そもそも「焦らしプレイ」とは?焦らす目的は何?
焦らしプレイは、相手が望んでいる快感を簡単に与えないのが最大のポイント。もったいぶってなかなか核心に触れないといった行動が、相手の興奮を高め、身体の感度をよくすることにつながります。
セックスがマンネリになってきたと感じたときや、もっと刺激的なセックスがしたいと思ったときに最適なプレイなので、興味のある男女は多いでしょう。そこで今回は、焦らしプレイについて、さまざまな角度からご紹介します。
知れば実践したくなる!焦らしプレイの魅力とは
興奮度がアップする
焦らしプレイの特徴は、焦らす側と焦らせれる側とにわかれることだと述べましたが、より興奮を感じるのは、どちらかというと焦らされる側です。そして、焦らす側は男性、焦らされる側は女性というケースが一般的ですが、とはいえその逆もあります。
焦らすメリットは、興奮度がよりアップすることです。男性の興奮するスピードは速く、ちょっとした性的刺激で興奮し、射精にまで到達できる一方、女性が性的に興奮するまでには時間がかかります。
焦らしプレイで男性が焦らす側に回った方が効果的な理由は、女性の興奮度をアップさせることができるから。徐々に興奮していく女性の姿を見ることで、男性も興奮するでしょう。
セックスのマンネリ防止になる
セックスのやり方はいくつもありますが、どんなプレイであれ、いつもと違うセックスをすることで、新鮮な気分になるのは確かです。セックスがいつも同じようなパターンで始まり、同じルーティンで進んで終わっているとしたら、味気ないと感じるのではないでしょうか。
長く付き合っていると、エッチな行為ですらマンネリになりがちです。マンネリな状態が長く続くことで、次第にセックスをする回数が少なくなるかもしれません。それを避けるために、焦らしプレイは非常に効果的と言えます。
普段と違うことをされるだけで、人は驚くもの。それがセクシャルな行為の場合、ビックリするとともにドキドキ感を得ることができるため、マンネリを打開できるでしょう。
主導権を握ることができる
焦らしプレイには、焦らす側と焦らされる側が存在します。一般的には男性が焦らし、女性が焦らされるパターンが多く、先述したように、女性の性的な興奮を高めるためにも、適した役割分担だと言えるでしょう。
とはいえ、たまには立場を逆転させてみるのもおすすめです。女性が主導権を握って男性を焦らしたら、かなり興奮するセックスになるはず。男性は普段は自分が攻める側なので、女性に主導権を与えることで、今までに味わったことのない快感を得られるでしょう。
焦らす側と焦らされる側が入れ替わっておこなう焦らしプレイは、男女双方の気分を高揚させるのに大変役立つと言えます。
性感帯が開発される
セックスで相手を焦らすには、それなりに時間がかかります。そして、時間をかけてくまなく相手の体を探っていくうちに、思いがけないところに性感帯があるとわかるケースがよくあります。
特に女性は、前戯にたっぷりと時間をかけてもらうことで、性的興奮がじわじわと高まっていきます。男性のように急激に高まるのではなく、徐々に興奮していくのが特徴なので、女性を興奮させるには焦らしプレイほどうってつけのセックスはないでしょう。
四方八方から快感が押し寄せてくることによって、これまでまったく感じなかった部分が敏感になり、思わぬ性感帯が見つかることがあるのです。男性には開拓の楽しみが生まれそうですね。
初めてでもできる!焦らしプレイのやり方を解説
まずはキスを焦らす
セックスの前には、エッチな気分を盛り上げる工程が必要。男性なら女性の身体にそれとなくタッチしたり、そばに抱き寄せたりしますよね。女性からは、男性の肩にもたれてみたり、腕を組んで意図的に柔らかな胸を押し付けたりといったことが、セックスしたいという意思表示になるのではないでしょうか。
気分も盛り上がってきたしあとはセックスするだけ…といきなり裸になるのは、焦らしプレイではNG。まずは、キスを焦らすのがおすすめです。唇は非常に敏感ですので、性的興奮が高まってくると感度が良くなります。
そのため、焦らすことで「もっとしてほしい」という気持ちにさせることができ、いざキスをした時には、いつもよりも情熱的なキスになるのです。
服を脱がせるのを焦らす
キスを交わしながら、相手の服を脱がせたり、互いに服を脱ぎ合うことも多いでしょう。ただし、キスで情熱的に盛り上がったあと、すぐに服を脱がせるのはちょっと待った!
情熱的なキスを交わしたら、次は服を脱がされると女性は思うはず。そこをあえて焦らし、なかなか脱がせないのが興奮を高めるポイントです。わざと洋服の生地越しに体を触れば、女性は「直接肌に触れてほしい」という気持ちになるでしょう。肌に触れてほしいという欲求が満たされないことで、興奮がより高まります。
女性が主導権を握るなら、男性の目の前でゆっくりと服を脱いでいくといいでしょう。その一挙手一投足から、彼は間違いなく目を離せなくなります。
ボディへの愛撫を焦らす
すでにお互いにセックスの回数を重ねているなら、どこが感じるかを知っているはず。そこで、焦らしプレイでは、相手がもっとも感じる部分への愛撫をしないのがポイントです。
男性の愛撫の仕方がルーティン化しているなら、次はこうきて、その後はこう、という流れが、女性にはわかっています。先がわかっていることが、興奮につながらない大きな要因と言えるでしょう。
そのため、「いつもはそんなことしないのに!」と相手が驚くような予測を覆す愛撫をするのが、焦らしプレイでは重要。もっとも感じる部分への愛撫は徹底的に焦らし、あえて触れないようにするのが効果的。女性は触ってほしいのに触ってもらえなくて、どんどん興奮度が高まっていきます。
挿入を焦らす
キスで焦らし、服を脱がせることで焦らし、さらには触れてほしい場所にあえて触れない愛撫に焦らされたら、女性の興奮はもうMAXになっているはず。焦らしプレイのセックスでいざ挿入された時、これまで感じたことがないような快感を覚える女性も少なくありません。
その挿入さえも焦らしたとしたら、彼女から懇願の声が聞こえてくるかもしれません。焦らしプレイにおける挿入の焦らしは、男性が主導権を握る場合にのみできる方法ですが、女性を高みに導くには、まさに究極の焦らしとなります。
フェラで焦らす
女性が主導権を握って、男性を翻弄したい時にできるもっとも効果的なやり方が、フェラで焦らす方法です。男性が女性を焦らすパターンが多いので、女性がとれる方法の中ではもっとも刺激的なやり方と言っても過言ではありません。
男性のほとんどがフェラをしてもらいたいと考えているため、女性がその体勢になれば、大喜びでさせてくれるでしょう。
フェラは、女性の口が女性器代わりになるため、気持ちよくさせるにはある程度の経験とテクニックが必要です。ただし、一番の目的は焦らすことなので、気持ちよくさせすぎないことがポイント。
男性がイキそうになったとたんに愛撫をやめる、いわゆる寸止めができれば、男性が悶絶するのは必至です。
乳首で焦らす
同じく、女性が男性を焦らす時におすすめなのが、上半身の中でもっとも強い性感帯である乳首を攻めること。この時に気を付けたいのが、女性ならではの柔らかな手をいかした、フェザータッチで愛撫することです。
女性の乳首は常に男性から愛撫されて、性感帯として開発されていますが、男性の場合は意外とそうでもありません。しかし、未開拓な男性も少なくないからこそ、乳首への攻撃はかなり効果的なのです。
乳輪の周りをなぞったり、たくましい大胸筋にキスをしたりと、徐々に乳首への意識を高めるように焦らすのがおすすめ。すでに乳首が性感帯になっている男性なら、かなり焦らされていると感じるはずです。
気持ちいい焦らしプレイのコツとは?
焦らしながら言葉責めする
言葉によって、人はさらに性的に興奮します。これは、言葉を話す人間ならではの刺激だと言えるでしょう。特に男性から女性への言葉責めは、女性を興奮させるにはうってつけ。
女性はセックスの最中でも、露骨な性的表現には羞恥心を感じる人が多いもの。そのため、「どうしてほしいか言ってごらん」などと耳元で囁いてみましょう。言葉にして求めなければならないという恥ずかしさが、彼女をより興奮させ、感度を高めるはず。
特にMっ気のある女性は、羞恥心とドキドキが相まって、普段よりもさらに感じるでしょう。彼の声が低くて魅力的だとしたら、その甘い声で囁かれる意地悪な言葉に感じてしまうのも、無理はありません。
優しく囁く
恥ずかしがり屋の女性に刺激的すぎる言葉責めをすると、逆に冷めさせてしまうかもしれません。責められるとうれしがるタイプの女性が相手なら、言葉責めは興奮を高めることにつながりますが、そうでない女性には注意が必要です。
焦らしプレイで言葉を活用するのは、女性が恥ずかしがるように仕向けるためだけではありません。耳元で優しく「好きだ」「愛してる」と囁かれることで、幸せな気分が女性の体を駆け抜け、一気に興奮が高まります。
彼に愛されたいと願っている女性にとっては、耳元で囁かれる優しい愛の言葉以上に、興奮させられるものはないでしょう。触れてほしいところに触れてもらえないもどかしさと反比例して、彼の囁きによる喜びが高まり、ますます身体が火照っていくはずです。
Sになりきるのがコツ
お互いに何度も体を重ね合った仲であれば、男性が主導権を握って徹底的にSになりきるのもおすすめです。特に、最近セックスがマンネリ化してきたと感じているなら、これでもかと執拗に彼女を焦らすことで、「いつもと違う!」と女性が感じるのは確かです。
たしかに、女性にとっていつもと同じセックスは、つまらない一方で安心感もあります。したがって、いつもと違うプレイをされることによって、少なからぬ不安を抱きますが、しかし、この不安が興奮へとつながるのです。
「どうしちゃったの?いったいどうなるの?」という不安な気持ちが性的な刺激になり、いつもより感じてしまう女性は多いでしょう。
唇以外へのキスが効果的
セックスが始まる合図と言えば、キス。キスを焦らす方法は、男性から女性にするのはもちろん、女性から男性にするのも効果的です。キスくらいなら、女性も抵抗を感じることなく彼を焦らすことができそうですよね。
ただし、焦らしプレイでもっと気持ちよくさせたいなら、唇以外の場所にも注目することが大事。唇に近い性感帯としては、首筋や耳がよく知られています。首筋に唇を這わせることで、背中がゾクゾクするような快感を覚える人は、男女問わず多いもの。さらに、耳に触れられると弱い人も少なくありません。
耳にはキスだけでなく、フッと息を吹きかけるのも効果的。女性も男性の耳に甘い言葉を囁きながら、フッと息を吹きかけてみましょう。
焦らしプレイに向いているのはこんな人!
いじめる、またはいじめられるのが好きな人
男女のエッチでしばしば話題に挙がるのが、自分のエッチの嗜好や傾向です。SかMかという言い方をよくしますが、Sはサド、Mはマゾを意味します。
サドはサディズム、マゾはマゾヒズムを略した言葉で、一般的にSは責めるのが好きな人、Mは責められるのが好きな人と解釈されます。SかMのどちらかの嗜好を持っている人に焦らしプレイを行うと、より興奮を高めることができるので、SまたはMの人は焦らしプレイをするのに向いています。
責めることで興奮する人と、責められることで興奮する人の組み合わせなら、焦らしプレイは最高に気持ちいいセックスになりそうですね。
恥ずかしい行為に興奮する人
恥ずかしい行為に羞恥心を抱くことで興奮する人も、焦らしプレイには適しているタイプです。SかMかで分類するなら、恥ずかしい行為に興奮する人は、責められることで性的な興奮を覚えるMな人でしょう。
たしかに焦らしプレイは、恥ずかしい行為をされて興奮するMタイプに効果的です。しかし、相手に恥ずかしい行為をすることで興奮する、Sタイプの人にも効果的です。
焦らす方に回るか、焦らされる側になるかはさておき、互いに恥ずかしさに興奮するなら、まさに最適な組み合わせ。興奮材料が共通しているため、焦らしプレイが効果的に働く人たちだと言えます。
刺激的なプレイが好きな人
マンネリ化を防ぐことにもつながるのが、いわゆる一般的なセックスではないプレイをすること。焦らしプレイが普通のセックスではないというわけではありませんが、これまでしてこなかったのなら、刺激を感じるのは間違いないでしょう。
セックスで刺激を与える方法にはいろいろあり、人によって刺激的と感じる内容も異なります。「セックスでは男が責めるのが当たり前」と考えている男性を相手にするなら、女性が主導権を握って責めれば、刺激的な焦らしプレイが成立します。
責めるのが当然と考えている男性が女性に責められたら、これぞまさに非日常。刺激的なプレイにハマり、互いに焦らし合うことになるかもしれませんね。
愛されたいという気持ちが強い人
焦らしプレイは、じっくり時間をかけておこなう必要があります。男性が女性を焦らすのが一般的なので、愛されたいという気持ちが強い女性は、焦らしプレイによっていっそう興奮が高まることでしょう。
これまでに感じたことのない気持ちよさは、愛されているという満足感につながります。男性は興奮し始めてから絶頂に達するまでの時間が短いため、女性はしばしば欲求不満に陥りがち。その結果、愛されていないのではという不安を抱くことも少なくありません。
愛されたいという気持ちが強い女性にとって、時間をかける必要がある焦らしプレイは、彼からの愛情を感じられるセックスになるため、非常に適している人と言えます。
焦らしプレイに不向きな人とは?
性欲が強い人
性欲が強い人は、焦らすという行為を、単なる時間の引き延ばしに過ぎないと感じる可能性が大きいです。性欲が強い人と聞くと、たいていは男性を連想しますが、女性にも性欲の強い人はいます。
女性で性欲の強い人は、どちらかというと男性を責めたいSっ気の持ち主。焦らされるよりも自分が焦らす方が好きなので、もし焦らされたらイライラしてしまうでしょう。Mっ気の強い女性は、焦らされることで性的興奮が高まって気持ちよくなりますが、Sの女性は焦らされると不快感を強く覚えてしまいます。
男性にも当てはまることですので、互いに相手の性欲の強さを見極めることが大事です。
セックスの経験が少ない人
男性が主導権を握って焦らしプレイをする場合、女性にセックスの経験が少ないと、そもそも焦らされるということがどういうものかがわからないケースもあります。
セックスの経験を積むほどに、駆け引きがうまくなり、相手を焦らして楽しめるようになります。そのため、経験そのものが少ないと、女性は焦らされていることにすら気づかず、キョトンとしてしまうかもしれません。
焦らして感度を高めようとしても、相手に伝わらないのでは焦らす効果が発揮されないため、セックスの経験そのものが少ない人には不向きです。焦らすのは男性からというパターンが多いので、女性のセックス経験が少ない場合は、セックスの回数を重ねてからがいいでしょう。
性感帯が未開拓な人
セックスの経験はそれなりにあるけれど、性感帯を開発されていない未熟な人も、焦らしプレイには不向きです。焦らすには、相手がもっとも感じるところへのタッチを避け、その代わりに別の性感帯を刺激することがポイントとなるからです。
女性がこれまでのセックスの相手に性感帯を開発されていなかったとしたら、男性が「ここは感じるはずだ」と思って性感帯を刺激しても、反応してくれないでしょう。くすぐったく感じたり、場合によっては違和感を覚えたりすることも少なくありません。
そうなれば、感度を高めるための性感帯へのアプローチも、まったく効果がなくなってしまいます。
セックスに嫌悪感を持っている人
どんな理由があるにせよ、セックスに対して嫌悪感を持っている人に不向きなのは言うまでもありませんね。そもそも、セックスをすることが嫌なのに、時間をかけて身体のあちこちを触られると考えただけでも、かなり不愉快になることでしょう。
セックスに嫌悪感を持っている人は男女問わず存在しますが、どちらかといえば女性の方が多いかもしれませんね。過去のトラウマが原因というケースがほとんどで、嫌悪感の底には恐怖心や罪悪感が潜んでいることもあります。
そのような女性と付き合ったら、経験が少ない女性や性感帯が未開拓の女性以上に、慎重に対応する必要があります。まずは安心させ、気持ちよく感じてもらえるように、男性は努力したいところです。
知っておこう!焦らしプレイをする際の注意点
しつこく焦らし過ぎない
焦らすことで性的興奮を高める効果があるとしても、あまりにもしつこく焦らされたら、興ざめするのも無理はありません。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言いますから、しつこくやりすぎると、嫌がられる可能性が大きいです。
女性の場合、せっかく気持ちよくなっていたのに、あまりにしつこくされて興ざめし、一気に冷静になることも。男性の場合は、しつこすぎる焦らしプレイで萎えてしまうかもしれません。どちらのパターンも、いい結果に終わらないのは明らかですね。
なにごともほどほどが大事。相手を興奮させ、感度を高めるために焦らすにしても、適切な時間とタイミングで切り上げるのがよいということがわかります。
時間に制限がある時はやらない
性的な刺激を受けて興奮し、セックスを始めたとしても、そもそも男性と女性では、絶頂に達するまでに要する時間が違います。したがって、焦らす行為が効果的に作用するのは、どちらかというと興奮するのに時間がかかる女性です。しかし、セックスする時間に制限がある場合、十分に焦らすことができません。
女性が男性を焦らす際にも同じことが言えます。時間に制限があると、途中で切り上げざるを得なくなり、これまで時間をかけて焦らしてきたにもかかわらず、一足飛びに終えてしまうことになるでしょう。
時間を気にしながらでは、じっくりと愛し合うこと自体がそもそも不可能なので、時間がない時はしないのが賢明です。
恥ずかしがるのはNG
相手を性的に興奮させる作用をもたらすのが、焦らしプレイのメリットです。そのためには言葉責めをしたり、服を脱ぐのに時間をかけたり、あるいは愛の言葉を囁くなど、さまざまな手練手管を発揮しなければなりません。
これまでセックスの最中に言葉を交わすこともなく、時間をかけて服を脱ぐといった手間もかけずにきた人なら、焦らす行為の中には恥ずかしいと感じるものもあるでしょう。しかし、焦らすことで彼氏や彼女を興奮させたいなら、恥ずかしがるのは一番のNGです。
言葉責めはもちろん、「愛してる」と耳元で囁くことすら恥ずかしがっていたら、気まずい雰囲気になってしまうかも。羞恥心をどう制御するかは、重要な注意点です。
自己中心的な焦らし
彼女をもっと気持ちよくさせたい、あるいは自分が主導権を握って彼に満足してほしいと思ってする焦らしプレイは、互いに刺激を与えあい、マンネリ化したセックスを打開するのに非常に効果的です。
しかし、相手に無理強いしたり、ただ単に自分の好奇心や欲望を満たすために焦らすのは、相手に対する思いやりに欠けた、自己中心的な行動以外の何物でもありません。
もっと気持ちいいセックスをしたいという気持ちが根底にあり、その結果、焦らすという行為につながっているのか、単に自分の欲求を満たすための行動なのかは、相手に必ず伝わるでしょう。自己中心的な考えのセックスは、どちらが主導権を握ったとしても、うまくいかないといえます。
【番外編】マンネリ防止におすすめの焦らしプレイ集
拘束プレイ
身体の自由を奪われた状態で、男性から女性へ、または女性から男性へ、どちらにもできるのが拘束プレイです。おそらく男女共に、してみたい気持ちとされてみたい気持ちの両方があるのではないでしょうか。
アダルトグッズには、拘束プレイのための手枷や足枷などが売られていますが、こうしたグッズに興奮する人もいれば、逆に興ざめする人も少なくありません。そこで、柔らかい布やタオルを使って、ベッドの柱などに両手両足をくくるのがおすすめです。
より刺激的にするには、両足を開いた状態にするといいでしょう。女性の両手を頭の上で一つにくくると、胸が突きだす格好になってさらに興奮できます。
目隠しプレイ
かつて世界中に衝撃を与えたのが、1986年に公開された映画『ナインハーフ』。ミッキー・ローク演じる謎めいたセクシーな男ジョンと、キム・ベイシンガー演じる離婚したばかりの女エリザベスとの倒錯した愛を、9週間半にわたって描いた作品です。
この映画が衝撃的だったのは、ジョンのエリザベスの愛し方。目隠しをしたエリザベスの身体に、氷を這わせるジョン。エリザベスの体が敏感に反応するシーンを見ていると、見えないことで身体の感覚が研ぎ澄まされることがよくわかります。
まさに、してみたい、されてみたいプレイと言えるでしょう。映画を一緒に見てからするのもいいかもしれませんね。
ソフトSMプレイ
SMプレイと聞くと、女王様に扮したボンデージスーツ姿の女性にムチ打たれることで、男性が興奮するプレイというイメージがありますが、男性が女性を責めるSMもあります。
とはいえ、本格的なSMプレイはちょっと怖いと思う人もいるでしょう。しかし、ソフトなSMなら大丈夫。程よく刺激を与え、マンネリ化したセックスを打開してくれる効果が絶大なので、おすすめです。
ソフトSMのやり方は数多くありますが、先述の拘束プレイもソフトSMの一つ。映画『ナインハーフ』の見所である、目隠しも同様です。
目隠しや拘束した状態で放置すれば、焦らし効果はさらにアップ。また、ローションをたっぷり使い、身体全体に塗っていくプレイもソフトSMに含まれます。
コスチュームプレイ
女性から男性に仕掛け、彼にいつもよりもっと激しく求めさせたいなら、コスプレをするのも効果的です。女性にとって、男性の両手足を縛るのはそう簡単なことではありませんし、目隠しをしたくても、なかなかうんと言ってくれなさそうですよね。
しかしコスプレなら、自分が自信を持って「これなら落とせる!」と思えるアイテムを選べるでしょう。セーラー服やスクール水着などを連想しがちですが、セクシーなランジェリーも立派なコスプレです。
ランジェリーの中でおすすめなのが、ベビードールと呼ばれるタイプ。かわいくてキュートなタイプから、大胆なものまで、形もカラーもさまざまです。時にはあどけなく、時には娼婦のように、視覚で彼をノックアウトできます。
身近にあるアイテムを利用
一度体験すると、その気持ちよさに悶絶必至となるのが、筆を使う方法。筆責めという言葉があるくらい人気が高く、男女どちらにも用いることができます。
用意するのは文字どおり、筆だけ。簡単に手に入りますし、アダルトグッズを使うのと比べてあまり抵抗を感じない点が、多くの男女が好んで試している理由かもしれません。
筆は、書道で使うものや絵画用のものなど、何でもOK。彼女がメイク用のブラシをたくさん持っているなら、それを使うのもいいでしょう。ただし、筆の中には比較的しっかりした素材でできたものもあります。デリケートな部分に用いるため、毛先が柔らかいものがおすすめです。
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