元彼を忘れたい!未練を断ち切る方法はあるの?
中でも未練が残りがちなのが、恋愛での経験です。いつまでも元彼を忘れられない女性は少なくありません。好きで忘れられない一方で、本当は諦めるのが一番だとわかっているため、余計に苦しくなります。
元彼への未練をすっぱりと断ち切って、忘れる方法はあるのでしょうか。そこで今回は、悩める女性のために、なぜ未練が残るのかという原因を紐解きながら、元彼に対する未練を断ち切る方法をご紹介します。
当てはまる?元彼に未練を残しやすい女性の特徴
自分に自信がない
元彼を諦めきれないのは、彼のことが今でも好きだからだ、と考える人は多いと思います。たしかにそのケースもよくありますが、自分に自信がないことが理由になっていることもよくあります。
もしも自分に自信があるなら、自分の元を去っていった男性をいつまでも思い続けることなく、「去る者は追わず」という考え方で次の恋を探しに行けるでしょう。ということは、未練が残りやすいのは自分に自信がないために、元彼なら安心という気持ちがあるからと考えられます。
新しい恋を始めるには、相手に自分を知ってもらわなければならないため、自信をもって臨む必要がありますよね。未練を残す女性はその自信がないがために、元彼にしがみつく状態になってしまうのです。
基本的に依存体質
基本的に自分で決めることが苦手で、どんなことでも誰かに頼る依存体質の人というのはいるもの。男性、女性にかかわらず、こうした依存体質の人は見られます。
とりわけ恋愛においては、彼がリードしてくれるタイプだと女性は安心ですよね。頼れる男性を好む女性にとっては、心地よい恋愛関係になるはず。
それなのに大好きで仕方ない彼から別れを切り出されたら、辛いだけでなく、頼れるものがなくなるという不安も大きくなってしまいます。彼に何もかも頼りきりだったため、離れることで不安になってしまい、ますます元彼を忘れられなくなるのです。
過去を振り返りがち
「過去を振り返る」とは、心に残っていることや諦めきれないことを思い返す行為ですが、この行為はまさしく、元彼に未練を残しやすい女性がしがちなことではないでしょうか。
過去を振り返りながら、現在を見るのはむずかしいもの。さらに時はあっという間に流れていってしまいますので、過去を振り返っている間に「今」という時間がどんどん過ぎ去っていきます。
たとえ目の前に次の素晴らしい恋のきっかけがあったとしても、過去を振り返っている時に気づくことはできないでしょう。今ではなく過去を振り返りがちなのは、元彼に未練を残している女性に多く見られる特徴です。
反省して次に活かすのが下手
人は誰しも、失敗から学び教訓にすることで、同じ失敗を避けて成功へと結びつけることができます。かの偉大なトーマス・エジソンは、何度も何度も失敗を繰り返した末に、ついに電球を発明しました。
「失敗は成功のもと」という名言を残したことでも知られていますが、「失敗は勉強である」というのが、エジソンの発言のニュアンスとしては正しいのだそう。すべてが勉強であり、失敗とは「あくまでも試した方法がうまくいかなかっただけ」というわけです。
これらを踏まえると、元彼に未練を残す女性の特徴として、反省して次に活かすのが下手なことが挙げられるのではないでしょうか。エジソンに言わせると「失敗した恋愛から学ばず、反省して次に活かせないのが未練を持ちやすい理由」ということになりそうです。
なぜ?未練を断ち切ることができない原因とは
一部の女性はなぜ元カレへの未練を断ち切れないのでしょうか。ここでは、未練を断ち切ることができない原因を探ります。
知らないうちに思い出を美化している
元彼を忘れられない原因に、過去を振り返るという行動でしばしば元彼とのことを思い出し、その思い出を美化してしまうことが挙げられます。
元彼との思い出が美化されればされるほど、別の男性が好意を寄せて近づいてきた場合に、どうしても元彼と比べて考えますよね。思い出の中で美化されてしまうと、現実の存在は太刀打ちできないことがほとんど。思い出の中の元彼は、これ以上ない完璧な彼になってしまっているからです。
「元彼以上に素晴らしい男性に出会うことなんてできない」という思い込みが原因になっている場合、美化していることに気づけない限り、未練を断ち切るのは困難になります。
未練ではなくただ寂しいだけ
「元カレのことが心に残って離れない。元カレのことを諦めきれない。だから未練を感じているのだ」と自分では思っていても、実はただ寂しいだけということもあります。
元彼のことが好きで好きで仕方なかったはずの女性が、突然新しい恋をし始めるパターンに多いのがこれ。すっぱりと未練を断ち切ることができたのは、寂しさを埋めてくれる新しい誰かが見つかったから。
元彼に未練たらたらの女性は、傍から見ればたいていわかりますよね。強引に自分を引き寄せてくれる男性が現れたことで、女性がすっぱり未練を断ち切ったなら、ただ寂しかっただけと言えるでしょう。
振られたことに納得がいかない
元彼のことが好きで仕方がなく、別れても思い続けてしまうのが未練だと考えている人は多いでしょう。しかし、フラれたことに納得がいかないという気持ちが、未練の原因になることもあります。
元カレに振られて別れることになった場合、「自分は彼氏に振られたんだ」という記憶がつきまとっているはず。彼氏に振られても諦めきれないことが未練になると考えがちですが、中には振られたことに納得がいかないのが原因となる女性もいます。
「自分はまだ好きなのに、なぜ振られなくちゃいけないの?納得がいかない!」という気持ちもまた、諦めきれない気持ちの一つ。そして、振られたことに納得がいかないことが未練の原因になっている場合、元彼との間でトラブルになりやすいです。
過去を振り返って後悔ばかりしている
未練を抱えがちな女性には、過去を振り返りがちという特徴と、過去の恋愛の失敗を次に活かすのが下手という特徴があるとご紹介しました。過去を振り返るとき、人は楽しかったことや良かったことを思い出すよりも、失敗したことを考えがちです。
時を戻してやり直すことはできないのに、「あの時、ああすればよかった。そうしていれば、今頃は別れることなくまだ一緒にいられた」などと考えてしまい、この思考が元彼への未練を断ち切ることができない最大の原因になっています。
未練を抱えがちな人は、恋愛に限らず、過去を振り返っては自分が取ってきた選択を悔やみがち。さらに後悔の念が強いほど、未練を断ち切るのが困難となります。
未練を断ち切るための方法《行動編》
元カレとの思い出の品を捨てる
元彼にまだ思いを寄せている女性は、元彼からもらったプレゼントや、二人で出掛けた時に買った品物、撮りためた写真など、元彼との思い出を呼び起こすきっかけとなる品々を大切に残す傾向があります。
過去を振り返るにあたって、これらの品物は記憶を呼び起こすのに大きな力を発揮してくれますよね。そして思い返すたびにそれらが大切なものに思えて、ますます捨てられなくなってしまいます。こうしたことが、思い出の品を捨てずに持ち続ける理由です。
しかし、元彼への未練を断ち切るためは、これらの品物が身の周りにたくさんあると、逆効果になるのは言うまでもないですよね。心の未練を断ち切るには、形ある品も断ち切ることが大事。物を捨てると心がすっきりする効果があるので、それだけで何かが変わるかもしれません。
予定を詰め込んで元彼を思い出す時間をなくす
人はつらい出来事があったとき、体を動かすことで悲しみを紛らわせることができるのだそうです。忘れられない元彼のことを考えるとき、たいていは何もせずに、ぼんやりと過去を振り返っているのではないでしょうか。
何もしていないとき、人はどうしてもとりとめのないことを考えてしまいがち。考えることは思い出すことと連動していますので、思い出す時間をなくすのが効果的です。
そのためには次から次へと予定を入れて、「次は何をしなければいけないんだっけ?」と考えるように仕向けましょう。過去を思い出すのに使う時間を減らすのに、ぎっしり予定を詰め込むのは非常に効果的です。
同じ経験をしている人に相談する
忘れたいのに忘れられないと苦しんでいるなら、同じ経験をしたことがある人を探してみましょう。その際、できるだけ新しい恋をして輝いている人を探すのがおすすめ。どうやって元彼への思いを断ち切ることができたかだけでなく、今を輝いて生きられるようになった理由も教えてもらえるからです。
辛い経験の相談を持ち掛けるには、同じ経験をした人が最適。その理由は、実際にその辛さを知っているからです。いくら知識が豊富でも、実際に経験していない人からのアドバイスは、机上の空論とまでは言えなくても、現実にそぐわないこともあります。
特に恋愛では感情が渦巻き、理屈では片づけられないことも多いでしょう。同じ経験をした人だからこそ、断ち切るのにぴったりの方法を教えてもらえます。
徹底的に仕事に打ち込む!
思い出す時間を減らすことで、元彼のことを振り返る時間を減らすという行動に似ているのが、徹底的に仕事に打ち込むという作戦。今や女性も仕事をするのが当たり前の時代ですので、元彼を忘れると決意したら、徹底的に仕事に打ち込んでみましょう。
ただし、元彼を思い出す時間を減らすのに、徹底的に仕事に打ち込むのが適しているのは、仕事と元彼がリンクしていない人です。
仕事をすることにはさまざまな責任が伴うため、元彼のことをぼんやり考えている暇はありません。目の前の仕事に集中しないと、とんでもないヘマをやらかしてしまいかねないので、自然に仕事に集中し、元彼を思い出す時間が減るでしょう。
趣味を探して没頭する
スケジュールを詰め込んでも、そのスケジュールの内容が元彼を思い起こさせることもあるかもしれません。たとえば、元カレと職場が同じだと、仕事の内容から元彼のことがふと頭をよぎる可能性もあるでしょう。
そんな女性が元彼への思いを断ち切るには、元彼とはまったく関係のない新しい趣味を探すことが大事です。特に、楽しくて没頭できる趣味を探すのがおすすめ。例えば、何も考えないでいられるモノづくりや、他のことを考えている暇がない楽器演奏などがいいでしょう。
出来上がったときの達成感やうまく弾けた時の充実感が、元彼を思い出すのを遠ざけてくれます。趣味が楽しくなれば自然と趣味のことを考える時間が増えるため、未練を断ち切る速さが加速するでしょう。
未練を断ち切るための方法《特殊なやり方編》
失恋ソングを聴いてどっぷり浸る
音楽が与える力は、医療現場でも用いられていることからもわかるように、今ではよく知られていますよね。元彼を忘れられない未練を歌った失恋ソングは数多くありますが、こういった歌を聴くのは逆効果と思っている人がほとんどではないでしょうか。
しかし、元彼を忘れられない時に「新しい恋を見つけよう!」という歌を聴いても、むしろ心は反発してしまうでしょう。それならば失恋の歌にどっぷり浸り、枯れるまで涙を流してしまった方がいいかも。
泣くことには、心をスッキリさせる効果があると言われています。心の奥に溜めこんだ気持ちを曲に託して吐き出すことができれば、元彼への思いも断ち切ることができるかもしれませんね。
断ち切るために無理に忘れようとしない
人は、そのことについて考えまいとすればするほど考えてしまうもの。気にしないと言い聞かせることで一定の効果をあげられる場合もありますが、気にしないと言い聞かせている時点で気にしているのは明白ですよね。
元彼への思いを断ち切るために無理に忘れようとすると、結果的に元彼のことを考えてしまいます。考えれば思い出し、思い出せば後悔にさいなまれといった具合に、負のスパイラルに陥りがち。
忘れようとすると逆に思い出すきっかけを作ってしまうため、無理に忘れようとしないことが、かえって効果的な方法になる場合もあります。
脳科学に目を向けて新しい回路を作る
さまざまな新しい発見によって注目されている脳科学の知見を活用して、元彼への未練を断ち切るアプローチをするのもいいかもしれません。
一説によると、人が一日のうちに考えていることの8割近くは、昨日も一昨日も考えていたことなのだとか。同じことを考えることによって、脳には思考の溝が刻まれていくことがわかったそうです。この溝が、その人の思考のクセになるとされます。
心配性な人がいつもあれこれと心配しているのは、「心配する」という思考の溝が出来上がってクセになっているからだと考えることができるでしょう。元彼への未練もこの溝が原因なのだとしたら、新しい恋につながる思考回路を意識して、新たな溝を作る取り組みをしてみるのもよさそうです。
未練を断ち切るためにやってはいけないNG行為とは
元彼の近況を周囲から聞き出す
どうしても元彼のことが忘れられないと、今どうしているのかが気になるのが人の心理です。「もしフリーなら復縁できるかも」という期待も抱いてしまいがちです。
ただし、元彼が今どうしているかの情報を周囲から聞き出すのは、相手がフリーでも付き合っている人がいても、どのみちいい結果にはならないでしょう。
知れば知るほど気になるのも人の心理ですので、結局は未練を断ち切るどころか、元彼のことがさらに気になる、負のスパイラルに陥ります。諦めきれない気持ちを呼び起こしてしまうため、元彼の近況を知ろうとするのは厳禁です。
別れてよかったと自分に言い聞かせる
元彼への思いを断ち切るためには、自分自身の気持ちと折り合いをつけることが必要です。とはいえ好きという気持ちが強いうちは、未練を断ち切るために「彼と別れてよかった」と繰り返し自分に言い聞かせるのは、むしろ逆効果です。
別れてよかったという気持ちの裏には、本当は別れたくなかったという本音があるはず。自分に嘘をついても、脳や心は本音の方に反応してしまうため、よりいっそう未練が強くなる結果になるでしょう。
「別れてよかった」と何度も言い聞かせれば言い聞かせるほど、未練を断ち切るのとは反対の方向へと心が向いてしまうのは言うまでもありません。
周囲に元彼の悪口を言いふらす
世の中には人のことを悪く言う人は大勢いますが、特に元彼の悪口を周囲に言いふらすのはご法度です。たしかに、自分は好きなのに一方的に別れを告げられればショックを受けるでしょうし、腹が立つ人もいるでしょう。
けれども、カップルの事情は周囲にはわからないので、元カレの悪口を言って聞かせたところで、一方的な悪口だと捉えられる可能性が大きいです。
そもそも悪口を言う人に対して、周囲は良い印象を持ちません。自分の品位を下げるだけに終わることがほとんどなので、周囲に元彼の悪口を言いふらすのはやめておきましょう。
くよくよ考えて落ち込み続ける
好きで仕方がなかった人から別れを告げられたら、落ち込むのも無理はありません。だからといって、元彼にこだわるあまり、いつまでもくよくよ考えて落ち込み続けるのもよくありません。
最初は周囲も失恋してつらいのだろうと同情してくれますが、あまりにも長いあいだ落ち込み続けていると、「いい加減にしたら?」とウンザリされてしまいます。落ち込んでいる人が周囲に放つ負のオーラはかなり強い力があるため、伝染してイライラしがちになるのも嫌がられる理由です。
自分自身にもメリットはまったくないと言っても過言ではないので、くよくよ考えて落ち込み続けないよう注意しましょう。
お手本に!元彼への未練を断ち切った人の体験談!
一切接触しない!連絡先もSNSも全てブロック!
「元彼への未練で身動きできなくなってることに気づいて、一切接触しないと固く心に誓いました。元彼とつながるものはメールもSNSも全部ブロックし、思い切ってアカウントも削除しました。そのおかげですっぱりと縁が切れたという気がして、断ち切ることができました」(20歳/女性/学生)
今の時代、さまざまな人とSNSでつながっています。親密になればなるほど写真などの記憶を呼び起こすものが増えますし、連絡を取る方法があることが断ち切る決意を鈍らせてしまいます。
徹底的に接触を絶てば連絡手段もなくなり、しがみついていた自分自身の気持ちにも気づけるかもしれません。
新しい趣味に没頭しているうちに忘れた
「元彼を忘れたくて、アクセサリー作りの教室にフラッと行ってみました。これが大正解!細かな作業をしている間は、元カレが思考に入り込む余地は一切ないし、出来上がった時の満足感と言ったらありません。あるとき、そういえば最近思い出していないと気づき、心に感じていた痛みもなくなっていました」(24歳/女性/営業事務)
何もしていないと、人はいろいろ考えてしまいます。それを避けるには手を動かす趣味がうってつけです。とくに集中していないと失敗してしまうような趣味だと、元カレとのあれこれを考える余裕がなくなるため、心の痛みを消す効果ももたらしてくれるでしょう。
自分の時間が増えていることに気づいた
「元彼と別れてから誰とも会いたくなくて、一人の時間を過ごすことが多くなりました。忘れるために映画やドラマを手当たり次第に見ていてふと気づいたのが、元彼といたときにはひとりの時間がほとんどなかったこと。それからは映画やドラマに加えて読書をしたりして、自分の時間を楽しんでいます。元彼のことはもうすっかり思い出さなくなりました」(27歳/女性/販売職)
彼に献身的に尽くすタイプや、彼がいないと生きていけないと感じる女性ほど、未練を抱えがちです。しかし、別れたことで自分の時間をどれほど失っていたかに気づければ、逆に一人の時間を楽しめるようになります。誰にでもできるという点で、おすすめの方法ですね。
未練を断ち切ったらいい出会いが見つかった!
「いつまでも未練を断ち切ることができなければ、ずっとこのまま苦しむことになるのかと考えたとき、真剣に断ち切ることを考えました。元彼からもらったものをすべて処分し、部屋に閉じこもるのをやめて外に出たら、新しい出会いがありました!行動して断ち切ることができなかったら、今の幸せはありません」(25歳/女性/美容師)
つらい別れほど、思いを断ち切るのがむずかしいのは当然です。でも、そのまま抱え込んでいても苦しいだけですよね。切れた縁を完全に断ち切ることが、また新たな縁を結びます。断ち切るのがむずかしいと感じた時ほど、真剣に断ち切ると決めて行動に移した方が良い結果に結び付くことを教えてくれる、貴重な体験談です。
未練は早く断ち切るのがベスト。だけど無理は禁物!
それができないからこそ、生まれるのが未練です。人の感情と心理を考えるとごく自然なことではあるのですが、人生の貴重な時間を無駄にしてしまうのも確かです。
なぜいつまでも思い続けてしまうのかという原因を知り、未練を断ち切るための正しい対処法を実践すれば、きっと気持ちに変化が生まれるでしょう。一朝一夕に叶うことではありませんが、できるところから取り組んで早く立ち直り、次の新しい恋で存分に輝いてくださいね。
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