辛い片思いをしているときに陥りがちなこと
集中力がなくなり何も手につかなくなる
好きな人となかなか関係が進展せず、辛い思いをしていると、集中力が低下してしまいます。なぜなら、恋愛のことで頭がいっぱいになっていて、仕事中や勉強中も好きな人のことをふと思い出してしまうから。
「好きな人は今何をしているんだろう」「自分のことをどう思っているんだろう」と考え出すときりがなく、無意識のうちに手が止まっていたり、注意散漫になって仕事中に小さなミスを連発してしまうことも少なくありません。
食欲減退
辛い片思いをしていると、食欲がなくなってしまい、健康に悪影響が及んでしまう可能性もあります。
人間は恋をすると「ドーパミン」という神経伝達物質がたくさん分泌されます。主に、好きな人を見た、好きな人と会話したなど、嬉しい出来事が起こることでたくさん作られます。ドーパミンは満腹中枢などの食欲に関係している部分に働きかける作用があるため、片思いをしていると普段より食欲が落ちやすいのです。
さらに、片思いで辛さを感じている場合、過度なストレスによって胃腸の動きが衰えてしまうので、これも食欲がなくなってしまうひとつの原因となっています。
睡眠不足
本当は眠くてたまらないのに、辛い片思いをしていると寝つきが悪くなり、睡眠不足に陥ってしまうことも少なくありません。人間は片思いをすると、「ドーパミン」「オキシトシン」「テストステロン」などの様々な脳内物質がたくさん分泌されます。
その中でも、ドーパミンは脳を活性化させる作用があるため、それが原因で寝つきが悪くなってしまい、体を十分に休めることができなくなります。
ネガティブ思考に陥る
辛い片思いをしていると、ネガティブ思考に陥りやすくなり、恋愛にも消極的になってしまうことも。好きな人が他の女性と話しているのを見ると「きっとあの子のことが好きなんだ…」、返事のスピードが遅いだけで「私のことが嫌いなのかな…」と何事も悪い方向へと考えるようになってしまいます。
ですが、そんな思考状態ではあなたの魅力も半減してしまいますし、一緒にいて面倒くさいと思われやすいので、幸せを掴むことはできません。
出典:
週刊女性PRIME『「推し活」=擬似恋愛で美しく、人間関係も好転!幸せ沼にハマった淑女たちの証言』
https://www.jprime.jp/articles/print/18820
AFPBB News『動画:恋愛の科学─なぜ人は恋に落ちる?』
https://www.afpbb.com/articles/-/3330562