人生がつらい!何もかも嫌な時はどうすればいい?
しかし、人生は山あり谷ありです。良い時期もあれば、すごく苦しい時期もあり、しんどい思いをしながら、つらい状況を過ごすことも少なくありません。何をやってもダメな時はダメで、人生そのものが苦しくつらいものになってしまうのです。
今、人生がつらいからと言って、あなたはこのまま諦めるのでしょうか?悪い時期はいつまでも続きません。まず、つらい人生を乗り越えるためにどのようにすれば良いのかを考えていきましょう。
人生がつらいと感じる原因を分析しながら、対処法を探っていきますので、つらい人生を良くしたいと思っている人はぜひチェックしてください。
皆が「人生がつらい」と感じる瞬間は?
大好きな恋人にフラれた時
「心底好きだった恋人にフラれた時は、精神的に不安定になってしまった。自分は魅力がなく価値もない人間なのではないかと、自分のことも嫌いになってしまうほどでした」(27歳/女性/販売員)
恋愛体質であるかどうかでも違ってくるとは思いますが、本気で好きになってしまった恋人に別れを切り出された場合、相当な絶望感を味わうことになるでしょう。自分の何がダメだったのだろう、自分は価値のない人間なのだろうかなどと、嫌な感情が残ってしまうのです。
しかし、人間には相性というものがあるので、どちらかが間違っていたということではありません。フラれて良かったと思えるような素敵な恋愛を探していきたいですね。
お金が無くて貧乏だと実感した時
「正社員で働いているが、安月給で生活が苦しい。最近は副業も持つようになったが、家電が壊れたり、事故を起こしたりしてしまい、結局のところまったく余裕がない。お金がないと、何だか心にゆとりが持てなくてつらい」(29歳/男性/営業職)
真面目にあくせく働いているのに安月給で、節約しながら暮らしている人はとても多いですよね。不景気の世の中を考えると、仕方のないことなのかもしれません。できる努力はしているはずなのに全然状況が改善されないと、いつもお金のことばかり考えてしまうでしょう。
お金の悩みが尽きないと心に余裕がなくなり、何だか自分のことも嫌いになってしまいそうですね。これでは人生がつらいと感じてしまうのは無理もありません。
仕事で取り返しのつかないミスをした時
「大切な役割を任せられていたのに、大きな失敗をしてしまい、会社の社運を賭けたプロジェクトを失敗させてしまった。すぐに挽回できるような失敗ではなく、ただただつらいと感じています」(41歳/男性/企画部)
難しい仕事ほどやりがいはありますが、リスクも大きいです。取り返しのつかないほどのミスをしてしまった時は、周囲はなぐさめようがなく、本人もどん底まで落ち込むことになるでしょう。
仕事は何年も毎日、長時間行うものですから、一度大きな失敗をしてトラウマになってしまうと、その後はつらい思いをし続けることになってしまうのです。
友人に裏切られた時
「親友だと思っていた友人に騙され、良いように使われていたと知った時はつらかった。周囲に私の悪口を言いふらしていたことも判明し、人間不信になってしまった」(29歳/女性/製造業事務)
自分が友人だと思っていた相手が、自分のことを友人だとは思っていなかったと知った時は、つらい気持ちになってしまうでしょう。ただ嫌いなだけならまだしも、騙されていたり、利用されていたりした場合は、ショックも相当大きいはずです。
「人生の悩みの大半は人間関係だ」とよく言われるように、人間関係で失敗してしまうと、人生そのものがつらいと感じるようになるのですね。
まずは人生がつらいと感じる原因を知ろう【前編】
人間関係の悩み
先ほども少し紹介しましたが、人生の悩みの多くは人間関係にあると言われています。確かに、お金に困っていても、境遇が悪くても、周囲の人間に恵まれていたら頑張れるものですね。
対人関係が得意で、世渡り上手なタイプもたくさんいて、その人たちは交友関係を広げることを楽しいことだと感じているはずです。しかし、逆に不器用で誤解されがちなタイプは、人生において対人関係で悩むことが多いと言えるでしょう。
何も人気者になる必要などありません。周囲に迷惑をかけない、嫌な思いをさせない、それさえ守っていれば、いつか自分を理解してくれる人が現れるはずだと信じて人生を歩んでいきましょう。
自分のコンプレックス
完璧な人間などいるはずもなく、どんなスターであってもコンプレックスは持っているものです。あなたはどのようなことをコンプレックスに感じているのでしょうか。
容姿にコンプレックスを持っている人、学歴や収入にコンプレックスを持っている人、家庭環境にコンプレックスを持っている人、人の悩みはそれぞれですね。
「こんな醜い容姿だから生きていてつらい」「安月給で結婚相手が見つからなくてつらい」「家庭環境が悪くて夢を諦めざるを得なくてつらい」などの思いを常に抱えていると、人生そのものがつらいと感じるようになってしまうのです。
仕事が上手くいかない
「一緒に仕事をするということは、一緒に生きるということ」という言葉がありますが、それはあながち間違いではありません。
正社員ともなれば、1日7~8時間、毎日、何年もかけて一緒に目標に向かって協力するのです。社会人ともなれば、人生の大半が仕事に追われると言っても過言ではありません。
1日の1/3を占める職場において悩みがあると、もはや仕事だけではなく、人生そのものの悩みになってしまうこともあるでしょう。
仕事でミスはつきものですが、いつまでたっても改善しないようなら、今一度、自分に合っている仕事かどうかを考えてみるといいかもしれません。
家庭不和
人生において心のよりどころにもなるのが、家族です。あなたにとって家族の存在はどのようなものでしょうか。いつも自分の味方でいてくれる存在、いつも安らげる存在だと感じていますか?
どんなにつらいと感じていても、家族さえ自分を理解してくれていたら、自分を正しく保てるはずです。それなのに、家庭不和であると「家族すら理解してくれない」とつらい思いをするでしょう。
俗に言う「機能不全家族」(常に何らかのストレスを抱え、家庭の機能が正常とは言えない家族)だと、社会でも家庭でもつらい思いをするわけですから、人生そのものがつらいものになるのは不思議なことではありません。
まずは人生が辛いと感じる原因を知ろう【後編】
お金で苦労している
「愛は金では買えない」「夢は金では買えない」と昔からよく言われています。本当にそうでしょうか?
不景気な世の中ということもあり、収入を確保することで必死、節約することで必死な人はたくさんいます。現に「すぐにできる副業」「節約レシピ」などの本は必ずと言っていいほど売れているのが現状ですね。
「家が貧乏だったため奨学金で大学に行き、その後返済をずっとしている」「親がリストラされて仕送りをしている」など、家庭環境によっては、出費がかさんで毎月のやりくりが大変な人もいるのです。
お金で苦労する人は多いですが、長期間苦労し続けてしまうと「いつになったら楽になるの?」という気持ちになってしまい、人生がつらいと感じてしまうのでしょう。
体調不良が続いてつらい
「病は気から」とよく言われますが、心身ともに健康でないと、本当に健康だとは言えません。確かに、メンタルが弱っているのに肌ツヤが良い人、体調が悪いのに元気に明るくしている人はいませんね。
体調不良が続くとメンタルも弱ってしまい、悲観してしまうことが多くなります。女性だと、40代くらいで更年期障害に悩まされることが多くなりますが、ちょうどその頃、子供の悩みや夫婦関係の悩み、義理の家族や近所付き合いの悩みが重なることも多く、人生そのものが苦しいものになってしまうことが珍しくありません。
体調さえ万全であれば、どんな悩みでも立ち向かえる自信が持てるものですが、体調不良だと気力を保てる余裕もなくなるのです。
取り柄がない自分が情けない
あなたには何か得意なものがありますか?オリンピックで金メダルを獲ったことがある、女優として美貌を生かした仕事に就いているなど、スペシャルな取り柄でなくてもかまいません。むしろそのような特別な取り柄を持っていない人の方が一般的です。
美貌がなくても人気者はたくさんいますし、頭脳明晰でなくても世渡り上手で出世していく人もいます。
しかし、自分の取り柄がなかなか見つからないと、「自分は価値のない人間なのではないか」「自分がいなくても誰も困らないのではないか」などと不安になってしまうでしょう。
自分の価値に自信がなくなると、人生はつらく、すごく苦しいものになってしまいますので、もっと自分を大切にすることを考えてくださいね。
将来に希望が持てない状況が続いている
家族がいて、子供がいて、正社員で老後の年金の心配もないという人は、将来について悩むことは少ないでしょう。
しかし、非正規雇用であったり、家族が持てなかったりすると、将来について悩むことになり、「自分はこのまま今の人生を歩んでいて大丈夫なのだろうか」とつらい気持ちと不安な気持ちにさいなまれてしまうのです。
今を一生懸命生きることは大事だということは分かっていても、やはり将来に対して希望が持てない状況だと、すごく苦しい気持ちになり、メンタル的にもしんどくなりますよね。
将来に対する不安を払拭するにはどうすればいいのか、考えなくてはならないと言えるでしょう。
人生がつらいと感じたら?対処法をご紹介【簡単編】
感情を紙に書き出してみる
自分のつらい気持ちを他人に打ち明けることができそうにないなら、「つらい」「苦しい」「しんどい」という気持ちを紙に書いてみましょう。紙と鉛筆さえあれば簡単にできることですし、寝る前などプライベートな時間や場所でも問題なく作業ができるのでおすすめです。
人はみな、負の感情をおさえよう、人に見せないでいようとするものです。それはそれで間違いではありませんが、そのうち自分自身にも本当の気持ちを隠すようになってしまうことを理解しておきましょう。
今の感情を素直に紙に書きだすことで、今の自分の気持ちを客観的に、また冷静に判断できるようになりますので、一度挑戦してみてください。
美味しいものをお腹いっぱい食べる
美しいものを見たり、美しい音色を聴いたり、良い香りをかいだり、美味しいものを味わっている時、あなたはどのような気分になっているでしょうか。不愉快でつらい、苦しいという感情はそこにはありません。五感を満たすことは、幸福感を得られる最大の手段だと言って過言ではないでしょう。
この中で一番手っ取り早く挑戦できるのは、「美味しいものを食べる」ではないでしょうか。多少のお金は必要になりますが、間違いなく食べている瞬間は幸福感で満たされ、つらい人生を忘れられるでしょう。
いつもとは違う、高級ホテルのディナーなど、楽しみながら探してみてください。
信頼できる人に人生がつらいと打ち明けてみる
人生がつらいと感じるなら、信頼できる人につらい気持ちを打ち明けてみるのもおすすめです。紙に書くことと同じように、話すことで自分を客観視できますし、相手の反応を見ながら自分は間違っていないかどうかも判断することができるでしょう。
自分一人で悶々と考えている時は一切解決しなったことでも、周囲に相談することで簡単に解決することも珍しい話ではありません。また、共感してもらえることで自己肯定感が生まれ、メンタルにも良い効果が期待できるはずです。
人に相談することは決して恥ずかしいことではありません。あなたの周囲にいる信頼できる人を思い出してみてください。
つらい人生を乗り越えた人を参考にする
周囲が楽しい人生を送っていたら、余計に「なぜ自分だけこんなにつらいのか…」と落胆してしまうでしょう。世の中には70億以上の人口がいるのです。自分が一番不幸せだと思い込んでしまいがちですが、実はあなたの悩みは大したことがないのかもしれません。
有名人や著名人でも、壮絶な苦労の上で成功した人がたくさんいます。人生がつらいと感じているのなら、つらい人生を乗り越えた人の自叙伝などを読むようにしてみましょう。ネット検索するだけでも情報は多数ヒットするはずです。
自分より幸せな境遇の人を見て悲観するのではなく、自分より不幸な境遇を乗り越えた人を見て勇気をもらうようにしてくださいね。
つらい気持ちを我慢せず気が済むまで泣く
大人になると、つらい気持ちを周囲に悟られまいと我慢してしまいます。しかし、これではメンタルが余計につらくなってしまうでしょう。
人前で泣いたり落ち込んだりすることを避けるのは分かりますが、一人で部屋にいる場面でも我慢してしまっていないでしょうか。つらい時は我慢せず、気持ちが済むまで泣いてみてください。
人間は泣くと、副交感神経が優位になり、リラックス効果が生まれることが分かっています。泣けない場合は、泣ける映画やドラマを見たりすることもおすすめですので、試してみてください。
人生がつらいと感じたら?対処法をご紹介【その他】
思い切って環境をガラリと変える
今の状況を改善しようと努力することは大事ですが、なかなか改善できない、もはや改善不能だと感じるのなら、思い切って環境を変える工夫も必要になってくるでしょう。
改善しようと努力していても、結果が伴わない日々が続けばメンタルは疲弊していく一方です。自分が壊れてしまう前に、手立てを打つことを考えてください。
職場がブラック企業で人生がつらいと感じているなら、思い切って転職に挑戦する、機能不全家族で毎日がストレスなら、思い切って一人暮らしをしてみる、人生そのものを変えるきっかけを作りたいなら、思い切って海外留学をしてみるなど、環境をガラリと変えてみましょう。
環境が変われば自分も変わり、人生がつらいと感じなくなるかもしれません。
自分が好きだと思えるものを見つける
人間は、自分の好きなことをしている時に幸せを感じます。あなたの好きなことは何でしょうか。旅行が好き、食べることが好き、音楽が好き、絵が好き、ショッピングが好きなど、人の好みはさまざまです。
自分が好きだと思えることを追求し、堪能していれば、人生がつらいと感じる気持ちは薄れていくでしょう。
また、好きだと思えることをしていれば、自然と同じ気持ちを持つ仲間が集まってきます。好きな人と好きなものに囲まれて、幸せな気持ちになれる時間を築いていきましょう。
つらいと思うことから逃避する
日本人にありがちなのが「我慢すること」「つらい気持ちを表に出さないこと」「決して逃げずに立ち向かうこと」という精神です。これだけ見ると素晴らしいのですが、メンタルの強さは人それぞれであり、みなが同じようにこのような精神を持てるとは限りません。
つらいと感じることがあって、解決に向けて努力することは大事ですが、もうどうにもならないと思ったら、一度逃避することも考えましょう。
つらいと感じるものからいったん離れることで、気持ちは少し落ち着くはずです。落ち着いた気持ちで周囲に相談するなど、冷静に対応できるようになりますので、恥ずかしいことだとは思わずに、無理せず逃げることも一つの手だと思っておいてください。
今のつらい現状の中から幸せを見つけてみる
あなたが今、一番つらいと感じるものは何ですか?上司から厳しくされることがつらい、自分の時間が持てないことがつらい、友人がいないことがつらいなど、人によって事情は違うでしょう。
上司から厳しくされている人は、もしかしたら期待してもらえてるのかもしれませんし、友人がいない人は、トラブルに巻き込まれずマイペースで過ごせるというメリットもあります。
今のつらい現状は、本当につらいことなのでしょうか。さまざまな角度から物事を考え、自分の今の現状は、もしかしたら恵まれているのかもしれないと発想を転換してみることをおすすめします。
運動して体調を管理する
人生がつらいと感じるのは、メンタルだけの問題だとは言えません。体調不良や体力不足では、つらいことに立ちむかう気力も持てないのです。あなたは、自分の健康管理をしていますか?自分の健康は、今日までの自分の人生のあり方で決まってきます。
不摂生な生活を送っていたら、あなたは今健康だとは言えないでしょう。栄養バランスのとれた食事内容を心がける、質の良い睡眠をとるようにする、適度な運動を取り入れ体力をつけるなど、普段から意識してください。
運動するとストレス発散効果も期待できますし、美容にもメリットがたくさんあります。生活に運動を取り入れてみてくださいね。
人生がつらい時に大事な心構え
人生楽しんだもの勝ち
人生は一度きりです。楽しくない状況でいるよりも、楽しい状況でいた方が充実するのは当たり前のことですね。
朝起きて、長時間労働で夜遅くに帰宅し、適当にコンビニ弁当を食べたら寝て、また朝出勤…。こんな生活で楽しいと思えるでしょうか。あなたの人生は、あなたのものなのです。もっと自分の人生を楽しめるように、改善策を考えてみましょう。
ただ毎日を過ごすのではなく、自分が楽しいと思えること、自分が好きだと思えることをする時間を持つようにしてください。人生は楽しんだもの勝ちです。オンとオフをしっかり切り替えて、自分のことをもっと大切にするようにしてください。
逃げるのは負けではない
根性論が根強い日本では、困難から逃げることは気が引けるものです。しかし、世の中には自分ではどうしようもないような大きな問題がたくさんあるのです。非力な自分が立ちむかっても、自分のメンタルが弱ってしまうだけなのですね。
それならいっそ、つらい気持ちやつらい状況から逃げてみませんか。逃げることは決して負けではないと、いつも心のどこかで思っておきましょう。
「逃げても良いんだ」と思うことで、心に余裕ができ、逆に困難に立ち向かえるようになります。自分を追い込みすぎていませんか?自分の心が悲鳴を上げる前に、対処していきましょう。
他人と自分を比較する必要はない
他人の人生が良く見えるのはみな同じです。最近では、SNSが普及したこともあって、インスタグラムなどで幸せ自慢をする人も増えました。でもよく考えてみてください。あなたは、SNS上に不幸なこと、自分に不利なことを掲載するでしょうか。
他人の人生が良く見えても、実際のところは分からなものなのです。無駄に他人と自分を比較して、自分の人生はしんどいと決めつけるのはやめましょう。
あなたの人生の価値を決めるのはあなた自身なのです。あなたがあなたの人生を受け入れ、努力していれば、他人の人生など気にならなくなるでしょう。
完璧な人間を目指さない
失敗のない、つらいことのない、完璧な人生を目指すことは悪いことではありません。しかし、完璧な人生になることは実際にないのです。失敗しないように努力することは必要ですが、失敗のない完璧な人間を追い求めると、メンタルに無理が生じてしまうでしょう。
失敗しても、それを教訓にすれば良いのです。失敗を回避することだけ考えていても、人間は成長しないのですね。
人生がつらいと感じている人は、「こんなこともあるさ」ともっと心を楽にできるようにしてください。
つらい状況こそチャンスだと思う
平坦な人生は、穏やかでストレスがないように思います。しかし、刺激がない分、人生に価値を感じにくいというデメリットもあるのです。誰かに負けた悔しさ、失敗した羞恥心、それを経験してこそ「今度こそは実現しよう」という強い気持ちが生まれるのは間違いありません。
模試の結果が悪くて恥ずかしかったから猛勉強した、バカにする上司を見返そうと難しい資格取得を試みた、安月給で生活が苦しいから転職活動を頑張ったなど、苦しい状況を打開しようと思うようになるきっかけは、たいていつらい経験なのです。
つらい状況は、今の自分を乗り越える大きなチャンスです。ピンチはチャンスだと発想を転換して、前向きに人生を歩んでいきましょう。
人生がつらい時に!心に沁みる名言
人生に失敗がないと、人生を失敗する
「人生に失敗がないと、人生を失敗する」そう言ったのは、精神科医の斎藤茂太さんで、数々の名言を残してこの世を去りました。失敗のない人生ばかり選んでいても、人は成長しませんし、より良い人生を目指すことは難しいと言えます。
失敗を経験し、工夫を重ねることで人生が好転していくのですね。人はどうしても失敗を恐れるものですが、斎藤茂太さんはきっと「失敗を恐れてはいけないよ」と背中を押してくれているのでしょう。
他にも、「苦労から抜け出したいなら、肩の力を抜くことを覚えなさい」「悲観的になるのは、自分のことばかり考えているから」など、心に沁みる名言をたくさん残していますので、ぜひチェックしてくださいね。
誰もがそれぞれの地獄を背負う
紀元前のラテン文学者でもあるウェルギリウスが残した言葉に「誰もがそれぞれの地獄を背負う」という言葉があります。
良い人生を送っている人でも、人生の終わりに「あの頃は地獄だった」と思う時期があるはずです。紀元前の人物でもあるウェルギリウスがこのように感じたのですから、人生に対する悩みは今も昔も変わらないのかもしれません。
育った環境も性格も人それぞれですから、「地獄」の捉え方もきっとみんな違うのでしょう。どんな地獄があっても、前を向いて歩いていきたいですね。
人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ
19世紀のロシアの文豪ドストエフスキーは、この世に数々の名作を残しており、今でも根強いファンが多いです。人の心を動すほどの小説を書くことができるのですから、きっと感性も独特で優れていたと想像できますね。
彼の名言に「人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ」というものがあります。同じ人生を歩んでいても、幸せだと感じる人、不幸だと感じる人に分かれます。人の幸不幸は、実は他人ではなく自分自身が決めているということなのでしょう。
今の人生で幸福だと思えることを、どんな小さなことでも良いので見つけてみましょう。自分の人生に自信がつけば、もうあなたは人生がつらいとは感じなくなっているはずです。
簡単すぎる人生に、生きる価値などない
古代ギリシアの哲学者で、紀元前に活躍したソクラテスも有名な偉人です。彼の言葉に「簡単すぎる人生に、生きる価値などない」というものがあるので、紹介しましょう。
裕福な家に生まれて、美味しいものを食べ、思い通りに生活していたとします。それはそれで幸せなことなのかもしれませんが、人間力が身につくとは思えないのではないでしょうか。
何でも思い通りになる人生を送った人は、他人と共感したり、夢を思い描いたり、相手を思いやったりする力が身につきません。つらいことや難しいことがあってこそ、生きがいも生まれてくるのです。
人生がつらい、すごく苦しい、しんどいと思ようになったら、ソクラテスのこの言葉を思い出してくださいね。
永遠に生きる気で夢を抱け。今日死ぬと思って生きろ
映画俳優として評価されながら、24歳の若さで交通事故で死んでしまったスター、ジェームズ・ディーンは、数々の名言を残しこの世を去りました。その中でも一番紹介したいのは「永遠に生きる気で夢を抱け。今日死ぬと思って生きろ」という言葉です。
「もしかしたら40歳で死ぬかも…」なんて考えていたら、夢が狭くなってしまいます。いつまでも命が終わらないという前提でなら、たくさんの大きな夢を抱くことができますね。
また、「明日やろう」という気で毎日を過ごしていてはいけません。「明日などない。今を懸命に生きよう」と思うことで人生は充実してくるでしょう。
人生を良くしたいのなら、懸命に努力することが大事だと教えてくれているのですね。
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