人生の目標の見つけ方って？目標例や確実に達成するためのコツまとめ

あなたは日頃から人生の目標を決めていますか？毎日の生活が忙しいと、目標なんて後回しなりがちですよね。でも、これから先、死ぬまでずっと目標もなく生きていくのはあまりにも虚しい…。そう考える人も多いのではないでしょうか。

人生の目標を決めることで毎日の生活にメリハリがつくようになります。世界平和とか億万長者になるとか、そんなに大それた目標でなくても大丈夫です。まずは毎日の生活の中で、ちょっとだけがんばれば手が届くような目標を掲げてみることをオススメします。

この記事では、人生の目標の見つけ方と具体例についてご紹介します。毎日の積み重ねが大きな目標の達成への第一歩です。目標のために一生懸命がんばるあなたの人生がもっと輝くものになりますように！

「そもそも人生の目標なんて考えたこともない」という人もいるでしょう。小さい頃は大人たちから「大きくなったら何になりたい？」とよく聞かれるものですが、その頃は割と簡単に答えられたはずなのに、大人になるとまったく思いつかなくなってしまう人もいます。

人生の目標がなくなってしまうのにはさまざまな理由があります。原因が自分にある場合もあれば、他人が原因になっている場合もあります。まずはそこから紐解いてみましょう。

自分の得意、不得意が分からない

まず一つ目の理由として考えられるのが、「自分の得意、不得意が分からない」というものです。そもそも自分の得意なことや不得意なことは、自分一人ではなかなか気付くことができません。なぜなら、自分を客観的に見つめるのはとても難しいことだからです。

でも、自分が何かをしたときに他の誰に喜んでもらえたなら、きっとそれがあなたの得意なことでしょう。その得意なものを伸ばすような目標を立てると、メリハリのある人生を送れるようになる可能性が高いです。

熱中できることがない

何かに熱中していると、次々にやりたいことや目標が思い浮かびます。一方で、熱中できることに出会ったことがないという人も多いかもしれませんね。

例えば、学生の頃の部活動やサークルなど、友達が楽しそうに本気で取り組んでいる横で、自分は冷めた目で見ていたという人もいるのではないでしょうか。そんな人は結果にこだわり過ぎている可能性があります。

何かおもしろそうなことに出会ったら、成果を得られるかどうかはあまり気にせずに、好奇心のままに取り組んでみましょう。限られた人生の中で、何かに熱中できる瞬間があるだけでも十分な成果が得られていると思いませんか？ある一瞬を精一杯楽しむということも立派な目標になり得るのです。

完璧主義になっている

人生のうちで、物事が計画通りにうまくいくことは滅多にありません。そんな時、決めたことを完璧にできなかったと悔やんでしまう人は、だんだんと目標を持つこと自体が億劫になってしまう可能性が高いです。

人生の目標の決め方のコツは、自分に厳しくし過ぎないことです。人生を楽しむための目標で自分の首を締めてしまわないように、はじめはゆったりとした目標を立ててみるといいですよ。

周りの目を気にしすぎている

周りの目を気にしてしまう人も、自分の人生の目標を決めることに苦労する傾向があります。自分の決めた目標が他人から見ておかしくないか、ということに気を取られることが多いからです。目標が達成できなかった時に怒られたり笑われたりしてしまうのではないか、という心配もありますよね。

でも、あなたの人生をあなたがどう使ったとしても、他人がどうこう言うことはできないはず。自分の人生を楽しむために、まずは自分が最高に楽しめる目標を立ててみましょう！

人生の目標なんてなくても、生きていけます。でも限られた人生を精一杯楽しむためには、何か目標を掲げた方が濃密な時間を送れるのではないでしょうか。ここからは人生の目標を決めるメリットについてご紹介します。

努力する方向を定めやすい

人生の目標を決めると、そこに向かって努力しやすくなります。例えば、海外に友達を作りたいと思ったら、外国語の勉強にも身が入りますよね。サボりたくなった時にも、まだ見ぬ友達を妄想することで気持ちをリセットできたりします。

語学はもちろんのこと、スポーツでも仕事でも習得している間は心が折れやすいものです。でも、目標をしっかり掲げることで、挫けそうになったときも自分の気持ちを軌道修正しやすくなりますよ。

自分磨きに繋がる

目標をしっかり掲げて努力していくと、それまで見えていた景色とは違う風景が見えるようになってきます。最初は友達を作ることが目標だった語学の習得も、自分のレベルがどんどん上がっていけば、その語学を生かして仕事をしたいなどと次の目標が浮かんできます。

そしてまた努力して目標を達成し、さらに新しい目標を決定するというサイクルが回り始めると、人生がどんどん楽しい方向に動き出します。これはまさしく自分磨きの一つです。気づかぬうちに自分が磨かれていくなんて素敵な人生ですよね。

時間を大切に使える

人生の目標を決めると、そこに向かって限られた人生の時間をどのように使おうか必死に考えるようになります。どんな人間にとっても１日はたった24時間しか与えられていません。

漫然と過ごしても、人生の目標のために濃密に過ごしても同じなのであれば、自分のために大切に使いたいですよね。

死ぬまで楽しい人生を送れる

死ぬ直前、人は走馬灯を見るようにそれまでの人生を振り返るそうです。楽しかった記憶が子供の頃の記憶ばかりでは少し寂しくありませんか？人生の目標を決めて精一杯生きてきた人であれば、大人になってからもたくさんの刺激的な経験に恵まれるはずです。

目標を一つ達成すれば、もっと素敵な新たな目標が思い浮かびます。たとえ体が衰えようが、新しい目標を掲げ続ける人には新しい毎日がやってきますよ。

とは言っても、いきなり自分だけの力で人生の目標を決めるのは意外と難しいことです。ここからは人生の目標の例をいくつかご紹介します。気になるものがあったら、自分なりにアレンジして使ってみてくださいね！

今年中に１つ資格を取得する

今年中に資格を一つ取得してみるのはいかがでしょう？仕事や学業に関連するものでもいいですし、趣味のスキルアップのためでもいいですね。自分が楽しく勉強できそうな物を選んでみるのもオススメです。

資格の勉強を始めると新しい知識が増えるだけでなく、勉強時間を捻出するために効率的な生活を意識できるようになります。勉強する癖が付けば、来年以降も新しい資格に挑戦し続けたいという気持ちが芽生えてくるでしょう。

毎日ランニングを続ける

運動の得意な人は毎日ランニングをしてみるのもオススメです。ランニングを続けていくと自分の体が徐々に変わっていくのが実感できます。一年後には、ランニングを始めた頃と比べて体つきや身体能力が大きく向上しますよ。

ランニングで基礎体力を鍛えることができれば、新しいスポーツを始めても楽しむことができますよね。また、同じコースを走る人と顔見知りになって友達になれることもあります。外で体を動かすのは楽しいですよ。

行ったことのない場所に出掛ける

最近うちに引きこもりがちという人は、行ったことのない場所に出掛けることを目標にしてみましょう。海外や有名な観光地めぐりのような大それた旅行にしなくても、近所に隠れた穴場があったりしますよ。

例えば、近所の歴史的な寺社や銘石をめぐるだけで、過去の人達の人生をめぐることができます。地域のことに詳しくなったら、そこで興味を持ったことを歴史書で調べてみるのも楽しそうですね。現場と書籍、両方で身につけた生きた知識は、いざという時に人生の助けになりますよ。

新しい友だちを増やす

ここ数年同じ友達としか遊んでいないという場合には、新しい友達を作ることを目標にするのもいいですよ。友達とまではいかなくても、初めて会った人と積極的に話をするように心がけるだけで新鮮な刺激を受けることができます。

新しい友達を起点に、次々に人脈が広がっていくこともあります。時には「人生の師」に出会えることもあるでしょう。社会人なら、地域の交流会などに顔を出してみると新しい出会いに恵まれるかもしれませんね。

ここまで人生の目標の例をご紹介しましたが、やっぱり自分で考えたいという人も多いでしょう。自分の人生に関わることですから、自分で考えて決めるのが一番です！ここからは自分にあった人生の目標を見つける方法をご紹介します。

気になっていることを紙に書き出す

気になっていたけれどこれまで手を付けることなく心の引き出しにしまっていたことを再確認してみましょう。紙に書くのが一番手っ取り早いです。その中でトップ３を抜き出して、実行するための方法を具体的に考えてみます。

こうすることで、目標達成までの道のりをはっきりと描くことができます。そして、紙に書いている間にどんどんモチベーションが上がってきます。自分がやりたいことにじっくり向き合うのって楽しいですよ。

最新の情報をチェックする

昔好きだったことや興味を持っていたことについて、最新の情報をチェックしてみると新しい発見があるかもしれません。技術の進歩やカリスマ的存在の出現によって、業界は大きく様変わりしている可能性があります。

なにより、昔やった事のある分野であれば基礎知識があるので、全く新しいことに手を出すよりもハードルが低いはず。最新の情報とあわせて、今の自分がやりたいことを目標に据えてみるのもいいでしょう。

本を読む

本を読むことで、自分とは全く違う人生を歩んできた人の考え方や生き方に触れることができます。歴史の授業で習うような人物は人間的魅力に溢れていることが多く、人生の目標にするのにぴったりです。

また、未来を科学的に予測している本も面白いですよ。変わっていく世界の中で、自分がどのような人生を生きていきたいかを具体的に考える材料になります。

本を読む時には傍らにメモ帳をおいて、気になったことを記録していきましょう。書き出したメモの中にあなたの人生の目標が隠れている可能性が高いですよ。

目標となる人を見つける

歴史的な偉人ではなくても、実際の生活の中で人生の目標となる人を見つけることもできます。「人生の師」というやつですね。これまでに会った人の中に、この人はすごい！と思える人はいませんでしたか？

もし思い浮かぶ人がいるのであれば、その人物のどのようなところに関心をもったのか考察してみましょう。誰とでも仲良くできるとか、頭がいいとか、勘が鋭いとか、自分が憧れる特性を書き出してみるいいですよ。

そうすると、自分が憧れる人物像を具体的にイメージすることができます。その人物を目指すことを人生の目標にしてみるのもいいですね。

孤独に浸ってみる

人間は誰かと話しているときよりも、一人でいるときのほうがアイデアが浮かびやすいと言われています。人生の目標を決める時には、あえて一人の空間や状況を作り出し、じっくりと問題に向き合ってみましょう。

友達と一緒に考えてもいいですが、友達の意見に引っ張られたり、友達よりかっこいい目標を立てようとして虚勢を張ってしまうかもしれません。自分の人生のための目標ですから、まずは自分で考えてみることをオススメします。

一旦完成した目標を友達に発表して、客観的な意見をもらったり、応援してもらうのはとてもいいことですよ。

これまでの人生を振り返る

アルバムや日記を見返しながら、これまでの人生をじっくり振り返ってみましょう。今は人生の目標を見失っていたとしても、小さい頃には「今日はこれをする」「明日は友達と遊ぶ」と毎日新しい計画を立てて、生きることを楽しんでいたのではないでしょうか？

十年前の自分を思い返してみても、今とは全く違うことに興味を持ち楽しんでいたはずです。その当時のあなたの人生の目標が今のあなたを形作り、そして支えています。過去の自分だったら、今の年齢になった自分に何を期待するだろう？と妄想してみるのもいいですよ。

人生の目標を過去の自分に問いかけてみましょう！

人生の目標を決める際にはいくつかのことに注意する必要があります。下手をすると目標をたてた時点で自信を失ったり、精神的なダメージを受けてしまうこともあります。人生の目標は、あくまでも自分のために立てることが大切です。ここから具体的にみていきましょう。

人と比べない

何より大切なことは、人と比べないことです。あなたの人生はあなたのためにあるものです。他人に主軸を置いてしまうと、自分の本当の気持ちを見失ってしまいますよ。あくまで自分の気持ちに素直になることが大切です。

ましてや、他人に批判されたからと言って目標を変えるなんてもったいないですよ！他の人が想像もできない、羨むような人生の目標を立てることができたのです。自信を持って目標達成に向かって努力しましょう。

その代わり、あなたを応援してくれる人がいたら思いっきり頼ってくださいね。人と比べることと、誰かと一緒に大きな目標に向かって協力することは、全く違うベクトルの問題です。

目指し方が分からない大きな目標は避ける

ゼロの状態からいきなり「大金持ちになる！」とか「火星で暮らす！」というような大きすぎる目標を立てることは避けましょう。目標達成までの道筋がイメージしづらく、早々に挫折する可能性が高くなってしまいます。

人生の大きな目標として掲げるのはいいことです。そこから、その目標を達成するために具体的に必要なことを調べて、一年程度で達成できそうな現実的な目標を立てましょう。例えば、「大金持ちなる」が最終目標なら、まずは転職活動をしてみるとか、副業を始めてみるとかです。

具体的な目標を積み重ねていくことによって、人生の大きな目標を叶えるための具体的なビジョンが見えてきます。まずは次の一年の人生の目標を立てることからです。

完璧主義にならない

人生の目標を立てる時は、完璧主義にならないように気をつけましょう。特に真面目な人ほど、注意する必要がありますよ。目標を達成する過程に意義を見出すようにすることが大切です。たとえ目標を完璧に達成できなくても大丈夫ですよ。

物事はなかなか自分の計画通りには進みません。自分が一生懸命努力していても、トラブルに巻き込まれることはよくありますよね。完璧主義に陥ってしまうと、目標達成までに起こりうるトラブルを考えるだけで、目標を立てること自体が億劫になってしまいます。

人生の目標はあくまで自分の人生を楽しくするためのアイテムです。目標に向かって努力する過程を楽しみましょう！

ときどき反省する

人生の目標達成のために努力を始めて数ヶ月たったら、目標までの道筋がぶれていないか、ときどき反省してみましょう。予定よりもいい方向に進んでいるなら大成功ですから、どんどん進んでいきましょう。

一方で、なんか目標とずれているなと感じたら、細かく軌道修正することをオススメします。実際にやってみると、思いがけないトラブルが起きたりするのは仕方のないことです。また、人によっては他人の目が気になる時期もあるでしょう。

自分の本当の目標はなんだっけ？と、常に心に問い続けるといいですよ。

人生の目標を作る時に本を読んでみるのはオススメです。自分で買うのはちょっと…という人は図書館などで借りてみましょう。本を読むことで自分とは全く違う生き方をしてきた人たちの考えに触れることができます。

ビジネス系や心理学系の本には、人生の目標作りをダイレクトに説明してあるものも多いです。また、歴史的な偉人の本を読むことで、「人生の師匠」を見つけることもできるでしょう。中には漫画化されているものもあったりしますので、活字が苦手な人は漫画を試してみてくださいね。

『目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣』（嶋津 良智 著／明日香出版）

目標を立ててはみるものの、いつも計画倒れでなかなか達成できなくて困っているいる人にオススメの１冊です。著者は敏腕営業マンの後に若くして会社を設立し、株式上場を果たした人物です。

本書に書かれているのは、お金や時間がない人でも継続できる仕事や趣味の目標の達成方法です。読んでみると「こんなの当たり前のことじゃん」と感じる人もいるでしょう。

でも、本書を読みながら、そんな当たり前のことがちゃんとできているか自分に問いかけてみると、意外とできていないことに気付かされます。人生の目標を決めたら、傍らにおいてときどき反省しながら読みたい本です。

『マイ・ゴール』（リチャード・H・モリタ 著／イーハトーヴフロンティア）

シリーズ化され、副題の異なる本がいくつか出ています。最新のものは2008年に出版された『完結版マイ・ゴール 成功の秘訣は“選択”そのものにあった！』というタイトルです。

人生の成功や目標達成のために最も大切なことは、自分の本心に則った「選択」ができるかだ、という強烈なメッセージが書かれています。努力やポジティブさ、根性論を重要視するビジネス本や自己啓発本が多い中で、やや異質ですよね。

人生の目標は自分の中にあり、過去の自分にしっかり向き合うことで正しい人生の目標を見つけられると説いています。300弱の質問に答える形式なっていますので、手を動かしながら自分と向き合うことができますよ。

『ザ・コーチ』（谷口 貴彦 著／プレジデント社）

この本の副題は「最高の自分に出会える『目標の達人ノート』」です。冴えない中年男性が主人公の小説風な構成になっていますので、取っ掛かりやすく感じられるでしょう。

この本で重要視しているのは、自分のイメージやワクワクする気持ちを大切にすることです。なぜ目標を立てることが大切なのかなど、基礎の基礎に迫る解説も充実しています。

主人公と一人の老紳士とのやり取りを読んでいく中で、自分もこんな風に変わりたい！という気持ちが沸き起こってくる一冊ですよ。

『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』（スティーブン・R・コヴィー 著／キングベアー出版）

世界的に大ヒットした自己啓発系書籍の一つで、日本でも有名な一冊です。自分を成長させるために必要な７つの習慣を解説しています。人生の目標達成のためには、小手先のテクニックではなく、根本的な人格を磨くことが大切だと気付かされますよ。

特に、第１の習慣「主体的である」、第２の習慣「終わりを思い描くことから始める」、第３の習慣「最優先事項を優先する」は、人生の目標を設定する人にとって、とても有意義な内容でしょう。

ボリュームのある本なので一度で全てを理解がするのは大変ですが、心に残った言葉をメモするだけで背筋の伸びる良書です。

『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』（ジュリア・キャメロン 著／サンマーク出版）

何か知識を得るというよりは、自分で手を動かして、自分の本当の気持ちに向き合う手助けしてくれる本です。この本に書かれたワークをこなしていくと、やりたいことやワクワクすることを自分の言葉で表現することがとても楽しくなってきます。

なお、アーティストという言葉が本書の中では用いられていますが、実際にアーティストでなくても大丈夫ですよ。自分の中の内なるアーティストという意味で捉えましょう。

この本は、既にご紹介した『マイ・ゴール」』よりややライトな構成で、読書初心者でも取っ掛かりやすい内容になっています。優しい語り口に導かれて、いつの間にか最後まで読み進められますよ。

『ザ・ミッション 人生の目的の見つけ方』（ジョン・F・ディマティーニ 著／ダイヤモンド社）

日本の義務教育ではあまり学ぶことのない「価値観」の理論について、この本から学ぶことができます。本書を読む中で、より良い人生を生きるための価値観の持ち方や探し方について深く考察することができるでしょう。

歴史上有名な偉人の名言も数多く収録されていますので、自分の気持ちを奮い立たせてくれる言葉に出会うこともできますよ。やや難解な表現もありますが、繰り返して読むことで自分の深層心理に少しずつ近づくことができるでしょう。

ここまで、人生の目標を設定するには、自分の気持ちに正直に向き合うことが大切だと紹介しました。じっくりと時間をかけて人生の目標を設定したら、それを達成するためにはどんなコツがあるのでしょうか。

大きな人生の目標を掲げるほど、小さな努力をコツコツと積み重ねたり、変化の乏しい時に自分を飽きさせないための工夫が必要です。ここからは、人生の目標を達成するためのコツをご紹介します。ほんの少しの工夫で目標達成までの道のりが歩きやすくなりますよ。

目標を細かく分ける

人生の最終目標が決まったら、どんな手順をふめばその目標を達成できそうか、ロードマップを書いてみましょう。できるだけ細かく具体的に考えることが大切です。どうやったら達成できるのか思い浮かばない場合は、人に聞いたり調べたりしてください。

大きな目標を細かく切り分けて考えていくことで、「少し頑張れば達成できるかも」という自信が湧いてきます。「千里の道も一歩から」といいますが、一歩の歩幅は小さい方が歩きやすいですよね。

段階としては、大中小の３段階くらいに設定すると書きやすいですよ。まずは最初の１ヶ月で達成したい「小目標」を明確にしてみましょう。

目標に対して期日を設定する

あなたの描いた人生の目標は、いつ頃に達成される予定でしょうか？人生の目標を達成して喜んでいる自分を想像してみると、何歳くらいに見えますか？何かやりたい物事を決めた時には、期日を設定することが大切です。

いつかやろう、今度やろうと考えていると、いつの間にか時間は過ぎ去ってしまいます。上の項目で説明したように、目標を細分化したのもそのためです。１年分の目標をまとめて考えてしまうより、１ヶ月分の目標を毎月初めに立てて実行したほうが、計画倒れしにくくなりますよ。

やるべきことを明確にしておく

やるべきことを明確にしておくのも重要です。計画を立てている間は気持ちが高まっているので、抽象的なメモでも満足できることが多いです。しかし、いざ計画を実行しようと思ったらざっくりしすぎていて、自分が何を書いたのか分からないなんてことになってしまいます。

やるべきことは明確に、できることなら数字を使って具体的に示しましょう。例えば、「１週間でこの本を読んで感想を書く」よりも、「毎日この本を30ページ読んで、日曜日に感想を書く」の方が明確ですよね。予定が遅れてしまった時にも軌道修正しやすくなりますよ。

ちいさな自分へのご褒美を準備する

やるべきことを期日通りに達成できたら、自分に小さなご褒美をあげましょう。自分に厳しくするだけでは続きません。頑張ったことをまずは自分で評価しましょう！

とは言っても、大きすぎるご褒美をもらうと、満足してそれ以上頑張ることを止めてしまうことも。ちょっと足りないなと感じるくらいが、ご褒美としては最適ですね。趣味のグッズのシリーズを一つずつご褒美にするとモチベーション維持に効果的です。

友達に成果を聞いてもらう

いくつかの目標が達成できたら、仲のいい友達に成果を聞いてもらうのがオススメです。仲のいい友達なら、あなたの努力する姿を心から喜んでくれるでしょう。運が良ければ、あなたの目標達成のために力を貸してくれるかもしれません。

また、友達にいい報告をしたいと思うようにもなるので、モチベーション維持に役立ちます。自分の気持だけで大きなことを成し遂げるのはとても大変です。頼れるところは思いっきり頼ってみることも大事なスキルの一つですよ。