初デートは食事が肝心!成功のコツとは
初めてのデートでも、食事デートなら他のデートに比べて誘いやすいですし、2人きりでゆっくり会話できるというメリットもあります。
ただし、初デートでの食事は気軽だからといって、気を抜いてはいけません。そこでの印象が、今後の2人の関係性に多く大きく影響することは確かなのです。
今回は、初デートで食事をする際の場所選びのポイントや、会話の内容、成功の秘訣について解説していきます。好きな人との初デートを控えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
初デートの食事はディナーがおすすめ?その理由とは
ほとんどのカップルがランチではなくディナーをチョイスするのは、なぜなのでしょうか?まずは、初デートにディナーがおすすめの理由をご紹介します。
時間が限られているからまた会いたくなる
ディナータイムの食事は、長くても4~5時間が一般的でしょう。午前中から夜まで一緒に過ごすデートとは違い、ある程度時間が限られています。特に、お互いの家から離れた場所での食事であれば、終電の時間などもありますので、「一緒にいられるのはこの時刻まで」と時間が制限されることがほとんどです。
「少し物足りない」という感覚は、「また一緒に過ごしたい」という気持ちに変換されます。ないものほど欲しくなるのは、人間の性だと言えるでしょう。
それが初デートであれば、次のデートに繋げやすくなるということです。
ロマンチックな雰囲気を演出できる
夜に食事ができるお店は、気軽に入れる居酒屋から格式高い高級レストランまで、バリエーションが豊富にあります。初デートでのお店選びでは、ほとんどの人がその中間ぐらいのランクのお店をチョイスするのではないでしょうか?
緊張するほどの高級店ではないものの、ある程度雰囲気のいいお店を選んでおけば、十分にロマンチックな雰囲気を演出することができます。
夜景の見えるお店や、間接照明で雰囲気を出しているお店、おしゃれな音楽を流すお店などなら、自分で用意しなくてもお店がロマンチックに演出してくれているので、他のことに気をとられることなく、会話に集中できるというメリットがあります。
仕事帰りにデートしやすい
休日にデートに誘うことは、初デートとしては少しハードルが高いと感じる人が多いでしょう。休みの日にデートをするとなると、服装選びなどの準備や行き帰りの交通に時間を取らせてしまいますし、何よりせっかくの休日をデートで潰してしまうことになるため、引け目を感じてしまう人も少なくありません。
それに比べてディナーデートなら、相手の仕事先の近くのお店や、最寄駅に近いお店を選んであげれば、仕事帰りに気軽に寄ってもらうことができますよね。「今度ここで食事しませんか?」と会社から徒歩圏内の場所を指定してあげれば、相手への負担が軽減されるでしょう。
自分も誘いやすいし、相手も来やすい。これが、初デートでディナーを選ぶメリットだと言えるでしょう。
一気に距離を近づけることができる
誰かと食事を共にすることには、心の距離を近づける効果があります。「同じ釜の飯を食った仲間」という表現があるように、料理を一緒に食べると仲間意識が生まれやすいとも言えるでしょう。
さらに、仕事が終わった夜の時間帯を選ぶことで、お互いの本来の姿が現れやすくなります。仕事のあとの飲み会などでは、スッキリした気分でリラックスして食事を楽しむことができますよね。なぜなら、仕事のストレスや緊張感から解放されているからです。
つまり、お互いがリラックスして気持ちがほぐれた状態で食事を共にすると、より相手との心の距離を近づけやすくなるということなのです。
食の好みや素の姿を知ることができる
今後お付き合いをしていく可能性の高い人との食事デートは、その人の食の好みや食べ方のクセ、無防備な姿を観察するチャンスでもあります。
自分と食の好みが合わなかったり、相手の食べ方が汚かったりすれば、どんなに好きな相手であっても一緒にいることは難しいと感じる人も多いはず。反対に、好みが一緒で、食べ方が美しい相手であれば好感度もアップするでしょう。
自分だけではなく、相手も同じことを思っているはずです。つまり、食事デートは自分の好みやマナーの良さをアピールできる場でもあるということ。
食事の好みや作法が合わないことは、時には別れに繋がるほど重大な問題になる場合があります。初デートの段階で、そこを見極めておくことは非常に重要なことなのです。
初デートの食事のお店選びのポイント!
では、ここからは実践編です。まずは、初デートのお店選びで失敗しないコツやポイントをご紹介していきます。最低でも以下のことに注意すれば、場所選びで失敗することはないはずです。
食事の場所や予算は年代に合わせる
お店を選ぶときにまず悩むのは、どんな雰囲気の、どれくらいの価格帯のお店にするか、ではないでしょうか?迷ったときは、自分たちの年代に相応しいお店をチョイスするといいでしょう。
例えば、20代前半であれば、比較的賑やかで低予算で楽しめる場所がおすすめです。行き慣れていない高級店などを初デートで指定されると、相手も重荷に感じてしまうかもしれませんし、「いくら請求されるんだろう…」と不安になってしまいます。さらに、緊張しすぎて会話が弾まない可能性もあるでしょう。
20代後半から30代以上の場合は、反対に賑やかなお店はおすすめしません。大人の雰囲気でゆっくりしっとり楽しめる、おしゃれなレストランが無難です。
男性がお店を決める
初デートの場所選びは男女どちらがするべきかも、悩むところですよね。初デートであれば、男性が決めるのが一般的でしょう。
初デートでは、男性が普段どれくらいの価格帯のお店に通っているのか、どれほど自分との時間を大切に思っているのかを見極めようとする女性が多いです。友達とも行けるようなお店をチョイスされれば、「そのくらいのカジュアルな気持ちなのか」と判断しますし、反対に高級レストランをチョイスされれば、「私とのデートをかなり真剣に考えてくれている」と捉えるのです。
そこをアピールするためにも、初デートでは男性側が食事のお店を決めるのがいいでしょう。自分の予算内で行けるお店を選べるのはメリットでもありますよね。
アレルギーや苦手なものがないか確認しておく
ディナータイムに食事ができるお店は、ジャンルもランクも多すぎるほどの選択肢があります。そこでポイントととなるのが、相手の好みです。デートをするぐらいの間柄であれば、ある程度好きな人の食の好みを知っている場合も多いでしょう。
また、知らない場合はアレルギーや嫌いな食べ物くらいは事前に確認しておきましょう。それだけでも、選択肢が少し狭まりますよね。さらに、「何が食べたい?」と直接聞くのもいいでしょう。
初デートのお店は男性が決めるべきだと説明しましたが、何を食べるかの選択は女性に委ねてみるのもありです。女性が食べたいものの範囲内で、どれだけ素敵なお店を見つけることができるか、腕の見せどころではないでしょうか。
ゆっくり話せるお店をチョイス
2人きりでの食事の時間は、お互いのことを深く知り、距離を近づけていくための大切な時間です。それなのに、混み合っていてガヤガヤとうるさいお店を選んでしまっては、ゆっくり話ができないどころか、好きな人の声が聞こえないという状況に陥ってしまう場合も。
そのため、比較的静かでゆっくり話せる場所を選ぶようにしましょう。若者が集まるような居酒屋はもちろん、ファミリーが多いレストランなどもNGです。
行ったことのないお店を選ぶのであれば、半個室や個室がある場所を選ぶのが無難です。
初デートの食事に適した服装とは?
ここからは、初デートでの服装選びのポイントをご紹介します。初デートは、今後の2人の関係性を決める最初の関門とも言えます。そこで相手への印象を良くするためには、出会った瞬間の印象がとても大切!
NGな服装はもちろん、好きな人からの好感度を上げる服装のポイントも知っておきましょう。
食事の邪魔にならないアクセサリー
大好きな人との初デートでは、ついつい気合が入ってしまって、いつも以上におしゃれをしたくなる人がほとんどでしょう。おしゃれをすること自体は悪くありませんが、アクセサリーを不必要に付けすぎると逆効果になってしまう可能性もあるので注意してください。
例え、ブレスレットをジャラジャラと重ね付けしたら、食事をする際に邪魔になるでしょう。お皿やグラスに引っかかってこぼしてしまうというトラブルも招きかねません。また、服に引っかかってしまえば、糸がたるんでしまったりしてせっかくのおしゃれも台無しです。
特に女性の場合、過剰な装飾は派手な印象を与えるので、ネックレスや指輪など最低限に留めておくのが無難です。
清潔感のある服装
これは、初デートの食事の席以外のシチュエーションでも言えることですが、清潔感のない人は、一緒にいる人に不快感を与えます。しばらく洗っていない服や、長く着古したよれよれの服などは言語道断!
特に初デートは、その人と今後一緒に過ごしていくかどうかを見極める大事な場面です。あまりファッションに興味のない人は、初デートに向けて新しい服を新調するぐらいの意識で臨むべきだとも言えるでしょう。
1対1の席では、意外と細かい部分が目についてしまうもの。毛玉やシミ、シワなどにも注意してくださいね。
お店に合った服装
社会人としてのマナーでもありますが、TPOをわきまえた服装を心がけましょう。
例えば、高級感漂うお店にTシャツ短パンなどのカジュアルな格好で行ったら、どう思われるでしょうか。周りから浮いた存在になることはもちろん、一緒にいる初デートの相手も恥ずかしい思いをすることでしょう。
お店が決まったら、そのお店の雰囲気や価格帯を調べて、客層を想像してみましょう。周囲の目を気にすることなく食事を楽しめるよう、お店の雰囲気や客層に合った服装をチョイスしましょう。これは、相手への最低限の配慮だとも言えます。
露出しすぎない
女性の場合、少しでも男性の気を引こうと肩や脚などをあえて露出する服を着て行く人も少なくないのではないでしょうか?特に最近では、オフショルダーの服や肩だしニットなどが、女性らしさを演出してくれる服装として人気を呼んでいます。
確かに、露出の多い服は男性ウケがいいです。ただし、それは下心がある男性に限ります。自分の彼女や好きな人が、他の男性の目に留まるような露出の多い服を着ていて喜ぶ人はいません。
相手の好みにもよりますが、好みが分かっていない初デートの食事の席では、万人ウケする無難な服装を選ぶのがポイントです。
異性が好む色を取り入れる
ここまではNGな服装をご紹介してきましたが、好感度を上げる服装のポイントもご紹介しておきます。
これまでご紹介した注意点を意識しつつ、相手の好感度をよくするためには、異性が好む色を取り入れるのがポイント。
男性の場合は、黒やベージュ、ネイビーなどの落ち着いた色合いが、「大人の男」という雰囲気を演出してくれるでしょう。女性の場合は、白やピンクなどの優しくて明るい色を取り入れことで、「穏やかで可愛らしい女性」をアピールすることができます。
これを機会に、異性が好むファッションなどを勉強してみてはいかがでしょうか?
初デートの食事を盛り上げる話題
本当に肝心なのはここからです。初デートでの食事が楽しいものになるのかどうかが、今後の2人の距離感を決めると言っても過言ではないでしょう。ここからは、初デートの食事でどのような会話をすればいいのか、どうやって盛り上げればいいのかなど、具体的な会話の内容をご提案します。
成功するかどうか不安に感じている人、会話が得意でない人は、ぜひ参考にしてください。
仕事に関する話
初デートをする間柄であれば、相手がどんな仕事に就いているかぐらいは把握しているでしょう。また、まだ相手との距離感を掴めていないような状態では、あまり踏み込んだ会話をするべきではありません。人には言いたくないことを抱えている場合もあるでしょう。
その点、仕事に関する話は誰もが持っている話題であり、普段の様子を探るのにも伝えるのにも最適と言えます。「自分はこんな仕事をしているよ」と伝えることで真面目さをアピールできますし、「それってどんなことをするの?」と相手の興味を誘うこともできますよね。
また、同じ職場に勤めている2人であれば、共通の話題で盛り上がるのは間違いないでしょう。
子ども時代・学生時代の話
好きな人がどんな子ども時代を過ごしていたのか、学生時代はどんな人だったのか、気になるものですよね。どんな人にも、楽しかった学校の思い出がひとつくらいはあるはずです。
自分の子どもの時のエピソードを話しつつ、相手からも話を聞き出せるようにうまく誘導しましょう。特に盛り上がるのは「好きな科目、嫌いな科目」「学生時代の成績」「部活動の話」「学校帰りの寄り道コース」「学校にいたちょっと変わった子」など。
これだけ話題の種類があれば、どんどん話を繋げていくことができるので、自然と会話が盛り上がるはずです。
好きなものや趣味の話
初デートでの食事の席は、お互いがさらに深く自己紹介をする場所だとも言えます。そのため、好きなものや趣味の話は外せません。
「休日は何をして過ごしているの?」と聞けば、相手は好きなものや趣味の話をしてくれるでしょう。好きなことの話をするのは楽しいですよね。もっと自分を知ってほしくなって、次から次へと話題が出てくるはず。
また、相手が興味を持っていることを知ると、次のデートのきっかけをつかむことができます。食べることが趣味の人とは、また食事デートの約束ができますし、映画好きな人であれば、次のデートは映画館で決まり!
相手の好きなことを聞き出しつつ、その解答次第で次のデートの約束まで漕ぎ着けましょう。
食べ物の話
どんな人にも、食の好みはあります。話題に困ったときは、好きな食べ物や嫌いな食べ物について聞いてみましょう。食事の席であれば、「何を注文しようか」や「これ、美味しいね」という会話が自然に成り立つので、違和感なく話を繋げることができます。
「普段はどんなお店に行ってるの?」「辛いものは食べられる?」「絶対食べられないものってある?」こうやって話を繋いでいけば、今後のデートの参考にもなりますよね。
食の好みの合う合わないは、今後の食事デートに影響することはもちろん、時には結婚にも関わってくるでしょう。早い段階で、合う部分と合わない部分をすり合わせておいて損はありません。
家族の話
今後長くお付き合いをしていく前提の相手であれば、初デートであっても少し踏み込んだ内容の話題を振ってみてもいいでしょう。家族構成や兄弟の話などを振ってみて、相手がどんな環境で育ったのかを聞いてみてください。
ただし、両親が離婚している人や家庭環境があまり良くなかった人などは、家族の話を避ける傾向にあるため、相手の様子を観察しつつ、それ以上踏み込んでいいものかどうかを見極める必要があります。
初デートの食事でやってはいけないNG行動
ここからは、さらに注意すべき点をご紹介します。緊張しやすい初デートでは、ついつい気持ちが舞い上がってしまうもの。自分の悪い部分や普段の悪習慣が出ないように気を付けてください。
香水をつけすぎる
ふわっと香る微かな香りは、その人の印象を相手の記憶に強く刻んでくれる恋愛のスパイスとも言えます。時には、香水が恋愛感情にいい効果をもたらしてくれることもあるでしょう。ただし、何事も過剰にするのはダメです。
特に、食事の席での香水はタブー。食事は、見た目や味だけでなく、香りも楽しむものです。香水の強い匂いが邪魔してしまうようであれば、相手だけではなく周囲の他人にまで迷惑が及ぶことも。
ふわっと香る程度であれば大きな問題にはなりませんが、食事マナーをきちんとわきまえている人からは、食事の席で香水をつけること自体がNGだと判断されることもあるので、初デートでの食事ではつけないのが最善策だと言えます。
店員への態度が上から目線
特に男性に多いのが「お客様は神様」タイプ。店員に上から目線で話したり、年齢に関係なくため口で話したりする人っていますよね。男性としては、自分の立場をアピールして、大きく見せたいのかもしれません。しかし、これは他人から見れば虚勢を張っているだけのように感じます。
このような行為は、本当に女性ウケが悪いです。恋心が一瞬で冷めてしまう人もいるでしょう。「ちょっとアレ持ってきて」「これって美味しいの?」と店員さんにまるで友達のように話すのはやめましょう。
お酒を飲みすぎる
初デートの食事の席でありがちな失敗は、お酒を飲み過ぎて酔っぱらってしまうことです。大人であれば、お酒を飲むこと自体は悪いことではありません。お互いに心を開きやすくなり、緊張もほぐれるので、むしろ多少飲んだほうが距離を縮めやすくなる場合が多いです。
でも、飲み過ぎは禁物。支離滅裂な話をする姿や、真っ直ぐに歩けないような情けない姿を初デートで見せてしまっては、百年の恋も冷めてしまうでしょう。
元カレ・元カノの話
2人きりのデートをするということは、付き合っていないにしろ、少なくともお互いに好意を抱いている状態ですよね。それなのに別の異性の話を持ち込まれては、誰だっていい気持ちはしないでしょう。初デートの食事の席では、元カレ・元カノの話はもちろん、別の異性の話も基本的にはNGです。
ただし、相手から質問された場合は別。隠してしまうと「何かトラブったのかな」と変に勘繰られてしまうので、簡単に答えてあげましょう。
悪口や愚痴を言い過ぎる
ネガティブな話は、楽しい席には向いていません。特に初デートは、2人の時間を大切にして楽しく終わらせるべきです。そのため、仕事の愚痴や他人の悪口などは控えた方がいいでしょう。
どうしても話したい愚痴がある場合は、相談の形をとるといいでしょう。なるべく明るい会話をして、「この人と一緒にいると楽しくて幸せ」だと思ってもらえるように心がけてください。
初デートの食事エピソード【成功&失敗談】
食事で距離が縮まり付き合うことに!
「半年ぐらい片思いしていた相手を思い切って食事デートに誘いました。最初はお互い緊張していたけど、趣味の話で盛り上がったこともあり楽しい時間を過ごせました。そこからはかなりスムーズにデートを重ねて、晴れて付き合うことになりました」(26歳/男性)
やはり、初デートでの食事の席では、会話が盛り上がるかどうかが重要なポイントになるようです。共通の趣味があることがわかったり、相手の意外な一面を見ることができるのも、食事デートのメリットですね。
初デートで次のデートの約束も
「気になっていた相手から食事デートに誘われました。それが初デートだったのですが、私が映画鑑賞が趣味だと話したら、彼が『どんな映画が好きなの?』と聞いてくれて、そこから映画の話ばかり。ちょっと話しすぎたかな…と心配していたんですが、デートの最後に『今度は映画を見に行こう』と言ってくれて、次のデートの約束ができました」(23歳/女性)
気になる相手の趣味や好きなことを聞き出して、次のデートのきっかけにすることは、恋愛テクニックのひとつです。自分の趣味に付き合ってくれようとする姿勢も嬉しく感じますよね。
彼女が苦手な料理のお店を選んでしまった…
「付き合って初めてのデートだったこともあって、彼女の好みを把握していませんでした。ゆっくり話せるお店を選びたいと思い、水炊きのお店に行ったのですが、なんと彼女は水炊きが苦手だったのです。『食べられるものを注文するから大丈夫』と彼女は嫌な顔ひとつしませんでしたが、申し訳ない気持ちと情けない気持ちでいっぱいになりました」(31歳/男性)
一緒に食事に行く相手の嫌いなものや食べられないものを事前に把握しておくことは、最低限の配慮です。この男性の場合、雰囲気を重視しすぎて失敗したようですね。お店選びに失敗すると、相手だけではなく自分も居心地が悪くなるので注意したほうがよさそうです。
初デートで酔っぱらって記憶を失くした
「好きだった女性とせっかく初デートできたのに、食事の席で酔っぱらって記憶を失くしたことがあります。もともと友達だったんですが、実はそこで告白するつもりだったんです。でも、緊張しすぎたのか飲み過ぎちゃって…。結局告白もできず、その後も気まずくて、しばらく連絡できませんでした」(22歳/男性)
「酒は飲んでも飲まれるな」という教訓を改めて噛み締めたくなるような失敗談ですね。せっかく好きな人とのデートにまで漕ぎ付けたのに、もったいないとしか言いようがありません。この男性と相手の女性のその後の関係性が気になるところです。
初デートの食事を成功させるコツは?
最後に、初デートの食事を成功させるコツや意気込みをご紹介していきます。
女性は割り勘のつもりで、男性はおごるつもりでいよう
初デートの食事でどうなるか予測ができないのが、お会計です。一般的には、初デートでは男性が支払う場合が多いのではないでしょうか?なるべく紳士的で余裕のある姿を見せたいと思うのは当然でしょう。
そのため、男性は最初から自分がおごるつもりでお金を用意しておくといいでしょう。お店選びの際は、お財布にムリのないランクのお店を選んでくださいね。
女性の場合は、初デートくらいおごってほしいというのが本音でしょうが、割り勘にする気持ちは持っておいたほうがいいでしょう。男性が払おうとしたときに、「私も」と支払うそぶりを見せるか見せないかだけでも、印象は大きく変わってきます。
次に繋げやすい会話を取り入れる
これまでにもご紹介してきましたが、初デートは次のデートを約束するチャンスでもあります。そのため、今後のデートの参考になるような情報を聞き出すことを意識してください。
好きな食べ物や趣味はもちろん、相手の家がどのあたりにあるのかなど、普段の生活圏も知っておいて損はありません。そうすれば、相手が負担に感じない場所で、相手が楽しめそうなデートを提案することができるでしょう。
特に「あそこ行ってみたいんだよね」「これが気になってる」などの興味に関する話題は要チェックです!
なるべくリラックスして楽しむ
大好きな相手であるからこそ、良く思われたくて肩ひじを張ってしまうかもしれません。ですが、緊張しすぎると会話の内容が耳に入ってきませんし、何よりその緊張が相手にも伝わってしまいます。
相手をリラックスさせてあげるためにも、まずはあなた自身がリラックスしましょう。そのためには、どんなお店をチョイスして、どんな話題を振るかなど、事前にイメージトレーニングしておくことが効果的です。イメトレする際は、ネガティブな結果ではなく、初デートが成功することをイメージしてくださいね。
帰宅後にLINEやメールで「ありがとう」と伝える
初デートがうまくいったからといって、そこで安心してはいけません。家に帰ったらきちんと感想や感謝の気持ちをLINEやメールで送りましょう。
男性の場合は、「無事に家に着いた?」と帰宅確認を踏まえて連絡を入れてみると、紳士的なイメージを与えることができるでしょう。
女性の場合は、「今日はありがとう!楽しかったよ。ご馳走様でした」というように、感謝の気持ちとともに「楽しかった」と一言を添えると、男性は次のデートに誘いやすくなるはずです。
初デートの食事では欲張りすぎない
記事冒頭でもお伝えしたように、人は少し物足りないくらいの方が、それに対する欲が強くなります。つまり、初デートをシンプルに終わらせたほうが、「またすぐにデートしたい」「もっと近づきたい」という気持ちを高めやすいということ。
そう思わせるためには、初デートで気合が入っているからと言って、深夜まで一緒にいようとしたり、もっと先の関係を求めたりするのは得策ではありません。
食事をしてお茶をするくらいのデートで切り上げるのが、次のデートに繋げるコツです。帰り際に手を繋ぐ程度であれば、ドキドキ感が高まっていいかもしれませんね。
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