上司を好きになってしまった…どうすればいい?
たとえ相手が独身だとしても、会社の上司を好きになるなんて…と、頭を抱えてしまう女性は少なくはないはずです。上司を好きになってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?そもそも、このドキドキとした感情は、本当に恋なのでしょうか?そして、この恋が叶う見込みはあるのでしょうか?
今回は、上司への上手なアプローチ方法と、見逃してはいけない上司の脈ありサインなどをご紹介していきます。
上司を好きになったきっかけは?
頼もしさを感じたとき
「ミスをした時にさりげなくカバーしてくれた」(24歳/女性/会社員)「あとは任せて!と、笑顔で助けてくれた時に恋をした」(28歳/女性/営業職)というように、何かミスをした時やトラブルに巻き込まれた時に、さりげなくカバーをしてくれた瞬間に恋をした女性は大変多いようです。
上司なのですから、部下のミスをカバーするのは当たり前なのかもしれませんが、そのスマートな対応に頼もしさを感じ、「好き」と思ってしまう傾向があるみたいですね。皆さんは心当たりがありませんか?
優しさと厳しさのギャップにときめいた
「普段は鬼のように厳しいけれど、実は優しい一面があることに気がついた時」(29歳/女性/販売員)「周りからは怖がられている厳しい上司だけれども、本当は誰よりも部下思いな人だとわかった」(25歳/女性/営業職)など、厳しさと優しさのギャップにドキリとする女性が目立ちました。
特に見た目も怖く、無愛想な上司であればあるほど、ちょっとした優しさや気遣いにときめく女性が多いことでしょう。
大人の余裕にポーッととしてしまった
「何があっても動じない大人の余裕がたまらなくカッコイイ」(24歳/女性/美容系)「トラブルが発生した時でも、一人だけ冷静に対応している姿を見て」(26歳/女性/販売員)というように、上司の余裕のある態度を見て「カッコイイ」と感じる人もいました。特に上司がかなり年上の男性なら、これまでに様々なトラブルを経験しているはずです。
そのため、新人の女性が焦ってしまうような案件でもソツなく対応している姿に「大人の余裕」を感じるのだとか。いつも余裕のあるスマートな上司像は、想像するだけでドキッとしてしまいますよね。
いざという時に頼りになるから
「仕事ではもちろん、プライベートでも頼りになる姿を見てしまったから」(26歳/女性/事務員)「プライベートな悩みについても的確なアドバイスをしてくれた時に好きになりました」(25歳/女性/派遣社員)など、いざという時に頼りになる姿を見て好きになる女性も多いようです。
仕事上で頼りになるのはもちろんですが、プライベートの悩みごとを難なく解決してくれる姿を見て完全に恋をしてしまった!という女性も。好きになるきっかけは人それぞれ。恋は予想もしない瞬間に訪れるものなのです。
上司を好きになる女性心理
なぜ、こんなにも上司を好きになる女性が多いのでしょう?続いては、そんな上司を好きになる女性の心理にフォーカスを当ててみましょう。
吊り橋効果
「不安は恋心に変わりやすい」なんて話を聞いたことはありませんか?この心理は「吊り橋効果」とも呼ばれており、実際に心理学の実験でも結果が出ています。人間は吊り橋を渡る時のような、不安や恐怖を感じているとき、共に過ごしている人に対して恋愛感情を抱きやすいというのです。
上司と部下である以上、仕事のトラブルをともに解決する機会も多いでしょう。大切なプレゼンや商談に一緒に取り組む機会も少なくないはずです。その結果、吊り橋効果の状態が発生して恋心を抱きやすくなることも。そう考えると、世間で社内恋愛が多いのにも納得できますよね。
単純接触効果
「ザイオンス効果」という言葉をご存知でしょうか?何度も接触することで、その対象物や対象者に対して好意を抱きやすくなるという心理です。単純接触効果とも言います。毎日会社に通っているのですから、上司と接触する機会は非常に多いですよね。むしろ、上司と接触しない日の方が少ない!なんて人もたくさんいるはずです。
毎日のように顔を合わせて、接触するうちに、「好き」という感情がいつの間にか大きくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
尊敬から恋愛感情へ
上司の頼りになる一面を見たり、人として尊敬できるなと感じたり、思わず「さすが!」と言いたくなるような仕事ぶりを目にした時、「なんてすごい人なんだろう」「自分もこんな人になりたい」なんていう感情を抱いたことはありませんか?
その尊敬の念が一歩進むと憧れになり、さらに進むと恋愛感情に発展するのです。実際に、最も尊敬する上司がいつの間にか恋愛対象となって、最終的には結婚までしてしまった女性もたくさんいます。あなたが恋心を抱く上司、その始まりは「尊敬の念」だったのではないでしょうか?
過ごす時間が長いと好きになりやすい
2人で過ごす時間が長いと恋愛関係に発展しやすくなります。会議室で仕事の話をしたり、誰もいないオフィスで2人きりになったり、残業をしたり、出張をしたりと、恋愛関係に発展しやすい状況が揃っているのが上司と部下という関係です。
2人で過ごす時間が長ければ長いほど、オフィスラブに発展しやすく、お互いに惹かれ合う可能性が高くなります。
上司を好きになったときのアプローチ方法
仕事を頑張る
まず、上司から一目置かれる存在になりたければ、仕事をがむしゃらに頑張りましょう。特に仕事に真面目に取り組む上司や、誰からも頼りにされているような頼もしい上司であれば、自分と同じように真剣に仕事に向き合う貴女の姿に気づいてくれるはずです。
誰よりも努力し、誰よりも仕事を頑張る。上司とのオフィスラブを実現したいのであれば、ぜひ取り組んでいただきたいアプローチ方法です。
仕事の相談をする
仕事を誰よりも頑張ったら、続いては業務に関する質問を積極的にするようにしましょう。真面目に仕事をしていたら、数々の疑問点が出てくるはずです。その疑問点や、アイデアなどを気になる上司に相談をしてみましょう。プライベートの話はちょっと…という男性でも、仕事の話ならば別のはず。
あくまで「仕事の相談」のみにとどめ、距離を縮めてから次の行動に移すように努めましょう。
接触する機会を増やす
接触する機会を増やすことも忘れないようにしましょう。何も直接上司に触れたり、馴れ馴れしくしたりするのではありません。できる限り、上司との間に接点を作るように心がけるだけでいいのです。
休憩時間帯を同じにする。質問や相談があれば、真っ先に上司に話しかける。飲み会や食事会では、なるべく上司の席の近くに座るなど、ちょっとした心がけをするだけで大丈夫です。
注意点は、あからさまに接触する機会を増やさないこと。上司と部下というだけで警戒をされている可能性は十分にあります。接触する機会を増やす時は、あくまでもさりげなく、偶然を装いながら行動してくださいね。
自分の魅力をアピールする
接点が多くなり、距離も縮まってきたと感じたら、いよいよ自分の魅力をアピールしてみましょう。とはいっても、「あなたのことが好き」「上司と部下という関係から脱却したい!」なんて、直接的なアピールはあまりおすすめできません。上司にアプローチする時は、あくまでもさりげないアピールを心がけましょう。
「私料理が得意なんです」「もう長いこと彼氏がいないんです」「〇〇さんみたいな人が恋人だったらいいのに」など、さりげなく自分の魅力や気持ちをアピールし、上司にこちらを意識させるように努めてくださいね。
好きな上司からの脈ありサイン
プライベートな話題を振ってくる
プライベートな話題や仕事以外の話題を振ってくる上司。他愛もない世間話をしているだけのように感じるかもしれませんが、どうでもいい部下に対してプライベートな話題を振る上司はあまりいません。
「休みの日は何をしているの?」「趣味は何かあるの?」「何が好きなの?」と、プライベートな質問をしてくるということは、それだけあなたに対して興味を抱いている証拠です。さらに恋愛話を振ってくるならば、脈ありの可能性は大変高いと言えるでしょう。
2人きりの食事に誘ってくる
同僚みんなで食事に行くのではなく、2人きりの食事に誘ってくるのは脈ありの証拠です。時と場合にもよるでしょうし、人によっては「大切な部下にご飯を奢ってあげたい」と思っているだけの可能性もあります。
しかし異性の部下を2人きりの食事を誘うのは、上司としてもなかなか勇気がいる行為です。特に仕事終わりに食事に行こうと誘ってくるならば、脈ありの可能性は十分にあります。期待しすぎてはいけませんが、ある程度希望を持ってもいいと言えるでしょう。
よく気をかけてくれる
ミスをしたりトラブルが起きたら誰よりも早く駆けつけてくれる頼りになる上司。しかし、その行動はあなたに気があるからこそかもしれませんよ。何かと助けてくれる上司がいる方は、その行動が自分に対してだけなのか、それとも誰が困っていても素早く助けているかを観察してみましょう。
もし、他の人のトラブルには、それほど熱心に対応をしていないのであれば、あなただからこそ気をかけてくれている、つまり特別な存在だと思われていると解釈していいかもしれませんね。
帰宅時間が一緒になりがち
やたらと帰宅時間が一緒になる、自分が残業の時は上司も残業をしているなんて場合も、期待していいでしょう。というのも、部下に気がある上司の多くは、帰宅時間を一緒にするために仕事や帰宅タイミングをずらしているのです。
駅までの短い距離でも一緒に帰りたい、少しでも会話をする時間を作りたい、接点を持ちたい、そんな深層心理があればこそ、帰宅時間をなんとか合わせるという行動につながるのです。ほぼ毎日、帰宅時間が一緒になるならば、こちらから積極的にアプローチをかけてみてはいかがでしょうか?
冗談を言い合える
通常の上司と部下であれば、笑いながら冗談を言い合ったり、じゃれ合ったりできませんよね。しかし、お互いに心を開いていれば、たとえ上司と部下であっても冗談を言い合える関係になれます。もちろん、仕事に関してはきっちりしているでしょうし、公私混同はよくありませんが、仕事中でも冗談を言い合うくらいの余裕が必要な場合もあります。
冗談を言ってくれる、または冗談を言っても笑って受け入れてくれる、そんな上司であれば、少なくとも嫌われてはいないはずです。その点は安心していいでしょう。
話を聞いてくれる
続いてチェックしていただきたい脈ありサインが「話をしっかりと聞いてくれるかどうか」です。仕事以外の話でも、手を止めて目を見てしっかり聞いてくれる上司。それはあなたのことをもっと知りたいと思っている証拠かもしれません。
目を見て相槌を打って、真剣に話を聞いてくれるならば、脈ありかも?と期待をしていいでしょう。ただし、その話を聞いてくれる態度は、ただ誠実な人である可能性もあります。話をしっかり聞いてくれるからといって、「私のことが好きなはず!」と早とちりしないようにしましょう。
上司を好きになったときの注意点!
上司と恋愛関係に発展するために、そして幸せな生活を送ることができるようになるためにも、上司を好きになった時に考えるべき注意点をご紹介しましょう。
露骨なアプローチは避ける
誰が見てもわかるような情熱的なアプローチは、とても素敵ですが、上司を好きになった時は避けるようにしましょう。露骨なアプローチは上司からの評価を下げるのはもちろんのこと、周囲の人からも冷ややかな目で見られるきっかけになりかねません。
最悪の場合は、何もしていない上司ですら「部下をたぶらかす悪い人」なんていう噂が立つ可能性があるのです。上司に迷惑をかけないためにも、露骨なアプローチは避けて2人きりの時にさりげなくするように心がけましょう。
交際する場合は周囲にバレないようにする
めでたく両思いになったら、友人や同僚に「上司と付き合うことになった!」と自慢したくなりますよね。しかし、会社によっては職場恋愛がNGの場合もありますし、何よりも上司と部下という関係である以上、何かとあらぬ噂が立つ可能性もあります。交際を周囲に打ち明けるかどうかは、二人でよく話し合うようにしましょう。
また交際をオープンにするにしても、あまり人に言いふらさないように心がけましょう。浮かれて人にベラベラ喋ってしまうと、別れを招くもあるのでご注意ください。
公私混同はしない
公私混同はしない、これが上司と恋愛を楽しむうえでの鉄則です。上司と部下であることは付き合う前も後も変わりはありません。公私混同してしまうと、仕事の場面でも砕けた関係になってしまったり、上司に対して失礼な態度を取ってしまいがちです。
上司と付き合う時は、公私混同を絶対にしない。あくまでも仕事とプライベートは分けて考える。その点を徹底して付き合いを続けていくようにしましょう。
恋の相談をベラベラしない
人に付き合っていることがバレていたとしても、恋の相談をベラベラしてはいけません。というのも、恋の相談というのは惚気話でもあります。上司の恋愛事情やプライベートを人に話してしまったら…。彼氏である上司がどんな気持ちになるかわかりますよね。
その上司と全く接点のない相手に相談するのはいいとしても、職場の同僚や上司とつながりがある人に恋の相談をするのは控えるようにしましょう。
既婚者の上司を好きになった時の対処法
胸の内にとどめておく
既婚者の上司ということは、たとえ付き合えたとしても不倫関係に陥ってしまいます。不倫はモラルに反する行為です。中には「不倫だとしても私たちの愛は本物」というカップルもいることでしょう。しかし不倫がバレてしまうと、慰謝料、離婚、世間からの冷たい視線などのリスクが大きく、想像以上にツライ状況に陥ってしまいます。
そのようなリスクを負うよりも、胸の内に気持ちを押し込んで次の恋に向かう方がいいとも言えます。リスクを負ってまでも、手に入れたいと思えるほど魅力的な男性なのかどうか、一度考えてはいかがでしょうか?
不倫がバレたときのリスクを考える
不倫がバレた時のリスクはとても大きいです。慰謝料、関係の破綻、社会的制裁など、想像以上に失うものが大きいです。最悪の場合は、慰謝料を請求されたうえ、職場を追われる可能性すらあるのです。さらに、付き合っているはずの上司からただ遊ばれているだけであり、不倫がバレた瞬間に惨めに捨てられる可能性すらあります。
不倫がバレたらどうするかというよりも、不倫がバレた時のリスクを自分で理解できているか、既婚者の上司と恋愛関係になりたいと願う方は、そのリスクについてもしっかり考えるようにしましょう。
他人の目を気にする
他人の目を気にするのも既婚者の上司と付き合うための鉄則です。そもそも不倫は誰からも褒められるような行為ではありません。場合によっては軽蔑される可能性すらあるのです。そのため、既婚者の上司と付き合うのであれば、他人の目を気にする必要があります。
他人にどのように思われるか、既婚者の上司に恋心を抱く自分のことを周りはどのように評価するか、客観的に自分を見つめながら行動するようにしましょう。
好きならば重荷にならないように注意する
たとえ既婚の上司と好き同士になれたとしても、好きという気持ちに振り回されて重荷になってはいけません。上司と付き合えたとしても、それは所詮不倫関係です。不倫ということは、上司には家庭がありますし、職場でのメンツもあります。世間に倫理に照らせば、不倫なんて絶対にNGですよね。そのことをしっかり理解し付き合うようにしましょう。
たとえ寂しくても、会いたくても、上司が家族と過ごしたいと言えば、それを黙って受け入れる必要があります。同僚に惚気話をしたくなってもしてはいけません。もっと言えば、上司のことがどれだけ好きでも、その好きという気持ちを表に出してはいけません。好きだからこそ、彼の重荷にならないように細心の注意を払ってくださいね。
上司との社内恋愛エピソード
公私混同しないように気をつけた
「あくまでも上司なので、馴れ合いの関係にならないように気をつけた」(27歳/女性/営業職)「公私混同しないとお互いに決めていたので、社内ではむしろ関わらないように気をつけた」(24歳/女性/販売員)というように、公私混同しないように注意をしている女性は大変多いです。
部下と上司という関係であることを忘れず、仕事上では以前と変わらない態度を貫くと決めている大人のカップルが目立ちました。
社内に広まったことで背中を押されて結婚した
「付き合っていることが会社にバレたことで、結婚を決意した」(32歳/女性/事務員)「付き合っていることが噂になって周りから『いつ結婚するの?』と聞かれるようになった」(25歳/女性/総合職)というように、社内で2人の関係が噂になったことで結婚を決意するカップルも多かったです。
好きという気持ちを隠してはいても、やはり態度やちょっとした行動で「もしかしてあの2人好き同士じゃないの?」と、噂になってしまいがち。その結果、周囲に後押しされるかたちで付き合うことになり、結婚までしてしまったカップルが意外にもたくさんいました。
本当の意味での人生のパートナーになった
「彼氏としても好きだけど、人として好きだし、上司としても好き。お互いに認め合う人生のパートナーになれた」(27歳/女性/美容系)「最初は上司として好きだったけれど、気がついたら恋愛対象として好きになっていて、今では人として大好きになった」など、恋愛対象としてだけではなく、人として好きになったと語る女性も目立ちました。
上司が好きだということは、それだけ尊敬できる部分や憧れる部分があるということです。男性として好きなのはもちろん、人として尊敬できて人生のパートナーになりえる存在だからこそ、上司に恋をしやすいのかもしれませんね。
上司であることを忘れてしまって失敗した
「付き合っているのをいいことに、仕事上でも甘えたりワガママを言ってしまい、気がついたら別れを告げられていた」(23歳/女性/営業職)「上司と部下という関係を忘れて、社内でもイチャイチャしていたら同僚から冷ややかな目で見られるようになった」(25歳/女性/派遣社員)というように、失敗談もいくつかありました。
特に多かったのが、上司と部下であることを忘れて公私混同してしまったというエピソードです。彼氏ではありますが、会社では上司と部下の関係です。それを忘れてしまうと、大変なことになるかもしれませんのでご注意くださいね。
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