嫌いな人にとる態度を男女別に解説！嫌われてると感じた時の対処法も

生きていく上でどうしても避けられないのが、人との関わり合いです。学校や職場、家族でも、自分以外の人と関わらないことなどありませんよね。今回の記事では、その中でも「嫌いな人」に注目し、嫌いな相手に対して人はどんな態度をとるのかを検証していきましょう。

最初の項目では、嫌いな人にとる態度として男女共通のものをまとめてみました。自分や周りの人の態度を思い返してみてください。嫌いな人に、ついこのような態度をとっている、もしくは他人にこんな態度をとられているなど、気付く点もあるでしょう。

目を合わせない

男女共通の嫌いな人にとる態度としてまず挙げられるのが、目を合わせないということです。対面したときにもしも目が合ったら、話しかけられないとも限りません。ですが相手は嫌いな人なので、話をしたくないのです。意識せずともそんな心理があるため、目を合わせないという態度をとってしまうのでしょう。

素っ気ない態度をとる

相手は嫌いな人なので、できれば関わりを持ちたくなくて、素っ気ない態度をとることが多くなるでしょう。ちゃんとした対応をしてしまうと、相手から距離を縮められるかもしれませんよね。そうなることを避けたいがために素っ気ない態度をとって、これ以上の関わりを持たなくて済むよう、見えない壁を作ってしまうのです。

嫌いな人には近寄らない

あまり親しくない人にむやみに近づかれると、不安や嫌悪を感じますよね。人は、自分の周りに心理的な安全圏のようなものを作っており、それを「パーソナルスペース」と言います。好きな相手であれば近づかれても不快になりませんが、嫌いな人だとパーソナルスペースを広く取りたくなるのです。

嫌いな人という認識があるので、相手のことを知る必要もないし、近づいて話しかけられたくもありません。したがって、嫌いな人のそばには近寄らないという態度をとってしまうのでしょう。

本気の笑顔は見せない

相手が誰であれ、会話の内容が楽しいものなら自然と笑顔がこぼれますよね。ですが、相手が嫌いな人の場合、本気の笑顔を見せることは少ないのではないでしょうか。自分にとって興味深い話でも、話す相手が嫌いな人なので、心底楽しんで会話することができないのです。愛想笑いで顔をこわばらせることはあっても、本気の笑顔を見せることはほとんどないといっていいでしょう。

無視するような態度をとる

嫌いな人が同じ空間にいるとき、その人がまるでそこにいないかのような態度をとることがあります。話しかけたくない、話しかけられたくない、仲良くしたくないなど、理由はたくさんあるでしょうが、とにかくその人と関わることを避けてしまうのです。嫌いな人なので好かれる必要もありませんし、嫌っていることを態度で示したいと考えているのかもしれません。

嫌いな人に話しかけられないよう存在を消す

好きな相手には、話しかけてもらえるよう自分の存在をアピールしますよね。嫌いな人が目の前にいる場合はこの逆で、自分の存在を消すような態度をとることがあるでしょう。「話しかけられたくない」という気持ちがあるので、存在を消してガードしてしまうのです。

嫌いな人にとる態度は、男女共通のものもありますが、若干違う場合もあります。そこで次に、男女それぞれに見られる態度の特徴をご紹介していきましょう。女性はもちろん、男性もぜひ参考にしてください。

愛想笑いが増える

「相手が嫌いな人だからこそ、やたらと笑う」という現象が女性には見られることがあります。相手を嫌っていることを悟られないように、知らず知らずのうちに防御しているのかもしれませんね。しかもこの場合は笑顔ではなく、愛想笑いです。笑っているように見せているだけで、心の底から見せる笑顔ではないのが特徴です。

あえて優しく接する

あえて優しく接するのも、女性が嫌いな人にとる態度としてあげられます。嫌いな人なのに優しくするなんて、ちょっと不思議な気もしますよね。ここには、ただでさえ嫌いな人なので、それ以上の波風を立てたくないという本音が隠れているのでしょう。当たり障りなく優しい態度をとっていれば、いざこざは避けられますものね。

敬語を使う

これも特に女性にいえるのですが、嫌いな相手には敬語でしか話さないという態度も見られます。一見、近い存在の相手に見えるけれど、会話をしても頑なに敬語を貫く場合は、実は相手を嫌っている可能性がとても高いのです。敬語という丁寧な言葉を使いながら、それ以上馴れ合わないように防御しているとも考えられるでしょう。

「全然」という言葉が多め

女性が嫌いな人にとる態度には、「全然」という言葉を多用するということもあげられます。この「全然」はいろいろな会話で使いますが、特に嫌いな人との会話では「全然」の後に「大丈夫」という言葉が続くことが多いのです。「全然大丈夫です」と言いながら実は大丈夫ではなく、敬語を使う時と同じく、心の中で防御していると考えられるでしょう。

嫌いな人の前では表情が硬い

どのような表情を見せるときも、相手が嫌いな人の場合は顔がこわばり、とても硬い表情になることが多いでしょう。常に「嫌い」という気持ちがあるためリラックスできず、不自然な表情になってしまうのです。表情の硬さを隠そうとして、結果として愛想笑いになってしまう女性も多いのではないでしょうか。

嫌いな人の振る舞いをジッと見つめる

女性は相手が嫌いな人だと身構えてしまい、相手から何かしらのアクションがあると、ジッと見つめるという傾向もあります。これは見つめたくて見つめるのではなく、拒絶の気持ちが前面に出て動きが止まってしまうだけなのです。ですが、好きな人のこともジッと見つめまるので、相手を勘違いさせることも多々あるでしょう。

次に、男性は嫌いな人にどんな態度をとるのかを分析していきましょう。男性は女性と違い、思っていることと逆の振る舞いをすることはあまりないようです。注意して観察すると、嫌いだと思っていることが比較的わかりやすいでしょう。

忙しいふりをして避ける

その場に嫌いな人がいると忙しいふりをして避けるのが、男性に多く見られる特徴といえるでしょう。そこにいる嫌いな人と関わらなくて済むように、男性なりに防御しているのだと考えられます。腰を落ち着けず忙しい態度をとり、自分に近づくなというオーラを前面に出して、相手を寄せ付けないのです。

連絡先を聞かれても教えない

男性は、嫌いな人に連絡先を聞かれても、ほとんど教えることはありません。女性も嫌いな人には同じく連絡先を教えませんが、これはケースバイケース。どうしてもと押し切られると「LINEのIDなら…」と嫌々ながら教えてしまうこともあります。

ただし女性は連絡先を教えても、その後応答することはありません。女性のこのようなやり方を、男性は無意味なことと理解しているので、どうせ返さないのだったら最初から教えない、という方法をとるのでしょう。

自分からは話しかけない

男性は、相手が嫌いな人でも応答だけはします。ですが、自分から話しかけることはほとんどありません。女性の場合は、相手が嫌いな人でもやり取りを無難にこなしますが、男性にはそれがあまりないのです。好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと、はっきり区別した関わり方をするのでしょう。

畳みかけてすぐにその場を去る

嫌いな人とどうしても接触しなければいけない時、男性は勢いを付け、畳みかけてすぐにその場を立ち去るといった態度をとる場合もあります。皆がそうするわけではありませんが、特にはっきりした性格の男性に多く見られる傾向でしょう。その一時はどうしても嫌いな人と関わらなければいけないので、自分を奮い立たせていると考えられます。

他の人にちょっかいを出す

同じ空間に嫌いな人がいる場合、男性は他の人にちょっかいを出すこともよくあります。八つ当たりをすることもあるでしょうし、過剰に優しくすることもあるでしょう。とにかく嫌いな人を避けて、他の人に何かしらのちょっかいを出すのです。そのようにして他の人と接していれば、嫌いな人と関わらなくて済みますよね。

わかりやすく顔や態度に出す

その相手が嫌いだと示すかのように、わかりやすく顔や態度に出す男性も少なくありません。相手が同性でライバル心などもあると、はっきりと「だからお前のことは好きになれないんだよ」と、言葉で相手に自分の気持ちをぶつけることもあるでしょう。

ですからケンカになることも多く、時には殴り合いなどに発展することも。この点は女性と大きく違うところですよね。ここまでのいざこざが起きると、お互いに本音をぶつけ合うため、結果として嫌いだった人と和解することもあるでしょう。

直接の態度だけでなく、LINEにも嫌いな人への対応が表れることもあります。言葉ではっきりと「嫌い」という人は少ないでしょうが、嫌いなことをわかってもらうために、次のようなやり取りをする人は多いのではないでしょうか。ぜひ参考にしてください。

既読マークを付けるのが遅い

好きな人からのLINEは心待ちにしているので、すぐに内容を確認する人がほとんどですよね。ですが、嫌いな人からのLINEだと逆に気が重くなってしまうので、読むのがが遅くなってしまうのです。

既読マークをつけてしまったら、返信もしなければいけないと考えるため、つい内容を確認することを先送りしてしまいます。また、嫌いな人への返信なので、適当な文章が浮かばないということもあるでしょう。

すぐにやりとりを終わらせようとする

嫌いな相手から質問形式のLINEが届いても、イエスかノーかの返事だけして、すぐにやり取りを終わらせようとするでしょう。たとえLINEのやり取りでも、嫌いな人と長々と関わるのは苦痛なのです。

男性は元々LINEのやり取りを好まない傾向があるので、すぐに終わらせようとしても、必ずしも相手を嫌いだとは言い切れません。一方、女性はLINEのやり取りを好む傾向があるので、女性がすぐやり取りを終わらせようとするのは、相手のことが嫌いだからだと解釈してもいいでしょう。

簡単にスタンプだけを送る

LINEでスタンプの応酬をするのも楽しいものですが、ずっとそれだけというのはあまりありません。たまには文章も入れたりしてやり取りするのが一般的ですよね。それなのに、一切文章を入れずに無難なスタンプだけしか送らない場合は、相手のことを嫌っている可能性もあるでしょう。

相手はできれば関わりたくない人なので、文章が思いつかないし面倒くさいと思って、サクッとスタンプだけを送って、その場をしのごうとしてしまうのです。文章が入らなければ、それ以上LINEは続きませんよね。それを狙った意思表示とも考えられるでしょう。

返信しない

いっそのこと返信しないというケースもあります。いわゆる「既読スルー」ですね。それでこちらの気持ちをわかってほしいという考えもあるでしょう。

どんなに短い一言でも、たとえスタンプだけでも届くようであれば、まだ完全なシャットアウトではありません。しかし、既読マークがついたのに返信がこないと、相手は次のLINEを送りづらくなってしまいます。「この相手とはLINEのやり取りをストップしたい」という強い気持ちがあれば、読んでそのまま返信しないことは当然あるでしょう。

ここまでは、嫌いな相手に人はどんな態度をとるのかを中心に考えてきました。次は立場を逆転して、世の人々が「自分はもしかして嫌われてるかも…」と感じたエピソードを紹介します。同じような経験を持つ人もいることでしょう。ぜひ参考にしてください。

仲の良かった友達に…

「小さい頃から仲が良くて、大人になってからも交流があった友達がいました。その友達に飲みの席で突然、『これ以上は付き合えない』って言われたんです。その時は少し酔っていたので軽く聞き流したんですが、次の日からプツンと交流がなくなってしまいました。

きっと私が、彼女に嫌われることを言ったりやったりしたんだと思います。でも、いまだにそれが何なのか分かっていません」（26歳/女性）

嫌われてしまった原因が、いまだに分からないという女性です。このようなケースはよくあるのではないでしょうか。自分にはまったく覚えがないのに、相手を傷付けてしまったのでしょうね。

嫌な人だなと感じていた相手から

「元々私もその人のことが好きじゃなかったんです。なんとなく反りが合わなくて、あまり関わらないようにしてました。ところが、どうやら相手も私のことが嫌いっぽくて。この前、同じ合コンに二人とも誘われたんですが、私がいるなら行かないって彼女は断ったらしいです。やっぱり嫌いな人には嫌われるんですかね？」（21歳/女性）

嫌いな人にそっけない態度をとっていたら、実は自分も相手に嫌われているらしいことがわかった、というエピソードです。嫌いな相手にはそれ相応の態度しかとらないので、相手からも嫌われてしまうのかもしれませんね。

優しい態度とは裏腹に笑顔で全否定

「その女性は一見優しい話し方だし、僕を避けてる感じもなかったから、まあ好かれているかどうかは微妙だけど、嫌われてはいないだろうと思ってました。知り合って日が浅いし、しょっちゅう顔を合わせる仲でもないから、僕のことは大して気にしてないだろうって。でもよく観察すると、実は笑顔で全否定されてるような…。やっぱり嫌われるのかもしれません」（27歳/男性）

笑顔で全否定とは、ちょっぴりショックですよね。女性の物腰が優しいから、そのことに気付かなかったのでしょう。おそらく、早い段階で嫌われていたと推測できますね。

自分にはそんな気はないのに…

「同じ運動部内に、やたらと比べられる同僚がいます。自分はそいつを嫌いだと思ったことはないんですが、たぶん向こうはこっちを嫌ってます。態度がキツイんです。ライバル心剥き出しっていうか。この前も試合で自分がスタメンになった時、直接当たってきたわけじゃないけど、陰で相当文句言ってたらしい。勘弁してほしいです」（20歳/男性）

同じ運動部で、良きライバルである相手に嫌われているというエピソードです。ですがこの場合、本心から嫌われているかどうかは分かりませんよね。ライバルなので、相手の態度がキツいように感じてしまうということもあるでしょう。

この項目では少し方向性を変えて、嫌いな相手にあえて近づく人の心理を、リアルな意見をもとに紹介します。嫌いな人に近づいていくのはなぜなのでしょうか。そこには意外な心理が隠されているようです。

嫌いな人を作りたくない

「正直、関わりたくはありません。だけど嫌いな人がいるのもどうかと思うんです。だから我慢して近づいて、その人の良いところを見つけたいと思って。でも、やっぱり嫌いな相手なんで、態度に出ちゃうんですよね、顔も引きつるし…。だから相手には勘づかれてるかもしれないですね」（29歳/男性）

とても建設的な意見ですね。おそらく職場に苦手な人がいるのでしょう。毎日顔を合わせる仲間に、嫌いな人がいるのはつらいものです。しかし気持ちは正直なようで、態度には表れてしまうとのこと。やはり嫌いな相手に感じよく接するのは難しいことなのでしょう。

マウントを取るため

「私が嫌いな人に近づく理由は、マウントを取りたいからです。相手より有利な立場に立ちたい！ってだけ。仲良くなりたいなんてこれっぽっちも思っていません。マウントを取るには、相手のダメな所を見つけなきゃいけません。だって絶対負けたくないから」（20歳/女性）

自分が優位に立ちたいから、相手の落ち度を見つけるためにあえて近づくという意見ですね。もちろんこのような心理の人もいるでしょう。相手のことがとても嫌いということが伝わってきますね。

もっと嫌いになる材料を見つけたい！

「昔からそいつのことがずっと嫌いだったんですよ。だから近寄っても、会話したり仲良くすることはありません。ただ嫌う材料を見つけたいだけなんです。ちょっと意味は違うかもしれないけど、『怖いもの見たさ』に似てるかも」（21歳/男性）

近寄っても会話などしないということは、物理的にそばにいるだけということになりますね。この男性は、嫌いな相手を観察したいだけなのでしょう。嫌だけど見たい、嫌いだけど知りたいという気持ちは、「怖いもの見たさ」に似ている気もしますね。

自分でもよく分からない…

「その人をたしかに嫌っているんですが、でもなんか気になって近づいてみたくなるんです。この前、どうしても会話しなければいけないことがあって、少し言葉を交わしました。私は嫌な態度をとってしまったけど、相手は至って普通。むしろ好印象でした。嫌いな人なのになんで近づいてしまうのか、自分でもよく分かりません」（26歳/女性）

嫌いな人であるのは本当だけれど、なぜか気になって近づいてしまうという意見です。この女性の話に嘘はないでしょうけれど、「嫌いは好きの始まり」という説もあります。自分でも気付かず、心の奥底にそんな心理があるのかもしれませんね。

人と関わっていく上で、どうせなら嫌われるよりも好かれたいですよね。しかしながら、人間には感情があります。嫌われたくないと思っても、「あの人のことはどうも好きになれない」と思われてしまう場合もあるでしょう。ここでは、もしも周りの人に嫌われていると感じたら、どんな態度をとればいいのか考えてみました。

関わらない

確実に嫌われていることを実感したら、その相手と関わらないでいるのが、一番波風が立たない方法でしょう。些細なことだとしても、相手があなたを嫌いになる理由が必ずあるはずです。こちらがどうこうできるものではないなら、あとは相手の気持ちの問題です。

ですから嫌われていることを実感したら、最初にするべきことは関わらないことなのです。しかし、嫌われている立場からどうしても改善の道を見つけたい場合は、次の項目を参考にしてみてはいかがでしょうか。

周りの人に聞いて原因を探る

なぜ相手に嫌われているのか知りたい、できれば改善の道を見つけたいと思ったら、周りに聞いて原因を探ってみるのも一つの方法です。もしかしたら、相手があなたの陰口や噂話などを周りに聞かせているかもしれません。

嫌われる原因が分かれば、改善の糸口が見つかる可能性は高まりますよね。注意点として、原因を知ることによって、あなたが深く傷つかないとも限りません。そのことはしっかりと覚悟して、原因を探ることをおすすめします。

他の友人に意見をもらう

他の友人に意見をもらうのも良い方法です。客観的にあなたを見てもらい、あなたに嫌われる原因があるとすればどこなのか、率直な意見を聞かせてもらうといいでしょう。この場合、正直にものを言ってくれる真の友人を選ぶことをおすすめします。

もしもそんな友人が思いつかない場合は、家族などでもいいですね。あなたのことを深く理解している人に意見をもらうことがベストです。あなたを嫌っている相手にどんな態度をとられているのかを細かく説明し、意見をもらえば、自分のよくないところに気付けるかもしれません。

自分の欠点と向き合ってみる

嫌われてしまうということは、あなたに何かしらの欠点があると推測ができますよね。その欠点は改善できるものなのかどうか、今一度向き合ってみる必要があるのではないでしょうか。そのために、自分の思う自分の欠点を、箇条書きで紙に書き出してみるという方法をおすすめします。

この方法は、自分を見つめ直すことにも繋がるので、良い効果が期待できるはずです。自分のことになるとかえって分からなくなるという人は、前項目の「友人に意見をもらう」を採用しながら、自分以外の人と一緒に考えてみてもいいでしょう。

ここでは番外編として、嫌いな人ができてしまったときの対処法を考えていきましょう。誰かを嫌いになってしまったとき、嫌悪の気持ちが思い切り態度に出してしまうのか、それともひた隠しにするのか、人それぞれでしょう。

どんな態度に出るにしても、個人の性格も影響するので、これがベストとは言い切れません。ここで挙げることをあくまで参考にして、自分に一番あった対処法を探ってみてください。

嫌いという感情が湧くのは仕方のないこと

好きという感情は日常に溢れていますよね。ですから嫌いという感情が湧くのも仕方のないことで、当たり前のことです。「好き」という感情だけで毎日を過ごすことができれば素敵ですが、そうもいかないのが現実です。

どんなにできた人間でも、好まないことは必ずあります。このことを踏まえ、「嫌い」という感情にばかり注目し過ぎない生活を心がけてみましょう。なかなか難しいことですが、これこそが穏やかな気持ちで過ごすコツでもあるのです。

割り切って関わらないようにする

嫌いな人に、いかにも嫌っているかのような態度を見せてしまうと、後悔してしまうことでしょう。あからさまに無視したり、不快感が顔に出してしまったりすると、あとから自己嫌悪に陥るのはよくあることです。

そんな態度を見せる必要がないよう、思い切って一切の関わりを絶ってみてはいかがでしょうか。少し難しいかもしれませんが、その相手との関わりを絶っても、意外と人間関係に支障がないことに気づく場合もあるでしょう。

態度に出ないように注意する

普段から自分の気持ちが態度に出やすい人は、嫌いな人を前にするとなおさら態度に出てしまいますよね。これをなるべく我慢するようにしてみましょう。嫌いな人ばかりに注目せず、他の事に集中するのです。嫌いな人が視野に入らなければ、態度に出てしまうことも防げるはずです。

嫌いな人を無視するのではなく、見ないようにするのです。できるだけ嫌いな人を見ないようにすれば、これ以上、嫌いな点に気が付くこともありません。そのうちに、嫌いな人のことが気にならなくなるかもしれませんよ。

無理に好きになろうとしない

嫌いな人を好きになることができれば、たしかに問題は解決します。しかし、無理に好きになる必要はありません。人間の感情は「好き」「嫌い」だけではありませんよね。「好き」と「嫌い」の間にたくさんの感情があるはずです。

ですから、その人のことを嫌いなままでいるのが嫌だと思ったら、一気に好きになろうとせずに、好きと嫌いの真ん中あたりを目指してみてはいかがでしょうか。そう考えれば、少しは気が楽になりますよね。