自分から振ったのに後悔するのはなぜ？その理由と男女の心理を解説！

男性と付き合っていて、後悔してしまうことはたくさんあると思います。「〇〇って言っちゃったけど、傷つけたかな…」とか、「少し言い過ぎだったな…」など、言ってから後悔した経験のある方はたくさんいることでしょう。

彼氏に対して言ったことを後悔するくらいのことなら、自己嫌悪したとしても彼氏に謝れば解決します。けれど、その一言が「お別れの言葉」だったらどうなるでしょう？「言わなければ良かった」と後悔しても、時すでに遅し…。二人はもう恋人同士ではなくなっているのです。

今回は、どうしてそのようなことが起こってしまうのか、様々な視点から考察していきます。彼氏を振って後悔している人は、ぜひ参考にしてみてください。

まず最初に、自分から振ったのに後悔しやすい人の特徴をご紹介しましょう。してしまったことを後から悔やむという心理の背景には、突発的に起こす行動と性格が関係しています。以下の項目を自分の性格と照らし合わせてみましょう。

怒りっぽく短気な性格

ちょっとしたことですぐ怒ってしまう短気な性格の人は、自分から恋人を振ったのに、後悔することになってしまいます。短気な上に怒りっぽいのですから、このような人は恋人関係においてもいざこざが絶えないはず。

普段からちょっとしたことが気に障り、相手に強く発言してしまったりすることが多いのです。ですが、こんな性格の人は気が短いだけで、ある程度時間が経つと忘れてしまうことがほとんどです。ですから、自分から振ったとしても後悔してしまうんですね。

気分屋で感情がコロコロ変わる

気分屋なところがあり、その時々で感情がコロコロ変わってしまう人は、恋人を自分から振ったのに後悔することになるでしょう。なんでそんなことを言ってしまったのか自分でもよく分かっておらず、その時そう思ったから自分から振るという行動に出て、後悔してしまうのです。

本人にしてみると、別れたかった気持ちも間違いではありません。ですが、気分屋な性格のため、別れたかったのは一瞬だけ。そしてその気持ちは持続しません。よって、後々悔やんでしまうことになるのです。

考えずに物を言ってしまう

自分から振ったのに後悔する人の特徴として、考えずに物を言うということもあげられます。普通なら「これを言ったら相手を傷付ける」などと考えて、ストレートに物を言わず表現を和らげたりするものですよね。ですがこのような性格の人は、思ったことをそのまま相手に伝えてしまうのです。

恋人同士でも、ちょっとした感覚の違いなどから、険悪なムードになってしまうことは多々あります。そんな時に少し頭によぎった別れたい気持ちを、よく考えずに言ってしまうと、後々自分から振ったことを悔やんでしまうでしょう。

我慢ができない

いくら恋人関係にある二人でも、考えていることが必ずしも一緒ではありません。その結果ちょっとしたケンカが起こるのです。ですが、そんな時はお互いの気持ちをすり合わせ、我慢するところは我慢して、なんとか乗り越えていく努力をします。

そんな場面で我慢ができない人は、自分から恋人を振ったのに、後悔することになってしまいます。「こらえ性がない」といわれる人がこれに当てはまるでしょう。

自分から振ったのに後悔した経験を持つ女性は、そのときどんな心理だったのでしょうか。女性はその時の体調などによって、感情が大きく変化してしまうこともよくあります。ここでのリアルな意見を参考にして、同じ道を進まないよう心掛けたいものですね。

振ってから相手の大切さに気付いた

「彼氏と別れて、すごく後悔してます。自分から彼氏を振ったんですが、後になって彼の大切さに気付きました。これまで当たり前に隣にいてくれたのに、そんな彼がいないってだけでも私にとっては大きな損失です。優しかったな…とか、今になって思いますね」（23歳/女性）

フリーの身になると、別れた彼のことを客観的に見つめ直すことができるようになります。すると、これまで当たり前だと思っていたことが、実はそうではなかったのだと気が付くのでしょう。

元彼が魅力的に見えるようになった

「自分から彼を振ったんですが、別れた後になって妙に元彼が魅力的に見えて…。やっぱり、元々タイプだったからですかね。好きなタイプってそう変わらないし。相変わらずイイ男で、振ったのはもったいなかったなって後悔してます」（20歳/女性）

自分から振ったとはいえ、彼氏になるくらいの人です。当然タイプの男性には違いありませんよね。そして振ったのが自分からなので、なおさら後悔してしまうのでしょう。

一つのことにこだわり過ぎた

「彼のことで、嫌なことがあったんです。付き合ってるうちに、そればかり気になるようになってしまって。ある日我慢ができなくて、よく考えないで自分から彼を振りました。でもよくよく考えると、なんでそんなに一つのことにこだわったのかと…。『嫌だから直してほしい』って言えば良かった。素直じゃなかった自分に後悔ばかりです」（26歳/女性）

後になって、一つのことにこだわり過ぎたことを悔やんでいるというエピソードです。おそらく、突発的な行動をしてしまったのでしょう。自分から振ったことは、悔やんでも悔やみ切れないですね。

思いやりに欠けていた

「自分から振ったこともそうですけど、彼に対する思いやりが欠けてたなって思います。きっとそんなわがままで、自分から彼を振ったんだと思う。別れた今だから、それが理解できますね。彼はとても優しかったのに、私は言いたい放題だったな…って、今は後悔しかありません」（22歳/女性）

後悔の気持ちでいっぱいな今だからこそ、思いやりが足りなかった自分に気付いたそうです。冷静になって考えれば、「彼は優しかった」などと理解することもできます。わがままだった自分に気づいて、後悔が止まらないのでしょう。

元彼の気持ちを考えるようになった

「自分から彼を振ったのに、一人になったらやっぱり寂しいんです。勝手ですよね。今は寂しくて、毎日、彼はどんな気持ちだったのかな？って考えてます。でも、もう別れてしまったから彼の本心は聞けません。今さら後悔しても遅いですよね」（24歳/女性）

自分から彼を振ったとしても、一人になってしまうことで寂しい気持ちは起こります。そうなってから初めて、彼氏の気持ちを考え始めたのでしょう。

今なら彼に優しくできる

「今考えると、私はいつも彼氏にキツく当たってました。なんでも受け入れてくれる彼に甘えてたんだと思います。結局最後も自分から振ったんですけど、正直後悔してます。今なら彼に優しくできるのに…。もっと早くこんな気持ちになれば、自分から振ることは絶対なかったと思います」（21歳/女性）

後になってから、「今ならこうするのに…」と悔やむことはよくありますよね。特に恋人関係にあった彼氏を自分から振った場合は、後々こんな気持ちになる人は少なくないでしょう。

次に、振られた側の男性の心理を覗き見てみましょう。自分から振った女性も後悔の気持ちから悩みますが、振られた男性はそれ以上の打撃を受けているかもしれません。赤裸々な意見を集めましたので、ぜひ参考にしてください。

彼女に拒絶された

「最初はいつものケンカだと思ってたのに、突然彼女から振られてしまいました。ケンカの原因はいつも僕。だから、彼女の我慢も限界だったんだと思います。完全に彼女から拒絶されてしまったんでしょうね」（20歳/男性）

この男性は、自分に原因があることを自覚しているのでしょう。そのため「彼女に拒絶された」という心理が起こるのだと思われます。

裏切られた

「いつも彼女のことを一番に考えて付き合ってたのに、一方的に振られてしまいました。彼女のわがままも全部受け入れて、真剣に好きだったんです。なのに、一体何が不満だったんでしょう。考えてもわかりません！今は、裏切られたという気持ちでいっぱいです」（28歳/男性）

男性の想いが強いと、裏切られたという気持ちになるのではないでしょうか。真剣に好きで付き合っていたのに、結末が彼女からの別れの言葉だと、自分の気持ちを踏みにじられた気持ちになってしまうようです。

ひたすらショック…

「彼女から振られてしまって、今はひたすらショックを受けてます。もう立ち直れない。僕のなにが悪かったのか、毎日考えてしまいます。彼女が彼女でなくたったことももちろんショックですけど、それよりも振られたことそのものがショックです」（26歳/男性）

振られたという事実にショックを受けているという意見です。おそらく、この男性は女性に振られた経験があまりないのでしょう。彼女を失ったことによる寂しさよりも、なぜ自分が振られたのかという疑問の方が大きいようです。

突然のことで受け入れられない

「僕たちの付き合いは、結構順調でした。なのに、些細なケンカで突然彼女から別れを告げられたんです。あれから数日経ちますが、いまだに受け入れられないでいます。仲が良かったから、彼女の別れの言葉が本心か、まだ信じられません」（20歳/男性）

このカップルの別れ方は、男性が信じられないと思ってしまうのも納得がいきますね。おそらく彼女の気まぐれで、咄嗟に別れを告げてしまったのではないでしょうか。それまで仲が良かったとのことなので、別れの言葉も彼女の本心ではないと思ってしまっているのでしょう。

自分から振ったことを後悔し、どうしても元彼を忘れられない時、復縁を考える人は多いでしょう。ここでは、「復縁」の二文字が浮かんだ時に考えるべき事を解説していきましょう。気持ちが先走ってしまうと見落としがちになってしまう事を、今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

その後悔は本当に恋愛感情なのか

その後悔は、本当に恋愛感情なのでしょうか。自分から振ってしまったことに罪の意識を感じて、そのせいで「まだ元彼のことが好きだ」と思い込んではいませんか？少しでもそんな気持ちがあるのなら、復縁すべきかどうか考え直した方がいいかもしれません。

この他、お付き合いが長い期間に及んでいた場合、もはや好き嫌いの問題ではなく、情が湧いてしまっている可能性も否めません。とはいえ、情が恋愛感情とはまったくの別物というわけでもないでしょう。なので情を強く感じている場合は、復縁に向けて動き出すのもアリかもしれません。

単なる執着心ではないか

彼と過ごした時間が長ければ長いほど、自分から振ったことによる後悔の気持ちは強くなるはずです。ずっと彼氏だった人が、別れたことで他人になってしまうのは、仕方のない事実です。なのに急に一人になってしまったことで、元彼に注目し過ぎていませんか？

だとしたら、それは好きという感情ではなく、単に元彼だから気になっているだけかもしれません。恋愛感情とは違う執着心の可能性が高いなら、元彼に注目することを止め、一度心の中をまっさらにしてみることをおすすめします。

寂しさに負けていないか

自分から振ったことで、あなたの日常から彼の存在はなくなりましたよね。それまでは、毎日の生活に彼が関わっていたでしょうから、その存在がなくなれば寂しさを感じるのは当然です。

その寂しさに耐えきれず復縁を考えているのなら、今一度考え直した方がいいかもしれません。「寂しかったから」が理由で復縁しても、また同じ問題が起きないとも限らないでしょう。

解決が難しい問題がそのままになっていないか

自分から振って後悔しているとしても、彼氏を振ったからにはそれ相応の理由があったはずです。その理由が二人にとって解決が難しい問題だったなら、復縁を考える前に十分な日にちを置くことをおすすめします。

彼氏に問題がある場合、反省して改善してくれたなら、復縁に向かって動き出しても構わないでしょう。しかし、二人の相性などが原因だった場合は、焦らず冷却期間をしっかり置き、そこからもう一度復縁を考える方が得策です。

では、自分から振ったことを後悔している時、どんな行動パターンを取ることが多いのかご紹介していきましょう。次のような行動をしてしまうようなら、後悔の気持ちがあり、復縁を意識している可能性はとても高いはずです。

一度距離をとって冷静に考える

自分から振ったことを後悔している場合、彼氏と距離を取り冷静に考えるという行動を取るはずです。咄嗟に別れを告げた自分の判断は正しかったのか、考え直したいと思っているに違いありません。

この時、後悔の気持ちが強いほど接触を避け、距離を取る期間は長くなることが推測されます。そうすることによって、自分の気持ちを見つめ直したいと考えているのでしょう。

彼氏とヨリを戻す

後悔しているから、彼氏とヨリを戻すのは自然の流れですね。この時は、自分が振ったとしても、自分からヨリを戻す努力をするはずです。単純なことですが、自分から振っても一切後悔がなければ、ヨリを戻すことはあり得ないでしょう。

連絡を取り始める

元の恋人と連絡を取り始めるのは、自分から振ったけれど後悔の気持ちがある証拠です。心残りがなければ、前を向き新しい一歩を踏み出すはずですよね。

フリーの身なら、元の恋人ではなく、違う異性と連絡を取り合うでしょう。ここでわざわざ元の恋人に連絡を取るのは、復縁したい気持ちがあるからだと解釈してもいいのではないでしょうか。

異性の友達に相談する

自分から恋人を振ったけれど、後悔の気持ちがある場合の行動パターンとして、異性の友達に相談するなども考えられます。「自分から振ったんだけど、どうすればいい？」などと異性の友達に相談して、元の恋人に歩み寄るための参考にしたいのです。

同性の友達だと、ただ話を聞いてもらうだけになってしまいますよね。ですから、後悔して復縁を意識している場合は、特に異性にこのような相談をするでしょう。

自分から振ったという事実があるので、復縁することが難しいのではと考えてしまいがちです。ですが、やってみなければどうなるかはわかりません。次の事を参考に、勇気を出して復縁に向けて踏み出してみてはいかがでしょうか。

時間を置いてタイミングをうかがう

自分から振った場合、すぐに復縁を口にしない方が賢明です。相手から「振ったのも復縁を持ちかけるのも、ただの気まぐれ」と受け取られかねないからです。そうなってしまうと、相手から持たれる印象はあまり良くありませんよね。なので、しっかり時間を置いてタイミングをうかがうことをおすすめします。

落ち着いた頃に連絡する

早く復縁したいと思うかもしれませんが、一定の時間を置いて落ち着いた頃に連絡するのがベターです。前述のように、自分から振ったという事実があるので、「復縁したい」と伝えたところで本気かどうか疑われる可能性も出てきます。そうならないように、復縁に向けて動き出すまでのスパンはなるべく空けた方がいいでしょう。

友達に仲を取り持ってもらう

自分から振った手前、復縁を切り出しづらい…と思ったら、友達に事情を説明して仲を取り持ってもらうのも良い方法です。共通の友人がいれば、なおいいですね。二人の間に第三者が入ることで、話がスムーズに進むことも期待できます。

「大事な話がある」と誘い出す

電話でもLINEでも構わないので、最初から「大事な話がある」と言い、彼を誘いだしてみましょう。誘い出すまでは復縁の具体的な話はせず、直接会った時に本題について話すようにするといいでしょう。大事な話と前置きをしておけば、元彼も心構えができますよね。

二人の記念日に復縁話をする

具体的に復縁の話をする時は、二人の記念日だった時を選ぶと、うまくいく可能性が高まります。「今日って〇〇の日だね」と言えば、復縁のきっかけにもなります。「あの時〇〇だったね」などと盛り上がれば、元彼の心が復縁に傾くかもしれません。

会って「ごめんなさい」と素直に謝る

直接元彼と会って話すチャンスが来たら、最初に自分から振ったことを素直に謝ることが賢明です。振ったことを撤回して復縁したいと思っているのですから、まずはきちんと元彼に謝るべきでしょう。最初に謝ってしまうことで、あなた自身の気持ちも吹っ切れるはずですよ。

一度振った彼と復縁するのは難しいようにも思えますが、コツさえ押さえておけば不可能なことではありません。ここでは、復縁に向けての注意点をご紹介していきましょう。成功の秘訣は、気持ちを強く持つことです。ぜひ参考にしてください。

都合のいい女にならない

自分から振ったからといって、復縁が本決まりにならないまま、元彼の全部を受け入れるのはアウトです。自分から振ったから頭が上がらないなどの理由で、何もはっきりしないまま関係を進めていくと、都合のいい女になってしまう危険性があります。ですから、深い関係になるのは、復縁がはっきり決まってからにしましょう。

新しく関係を始める気持ちで復縁する

復縁する相手はかつての恋人ですが、新しくお付き合いするつもりでやり直すことをおすすめします。そのためには、これまでの彼に対する不満や、自分の振る舞いなどを見直す必要がありますよね。そして、同じ過ちを犯さないよう努力しましょう。

元彼に新しい彼女がいないかリサーチする

意外に見落としがちなのが、元彼に新しい彼女ができていないかどうか、ということです。復縁したい気持ちばかりが先に立って、新しい彼女はできていないだろうと勝手に仮定してしまうのは少々危険です。彼女はまだいなくても、もしかしたら彼女になりそうな女性がいるかもしれません。ですから、復縁の話をする前にしっかりリサーチしておきましょう。

彼について改めて知る努力をする

あなたが知っている元彼について、改めてもう一度知る努力をしましょう。「元彼はこんな人」と理解しているつもりでも、違う一面があるかもしれません。元彼の知らなかったところに気付けば、もう一度惚れ直すことが可能となるでしょう。