【ズバッと解説】半勃ちになる原因とは?改善策や注意点!女性の本音も

【ズバッと解説】半勃ちになる原因とは?改善策や注意点!女性の本音も

半勃ちとはどんな状態か、ご存じですか?情けない・恥ずかしいと思われがちな半勃ちですが、実は年齢に関係なく起こりうる現象なのです。今回は、半勃ちになる原因や改善する方法などを詳しく解説しています。半勃ちの経験がない方も半勃ちを防ぐためにぜひ参考にしてくださいね。


そもそも「半勃ち」ってどういう意味?

「半勃ち」という言葉をご存じですか?字の通り、ペニスが「半分くらい勃起している状態」のことを半勃ちと呼びます。

半分くらいとは、ガチガチに硬く勃起しているのではなく、かと言ってふにゃふにゃなわけでもない、ちょうど中間くらいのほどほどな硬さの状態です。完全な勃起がガチガチになっている状態を指すため、半勃ちは、ペニスの硬さが足りていないということになります。

では、なぜ半勃ちになってしまうのでしょうか?半勃ちは年を取ることで起こりやすいと思われがちです。ですが、実は年齢を問わず、若い人にも起こりうる現象なのです。

半勃ちが多い男性をどう思う?女性の本音は

半勃ちになると男性自身はショックを受けたり、落ち込んでしまうことが多いでしょう。では、パートナーである女性は半勃ちになる男性のことをどう感じているのでしょうか?男としても、相手にどんな風に思われているのかは心配なところですよね。

気持ち良くないしがっかりしてしまう


「勃ってるの?っていうくらい中途半端な状態で挿入されたけど、挿入されてる感覚もないし全然気持ち良くなかった…。」(22歳/女性/看護師)

完全な勃起と違って、半勃ちはやわらかさが残ります。そのため女性は、半勃ちで挿入されても勃起状態のときのようなペニスの感覚を得ることはできません。十分な硬さがあることで奥まで刺激を受け、快感を得ることができるからです。

半勃ちでは望んだ刺激が受けられず、物足りなさが残るため、女性としてはがっかりしてしまうのでしょう。

逆に私に原因があるのでは?と心配になる


「セックスしようとするたびに彼が半勃ちになってしまって最後までできない。もしかしたら私に魅力が無さすぎるのかも。」(27歳/女性/ネイリスト)

1度くらいの半勃ちであれば、緊張をしているのかな?疲れているのかな?など、自分の中で理由をつけることができますよね。ですが、何度も半勃ちになってしまうのなら、自分に原因であるのではないかと考える女性も少なくありません。

女性側もセックスで男性を気持ち良くさせたいと思っているのです。そして、男性がしっかり勃起していることで気持ち良くなっているかどうかを見分けることもあります。そこで、男性が半勃ちになってしまうと、自分が上手くできていないのではと責めてしまうのです。

女性は、男性が半勃ちになる原因や仕組みを理解しているわけではありません。半勃ちの原因が女性自身ではなく別のところにあるのなら、女性にそのことを伝えて安心させてあげてくださいね。

性欲が全然解消できない!


「前戯をして、いざ挿入になったら毎回彼氏が半勃ち。愛撫だけじゃ性欲が解消されなくて辛い!」(23歳/女性/事務職)

愛撫や前戯によって気分が盛り上がってきたら挿入してフィニッシュを迎える、というのが通常のセックスの流れですね。女性としても、気分が上がってくると挿入してほしい、オーガズムを迎えて快感を得たいと考える人が多いでしょう。

ですが、挿入を待ち望んでいる状態で、突然のお預けになってしまったとしたら、もやもやした気持ちだけが残り、いっそのこと最初からセックスしないほうが良かったとまで思ってしまうこともあるかもしれません。

そして、物足りなさだけ残る状態が続けば、2人の関係に悪影響を及ぼす可能性も考えられますよね。半勃ちになってしまったのは仕方のないことですが、早めにできる対処をして半勃ちを改善し、彼女を満足させてあげてくださいね。

普段のセックスが痛いからできなくてもいい


「挿入されても痛いだけだからセックスが好きじゃなくて、半勃ちだと挿入しなくて済むからそのほうが嬉しい」(32歳/女性/販売職)

誰もがセックスが好きというわけではありません。セックスで快感よりも痛みを感じてしまう、そもそもセックスに時間を使いたくないなど、理由は色々ありますが、できればセックスを避けたいと考えている女性もいるのです。

そうした女性の場合は、男性が半勃ちであることが理由でセックスをしなくて済むと、嬉しく思うこともあるでしょう。男性としては、セックスできなくて申し訳ないと落ち込んでしまう半勃ちですが、むしろ歓迎している女性もいるのですね。

半勃ちになってしまう原因 ①~④

半勃ちなんて男として情けないと思ってしまうかもしれませんが、半勃ち=男らしくないということにはなりません。そう、半勃ちはどんな男性にも起こりうる現象なのです。

半勃ちになる原因は身体的な要因や心理的な要因など、人によって様々です。まずは、半勃ちになりやすいとされる原因をいくつかご紹介していきます。思い当たる節がないかを確認しながら参考にしてみてくださいね。

①疲れやストレス


日々の生活での疲労により十分な睡眠が取れなかったり、ストレスが溜まることで、男性ホルモンであるテストステロンの分泌が悪くなると言われています。

睡眠不足や疲労が溜まっていると半勃ちになってしまうだけでなく、セックスする気力が起きなかったり、セックスにかける時間が減ってしまうというデメリットもあるのです。この悪循環を防ぐためにも、良質な睡眠時間を確保し、疲労を回復させなければなりませんね。

また、ストレスも半勃ちになる原因の一つです。ストレスが原因で半勃ちになったことが更にストレスになることもあります。適度なタイミングでストレス発散ができるように、上手に時間を作るようにしましょう。

出典:大東製薬工業株式会社『テストステロンについて』
https://www.daito-p.co.jp/reference/testosterone.html

②オナニーのしすぎ


男性の中には、頻繁にオナニーをしていたり、床オナや壁オナなどの刺激が強い方法を好む人がいます。そういった人の中には、実際に女性を前にしても上手く勃起できない場合があるのです。

これは、女性の膣内での快感よりも強い刺激をオナニーで受けてしまい、オナニーでしか快感を得られなくなってしまっているのでしょう。女性の膣内での快感に対する魅力よりもオナニーの快感の方が勝っているため、勃起しにくくなっています。 膣内よりも自分の手の方が良いと、体が認識してしまっているのでしょう。これは、早急に改善したい要因ですね。

③老化による衰え


男性は、加齢とともに「テストステロン」という男性ホルモンの分泌量が徐々に低下していくと言われています。このテストステロンには、ドーパミンという興奮作用のある神経伝達物質を増やす働きがあるのです。さらに、勃起を起こすための神経にも作用します。つまり、テストステロンが減少することで、勃起しにくくなってしまうのですね。

また、加齢によって皮膚の弾力性がなくなっていき、血管も硬くなると言われています。このため、勃起の際にペニスへの血流も悪くなり、半勃ちとなってしまうのです。

出典:大東製薬工業株式会社『テストステロンの作用・はたらき』
https://www.daito-p.co.jp/reference/testosterone_action.htm

出典:国立研究開発法人国立循環器病研究センター『[26] 人は血管とともに老いる』
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/blood/pamph26.html

④タバコ&アルコール


タバコに含まれている「ニコチン」には、血管を収縮させてしまう作用があります。血管が収縮してしまうと、勃起の際に必要な血液をペニスに十分に行き渡らせることができません。海綿体へまで届く血液が不十分だと半勃ちの原因となってしまうのです。

また、アルコールには、中枢神経の働きを抑えてしまう作用があります。少量の飲酒であれば、程良いリラックス効果やストレスの発散の手助けとなるでしょう。しかし、過剰なアルコール摂取は、勃起中枢の働きまでも抑えてしまうのです。そのため、アルコールも半勃ちの原因になると言えるでしょう。

仕事関係や友達と飲む機会が多い方は、これが原因で半勃ちになってしまっているのかもしれません。

出典:e-ヘルスネット(厚生労働省)『ニコチン』
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/tobacco/yt-034.html

出典:e-ヘルスネット(厚生労働省)『アルコールの作用』
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-003.html

出典:J-STAGE『陰茎海綿体の解剖と勃起のメカニズム』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/heikatsukinzashi1997/9/2/9_2_J37/_pdf

半勃ちになってしまう原因 ⑤~⑨

半勃ちになりやすい身体的な要因による原因をいくつかご紹介しましたが、思い当たる節はありましたか?今ご紹介した以外にも考えられる原因はあります。

ここからは、心理的な要因も含めて解説していきます。

⑤更年期障害


更年期障害は女性がなりやすいものだと思っている方もいるかもしれませんね。ですが、男性も中年期以降に身体面や心理面で変化が出てくることがあるのです。

更年期障害の原因は、ホルモンの分泌量が低下することです。ホルモンの分泌量の低下に伴い、男性ホルモンの一種である「テストステロン」も減少してしまいます。さらに、更年期障害の一環として性欲の不振やイライラも重なり、半勃ちになりやすくなってしまうのです。

出典:NHK健康チャンネル(NHK)『男性の更年期障害とは?症状(イライラや不眠など)・セルフチック・診断方法』
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_439.html

⑥肥満


肥満と勃起は一見関係がなさそうに見えるかもしれません。ですが、肥満の人というのは、筋肉が少ない場合が多いのです。

筋肉が少ない場合、勃起を起こすための「平滑筋」という筋肉も衰えている可能性があります。平滑筋は勃起に深く関わっている筋肉です。その筋肉が衰えることで半勃ちになってしまうことがあります。

さらに肥満の人は、脂肪によって血流の流れが阻害されていることもあるでしょう。前述してきたように、血液の流れが悪いと勃起をするのに十分な血液がペニスの先にまで届かないため、半勃ちになることがあります。

筋力の衰えを感じていたり、運動不足であると自覚しているのなら、日頃から適度な運動や筋トレを心がけたほうが良いでしょう。

出典:厚生労働省『参考Ⅲ 勃起障害のメカニズムと病態生理等』
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/dl/s0930-7d3.pdf

⑦セックスに不安がある


身体的な原因が思い当たらない場合は、心理的な原因で半勃ちになってしまっているのかもしれません。普段はとても健康で、質の良い睡眠や安定した生活習慣を送っている方でも、いざ女性とのセックスとなったときに、半勃ちになってしまう方はいらっしゃいます。

その際の原因として主に挙げられるのが、セックスに対しての不安です。過去にセックス中に失敗をしてしまったり、セックスで嫌な思いをしたことがあるなどのマイナスなイメージが拭いきれないため、セックスをするとなった際に無意識に委縮してしまっているのです。

また、経験不足というのもセックスへの不安として挙げられます。自分から積極的に恋愛をしにいけない奥手な男性は、下手だと思われたらどうしようという不安がプレッシャーとなり、半勃ちになってしまうことがあります。

⑧コンプレックスがある


「彼女を満足させられるかわからない」「他の人と比べられたら…」といったコンプレックスを抱えていたり、ペニスの太さや長さを気にしている男性は多いことでしょう。

身長と同じように、遺伝などの影響もあって、理想のサイズを目指しても栄養を取れば成長するものではありません。太さや長さも一人一人の個性として違うものですが、それでも他の人と比べてしまいがちですよね。

彼女に笑われたらどうしようなどの不安が募ることで十分に勃起できずに半勃ちとなってしまうのです。

⑨女性が苦手


そもそも女性に興味がなかったり、過去の思い出から女性が嫌いになってしまったという男性もいます。

この場合は、女性そのものに対して苦手意識が強いため、セックスをしたいという気持ちが湧かないこともあるでしょう。そのため、肉体関係を持ちたいといった勃起しようとする気持ちも薄く、半勃ちとなってしまうことがあります。

半勃ちになってしまう男性のお悩みをご紹介

半勃ちになってしまうと自分を責めたり落ち込んでしまう男性が多いのではないでしょうか?ここでは実際に半勃ちになってしまった男性のエピソードをいくつか紹介します。

半勃ちで悩む男性は、意外と多いものですよ。

半勃ちなんて男として情けない…


「セックスに慣れていないからか、彼女とのセックスで半勃ちに。彼女からの視線も冷たく情けなさ過ぎて涙が出てきた」(25歳/男性/IT関係)

自信を持って女性をリードしてきたのに、肝心な時に勃起できないと、男として情けないと感じてしまいますよね。勃起をするかしないかで男性の価値が決まるわけではありませんが、硬くガチガチになったペニスに男らしさを感じる人も多いでしょう。

それが急に半勃ちばかりになると、男性としての自信を喪失してしまうのも無理はありません。原因を見つけて対処していかないと更に悪循環へと陥る可能性もあるでしょう。

オナニーならちゃんと勃起するのに…


「普段のオナニーならしっかり勃起するのに、女性を前にすると半勃ちしてしまう。何がだめなんだろう…」(22歳/男性/大学生)

刺激の強いオナニーを頻繁に行うことで、女性とセックスをするよりオナニーの方が気持ちいいと感じてしまい半勃ちになってしまうことがあります。

セックスのために、持続させる訓練をオナニーで頑張っていたとしても、実戦で勃たなければ意味がありませんね。オナニーの頻度や刺激の強さを見直す必要があるでしょう。

毎回半勃ちになってしまいセックスレスに…


「何度挑戦しても半勃ちになってしまい、どんどんセックスに誘うのも気まずくなり、そのままセックスレスになってしまいました」(36歳/男性/経営者)

女性と協力して半勃ちを改善しようとしても、なかなか思うようにいかないこともありますよね。半勃ちにしかならない日々が続くと、お互い納得はしていても不満は募っていくかもしれません。

男性としても、次も半勃ちになってしまったらどうしようと不安になり、セックスに挑戦したくても声をかけにくくなってしまいますよね。そこから2人の関係に溝ができてしまうこともあるのです。

半勃ちしてしまう原因は自分なのに…


「仕事が忙しくて半勃ちになってしまうのに、彼女に自分のせいかもって不安にさせてしまった」(32歳/男性/営業職)

男性の勃起が完全ではない原因は、「自分に魅力がないからだ」と、自分を責めてしまう女性もいます。なぜ、どういった時に男性が半勃ちになってしまうのか、女性からすると原因がわかりにくいからかもしれませんね。

そのため、半勃ちの理由に心当たりがある場合は、しっかり説明してあげると女性の不安を取り除くことができますよ。

また、疲労や睡眠不足は、勃起に対して大きな影響を与えます。日々の生活が忙しすぎて半勃ちになってしまう場合は、まずは体を休めるところから始める必要があるでしょう。

半勃ちを克服するための改善方法 ≪前編≫

半勃ちになってしまう原因に思い当たる点があった場合、半勃ちを改善させることはできるのでしょうか?

半勃ちの理由の多くは、身体的な原因である場合がほとんどだと言われています。もし、思い当たる点があるのであれば、その原因に対して適切に対処することで半勃ちを改善することができますよ。

心理的な要因の場合は、改善までに少し時間はかかるかもしれませんが、状況を良くするための一歩を踏み出すことはできるでしょう。ここからは、半勃ちを改善するための方法を順番に解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

①良質な睡眠をとる


睡眠は、ホルモンの分泌を促したり、疲労を回復させたり、免疫力を高めたりと、とても重要な役目を持っています。その睡眠が十分にとれていないとセックスに気力や体力が回らないのかもしれません。

良質な睡眠をとるためには、眠る1時間前からスマホやPCなどのブルーライトを見ないようにしましょう。また、夕方以降にカフェインを摂取しないようにしたり、部屋の空気を入れ替えてみるなども効果的ですよ。

最近疲れてるかも?と思った方は、しっかり体を休めるようにしてみてくださいね。

②栄養バランスのとれた食事をとる


食生活を改善することで、勃起力や精力をアップさせることもできるでしょう。中でも「アルギニン」は、精子の数を増やしてくれる効果が期待できるのです。

それに伴い、血液の流れを良くすることで、勃起時にペニスにも十分な血液が行き渡るようになり、半勃ちが改善されるでしょう。

アルギニンは、肉や大豆類に多く含まれています。ですが、肉や大豆だけをとれば良いわけでも、大量に摂取すれば良いわけでもありません。身体の健康のためにも、バランスのとれた食事を心がけてくださいね。

出典:医療法人社団 雙葉会 はなおかIVFクリニック品川/『男性不妊症へのアルギニンの効果』
https://www.ivf-shinagawa.com/pdf/L-Arginine.pdf

③運動不足を改善する


毎日の仕事が忙しくて運動する時間がとれない方も多いことでしょう。また、仕事の疲れも重なって、そもそも運動する気力が起きないかもしれませんね。

ですが、運動不足になることで筋力は衰えてしまいます。さらに、運動不足は肥満の原因にもなり、脂肪がつくことで血管を圧迫し、血液の流れを阻害してしまうのです。この状態になると、勃起させたくても身体が付いていかず、半勃ちになってしまいます。

筋力や血行は勃起に対してもとても重要な役目を担っているのです。半勃ちにさせないためにも日頃から適度な運動を心がけておきましょうね。

④スクワットなどの筋トレをする


ペニスの勃起には「骨盤底筋群」という骨盤の下側にある筋肉が深く関わってきます。骨盤底筋群は、勃起した際にペニスへと送られた血液が戻ってくるのを防ぐ役割があるのです。

血液がペニスから戻ってしまうと、せっかく勃起したペニスが萎えてしまいます。それを予防するためには、骨盤底筋群周辺の筋肉を鍛える事が大切です。そうすると、勃起を持続させることが可能になります。

骨盤底筋群は、内転筋という内ももの大きな筋肉と繋がっていて、この内転筋を鍛えるのにはスクワットが特に効果的です。また、セックスは下半身の筋肉を多く使いますので、スクワットで足や太ももなどの下半身を鍛えることで、スタミナの向上も図ることができるでしょう。

出典:静岡第一クリニック/『PC筋って? そのメカニズム』
https://shizuokad1c.jp/?p=597

⑤ツボ押しも効果がある


勃起は、リラックスした状態で副交感神経が働いているときに起こりやすいのです。そのため、副交感神経に効果があるツボを押すことで、勃起力が改善することもあるでしょう。

おへその下にある「関元」、腰のあたりにある「命門」、命門の左右にある「腎兪」、くるぶしの上にある「三陰交」などが副交感神経を刺激できるツボとして勃起力にも効果があると言われています。

位置によっては、通勤中や職場の休憩時などにも実践できるツボがありますね。ツボ押しをすることで勃起力だけでなく、疲労回復や血流の改善などにも効果が期待できます。ツボを押す際は、力任せに押すのではなく、気持ちの良いくらいの優しい刺激を与えると効果的ですよ。

⑥ED治療薬を使う


さまざまな改善策を試しても効果が見られない場合は、病院でED治療薬を試してみるのも1つです。ED治療薬には陰茎海面体にある「PDE-5」という勃起を邪魔する酵素を阻害する作用があり、これにより陰茎への血液の流入が増すことで、勃起力の向上と持続力がつく効果が期待されています。

ただし基礎疾患を持っている人は服用できない点と、副作用について理解しておくことが大切です。また海外製品は偽造品の健康被害報告が多いので、厚生労働省が承認する国内正規品を使用するようにしましょう。

出典:厚生労働省『参考Ⅲ 勃起障害のメカニズムと病態生理等』
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/dl/s0930-7d3.pdf

出典:こう鍼灸院『EDのツボ』
http://koushinkyu.net/ed/

出典:名古屋中央クリニック『ペニスの勃起力アップ! おすすめのツボ5つ』
https://0120077635.com/column/757/

出典:厚生労働省「海外において有害事象の発生は報告されているもの」「ED(勃起不全)治療剤について」https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html

半勃ちを克服するための改善方法 ≪後編≫

毎日の生活習慣を見直すことで、半勃ちが改善される方もいらっしゃいます。しかし、それだけでは改善しない方も少なくないのではないでしょうか。

ここからは、生活習慣の改善に加えて実践することで、半勃ちを克服できる方法を詳しく解説していきます。すぐに効果が出ないからと諦めたり落ち込まずに継続していくことが大切です。

まずは自分のことをしっかりと見つめ直し、少しずつでも構いませんので確実に取り組んでいきましょう。きっと半勃ちを克服することができますよ。

⑦タバコやアルコールを控える


タバコに含まれるニコチンによって血管を収縮させてしまうことは、勃起だけでなく、動脈硬化や体全体の血液の流れに関わってきます。また、アルコールを過剰に摂取することで、中枢神経の働きを抑えてしまい、さらに肝臓や心臓にも負担をかけることになるでしょう。

そのため、半勃ちの原因にもなってしまうタバコやアルコールは、過剰な摂取を控えてくださいね。また、食事や生活習慣を改善することで、勃起力をアップし、健康面にも良い影響を与えることができるでしょう。

この機会に、禁煙や禁酒に取り組んでみても良いかもしれませんね。

⑧精力剤などに頼る


精力剤やサプリメントを飲むことで半勃ちが改善されることもあります。ただし、即効性があるものではないので、2~3か月は継続して飲まないと効果は実感できないかもしれません。すぐに効果が出ないからと諦めてしまうのではなく、続けることで半勃ちを改善していく方法となります。

精力剤を選ぶ際は、「亜鉛」が多く含まれているものが良いでしょう。亜鉛は、男性ホルモンのテストステロンの分泌に効果があると言われています。

スムーズな勃起を促す手助けとなりますので、亜鉛がバランス良く含まれた精力剤やサプリメントがおすすめです。

出典:NIKKEI STYLE(日本経済新聞社、日経BP)『男性の守り神「亜鉛」 正しくとれてる?』
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO11728740W7A110C1000000/

⑨セックスに工夫を取り入れる


セックスがマンネリ化している場合、セックス自体に魅力を感じなくなり半勃ちが悪化していることもあります。

この場合は、同じパートナーとのセックスでも、工夫を凝らすことでマンネリ化が解消され、半勃ちの改善にも繋がることがありますよ。

普段とは違う体位を試してみたり、たまにはラブホテルを利用してみたり、大人のおもちゃを使ってみたりすることで、新鮮な気持ちでセックスすることができ、性的な興奮も増加することでしょう。

⑩刺激の強いオナニーは控える


刺激が強すぎるオナニーを繰り返していると、女性の膣内でイクことができなくなったり、そもそも女性を前にしても勃起させることができなくなってしまうことがあります。

ペニスを強く握って行うオナニーや、床などに擦りつけて行うオナニーは、女性の膣内での刺激よりも強すぎてしまうのです。また、最近のオナホールにも強い刺激を与える高性能なものが増えています。このような強い刺激や快感に慣れすぎてしまうことで、セックス自体に魅力を感じなくなり、勃起にも悪影響を与えることがあるのです。

通常のセックスからかけ離れたような強い刺激を与えるオナニーを控えることで、半勃ちの解消になることもありますよ。

⑪心から好きだと思える人とセックスをする


半勃ちになってしまうからと、セックスを避けていては半勃ちを改善することも難しいでしょう。セックスの機会が減るほどに不安だけが残り、自信をつけることもできません。

心から愛している女性や、完璧な自分を見せなくても大丈夫だと思える女性とセックスをすることで、セックスを楽しめるようになりますよ。相手のことを思う気持ちの方が重要となり、半勃ちのプレッシャーからも少しずつ解放されていくでしょう。

半勃ちを改善するために気をつけること

半勃ちを改善したくても、即日で効果が現われるわけではありません。また、なかなか半勃ちの改善が見られないと、焦りや不安が新しいストレスとなってしまうこともあります。これでは解消したくても余計に上手くいかないこともあるでしょう。

半勃ちを解消したいと悩んでいる人が注意すべき点はどんなことでしょうか?

諦めてしまわない


なかなか改善の兆候が見られないからと諦めてしまっては、改善はできるものもできなくなってしまいます。人それぞれで筋肉の付き方や成長の度合いは違うものです。

誰かと比べたり、すぐに諦めてしまうのではなく、改善できると自分を信じて継続することが大切です。しっかりと勃起してセックスができている自分をイメージして半勃ちを克服していきましょう。

半勃ちの事を心配しすぎない


半勃ちを改善するためには、リラックスすることも大切です。特にセックス経験が浅い人であれば、勃起しないといけない、半勃ちになりたくない、と意識すればするほど半勃ちになってしまう悪循環に陥りがちです。

一人で悩んでいると不安や焦りでネガティブな思考になりやすいものです。信頼できる彼女やパートナーがいるのであれば、一度相談してみるのも良いのではないでしょうか。相手の理解を得られることで、安心してセックスに臨める環境を作ることもできるでしょう。

お互いが楽しんでセックスすることで、不安が減り、半勃ちを解消することもできるかもしれませんよ。

セックスする数日前にオナニーをしない


セックスをするパートナーがいる場合、その人と会うことになっている数日前から、オナニーはやめておきましょう。

これはとても単純な理由ですが、性的興奮を高めるためです。数日間、射精したい欲を抑えこんだ後にパートナーとセックスをすれば、とても開放的で前向きな気持ちになれますよね。そうした意識の変化だけでも、半勃ちが改善されるかもしれませんよ。

まずは生活習慣の改善から


半勃ちを改善する方法として、精力剤やサプリメント、ED治療薬についてもご紹介しましたが、いきなり精力剤や病院での治療に頼るのではなく、まずは生活習慣を改善することから始めることが重要です。

直接的に男性ホルモンを増加させたりする効果が期待できる精力剤ですが、元々の生活習慣が改善されなければいつまでも同じことを繰り返すことになります。

普段の生活を見直してみて、運動や食生活など身近なところで改善できる部分から実践してみましょう。それでも難しければ、精力剤やサプリメント、最終的に病院での治療を検討してみましょう。

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