「年の差婚で後悔」に関する専門家の意見やアドバイス
年の差婚で後悔!?年上男性に幻滅する理由
年上の男性は、それだけで知識と経験が豊富そうに見えるため、若い女性の目には魅力的に映る場合があるようです。しかし、そんな憧れを好意と錯覚し、年の差婚をしてしまったあとで、相手の男性に幻滅する女性は少なくありません。男性向けに書かれた恋愛指南書『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』(トイアンナ)には、以下のような記述があります。
「(前略)
ナミさんのように幻滅したきっかけを明確に語ってくださる女性は少数派ですが、年上好きの女性にはどこか『ダメな人は年上でも本当にダメだな』と我に返る瞬間があります。そのタイミングなら別の年上男性が彼女をかっさらう前に、あなたも口説くチャンスが生まれるのです。
彼女を口説くなら、まずは年上男性に失望する瞬間を見逃さない程度には仲のいいグループに入っておきましょう。その上で『彼ってこういうところが人としてできてなくて』と愚痴る瞬間を待つのです。
いざ口説くチャンスが訪れても、自分が大人であると売り込まないように注意しましょう。『大人ぶった同年代』と『大人ぶった年上男性』では実年齢が上のほうに軍配が上がるからです。
それよりも、『ほんとそうだよね。俺も前は男の先輩を尊敬してたんだけど、あるとき『思ったより子供だな』って思っちゃったんだよ』と、共感できる話を盛り込みます。『自分も同じように年上へ幻滅したことがある』と語ることで『年上男性=自分より大人で、世間のことをわかっている』という幻滅を壊すのです。」
このように、「年上男性は頼りになる」と期待している女性ほど、パートナーのそうではない一面見たときに失望する可能性が高いようです。年の差婚で後悔したくなければ、相手の人間性を冷静に見極め、対等な関係を築いていく必要があるでしょう。
恋愛に年齢差は関係ない?
男性と女性では、年齢差のある相手との恋愛や結婚について、意識の違いがあるようです。『紳士のルールズ』(檀れみ)には、以下のような記述があります。
「(前略)
まず、初めてカレシの話をする時、親や女友達から二言、三言目には必ず年齢を聞かれます。
(中略)
そこで当人としては、データ圏外や自分とあまりにもバランスの取れていない年齢を言うのは、少しためらわれる。嘘はつかないけれど、思い切って言うor一拍置いてからおずおずと言ってみる。もしくは、
『ン~、結構ウエ(シタ)なんだけどね~』と軽く迷宮に入れてしまったりするワケです。
でもね、オンナって、人に言う時にやや困ることはあっても、
『やっぱり年齢が離れているから付き合わないでおこう』ってことはまずナイ。
理由はいたって単純。好きになったらやめるほうがムズカシくなるからね。
その点、男性は好きになったコがあまりに年下(年上)だと、軽く遊ぼうなんて考えの人は別として、結婚を悩む&躊躇する人が多いように思われる。
『彼女はきっと本気じゃないんじゃないか』とか、『どうすれば楽しいと思ってくれるか分らない』と自信なさそ~にボヤいたり、はたまた、『こんな歳して、今さら、恋愛なんて……』という、自分自身のなかのハードルを呆然と見つめてしまっている状態もある。
だとしたら、コレ、案ずるより産むが易しだと思います。
(中略)
オトコとオンナって、トキメいていれば何歳だって、することは変わらないのだワ。
二十歳そこそこの小娘が五十過ぎのカレシに向かって、
『○○ちゃ~ん』とか、あだ名で呼ぶのだって、それが等身大の姿なわけだ。
男性が仕事でどんなに出世しようとも、失脚しようとも、金持ちであろうがビンボーであろうが、恋愛は社会と隔離されている世界での出来事でしょ。
『だって、歳離れてるしぃ~』などと言って、ハナから負い目を与えるオンナは、腹にイチモツあると疑ったほうがいいのかも知れない。
(中略)
恋をしたら年齢は関係なくなる。
だから、諦めたり、卒業したりしてはいけません。
レンジは広く持って、恋のチャンスを永遠に狙い、恋愛し続けようとする気持ちが大切。それがフェロモンとなり、セクシーな魅力となるんですもの。」
このように、好きになってしまったら年齢差など気にしないという女性が多いのに対し、男性は結婚を躊躇する傾向にあるようです。年の差婚に二の足を踏む男性には、年齢を強調してプレッシャーを与えるよりも、お互いに等身大で付き合えるように接したほうがいいかもしれません。
<参考文献>
『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』(トイアンナ)
『紳士のルールズ』(檀れみ)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!