今「人を好きになれない人」が増えている?
内閣府の調査によると、「恋人が欲しくない」と考えている20代の男女は約4割にのぼるのだそう。趣味や仕事で日々忙しく過ごすことができ、更にインターネットやSNSも普及しているため、孤独を感じることが少なくなっているのが一つの要因と考えられます。
恋愛しなくても満足しているなら、「人を好きになりたい」と願うこともないでしょう。するとますます恋愛から遠ざかり、人を好きになれなくなる可能性は大いにあります。
そこで今回は、人を好きになれない人の特徴や経験談をご紹介します。記事の内容と照らし合わせながら、自分自身を見つめなおしてみてくださいね。
人を好きになったことがない人も…
近年、恋愛するのもしないのも自由な時代になっています。「適齢期になったら結婚しなければならない」という意識も変化しつつあるため、恋愛に対する貪欲さもなくなっているようです。
先ほど触れた内閣府の調査によると、交際経験がある人より交際経験がない人の方が、「恋人が欲しくない」と答えた割合が約20%も多かったそう。このような人は、もしかするとそもそも人を好きになったことがないのかもしれません。
若い頃から人を好きになったことのない人は、歳を重ねると恋愛をすることがますます難しくなるでしょう。
他人に興味がない人は意外と多い?
人を好きになれない人は、そもそも他人に興味がないことが多いようです。他人を好きになるには、相手を知る必要がありますが、他人に興味がなければ相手を知ろうしないので、好きになることもないのでしょう。
人付き合いを苦手とする若者や、独り身を楽しめる人が増加傾向にあるということは、他人に興味がない人も意外と多いのかもしれません。
他人に興味がなくても、学校や職場で最低限のコミュニケーションが取れれば不自由はありませんよね。そのため、他人に興味がない自分にも特に違和感を覚えないのでしょう。
出典:内閣府『平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書』(2014年)
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/h26/zentai-pdf/pdf/2-2-2-1.pdf