決してのめり込まず、強い恋愛感情を持たないことです。

ここでは、遠距離不倫に興味がある人や現在進行形で楽しんでいる人のために、遠距離不倫のメリット・デメリット、エピソードや注意点などを紹介します。是非参考にして、誰も傷つけることのない愛の形を楽しんでくださいね。

不倫にもいろんなケースがあり、さまざまなメリットがあります。では、遠距離不倫の具体的なメリットとは何なのでしょうか？ここでは、遠距離不倫のメリットを具体的に紹介していきます。

離れているからバレにくい

不倫で一番大事なことは、家族、会社、友人などの周囲にバレないようにすることです。その点、滅多に会うことができない遠距離不倫では「バレる」というリスクは、通常の不倫と比べると格段に減ります。

デートするにしても、周囲の人の生活圏から離れた場所で会うことになるため、家族や知人に現場を見られることほとんどないと言えるでしょう。

割り切りが簡単

不倫にとって大事なことは、相手にのめり込まないことです。今ある家族や仕事などを失う覚悟があれば別ですが、すべてを失う覚悟がなければ割り切った関係を結ぶのが賢い選択です。相手との関係を長く続けたいなら、セフレ感覚で付き合うくらいがいいでしょう。

遠距離不倫ならば距離が離れているおかげで、「叶わぬ恋」と頭で理解して割り切ることも簡単なのです。

会えないぶんだけ興奮が高まる

不倫の醍醐味は、「いけないことをしている…」という罪悪感ではないでしょうか。罪悪感がスパイスになるため、通常のセックスよりも盛り上がるのでしょう。その興奮の虜になって、「不倫はやめられない」と思う人が多いようです。

遠距離不倫は頻繁にデートができないので、いつも新鮮な気持ちでセックスを楽しむことができます。そこに、さらに罪悪感による興奮が加わります。これは、近場で出会った不倫相手とは、体験できない感覚でしょう。

別れたくなったら自然消滅も可能

不倫に限らず、男女関係に別れはつきもの。特に不倫のような特殊な男女関係では、別れるときに揉めることがよくあります。関係の自然消滅を狙いたくても難しいケースが多々あるのです。

しかし、遠距離不倫の場合は事情が少し違ってきます。お互いに離れていて生活圏が違うので、連絡を遮断してしまえば自然消滅を狙うことも簡単なのです。

何ごとにも、メリットがあればデメリットもあります。ここでは、遠距離不倫のデメリットになり得る事柄を紹介していきます。

結婚に結び付きにくい

遠距離不倫の場合は、お互いに割り切って関係を持っているカップルが多いです。そのため、遠距離不倫カップルが結婚や再婚に至るには、お互いの努力や揺るがない強い絆が必要になります。

そもそも不倫という関係ですから、結婚するのはかなりハードルが高いことは間違いありません。さらに距離が意思の疎通を妨げるので、結婚を考えている人にとってはデメリットになるでしょう。

会える頻度が低い

遠距離不倫ではお互いが離れているため、気軽に会うことはできません。会いたいときに会いたい人や、結婚を考えている人には、「会える頻度が低い」というのは間違いなくデメリットになります。

それから、会える頻度が低い分、不倫をしているという認識が甘くなることが多いです。そのため脇が甘くなり、メールや通話の履歴、デート先でのレシートなどの証拠を残すといった失敗をしてしまうこともあります。

遠距離なので費用がかさむ

不倫に限らず恋愛でも遠距離の場合は、「費用がかさむ」というデメリットがあります。主に通信費・交通費・宿泊費などですが、年に数回会うだけだとしてもばかになりません。二人の距離が遠ければ遠いほど、費用の負担が大きくなります。

経済的に余裕があり、「少々の経済的負担は構わない」というのであれば良いかもしれません。しかし、無理をしているのであれば「金の切れ目が縁の切れ目」ということになるでしょう。

会えなくてもどかしい気持ちになる

付き合っている相手となかなか会えないというのは、とてもつらいことです。不倫でも普通の恋愛でも関係なく、好きな人と会えないともどかしい気持ちになります。相手を好きな気持ちが強ければ強いほど、精神的なダメージを受けることになるでしょう。

会えないもどかしさは、遠距離不倫にはつきものです。特に不倫カップルは連絡手段も回数も限られるので、相手の行動や気持ちを知るすべがありません。遊びのつもりで割り切れる人には最高の関係ですが、そうでない人にはキツイ日々になりそうです。

男女が不倫関係に発展するには、必ずきっかけがあります。ここでは、経験者の話をもとに、離れている二人がどうやって関係をもつのかを見ていきましょう。すぐ近くに出会いのきっかけがあるかもしれませんよ。

SNSで知り合って

「私たちは、遠距離不倫に突入して2年になるカップルです。人妻の彼女と知り合ったきっかけは、SNSで友達になったところからです。距離は300キロくらいはありますが、お互いにバレないようにしながら関係を楽しんでいます」（37歳/男性/会社員）

インターネットの普及により、面識のない相手とも簡単に知り合えるようになりました。そのため、男女の出会いをサポートするマッチングサイトだけでなく、TwitterやFacebookなど、普通のSNSでも遠方の異性と知り合うきっかけを作れる状況にあります。

出張先で知り合って

「私は仕事がら出張が多く、リフレッシュしたいのもあって、出張中に知り合った彼女とデートを楽しんでいます。彼女は出張先のお得意様の社員で、何回か食事をするうちに関係を持ってしまいました」（35歳/男性/営業職）

男性でも女性でも、出張先でハメを外してしまうことが多いようです。不倫をされている妻や夫から見れば、たまったものではありません。しかし、バレないと思い込んでいる人が多いので、出張先は遠距離不倫に発展しやすい環境と言えるでしょう。

単身赴任中に不倫していた

「私と彼は遠距離不倫中です。彼が昨年異動になって遠距離になってしまったのですが、年に2～3回は会っています。彼の単身赴任中には毎日顔を見ることができましたが、今は頻繁に会えないので少し寂しいですね」（30歳/女性/会社員）

妻の目が届かない単身赴任中の男性は、妻が近くにいない安心感から不倫に走ってしまうケースがあります。異動したとしても、不倫相手との相性が良ければ「関係を続けたい」と思う人も…。そのため、妻に知られるリスクを抑えられる遠距離不倫を楽しむことを選択するようです。

元カレ・元カノだった

「今はお互いに既婚者ですが、学生時代の元カレと遠距離不倫中です。不倫のきっかけは、帰省中の彼との偶然の出会いです。別れたとは言ってもお互いのことはわかっていたので、こんな関係になるまでに時間はかかりませんでした」（29歳/女性/専業主婦）

憎み合って別れたカップルなら、不倫に発展することはないかもしれません。しかし、事情があって別れてしまった場合は月日が経って懐かしむ感情が強いので、多少のブランクなら乗り越えてしまいます。また、元カレ・元カノは体の相性も分かっているので、遊び相手としては最適ですね。

遠距離不倫には、遠距離でしかも不倫という二重の苦しみがあると言ってもいいでしょう。しかし、それをポジティブに捉えて楽しんでいるカップルもいます。ここでは、そんな遠距離不倫をポジティブに楽しむカップルたちのエピソードを紹介します。

会えないぶん、気持ちが盛り上がる

「不倫はいけないことだと理解はしています。しかし、遠距離で彼女と滅多に会えないので、久しぶりに会った時の気持ちが盛り上がる瞬間がたまりません。遠距離不倫の醍醐味はこれだと思います」（32歳/男性/エンジニア）

通常の不倫だと会える回数が多いので、「悪いことをしている」という罪悪感が薄れてしまうことがあります。しかし、なかなか会うことができない遠距離不倫では、会いたい気持ちが募っている中での再会です。会った時の喜びが段違いで気持ちも盛り上がります。

家族との関係を崩さず続けられる

「私たちは遠距離不倫3年目で、いまだに家族にバレることなく関係を続けられています。お互いに家族が大切ですし、バレないように努力もしています。遠距離不倫を長続きさせる秘訣はいろいろあるけど、夫と息子の次に好きな男性だからだと思います」（31歳/女性/事務職）

不倫を楽しむ一番の秘訣は、家族との関係を壊さないことです。そのため、家族を大切に考えるカップルたちは、遠距離不倫をスマートにこなします。不倫という行為自体は褒められたものではないですが、せめて家族を大切に思う心は必要です。

厳しい現実から逃れられるひと時

「仕事に追われ家庭でもリラックスできない日々が続くなか、私に心身の癒しを与えてくれるのが不倫相手の彼女です。家庭を壊す気はありませんが、彼女と過ごす時間が厳しい現実から逃れられるひと時ですね」（27歳/男性/営業職）

この男性のように、不倫を現実逃避と考える人がいます。誰も傷つけることがなければ、モチベーションを保つためにも必要だと考える人もいるかもしれません。しかし、人間関係ですから必ず別れは訪れるので、不倫だけに頼らず気持ちをしっかり持つようにしましょう。

思いきり乱れることができる

「遠距離不倫中の彼氏とは、セックスの相性がバッチリです。なかなか会えないから、他の人には見せない私を見せてしまいます。彼もベッドの上では本気で攻めてくるから、思いきり乱れることができます」（24歳/女性/会社員）

遠距離不倫で一番の楽しみはセックスではないでしょうか。なかなか会えないので、ベッドの上では思いきり乱れることができます。ちょっとくらい体の相性が悪くても興奮度が高いので、本気の絶頂が迎えられるでしょう。

「遠距離不倫はバレにくい」と言われますが、それは十分に注意して慎重に行動しているカップルの話です。注意を怠れば、周囲にバレてしまうこともあります。そこで、安全に遠距離不倫を楽しむための心構えや注意点を紹介します。

急に会いに行かない

遠距離恋愛の場合、会えないからこそ相手に対する想いが募ることでしょう。独身同士の遠距離恋愛なら、サプライズで急に会いに行っても問題になることはありません。しかし、不倫の場合は絶対にNGです。

不倫の場合は距離に関係なく、突発的なデートは二人の関係がバレる原因になります。また、相手の予定を確かめずに行けば、相手が家族との時間を過ごしているかもしれません。そうなればお互いに気まずくなりますし、破局の原因になることも考えられます。

頻繁に連絡を取らない

遠距離不倫に発展すると、会えない分「声が聞きたい…」「LINEで繋がっていたい…」と考える人も多いでしょう。しかし、頻繁に連絡を取ると、履歴などから二人の関係がバレてしまう可能性もあります。

不倫を隠そうと思えば思うほど、不自然な言動が見え隠れすることがあります。そして、不倫されている妻や夫が疑いの目を持ち、関係がバレるわけです。遠距離不倫は普通の恋愛ではないだけに、連絡は必要最小限にとどめておくのがいいでしょう。

言い訳できない無理なスケジュールは避ける

遠距離不倫で相手に会いに行ったら、万が一に備えてお互いに逃げ道を作っておく必要があります。たとえば、行き先を偽って天候不順で帰れなくなったりすれば、夫や妻に言い訳しにくいですしボロが出るでしょう。

このように嘘がバレそうになった時のために、言い訳やその地方のお土産を用意するといいですね。トラブルで帰れなくなる可能性も考慮し、スケジュールに余裕を持たせましょう。

不倫であることを忘れない

遠距離でなかなか会えない相手とのデートですから、会った時の嬉しさが爆発しそうになるのは当然でしょう。しかし、家族に嘘をついていることや、バレれば家族を悲しませることは、頭に入れておく必要があります。

不倫は自分の家族を悲しませるだけでなく、相手の家族をも巻き込みます。場合によっては、家族も仕事も、大切なものをすべて失うことになるかもしれません。自分たちの身勝手で不倫を正当化してはいけません。不倫はあくまでもいけないことであり、周りに迷惑がかかることを忘れないでくださいね。

遠距離不倫は、うまく立ち回れば、新鮮な気持ちを保ちながら関係を長続きさせることも可能です。ここでは、新鮮な気持ちを気持ちを保ちながら遠距離不倫を長続きさせるコツを紹介していきます。

SNSをうまく活用する

会いたいのに会えないと、「今、何してるのかな？」「元気にしてるのかな？」と相手のことがとても気になるでしょう。そこで、相手の近況を知るために利用したいのがSNSです。これなら、誰にも遠慮せずに相手の近況を知ることができます。

しかし、SNSでも注意しなければならないことがあります。相手の近況を見るのは構いませんが、必要以上に書き込んだりメッセージを送ったりしないようにしましょう。それは、SNSは誰でも見ることができるツールだからです。相手の家族や知人も見ているものですから、必要以上にベタベタすると怪しまれることになりますよ。

次に会う日を決めておく

遠距離不倫だと、「今度いつ会えるのだろう？」と不安が募ります。その不安を払拭するためには、デート中に次に会う日を決めておくのがベストです。

次のデートの日時がだいたい決まっていれば、お互いのモチベーションも保てます。相手が恋しくてつらい思いをすることも、少なからず軽減されるでしょう。次のデートまでのドキドキ感が、付き合いたてのカップルのような新鮮な気持ちを保たせてくれるのです。

相手を好きになり過ぎない

遠距離不倫を長続きさせるコツは、必要以上に相手を好きにならないことです。「ずっと一緒にいたい」「結婚したい」と相手に入れ込み過ぎるとつらい思いをします。相手の家庭を壊そうなどと考えないで、肩の力を抜いて付き合うのが遠距離不倫を長続きさせるコツです。

遠距離不倫を長続きさせるには、相手を恋人と考えるのではなく、友達、またはスリルを楽しむためのセフレと考えるのがいいでしょう。最終的にはどうなるかはわかりませんが、楽に付き合っていくためには、相手を好きになり過ぎない方がいいですね。

夫・妻を優先させる

遠距離不倫を長続きさせるためには、夢中になり過ぎないことが大切であることを紹介しました。それは難しい…と感じるなら、せめて夫や妻との約束やデートを優先させるといいでしょう。そうすることで、自分たちの立場や何が大切かがわかるようになりますよ。

たとえば、不倫デートと夫や妻との予定がブッキングしたら、予定を動かすのは不倫相手とのデートです。不倫がバレないようにするためにも、夫婦関係を大切にする気持ちをもちましょう。

夫や妻の最近の言動から、「遠距離不倫してるかも…」と疑っている人もいるかもしれません。まずは感情的にならずに、自分に有利にことを進めていく必要があります。ここでは、もし遠距離不倫をされてしまった時の正しい対処法を紹介します。

証拠を集める

もし夫や妻が怪しいと思ったら、最悪の事態に備えて証拠を集めましょう。探偵などのプロに頼むのも一つの方法ですが、費用も掛かりますし、知りたくなかったことまで知らされる羽目になったらショックが大きすぎます。そこで、自分でもできる証拠集めを頑張ってみましょう。

たとえば、スマホやパソコンの履歴やクレジットカードの使用履歴を調べたり、SNSをチェックしたりなど、素人でもできることはあります。また、出張や同窓会の予定などが本当かどうかを問い合わせてみるのもいいですね。

第三者を交えて話をする

遠距離不倫の事実が発覚した際は、ケンカ腰で責めるよりも冷静に話し合うのがベストです。とりあえず話し合いに応じさせるためには、遠距離不倫をしている夫や妻が逃げられないように、第三者を交えて話をする必要があります。

穏便に事態を収拾したいのであれば、両親や兄弟などの身内を立てるのがいいですね。また、離婚や不倫している当事者を許せないのであれば、弁護士に依頼する方法もあります。どちらにしても、自分が譲れるところと譲れないところをハッキリさせておきましょう。

あまり相手を追い込まない

不倫をされれば、誰でもはらわたが煮えくり返る状態になるでしょう。しかし、本人が素直に認めたり反省している場合は、あまり相手を追い込まないようにしてください。人間は追い込まれると何をするかわかりません。

とはいえ、すべてを水に流す必要はありません。自分が主導権を握るためには、心に余裕を持つことも必要です。腹が立つかもしれませんが、今後の夫婦関係のためにも心の広さを見せつけましょう。

傷付いていることをアピール

不倫をした夫や妻に猛省を促すために、傷付いていることをアピールしましょう。好きで結婚した間柄でしょうから、裏切った側はどれだけパートナーを傷付けたかを知ることになります。このように「傷付いたアピール」をすることで、相手の心が動くことは珍しくありません。

ただし、ウソ泣きや脅すような言葉はNG。自分の心の底から溢れ出る感情をぶつけてみましょう。「みっともない」と思うかもしれませんが、相手に気持ちを伝えるためにも、罪悪感を与えるためにも有効です。