「好き」を伝えるってどうすればいいの?
そこで今回は、「好き」を伝える方法についてご紹介していきます。気持ちを伝えるためにはどんな伝え方がベストかを知り、徐々に好きな人との距離を縮めていきましょう。
「好き」を伝えるメリットって?
まずは「好き」を伝えるメリットから見ていきましょう。
気になる相手の興味を引く
気になる相手から異性として意識されていない場合、好きと伝えることで、興味を引くことができるというメリットがあります。
好きな思いを相手に伝えたら、相手は異性として意識されていることに気づきますよね。その結果、相手もこちらを異性として意識し始めることが多いのです。これだけではまだ好意を抱いてもらえないかもしれませんが、好きと伝えることで興味を引くことはできるので、プラスな展開に繋がるでしょう。
彼からの告白が期待できるかも
彼の中にもあなたに対する「好き」がある場合、彼からの告白が期待できるかもしれません。あなたが好きだと伝えることで、彼は自信を持てるからです。
男性の中には、付き合えるという確信が持てない限り、告白できないという人もいます。そうした男性にあなたが好きと伝えると、「告白してもいいよ」「同じように思ってるよ」と伝えることになるので、男性は告白する勇気が出るでしょう。気持ちをアピールすることで、彼からの告白を引き出せるかもしれないのです。
自分の気持ちに確信を持てる
「これって本当に好きなのかな…」「気持ちが変わったりしないかな…」と、自分の気持ちに不安になることはないですか?そんな人が「好き」を言葉で伝えると、自分の気持ちに確信を持てるというメリットを得られます。
分かりやすく言うと、恋心を宣言するようなもの。言葉にして伝えることによって、「前向きに頑張ろう」という思いを持てるのです。いつ、どこで消えるか分からないその気持ちを、あえて口にすることで、「この恋を無駄にすることなく努力しよう」と思えるでしょう。
付き合っているなら愛情が深まる効果も
既に付き合っている相手に好きと伝えることにも、メリットがあります。思いを伝えると相手は愛情を感じられるため、その気持ちに応えようと、相手の愛情も深まることがあるのです。
彼氏彼女という関係は、お互いに好意があることが大前提としてあるため、わざわざ言葉にしなくなる人も多いですよね。しかし、パートナーの気持ちが伝わってこないと、不安を感じると同時に自分の思いを伝えにくくなり、お互いにますます「好き」を言葉にしなくなるでしょう。付き合っている間柄でも、愛情を深めるために好きと伝えるべきなのです。
脈アリか脈ナシかを判断できる
相手に好きと伝えることで、相手が脈アリか脈ナシかを判断することもできます。思いを伝えた時の相手のリアクションや行動の変化を観察し、恋が成就する可能性があるのかないのかを見極めれば、効率良く恋愛することができます。これも、好きと伝えるメリットと捉えることができるでしょう。
「無駄な恋愛はしたくない」「振り向いてくれる可能性がないなら次の恋に進みたい」と、恋愛に効率を求めている人は、好きと伝えた方が展開が早くなります。
「好き」を伝える言葉
では、「好き」以外にどんな言葉があるのでしょうか。気持ちが伝わる言葉をご紹介していきます。
「あなたと一緒にいると落ち着く」
「『一緒にいると落ち着く』と言われると、自分は特別な存在なのかなって思う」(26歳/男性/介護士)
一緒にいることで安心感を得られたり癒されるということは、お互いの距離が近く心を開いている証拠ですよね。「あなたと一緒にいると落ち着く」は、好きを伝える言葉であり、恋愛の好きよりも、家族のような好きに近い思いが込められているでしょう。
「彼女になりたいな」
「急に『彼女になりたい』と言われて、ドキッとした」(19歳/男性/学生)
「彼女になりたい」という言葉は、もう好きという気持ちそのものですよね。彼氏彼女の関係は、好き同士でなければ成り立たない関係ですから、この言葉に好きな思いが隠されていることは誰にだって分かるでしょう。
「他の人の彼氏になってほしくない」
「『他の人の彼氏になってほしくない』と言われた時、自分がどれほど好かれているか実感した」(24歳/男性/会社員)
独占欲が出るのは、その相手のことが好きだからですよね。しかし、相手の気持ちが分からなかったり、気持ちをなかなか伝えることができずにいると、このような遠回しな言葉になってしまう場合もあります。
「いつでも味方だからね」
「悩んでいる時に『いつでも味方だから』と言われて嬉しかったし、その時から急にその女性のことを意識するようになった」(26歳/男性/事務職)
好きな人のことをサポートしたい、味方でいたいと思う女性は多いです。それを言葉で伝えた時、男性に愛情が伝わることもあるでしょう。言われた方は「何があってもそばにいてくれる」と心強さを感じることができる上に、この男性のように、言ってくれた女性のことを意識してしまうこともあります。
「彼氏だったらいいのに…」
「ある時、話をしている最中に『○○くんが彼氏だったらいいのに』と言われて、それってどういう意味!?とものすごく気になった」(21歳/男性/学生)
「彼女になりたいな」はストレートな告白に近いですが、「彼氏だったらいいのに…」だと、またちょっと違う意味合いになるでしょう。「あなたは彼氏として理想の男性だ」という意味も込められていますが、男性は「俺を好きってこと…?」と、なんとなく確信を持てない程度の好意だと捉えます。
やんわりと伝えたい人、あるいは「好感を持ってるっぽい」くらいに思われたい人は、こうした言葉も良いでしょう。
「寂しい…」
「いつも明るい子が『寂しい』と電話をしてきた時、男として頼られているって感じた」(17歳/男性/高校生)
「寂しい」と弱った自分をさらけ出せるのは、自分が心から信頼している相手ですよね。それが異性だとしたら、頼りにしたり甘えたいという感情もあることが分かります。好きとは程遠い言葉のように感じますが、「寂しい」の言葉ひとつでも相手に意識してもらえるのですね。
「好き」を伝える行動≪片思い編≫
下の名前で呼ぶ
「ある日を境に、下の名前で呼ばれるようになって、気持ちに何か変化があったのかな?と思った」(20歳/男性/大学生)
それまで周りと同じように苗字で呼ばれていたのに、急に下の名前で呼ばれたら、男性は「え?」と戸惑いを隠せません。と同時に、呼び方を変える何かしらのきっかけが、その女性の中であったのでは…と感じるでしょう。「女性として意識してもらいたいということなのか、好意を少しずつ出してアピールしているのか…」と男性は悶々と考えます。
いつも近くにいる
「気付くといつもすぐ近くにいる女性がいて、好きで意識的に近くに来てるのかなって思うようになった」(28歳/男性/美容師)
大勢がいる場では、会話もスキンシップも近くにいる人と多く交わしがちですよね。いつも近くに同じ人がいたら、自然とその人と仲良くなるでしょう。そして、それが毎回ともなれば、「わざと近くにいるようにしている?」と男性は勘づきます。いつも近くにいるのはなぜか?と考えた時、好意があるからだと気付く男性もいるでしょう。
見つめる
「じっと黙って見つめられると、俺のこと好きなのかな?って感じる」(25歳/男性/IT)
じっと黙って見つめる行動も、好きを伝える行動です。「好きで好きで仕方ない」「愛おしい」という思いが込められていることでしょう。好きな人を目の前にした時、どうしても恥ずかしくて目を逸らしてしまう人が多いですが、思いを伝えるために、勇気を出して相手を見つめてみてはいかがですか?
返信が速い
「こっちが時間経ってから返事をしたとしても、送った後にすぐに返信をくれる女性がいる。たぶん俺からのLINEを待ってたんだろうなって思う」(22歳/男性/会社員)
仕事などで忙しく返信が遅くなってしまったのに、相手からまたすぐにメッセージが届いたら、「待ってたんだな」「よっぽど気になってたんだな」と感じるものです。そこから好きの気持ちが伝わるケースもあるでしょう。
一緒にいる時に笑顔が多い
「僕と一緒にいる時、ちょっとした会話にもいつも笑ってくれるから、楽しんでくれているのが伝わる」(25歳/男性/営業)
好きな人と一緒に過ごす時間は、どんな時でも楽しく感じるものですよね!笑顔が多い様子やはしゃぐ様子は、男性に好きな気持ちを伝える行動の一つです。「一緒にいて楽しい」と伝えることで、男性もまた「楽しい」と感じてくれるもの。思いを素直に表面に出してみると良いでしょう。
デートに誘う
「女性からデートに誘われると、脈ありと感じます。その女性にとって自分は単なる友達ではないんだと確信しますね」(28歳/男性/イラストレーター)
二人きりのデートに誘われたら、男性は「脈ありだ」と感じます。男性にも気があれば、そのデートをチャンスだと思うでしょう。基本的にデートは、相手に対して好意がなければしないもの。デートに誘うという行動が、男性のアクションを後押しすることだってあるのです。
「好き」を伝える行動≪カップル編≫
何も言わずに手を繋ぐ
「さりげなく手を繋がれた時に、ちゃんと好かれてることを実感した」(27歳/男性/公務員)
一緒にいる時にさりげなく手を繋ぐ行動は、愛情を相手に伝える行動です。言葉で言わなくても、「一緒にいたい」「繋がりたい」という思いが伝わりますよね。男性は「必要としてくれてる」と感じて、手を繋ぐという甘えるような行動に、思わずキュンとしてしまうのです。
彼氏を第一に優先
「『体調が悪くて寝込んでいる』と連絡したら、彼女が自分の用事をキャンセルして駆けつけてくれた。愛情を感じた」(31歳/男性/金融業)
彼女が何よりも自分のことを優先してくれて、優しい行動を見せてくれたときに、愛情が伝わってくると感じる男性もいます。彼を心配していること、一番に考えていることを行動で示すと、「好き」が伝わりやすいでしょう。
彼氏の好きなことを好きになる
「自分はゲーム好き、彼女はゲームに無関心。ある日彼女のスマホを見たら、自分のやってるゲームと同じものがズラリ…。一緒に楽しもうとしてくれてたんだなと嬉しくなった」(26歳/男性/整備士)
彼氏の好きなことを一緒に楽しみたい、分かち合いたいと思う気持ちが行動に表れていると、それを見た男性に「好き」が伝わります。しかも、この女性のように、彼氏に黙ってそのような行動をしていたことが判明すると、男性はなおさら愛おしく感じるでしょう。彼女のさりげない愛情を感じて、「この女性を大切にしたい」と思うことでしょう。
「好き」を伝えるベストタイミングは?
二人で出かけた帰り道
二人で楽しい時間を過ごした後の帰り道に、好きと伝えてみましょう。一緒に楽しい時間を過ごしたことで、彼はあなたに対して良い印象を持っているはずです。そして、帰り道という名残惜しい状況の時に好きと伝えることで、「もっと一緒にいたい」と思わせることもできるでしょう。
相手の仕事が忙しくないとき
相手が仕事で忙しい時に一方的に気持ちを伝えても、良い反応が見られなかったり、気付かれなかったりするもの。仕事が忙しくなく、彼の気持ちが落ち着いている時に伝えた方が良いでしょう。
余裕がない時や忙しい時、些細なことに気付けないことってありますよね。きちんとあなたと向き合っている時に伝えるようにした方が、しっかりとした反応が見られるでしょう。
相手の好意を感じたとき
「もしかして相手も私のことを…」と相手の好意を感じる瞬間があれば、その時にあなたも「好き」を伝えると良いです。相手もあなたと同じで、思いをそれとなく伝えながらタイミングや様子をうかがっている可能性があります。そこであなたの好意を感じれば、相手は自信が持てますよね。
お互いに両思いだと分かれば、あとはスムーズな展開が予想されます。相手の好意を感じたら、すぐさま好きな気持ちを返してみましょう。
親友になる前に
仲を深めてから好きと伝えることには、メリットもデメリットもあります。相手のことを深く知り仲良くなることで、信頼関係や絆は深まるでしょう。しかし、友情が強くなりすぎて、「友達としてしか見られない」「女として見られない」という関係になっているのなら、そこから恋愛感情に変えていくことはとても難しくなってしまいます。
相手のことを好きだと感じたら、親友のような深い関係になる前に思いを伝えるべきです。相手に異性として意識してもらうためには、早い段階で伝えることが必要な場合もあります。
相手が不安がっているとき
カップルの場合であれば、相手が不安がっている時に好きと伝えると、安心に繋がるでしょう。
例えば、「本当に好きでいてくれてる?」と聞かれた時や、いつもより連絡が頻繁に来ると感じた時、相手はあなたからの愛情が見えなくて、不安になっていることが考えられます。付き合っているとはいえ、パートナーの愛情が感じられなくなったら、不安にもなり寂しくもなるものですよね。
相手の不安を感じとったら、しっかり好きな気持ちを言葉や行動で示し、関係を維持できるよう安心させてあげましょう。
どさくさに紛れて伝えるのもアリ
好きと伝えるのが照れくさい、あるいは、相手の気持ちが分からないから怖いという場合は、どさくさに紛れて好きと伝えるのもアリでしょう。
相手との関係性や状況によっては、真剣に向き合って伝えるより、軽く伝えた方が良い場合もあります。今の関係が壊れるのが嫌であれば、少し遠回しな方法から試していきましょう。
近くにいて様子を見つつ、「一緒にいると落ち着くなあ」と冗談交じりで伝えるなどしながら、徐々に真剣な気持ちを伝えていくこともアリなのです。
「好き」を伝えるときの注意点
伝えるのはある程度距離を縮めてから
相手のことをあまり知らない、あるいは関係がまだ浅い状態で好きだと伝えると、相手が警戒してしまうことがあります。簡単に人を好きになる人だと思われる可能性もありますし、まだあなたのことをよく知らないために、伝えられても困ると思う人もいるでしょう。
好きと伝えるのは、ある程度相手との距離を縮めてからにしましょう。その方が、どんな方法で伝えるのがベストなのかも見えてくるでしょう。
伝えるときにふざけ過ぎない
好きと伝える時、恥ずかしいし反応が怖いからといって、ふざけ過ぎた伝え方をしないように注意しましょう。ついふざけて伝えてしまうという人は、「相手の反応が悪かったら、この話は冗談に変えよう」と、自己防衛をしていると考えられます。しかしそれでは、相手もその「好き」が本気かどうかを見極められませんよね。
あなた自身にも真剣な思いがあるはずです。ふざけ過ぎて本心が伝わらないという事態にならないように注意しましょう。
完全に脈ナシの場合は時間をかける
相手のあなたに対する言動を見ていて、「これは完全に脈ナシだな…」と思ったら、今すぐに好きと伝えるのではなく、時間をかける必要があります。焦って伝えると、好意を知ってはもらえても、二人の距離は広がってしまうおそれがあるからです。
脈ナシだと感じる相手には、好きだと伝える前にすべきことがありますよね。相手を理解すること、異性として意識させることの方が先決です。
見返りを求めない
自分が好きと伝えたからといって、相手に見返りを求めないよう注意しましょう。相手にも同じように好きになってもらいたいと思ってしまうのも当然ですが、相手が自分と同じ気持ちがどうかはまだ分かりませんよね。
期待した分だけの反応が返ってこないと、ガッカリすると同時に、なんとなく裏切られたような思いになってしまうことも…。あまり期待しすぎずに伝えるようにすると良いでしょう。
「好き」を上手に伝えるコツ!
相手の目を見て言葉を伝える
真剣に伝えていることが分かるように、「好き」の言葉は、相手の目を見て伝えるのが良いです。目を逸らして伝えると、相手に真剣みが伝わりませんし、また相手の反応を見ることもできません。
思いの強さや本気度が伝わるように、相手の目を見て伝えましょう。
相手の良いところや好きな理由を添える
なぜ好きなのか、その背景も一緒に添えた方が気持ちが伝わるでしょう。
あなたが感じる相手の良いところや、相手を好きな理由を同時に伝えることによって、相手は「そんなふうに見てくれてたのか」「よく見てくれてるな」と、あなたの思いをより詳しくくみ取ることができますよね。
良いところ、好きなところを言われて嫌な思いをする男性はまずいません。思い切って、好きな理由を添えてみましょう。
雰囲気の良いところで
好きと伝える際、雰囲気の良い場所で伝えると、相乗効果を期待できます。
例えば、デートで綺麗な夜景を見ている時や、楽しくデートをして別れる時など、ムードがある状況で伝えると、雰囲気も相まって相手も恋愛モードになりやすいです。その場の雰囲気に乗せられて相手の気持ちが高まってくれたら、あなたにとっても嬉しいことですよね。
好きと伝える時は、場所や状況をよく把握して伝えると効果的でしょう。
恥ずかしさや照れを見せてもOK
好きな人に思いを伝える時、緊張もすれば、恥かしさや照れもありますよね。とはいえ、無理してそれを隠す必要はありません。照れた仕草や行動から、相手に真剣みが伝わることもあるからです。
伝える瞬間は、相手の目をしっかり見て伝えます。その前後は、少しおどおどしていたり、顔を赤くしていても大丈夫。むしろその方が可愛らしく映りますし、「勇気を出して伝えてくれた」と相手に思ってもらえます。それにより、相手も「真剣に答えないと」と思うでしょう。
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