「ネトゲ恋愛」とは？オンラインゲームのトラブル＆恋愛事情に迫る！

ネトゲ恋愛はどんなふうに発展する？

オンラインゲームをする人は、男女問わず増えているようです。ネトゲ恋愛とはどのようにして始まるのでしょうか。『ゼロから始める オクテ男子愛され講座』（アルテイシア）には、以下のような記述があります。

「オンラインゲームでの出会い
アル『オンラインゲームで出会ってカップルになる事例』もよく耳にしますが、それってゲーム内で助けてもらって恋が芽生える、とかなんですか？
M　いや、助けてもらってというケースはめったにないんですよ。
アル　あ、そうなんですか。じゃあどういうキッカケで？
M　一番多いのは、ある程度ずっと一緒にゲームをやってて……生活の時間帯が似てたりすると、だいたい会うので。で、いつもは3～4人で会ってたのが、たまたま2人きりで会う機会があったりとか。
アル　ゲーム上でね。
M　そうそう、ゲーム上で。で、やりこんでると、もうあまりやることがないんですよ。レベルも高いし敵も簡単に倒せちゃうし……すると日常会話になるんです。
アル　もうゲーム上でやることがないから。
M　そう、チャットしに来てる感じになる。それで＜会社でイヤなことがあってさ＞みたいな話が出る。顔も名前も知らない赤の他人だから、本音を吐露しやすいんですよ。友達や同僚に言えないこともポロッと出る、みたいな。そうやって会話しているうちに、深いつながりができてくるんです。
アル　へえー！　たしかに赤の他人のほうが話しやすい部分はありますよね。じゃあ、オンラインで出会った人とリアルで会うキッカケは？
M　そこまでがっつり話してると＜今度東京に行くんだ＞＜じゃあ会おうか＞って流れに自然になりやすいんです。自分の深い内面とかも見せ合ってるから、会う前に濃密な関係ができてる。だから表層の部分をすっとばすことができて、話が早いんですよね。
編集A　でも、お互い顔がわからないわけじゃないですか？　会った瞬間に『うわっ！』とかないんですか？
M　そこまで関係性が深いと、顔とかはわりとどうでもいい。
編集A　へえ！

（中略）

Ｍ　僕の男友達もオンラインゲームで出会って結婚したんだけど、会う前に濃密なやりとりをしていて、写真の交換もしないまま東京駅で待ち合わせしてたんだけど、相手が向こうから歩いてきた瞬間『この人だ！』とわかったそうです。
アル　すげえ！　ニュータイプですね。東京駅ってめっちゃ人多いのに。それもオンライン上で深いつながりができていたからこそ。
M　全然知らない相手だからこそ『ちょっと聞いてよ』と本音を出せる場がオンラインなんだと思う。実生活で利害がからまない分、人に言えない悩みを話せたりもするし。」

ネトゲ恋愛は、趣味が合うのはもちろん、顔が見えないだけに本音を打ち明けやすいため、心の繋がりが強くなるのかもしれません。人柄や考え方を知って惚れ込んだというのであれば、素敵な出会い方だといえるのではないでしょうか。

「ネットで出会う恋愛」は人に話しづらい？

出会い系サイトやマッチングアプリなど、インターネットで出会う方法を試したことのある人も多いのではないでしょうか。最近では「ネトゲ恋愛」で成立したカップルも珍しくないといいます。このように、ネットを通じて相手とで出会ったことを「人に話しづらい」と考えている人は少なくないようです。『会えない時間が愛を育むなんてウソだよいつもいつでも会いたいに決まってる』（メンヘラ大学生）には、以下のような記述があります。

「マッチングアプリで出会った人と恋愛中。うしろめたいわけじゃないのに、バカにされそうで人に話しづらい……

いるんだよね、出会い方にこだわってその価値観を他人にも押し付ける奴。どんな形で出会おうがその後その2人が仲良くやれればそれで良いはずなのに、『出会い系の彼氏とか浮気しそう笑』『ネット恋愛ってちゃんとした恋愛じゃないよね笑』みたいなこと気にするウワサ大好き野郎ね。

別に大学で合コンした結果付き合おうが、ネットで出会った人と付き合おうが、マッチングアプリで会った人を好きになろうが関係ないじゃん。その後2人がいかに付き合って最終的に幸せになるかが一番大事であって、出会い方をほかの人がとやかく言う権利なんて全くねえよ。ていうか今時、マッチングアプリとか全然珍しくもないし。そんなこと言ってくる人って、友達が少ないとかで視野狭くなってるんじゃないかね。

まあそれでも知り合いとかに『恋人とどうやって知り合ったの？』って聞かれることって結構あると思うし、相手によっては『アプリで出会った』って言いづらいこともたぶんあると思う。そういうときは『恋人とは運命の出会いしたんだよね～』とでも言っとこ。出会い方が世間から見て一般的じゃなかったとしても、最後に恋人と2人で幸せになった奴の勝ちだから。気持ちだけは負けんな。」

どんなふうに出会ったにせよ、最終的には幸せになった者勝ちです。ネトゲ恋愛などを人から咎められるのが面倒なら、「運命の出会いだったの……」とぼかししまうのが無難でしょう。

＜参考文献＞
『ゼロから始める オクテ男子愛され講座』（アルテイシア）
『会えない時間が愛を育むなんてウソだよいつもいつでも会いたいに決まってる』（メンヘラ大学生）