結婚のために妥協するのはアリ？後悔しない妥協OK・NGな点とは

将来の結婚生活に夢や希望を抱き、それに向かって活動している人も多いでしょう。しかし、現実は夢や希望の通りには行かず、時には挫折したり、時には結婚を諦めかける出来事にも遭遇します。

結婚は人生の一大イベントです。だからこそ結婚後の生活を夢見て、一緒に幸せになれそうな人を選ぶのです。中には、高い理想を掲げている人もいるでしょう。しかし現実には、自分の希望通りの人とはそうそう巡り合えるものではありません。

場合によっては、多くの条件を諦めて妥協することも必要になりますし、逆に夢を叶えるために妥協せず、諦めずに良い相手を探す人もいます。結婚のために妥協するべきなのかという問題は、今も昔も結婚希望者の頭を悩ませているでしょう。

結婚は人生で数多く経験するものではありません。多くの場合は、人生で一度きりの大イベントです。だからといって「完璧な結婚」を求めると、いつまでも結婚できない可能性が高まります。「だからこそ妥協するのもアリ」と考える「妥協アリ派」の意見を紹介しましょう。

相手も自分に対して妥協しているはず

「相手も自分に対して妥協している部分があるはずです。それならこちらだって妥協しなければ、フェアじゃないですよね」（女性/33歳/会社員）

相手に対して妥協するのは、自分だけではありません。自分と同じように、結婚するにあたって妥協する人は数多くいるでしょう。「この人はここが良いけれど、ここはあまり好きじゃないな…」と思う部分は、誰にだってあるものです。そのため妥協している者同士の結婚なら、アリと考える人も多いでしょう。

結婚に対して夢や希望を抱く人は多いですが、全てを叶えられる人はそういません。そうやって自分で割り切り、妥協できると、結婚への価値観も変わってくるでしょう。

完璧を求めるとキリがない

「結婚相手に完璧を求めるとキリがありません。自分だって完璧とはいえないのに、相手にばかり完璧を求めるのは間違いでは？」（女性/28歳/会社員）

「結婚するならこんな人がいい」と、誰でも一度は理想の結婚相手を思い描いたことがあるでしょう。理想の相手の具体的なスペックをリストアップしたことがある人もいるかもしれません。しかし希望を連ねていくうちに、もっともっと！と高望みするのが人間です。そのためキリがないと考える人も多く、ある程度の条件をクリアすればOKだと、妥協する人もいます。

全ての条件をクリアしている人間はそうそうにいません。だからこそ、一定ラインの条件をクリアしている人で妥協するのです。

理想ばかりを追い求めると将来苦労しそう

「理想ばかりを追い求めると、結婚後に苦労しそう。結婚する時は満足してても、結婚後にさらに相手に多くを求めそうなので、妥協して結婚するくらいがちょうど良いのかも」（男性/30歳/会社員）

結婚を夢見る人にとって、結婚相手のスペックを高望みするのは当然でしょう。しかし一時は満足できても、マンネリが続けば、さらに上を相手に要求したくなるかもしれません。そんな将来が目に見えているから、妥協してこそちょど良いと考える人もいます。

理想ばかりを追い求めたらいつになっても満足できず、不満や不安が続くだけだから妥協するのです。

完璧すぎるのもある意味怖いから

「確かに結婚相手にはいろいろと求めたいです。でも、理想通りで完璧すぎる方が怖いかも」（男性/26歳/会社員）

自分が希望する条件をすべてクリアしている人は、世界中を探してもわずかでしょう。また、そうした人と縁があるとは限りません。運よく巡り合えたとしても、完璧すぎる人を目の前にしたら、ある意味人間として怖いものを感じるでしょう。

何でもできてしまう超高スペックな異性に釣り合う自分であれば良いですが、そうでない場合には、息苦しさや劣等感を覚えて苦しい結婚生活になる恐れもありますね。

結婚するには妥協も必要と考える人もいれば、妥協したくないと考える人もいます。今度は「妥協ナシ派」の意見をみてみましょう。アリ派とは反対の意見が多いため、いろいろと考えさせられるでしょう。

ずっと一緒に暮らすのだから妥協はNG

「将来ずっと一緒に暮らすのだから、妥協したら苦労しそう。一生懸命理想の相手を探すからこそ、将来の幸せに繋がっていくのだと思います」（女性/27歳/会社員）

結婚相手とは将来ずっと暮らしていくことになります。とはいえ、結婚生活はそう簡単なものではありません。時には喧嘩したり衝突したり、人生を左右するほどの問題に突き当たることもあるでしょう。そんな時、「この人がパートナーで良かった」と思えるかどうかで人生が変わります。

「だからこそ妥協したくない、妥協なんてナシ」と考える人もいます。相手選びで妥協したら、結婚生活まで妥協することになる、幸せな将来を願うなら妥協したくない、と強く願う人も多くいます。

妥協するなら結婚しない方がいい

「妥協するくらいなら結婚しない方がマシです。妥協したら、そのあとも妥協の連続になると思う。はじめに妥協するくらいなら、結婚しない方がいい」（女性/30歳/会社員）

一度妥協すると、そのあとも何かと妥協することが増えそうと不安に思う人は多いです。一度だけの妥協のつもりが、その後も妥協の連続になると考えるのです。特に、我慢ばかりしている既婚者の話を聞く機会が多い人は、「妥協した上での結婚」にマイナスイメージを抱くでしょう。

最初に妥協することで妥協続きの未来になるなら、結婚しない方がマシだと考え、一度の妥協が次の妥協に繋がらないよう、妥協をしない人も多いでしょう。

結婚は人生で一回しかしたくないから

「結婚は人生の一大イベント。何回もできるとしても、やはり一回しかしたくないから妥協したくない」（男性/33歳/会社員）

結婚は、人生で一回しかできないわけではありません。離婚して時間が経過すれば、再度結婚できるようになります。しかし結婚と離婚を繰り返せば、それだけ自分の結婚歴にもバツがつき、周りへの印象も悪くなっていくでしょう。

また、結婚は人生で最高のイベントでもあります。そんな最高なイベントを最悪イベントに塗り替えないためにも、妥協したくないと考える人が多いのです。

将来のためにも妥協したくない

「結婚後の将来のためにも妥協したくないです。今の社会で結婚と離婚を繰り返すのは、金銭的にも世間体的にも影響が大きいから」（男性/29歳/会社員）

近年、結婚に対して積極的な人は減少傾向にあります。今後どう変わっていくかは分かりませんが、将来に対して不安があるからこそ、結婚に関して妥協したくないと考える人は多いです。結婚にはお金がかかるので、将来のことを十分考えて行動したいのでしょう。

妥協すれば、将来離婚に繋がる恐れもある…という不安があるため、結婚するなら妥協したくない、と強く望むのでしょう。

将来結婚したいけれど、どうしても妥協したくない条件がある、とほとんど人は考えます。しかし、理想ばかりを追い求めていたら婚期を逃す、と焦る人もいるでしょう。そんな人のために、結婚のために妥協しても良いポイントを紹介します。

顔

結婚相手には、自分の好みの顔であることを求める人も多いでしょう。また、イケメンや美女など、周囲からの評価が良くなる相手を選びたがる人もいます。しかし顔の良い人ばかり追い求めていたら、せっかくの縁が流れてしまうかもしれません。

今ある縁を活かし、結婚に繋げるためには、顔はある程度妥協するべき点といえます。見ていて安心できる顔なら、周りからの評価なんて気にしないようにしましょう。

そもそも、結婚とは顔でするものではありません。人の中身で結婚生活が決まるので、顔で選ぶと後悔することが多いです。そのため相手の顔がイケメンじゃないから、美女じゃないからと候補から外すのは控えた方が良いでしょう。

学歴

結婚相手に高学歴を望む人も多いですよね。しかし学歴があるからといって、必ずしも将来に役立つとは限りません。仕事に就く上では重要になりますが、結婚するにあたっては、学歴よりも人柄が重視されます。

高学歴であっても、嫌みな性格の人だったら結婚相手にしたくないですよね。逆に低学歴でも、一生懸命自分のために動いてくれる人なら、心を動かされるでしょう。

また、結婚相手が高学歴であっても、それは自分のスペックではありません。結婚相手が高学歴だと誇らしいですが、結婚のどの部分で高学歴が必要かを考えてみましょう。自分の結婚生活にとって高学歴がそれほど必要でないなら、妥協して良いポイントになるはずです。

家族構成

長男、長女、末っ子など、結婚相手に対して「○○であること」と家族構成にまで条件を付ける人もいますよね。しかし家族構成がどうであれ、結婚するのは当の本人でしかありません。また、親がシングルでないなど、家族構成を気にするのは相手に対して失礼に当たります。

多くは長男、長女ではないことが条件として挙げられるでしょう。しかし一人っ子が増えた現代において、長男、長女以外の人を探すのは難しいです。そのため、家族構成や兄弟姉妹については、妥協してもいいでしょう。

ファッションセンス

付き合うならセンスが似通った人がいい、と思う人は多いです。またファッションセンスは、恋人関係になる時点で考慮している点でしょう。ファッションセンスが違っても、現在付き合っているなら、結婚するにあたって妥協しても良いポイントのはずです。

ファッションセンスが違うと、将来子供の服についての意見が衝突しやすくなります。しかし結婚においては、ファッションセンスよりも妥協してはいけない部分があるはずです。たとえば、服のセンスはこれからでも変えることはできますが、お金の使い方などはそうそう変わるものではありません。

こうした「変えられない部分」「変えにくい部分」に比べると、ファッションセンスはいくらでも妥協できるポイントといえますよ。

結婚のために妥協できる部分がある一方で、これだけは妥協してはいけないという、妥協NGポイントもあります。それを妥協してしまうと、結婚して後悔することになるかも…。もし次のようなポイントで悩んでいるなら、妥協しない方が自分のためでしょう。

お金の使い方

人によって、何にお金を使いたいかという欲求は異なります。例えば、ある人は趣味に多くのお金を投じたいと思っているし、ある人は食に関してお金を使いたいと思っているでしょう。こうしたお金の使い方は、結婚するにあたって妥協しない方が良いポイントです。

相手と考え方が似ているなら問題ないですが、お金に関して違う考え方であるなら、将来衝突することが多くなります。使い方が異なれば、当然衝突の種となり、譲れない部分も出てくるでしょう。

お金は人の心を動かすほどの強大な力を持っています。結婚してからお金で揉めたくないなら、お金の使い方が異なる相手とは妥協して結婚しない方が良いのです。

自分に対する態度や言葉遣い

世の中には、さまざまな性格、言葉遣いの人がいますよね。優しく丁寧な言葉遣いの人もいれば、恋人に対し素直になれずに辛く当たってしまう人もいるでしょう。恋人に対して優しい言葉をかけられる人ばかりではないのです。

「相手のぶっきらぼうな態度や厳しい言葉遣いは、わたしのため」と分かっているなら良いでしょう。しかし、あからさまに八つ当たりされたり、ひどい言葉遣いをされる場合は、「この人でいいや」と妥協しない方が良いです。

結婚相手の態度や言葉遣いに不満があると、ストレスになる恐れがあります。安心して隣にいられる人を選ぶようにしましょう。

価値観

一緒に暮らしていく上で、価値観の違いは衝突の原因になります。お金の使い方だけでなく、社会への価値観、仕事への価値観など、さまざまな価値観がかけ離れていないかどうかを考えてみましょう。一つ程度であれば問題ないですが、価値観の違いが多く見られるなら、妥協しない方が良いです。

価値観の違いはストレスに繋がりやすく、衝突や喧嘩が増え、離婚を考えるきっかけになります。特にお金の使い方や、異性の友達との交友に関する価値観の違いは、結婚後に頭を悩ませる原因になりかねません。そのため自分と価値観があまりに違わないか、よく相手を見極めることが大切です。

生活リズム

人の生活は、仕事によって昼と夜に分けられますよね。昼を中心にして活動する人、夜を中心にして活動する人など、生活スタイルによって日々のリズムが異なるでしょう。しかし結婚においては、生活リズムの違いはストレスに繋がりやすいポイントです。

生活リズムが昼夜逆転している人と結婚すると、交流する時間がなくて、愛情が冷めていく危険性があります。また寝ている時に物音を立てられると睡眠不足になり、そのストレスが原因で衝突に発展するでしょう。このように、生活リズムが違うと愛情にも影響を及ぼしてしまうのです。

1～2時間程度の生活リズムの差であれば、特に気にすることはないでしょう。しかし生活リズムが4時間以上違うのであれば、妥協せずにいた方が良いですよ。

浮気性であるかないか

結婚とは、一人を永遠に愛することでもあります。浮気はせず、伴侶と生涯添い遂げる覚悟が必要です。そんな覚悟が相手になく、浮気性であるなら、妥協しない方が自分のためといえるでしょう。

浮気は離婚に繋がりやすく、また人の信頼も失います。一度でも浮気されたら、「また浮気されるんじゃないか…」と伴侶を信じられなくなるでしょう。疑心暗鬼になってしまい、相手が気持ちを入れ替えても信じられない人も多いです。

そうなると安心して生活できなくなるため、「浮気性だけどまあいいか」と妥協せず、結婚前に直してもらった方が身のためでしょう。

結婚に関して妥協しない人もいれば、妥協したからこそ結婚できた人もいます。しかし、妥協して結婚した結果、後悔した人もいるため、安易に妥協できないのが本心ですよね。

そこで、結婚するにあたって妥協して、後悔してしまった人のエピソードを紹介します。同じことにならないように、妥協すべきではないポイントを今一度確認しましょう。

結婚後すぐに義理の両親と同居することになった

「彼の家族の事情については理解し、別居だから大丈夫だろうと妥協しました。しかし話が二転三転して、結局義理の両親と同居することになり、これなら妥協しない方が良かった…と後悔しました」（女性/33歳/会社員）

結婚後の義理の親との関係は、多くの人が懸念することです。最初から同居を持ちかけられていれば、考える時間があるので、身構えることもできるでしょう。あるいは「結婚後は別居」と話が決まって、「それならいいか」と妥協して結婚する人もいます。

しかしこの女性のように、話が二転三転して同居することになる人も少なくありません。別居のつもりで結婚したのに、結局同居になったなら、結婚しない方がマシだったと後悔する人は多いでしょう。

相手が転職して年収が下がった

「結婚前は夫の収入が安定していたので、それほど高くはないけどやっていけると思って結婚しました。でも結婚後に夫が転職して収入が下がり、生活がピンチに。これなら結婚しない方が安定してたかも」（女性/29歳/会社員）

人生には何が起こるかわかりません。うまくいっている時もあれば、反対に悪くなることだってありますよね。この人のように、結婚前は相手の収入が安定していたため、収入額に多少不安があっても結婚する人は多いです。

しかし、結婚後に仕事を変える人も多く、このケースのように転職によって収入が下がる人もいます。相手の収入が下がれば、減った分を自分が働いて補わなければなりません。専業主婦や専業主夫を希望していた人にとっては思わぬ痛手となり、後悔の原因になるでしょう。

浮気されて離婚することに

「彼女は友達が多く、異性とも仲が良いことは知っていたけど、好きだからと妥協して結婚しました。しかし結局浮気され、離婚することになりました」（男性/28歳/会社員）

相手の交友関係が広いと、男女の仲について怪しんでしまいますよね。しかし好きな気持ちが大きいと、つい目をつぶり、妥協してしまうものです。そして結婚後に相手の交友関係が仇となり、離婚へと至る夫婦は数多くいます。

相手のことを深く愛していると、「いつか浮気されるかも…」と思っても、その予感からつい目を逸らしてしまいます。しかし、相手がきちんと区切りをつけられそうにない場合は、妥協しない方が離婚の危険性を回避できるでしょう。

顔で選んだら価値観の違いから喧嘩ばかり

「妻は自分好みの顔なので、性格の悪さには目を瞑りました。しかし、結婚後は価値観の違いが原因で喧嘩してばかりです。これなら顔で選ぶんじゃなかった…と後悔しています」（男性/38歳/会社員）

結婚相手は顔より性格が大事だとよく言われますが、それでも自分好みの外見の異性と結婚する人はいますよね。中身も良い人であれば最高ですが、この人のように性格が悪いと感じる人もいるでしょう。

性格が悪いと感じることは、価値観が違うことの裏返しです。したがって喧嘩も増えますし、顔で選んだことを後悔するきっかけとなるでしょう。

妥協したら幸せな結婚はできない、と考える人もいるでしょう。しかし実際には、妥協して結婚しても、幸せになっている夫婦は数多くいます。そんな人たちに続くために、妥協して結婚しても幸せになる方法を紹介しましょう。

妥協したポイントを協力して改善する

結婚するにあたって妥協するポイントは人によって異なりますが、妥協したポイントは一生そのままというわけではありません。改善しようという気が相手にあり、実際に改善されれば、結婚前はしぶしぶ妥協したポイントが、ほとんど気にならなくなるでしょう。

このとき「こういうところが苦手だから改善して」と相手任せにせず、協力して改善するようにしましょう。相手だけに改善を任せると、自分の望むような改善は見込めないからです。

例えば、家具の配置に関して意見が食い違ったとします。こうした場合はどちらかが折れるのではなく、お互いが納得できる配置を考えましょう。一緒に考えて改善すれば、夫婦の団結がもっと強くなります。自分も相手も納得できるように、協力しながら改善しましょう。

顔は年をとればみんな変わる

顔が好みだから、後の条件は妥協して結婚する人もいるでしょう。しかし人の顔は、加齢によってみんな変わっていきます。今はイケメン、美女と呼ばれる人であっても、数年後、数十年後にはみんな今の顔ではなくなってしまうのです。

だからこそ顔で選んではいけませんし、顔が変わることを理解しておくべきでしょう。自分の顔だって同じように変わります。年齢を重ね、老けるからこそ味も出てきます。それを理解しておけば、顔が完璧でなくても良いと思えるようになります。顔に完璧さを求めるあまり、他をないがしろにしないようにしましょう。

生活が苦しくなった場合のことを考えておく

収入やお金の使い方など、価値観が違っても結婚したいと強く思う相手に巡り合う場合もありますよね。しかしお金に関する価値観の違いは、将来自分の首を絞めかねません。そのため妥協する場合には、生活が苦しくなったときのことをよく考えておきましょう。

「この人は収入が安定していないけど結婚したい」と思ったら、勢いで結婚してしまう前に、生活が苦しくなった場合に自分が働いてカバーできるかどうかを考えるべきです。自分が働けるのであれば、相手の収入に関して妥協しても幸せになれるでしょう。

しかし、将来は専業主婦や専業主夫になりたい、そんなに頑張りたくないと思うなら、妥協してはいけません。苦しい生活を共に乗り越えられる自信がある場合のみ、お金について妥協してもいいでしょう。

どちらかが一方的に妥協しない

妥協しても幸せになるためには、どちらか一方のみが妥協しないようにしましょう。妥協するならともに妥協するというフェアさがなければ、片方だけが苦しむことになります。これでは夫婦対等といえませんし、片方だけに不満が積み重なっていくでしょう。

どちらかが一方的に妥協し続けると、夫婦のバランスは崩れて衝突が増えます。「自分だけが損をしている」と強く感じるため、相手への不満を強く感じるようになるでしょう。相手への不満は離婚を考えるきっかけになりますし、相手に対して不信感を抱くようにもなります。片方だけが我慢をすれば良いという考えでは、妥協してもしなくても幸せにはなれないでしょう。

結婚に妥協はつきものとは昔から言われてきたことですが、これはすべての人に当てはまる言葉ではありません。妥協する人もいれば、妥協せずに追い求める人もいます。だからこそ妥協すべきかどうかで人は悩むのです。

結婚するにあたって妥協するかしないかは、あなた次第です。譲れないポイントがあるなら譲るべきではありませんし、譲れるのであれば譲歩してもいいでしょう。そうやって足し算と引き算をすることで、自分にとって価値のある結婚かどうかが分かってきます。

結婚を最高のイベントにするために、どこまで妥協するのかをよく考えてみましょう。