【メンヘラ診断】簡単チェックでわかるあなたの「メンヘラ度」とは？

あなたは「メンヘラ」と聞いてどんなイメージを持ちますか？多くの人は「面倒くさそうな人」とか「重い人」といった印象を持つのではないでしょうか。

とはいえ、誰でも心が疲れてしまうことはありますし、あなた自身がメンヘラの可能性もあります。自覚がないままメンヘラな行動や発言をしていて、周りからネガティブなイメージを持たれているかもしれません。

そこで今回は、自分のメンヘラ度を知るのに役立つ簡単なチェックリストをご用意しました。それに加えて、メンヘラの特徴やメンヘラと相性の良いタイプなども紹介していきます。また、メンヘラではなく「ヤンデレ」の可能性もあります。簡単チェックでタイプを見極めていきましょう。

ただし、本記事のチェックリストはあくまでも参考程度のものです。正しい診断や治療に関しては、専門家の意見を仰ぎましょう。

メンヘラという言葉をネットで見たことはあるけど、意味はいまいち分からないという人のために、まずは「メンヘラ」の意味や語源、また姉妹のような存在である「ヤンデレ」との違いなどを紹介していきます。

「メンヘラ」の意味・語源

「メンヘラ」は、心に何らかの問題を抱えている人のことを指します。元々の語源は「メンタルヘルス」です。メンタルヘルスが「メンヘル」と略され、英語で「〇〇な人」を表す語尾「-er」が加わって「メンヘラー」となり、最終的に「メンヘラ」になりました。

この言葉が誕生したきっかけは匿名掲示板の「メンタルヘルス板」で、そこに入り浸っている「住人」を意味するネットスラングから派生したものと言われています。

メンヘラは、心の中に何らかの問題を抱えていて、その解決を他者に求めることが多いのだそう。そのため「かまってちゃん」と言われることも。周りから面倒だとか厄介だと思われることも少なくない存在です。

「メンヘラ」と「ヤンデレ」の違い

メンヘラと似たような意味合いで使われることが多い「ヤンデレ」。ここで、メンヘラとヤンデレの違いについてもご説明しておきましょう。

大きな違いは、愛情を得たい対象が違うところ。不特定多数の人からの愛情をもらいたいと感じ、言ってしまえば「愛情をくれるなら誰でもいい」というのがメンヘラです。一方、ヤンデレの対象者は特定の相手のみ。恋人であったり自分の好きな人であったり、愛情を求める人が限定的なのが大きな違いです。

どちらも深い愛情を求めていることには変わりありませんが、その対象者が異なることで行動にも違いが出ます。メンヘラは、かまってくれたり愛情をくれる人に懐くという可愛げある行動をとることが多いです。一方、ヤンデレは特定の相手に愛情の見返りを求めることも多く、攻撃的な求め方をすることもあります。

「隠れメンヘラ」や「なんちゃってメンヘラ」も

メンヘラには、様々なタイプが存在します。誰もが認めるようなメンヘラも居れば、深く関わってみないと分からない「隠れメンヘラ」や、メンヘラを装う「なんちゃってメンヘラ」なんてのも存在しているのです。

メンヘラになることで、周囲の意識を自分に向けられるメリットがあると感じる人もいるのでしょう。あるいは、表面上の自分と本来の自分とで違いがあるために、メンヘラ部分が見え隠れしている人もいます。

こうしたメンヘラも含めると、周りには意外と多くのメンヘラが溢れていると言えるでしょう。もしかしたらその中にあなたも含まれるかもしれません。後ほど紹介する診断リストで、ぜひチェックしてみてください。。

分かりやすい愛情を求めるメンヘラたち

メンヘラは、分かりやすい愛情を求めます。「大丈夫？」「かわいいね」「そばにおいておきたい」など、自分のことを見てくれている、あるいは求めてくれていると分かるような言葉や行動から愛情を感じるのです。

人によっては、心では思っていなくても優しい言葉を言えてしまいますよね。相手が軽い気持ちで言ったり、社交辞令として言った言葉であっても、メンヘラは愛情として受け取るため、遊ばれやすかったり騙されやすいという特徴も備えているのです。

どこまでも愛情を求めてしまうメンヘラたち。これまでに十分な愛情を得られなかったりして、心の奥に寂しさが根付いているのかもしれません。

メンヘラは女性に多いというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、男女共にメンヘラな人は存在します。まず、男性によく見られるメンヘラの特徴を見ながら、自分に当てはまるところがあるかチェックしていきましょう。

気分の浮き沈みが激しい

メンヘラな男性は、気分の浮き沈みが激しいという特徴を持っています。喜んでいたかと思えば急に落ち込むなど、周りはその人の様子がコロコロ変わる姿を目にするでしょう。

感じたことがそのまま表情や仕草に反映されていると言えます。嬉しいと感じることがあれば喜び、悲しいと思うことがあれば落ち込む。まさに目の前の出来事に一喜一憂する姿が多く見られるでしょう。

メンヘラ男性は自分の感情を冷静にコントロールすることが苦手なため、このような気分の浮き沈みが頻繁に見られるのです。

考え方や発言がネガティブ

基本的に、メンヘラ男性の口から出る言葉はネガティブなものが多く、思考自体がネガティブな傾向にあります。

「どうせ俺なんか」という言葉がその思考を表していますよね。そう言われた女性は、「そんなことないよ！」とつい支えたくなるでしょう。その反応が、メンヘラ男性には嬉しいのです。

元々メンヘラは、自分に自信がなくネガティブな発想を持ってしまいがちですが、心配してもらえるのが嬉しくて、ネガティブ発言する人もいるでしょう。

男性には珍しく連絡がマメ

用件のない連絡、無意味な連絡を好まない男性が多い中、メンヘラ男性は連絡がマメです。相手と繋がっている安心感が得られますし、連絡の量で愛情を量りたいという欲も込められています。

どちらも寂しさから来ている行動と言えそうです。つまり、マメに連絡をするからといって、相手を思っているとは限らないのです。

連絡を面倒くさがる男よりも、実は連絡がマメな男の方が厄介なこともあります。マメな連絡に喜んで応じていると、のちのち苦しくなる場合も少なくないのです。

束縛が激しい

付き合った女性を激しく束縛するのも、メンヘラ男性によく見られる特徴です。そもそも自分に自信のないメンヘラ男性は、彼女が無条件で自分のそばにいてくれるという確信が持てません。誰かに奪われるんじゃないか、他の男を好きになるんじゃないかという不安がつねにあるため、つい彼女を束縛してしまうのです。

また、彼女の愛情が他へ向けられることも嫌います。その相手が、たとえ友達であってもです。自分との時間よりも友達との時間を優先したり、友達には返信しているのに自分にはくれないといった様子が見られれば、「その愛情を俺によこせ」と言わんばかりに嫉妬します。彼女の愛情を独り占めしたいがために、束縛が激しくなってしまうのでしょう。

次は、女性編です。「メンヘラ」と聞くと女性をイメージする人が多いのは、女性はSNSで気持ちを吐露することが多く、人の目に触れる機会が多いからかもしれませんね。

そんなメンヘラ女性にはどんな特徴が見られるのか、自分と比較しながら見ていきましょう。

かまってくれる人に懐く

メンヘラ女性は、極度のかまってちゃんとも言えます。自分のことに関心を持ち、常にかまってくれる相手に懐くため、好きな人がコロコロと変わることも多々あるのです。

例えば、A君がよくかまってくれたとしましょう。寂しさを埋めてくれたり愛情を感じることが多くて、メンヘラ女性はA君を好きになります。しかしある日、B君が登場。B君はA君よりも頻繁に連絡をくれ、常に自分を必要としてくれる姿が見られます。そうなったら、メンヘラ女性はA君からB君に乗り換えるのです。

愛情を欲しがるくせに、このように簡単に相手を切り捨ててしまうことができることには、矛盾すら感じるでしょう。しかし、メンヘラ女性は愛情を与えるのではなく求める側のため、このようなことはよく起こります。

本音で話せる友達が少ない

メンヘラ女性には、心を開いて本音で話せる友達が少ないことも特徴的。素直に甘えたり、思いを吐き出したりできるような友達がいないために、メンヘラ化してしまっているとも言えます。

そのため、現実世界では友達が少ないものの、ネット上では友達がたくさんいるというメンヘラ女性も多いです。顔も名前も知らない相手に対しては本音が言えるのでしょう。

このことから、メンヘラ女性は意外と周りの目を気にしていることが分かります。自分を知る現実世界の友達に本音を言えないのは、相手にどう思われるか分からないため。ネット上であれば、相手の反応や様子が見えないため、自分を出しやすいのかもしれませんね。

感情的でヒステリック

自分の感情をコントロールできないという点では、メンヘラ男性と共通するものがありますね。ただし、メンヘラ女性の場合は、ヒステリックな一面が見られることがあるのが特徴です。

時には悲劇のヒロインのような発言も見られるでしょう。あるいは、「こんなことをされた！」と周りに言い振らして同情を買おうとすることもあります。メンヘラ女性の場合、感情的になった時にヒステリックになり、第三者を巻き込むほど大胆な行動に出ることもあるのです。

SNSの更新が頻繁

SNSの更新が頻繁なのも、メンヘラ女性の特徴です。ことあるごとにSNSを更新するのも、周囲から関心を持たれたいと感じての行動かもしれません。

その中でも、自分の思いを投稿することが多いです。「○○に行った」とか「△△買った」といったたわいない日常を投稿するのではなく、「辛い…」「私にどうしろっていうの!?」などの感情的な投稿が多いです。それを見た人たちは、「何があったんだろう」「大丈夫かな」と気になりますよね。

感情を吐露して気持ちを落ち着かせている可能性ももちろんありますが、周りの人が自分に関心を持つよう仕向けている可能性もあります。コメントをくれたり「いいね！」してくれる人に対して、懐いたり心開いたりするのです。

では、ここであなたのメンヘラ度をチェックしてみましょう。自覚がないだけであなたも実はメンヘラかもしれません。当てはまる項目がいくつあるか確認してみましょう。あくまでも参考程度のチェックリストですが、自分を振り返るきっかけとして活用してみてください。

・SNSをよく更新する
・SNSには出来事よりも気持ちを書き込むことが多い
・過去に人から裏切られたりいじめを受けたことがある
・信頼できる友達が３人以上いない
・恋人や友達から返信がこないと他のことが手につかないほど不安になる
・気分の浮き沈みが激しいと感じる
・恋人ができると依存してしまう方だ
・人の話を聞くより自分の話をしたい
・好きな人とは毎日頻繁に連絡を取り合いたい
・愛情は与えるより求める派
・心配してほしいがために嘘をついたり大袈裟に言うことがある
・ついつい深読みして勝手に嫉妬することがある
・暇さえあればスマホを見ている
・自分から好きになるより、好かれてから相手を好きになることが多い

診断結果０～２個【メンヘラ度10%以下】

当てはまる項目が０～２個だったあなたは、メンヘラ度10%以下。周りからもメンヘラとは思われていないでしょう。自分の気持ちを素直に伝えることができたり、信頼できる人も周りに多くいるあなたは、充実した毎日を過ごしながら満足感も得られているのではないでしょうか？

今後もこれまで同様、自分にも周りにも素直でいれば、過度に愛情を求めることにはならないでしょう。

診断結果３～６個【メンヘラ度30％】

今のところ、メンヘラ度は低めのあなた。愛情に飢えている面も少し見られるため、今後は意識的に愛情不足に陥らないよう注意していくと良いでしょう。

少なからず当てはまる項目があるため、隠れメンヘラやヤンデレの可能性は否定できません。この後にご紹介する「ヤンデレ診断」や「なんちゃってメンヘラ診断」も確認しておきましょう。

診断結果７～10個【メンヘラ度60%】

７～10個当てはまったあなたは、メンヘラの要素を多めに持っていると言えます。このままの状態が続くと、周りを巻き込むほどのメンヘラになる可能性もあります。

そして、そろそろ周りからも「ちょっと疲れてるのかな？」と心配されるレベルです。リストの内容をもう一度見て、我慢できるところがあれば、改善するといいでしょう。

診断結果11～13個【メンヘラ度80％】

11～13個当てはまったあなたは、メンヘラがかなり進んでいるかもしれません。周りから「接しにくい人だな」と思われている可能性もあります。

また、人に対して多くを求めすぎているところもあるため、リストからヒントを得ながら考え方や捉え方を見直してみましょう。

診断結果14個【メンヘラ度100%】

すべてに当てはまったあなたは、すでに自分でもメンヘラの自覚があるのではないでしょうか。また、周りの人も、あなたの行動がかまって欲しさから来ているものだと気付いていそうです。あなたの振る舞いを見て「また始まった…」と面倒に感じる人もいるかもしれません。

メンヘラが重症化してしまうと、大事な人すらも離れていく可能性があります。感情や行動のコントロールがしにくくなったと感じたら、専門医を受診することも検討してみてください。

ここまで読んで、自分はメンヘラだと思っていたけど実は違うのかも…と思ったそこのあなた。もしかしたらメンヘラではなく「ヤンデレ」の可能性もあります。似た要素も多く持つヤンデレには、どのような特徴があるのか見ていくと、自分がヤンデレかどうかわかるかもしれませんね。

以下に自分に当てはまる項目があるかどうかチェックしてみましょう。

嫉妬深い

ヤンデレは、メンヘラ以上に嫉妬深い傾向にあります。冒頭でもお話したように、愛情を求める対象が限定的であることから、特定の相手の行動や発言をいちいちチェックしてしまうのです。

また、その人が他の誰かに愛情を見せたら、ヤンデレにとっては大問題。嫉妬するだけに収まらず、束縛が激しくなったり求めることが多くなったりといった行動も見られるでしょう。

常に相手の行動を把握しておきたい

ヤンデレは、相手の行動を常に把握しておきたいと思う人が多いです。今どこにいるのか、誰と何をしているのかを常に把握していないと、不安に感じてしまうのでしょう。

ついつい相手に連絡してしまったり、返事がないと何度も催促してしまったりするなら、あなたは相手の行動を把握したいと思っているはずです。

尽くしてしまう

メンヘラは一方的に愛情を求めることが多いのに対し、ヤンデレは愛情を与えることも多いです。相手のために、自分を犠牲にして尽くすこともしばしば見られます。

ただし、これは見返りを求めての行動でもあるでしょう。「こうしてあげたんだから、あなたもこうして」と、ある意味「貸し」として尽くすこともあります。また「あなたのため」と何度も伝え、「こんなにもいろいろしてあげている」と自分に酔っているケースもあるでしょう。

相手以外眼中にない

ヤンデレは、自分が求めている相手以外は眼中にありません。その人の愛情が感じられれば、周りからどう思われようと気にしないのです。公共の場でイチャイチャすることを求めたり、皆の前で愛を叫ぶようにと無茶なことを言ってくるケースもあります。

すべては自分への愛情を確認したいがための行動。周りが見えていないのがヤンデレの特徴でもありますね。

実際にはメンヘラではないのに、メンヘラを装っている「なんちゃってメンヘラ」。メンヘラを演じたがるのは、どこかしら弱っている部分があるからかもしれませんが、実際に悩んでいたり寂しさを抱えている訳ではない人もいます。

では、一般的にどういう人が「なんちゃってメンヘラ」だと認識されるのか、実際の声を聞きながら確認していきましょう。

人を心配させる発言が多い

「周りを心配させる発言が多い人って、関心を持ってもらいたいだけなような気がする」（20歳/男性/大学生）

人を心配させる発言ばかり並べている人は、なんちゃってメンヘラの可能性があります。

例えば、「熱が出ちゃった」と言いながら、体温計の写真をSNSに投稿する人などですね。確かに熱が上がったことは心配ですが、「でも投稿する余裕はあるんだな」という見方もできます。また、その熱があるという確証が持てないことから、「なんちゃって」の可能性があるのです。もしかしたら、心配して欲しいがためにお湯につけた体温計かもしれませんよね。

このように、事実確認ができないことで人を心配させる発言が目立つ人は、単にかまってほしいだけのことが多いです。

ネガティブ発言と盛り写真をよく投稿する

「弱ってるの？それとも自分を見てもらいたいの？って思うのが、ネガティブ発言＋盛り写真。絶対弱ってないでしょ（笑）」（25歳/女性/CA）

ネガティブ発言をしておきながら、自分の盛り写真を投稿するという行動も、なんちゃってメンヘラによく見られる行動ですね。本当の目的は、盛り写真に「イケメンだね」「かわいいね」と言ってもらうことです。ネガティブ発言は、「こんな素敵な私だけど弱ってます…」というアピール。隙を自ら作っていると言える行動でしょう。

本当にふさぎ込んでいる人や、寂しさが限界にまで達している人は、盛っている余裕なんてありませんよね。これもまたかまってほしさからの行動と言え、メンタル的には何の問題もないことが分かります。

気持ちの切り替えが自分でできている

「弱っている発言やネガティブ発言が多いのに、気付くといつも立ち直ってる人は『なんちゃって』かな。単にマイナスの感情を言葉にして吐き出してるだけなんでしょうね」（26歳/男性/金融業）

心が弱っているように見える人でも、自分でしっかりと気持ちの切り替えができているなら、なんちゃってメンヘラでしょう。負の感情を言葉にして気持ちをリセットしているだけであって、むしろたくましく健全であるとも言えそうです。

ただ、やはり弱音やネガティブ発言は、周りを心配させる発言でもあるため、メンヘラと誤解されても仕方ないでしょう。

匂わせな発言や写真を投稿

「SNSに匂わせ投稿する人って、なんちゃってメンヘラだと思う」（21歳/女性/学生）

しっかりと計算しているなんちゃってメンヘラもいます。「匂わせ」と言われる発言や投稿をして、「そういう意図はなかった」とすっとぼけて見せる人です。

例えば、「体調が悪くて仕事休んじゃった」と言いながら寝込んでいる自分の写真をアップ。しかしよく見ると、自分では撮っていないであろう角度や距離からの写真で、「誰と一緒にいるの？」「恋人がいるの？」と思わせることをします。

決定的な写真や発言ではなく、周りの人が「もしかして…」と思うようなやり方で人の関心を引こうとする行為は、完全に計算された行動です。この場合も、なんちゃってメンヘラな可能性が高いでしょう。

一度メンヘラになってしまうと、そこから抜け出すことはなかなか難しいです。改善しようと思ってすぐに治るものでもないため、専門家の意見をあおぎながらマイペースに対処しつつ、自分に合う人と一緒にいると良いかもしれませんね。

メンヘラが求めるものをしっかりと与えてくれるような存在は、果たしてどのような人なのかを見ていきます。

相手をまるごと受け入れられる人

メンヘラがする「かまって」「興味持って」「心配して」という行動すべてを、まるごと受け入れられる人が良いでしょう。寛大で心の広い人であれば、受け止めてくれそうです。

わかりきった嘘も大袈裟な発言も、「そっか、認めてもらいたいんだね」と受け止めて、否定したり突っぱねたりしない人です。すべて受け入れてもらえれば、メンヘラであっても安心できるようになっていくでしょう。

受け入れてもらえると「愛されている」と感じることができるため、だんだんと心が穏やかになってきます。それによりメンヘラな部分を改善していけたら、絆も深まって一石二鳥であると言えるのではないでしょうか。

面倒見の良い人

ついつい心配してしまう面倒見の良い人も、メンヘラには相性良く感じるでしょう。面倒見の良い人は、話を聞いて心配するだけではなく、相手のために行動に移してくれることも多いため、愛情を目で見て確認することができます。

面倒くさいと感じたり、距離を取りたいと思うことが少ないため、メンヘラから離れていくことも少ないです。メンヘラもまた、「この人は頼れる」「ちゃんと行動してくれる」と安心できるため相性は良いでしょう。

人から頼られたい人

「人に頼られたい」「信頼されたい」と望んでいる人との相性も良いでしょう。メンヘラは求める側、頼られたい人は求められる側を望んでいるため、バランスのいい関係が築けます。

ネガティブな発言をすれば、「大丈夫？」「何かできることある？」とすぐさま手を差し伸べてもらえるでしょう。人から頼られたいと願っている人は、同時に責任感が強い傾向にあるため、メンヘラを放っておいたり突き放したりはしないはずです。

同じメンヘラな人

対照的な人との相性も良いですが、同じタイプの人も相性良く感じることは多いでしょう。相手が何を求めているかが、似た者同士であるためによく分かるからです。「こういう気持ちで言ってるんだろうな」「こうして欲しいんだろうな」とお互いに察することができるため、言葉にしなくても通じるものがあります。

ただし、同じ時期に気持ちが塞ぎ込んでしまうと、状況が悪化してしまう可能性も。相手への思いやりや状況を察することは必要になるでしょう。