自意識過剰な人の特徴や原因を徹底リサーチ!気になる治し方とは?

自意識過剰な人の特徴や原因を徹底リサーチ!気になる治し方とは?

周りの人を「自意識過剰だ」と感じたり、自分を「自意識過剰かな」と思ったことはありませんか?この記事では、自意識過剰な人を2タイプに分け、それぞれの特徴を解説します。また、自意識過剰になる原因や、恋愛におけるデメリット、自意識過剰を直す方法も紹介します。身近な人や自分が自意識過剰で気になっている人は、ぜひご覧ください。


まずは「自意識過剰」についておさらい!

自意識過剰な人は、どうやら2つのタイプに分かれるようです。「ネガティブでオドオドしている人」と「ポジティブで自信家すぎる人」です。両極端な印象ですが、他人の目を気にしすぎているという点で、両者は共通しています。

また、普段はそうでなくても、大きな失敗をして周りに迷惑をかけてしまったときなど、心境によって一時的に自意識過剰になることも。こちらの記事で、自分にあてはまるところがないかチェックしてみてください。

「自意識過剰」の意味とは?


「自意識過剰」とは、他人が自分の事をどう見ているか、必要以上に気にすることです。

ネガティブタイプの場合は、悪く評価されたくない、嫌われたくないという気持ちになり、緊張してしまいます。自分の容姿や行動を周りはどう思うだろう…と気が気ではありません。逆にポジティブタイプは「周囲は自分のことをすごいと思っている」と思い込み、もっと注目を浴びたいと考えます。

どちらのタイプも、他人の目を気にして冷静ではいられません。オドオドしたり、大げさな発言をしたりしてしまいます。そのため、周囲の人に「あの人は自意識過剰だなあ」と思われてしまうのです。

「自意識過剰」の類語は?


「自意識過剰」の類語として、ネガティブタイプのものはないようです。ポジティブタイプの意味で、言い替えができるもが多くあります。

自分に過剰な自信を持ちつつ他人を意識するという意味合いで、「思いあがっている」「勘違いしている」と言い換え可能です。自分の存在を他人にアピールしたい性質は、「自己顕示欲が強い」「承認欲求が強い」が当てはまります。

「自意識過剰」の使い方とは?


こちらでは、日常でよく見る「自意識過剰」という言葉の使い方を紹介します。

例えば「彼女はいつも鏡ばかり見ているが、自意識過剰すぎるのではないか?」「彼とよく目が合うと感じるのは、自意識過剰だろうか…」などがあります。

また、自意識過剰を略して「自過剰」と言われることも。こちらは主に、若者の間で使われている言葉です。

出典:goo辞書『自意識過剰(じいしきかじょう) の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%87%AA%E6%84%8F%E8%AD%98%E9%81%8E%E5%89%B0/#jn-93072

自意識過剰な人をどう思う?皆の本音

こちらでは、他人の視線や評価を気にしすぎる自意識過剰な人を、周りの人はどう思っているのか紹介します。

ほとんどの人は、多かれ少なかれ周囲の目を気にするものです。しかし、度を越してしまうと、周りの人には「なんだかなぁ…」と呆れられてしまいます。それでは、ネガティブタイプとポジティブタイプをあわせて見ていきましょう。

いちいちフォローするのが面倒くさい…


「すごくマイナス思考の友達がいる。すぐに『どうせ私なんてダメだと思われてる』とか『私なんかがやっても誰も喜ばない』とか言う。

最初は『そんなことないって!』とか『頑張ろう!』とか一生懸命言ってたけど、あまりにもしょっちゅう言われるから、いちいちフォローするの面倒くさくなった」(19歳/女性/学生)

ネガティブタイプの自意識過剰な人は、とにかく自信がありません。周りに良く思われないだろうという不安を軽くするために、「そんなことないよ」と言って欲しいのでしょう。

周りを気にしすぎて疲れないのかな…と心配


「同期が、必要以上に周りの顔色をうかがうタイプ。社会人なので、ある程度相手の顔色をうかがうのは当然だとは思うんですが、とにかく、誰にでもいい顔をするし、気を遣うし、相手の機嫌を気にする。

後輩にも同期にも上司にも、誰にも嫌われたくないんだろうなってのが周りにバレバレで、見てて痛々しい。あんなに周りを気にしてばっかりで、疲れないのかな…と心配になります」(27歳/男性/営業)

周囲の人に嫌われたくないという思いが強すぎることは、ネガティブタイプの自意識過剰な人の特徴です。度を過ぎていると、周りの人にすぐバレてしまいます。

普通にイタイと思う


「TwitterとかInstagramでやたら自撮り上げてる友達がいて、どんだけ自分が好きなんだよって思いながら見てます。ポーズをつけた自撮り付きの投稿がズラッと並んでるのを見ると、なんか普通にイタイな…と思ってしまう。

この写真を撮るためにわざわざポーズをつけたのかと思うと、もう半笑い。アピールがすごすぎだし、自意識過剰にもほどがある」(23歳/男性/販売)

ポジティブタイプの自意識過剰な人は、「自分を見て!」というアピールが強すぎる傾向にあります。詳しくは後述しますが、周りの人は半ば呆れているのです。

「すごい」と言わされるのが面倒くさい


「上司の武勇伝がすごい。『昔こんな功績を上げた』『俺の売り上げはこんなもんじゃなかった』といちいち言ってくる。飲み会のときなんか、学生のときの話までし始めて、『すごいですね』って言うが面倒くさかった。

普段の仕事ぶりを見ててもそんなにすごさを感じないから、話を盛ってるんじゃないかって部署のみんなで噂してます。『すごい』って言わされてる感じがして、話を聞くのが面倒くさいです」(29歳/女性/営業事務)

周りの人にすごいと思われたいために、自慢話や武勇伝を語ってしまうことが、ポジティブタイプの自意識過剰な人の特徴です。話を盛ることもありますが、多くの場合バレています。

自意識過剰になる原因とは?

ポジティブタイプでもネガティブタイプでも、自意識過剰な人は周囲に「面倒くさい」と思われがちです。そもそも、なぜ自意識過剰になってしまったのでしょうか。こちらでは、自意識過剰になってしまう原因を解説します。

プライドが高い


自意識過剰の原因として、プライドが高いことがあげられます。「他人に見られるなら完璧にしないと」「隙を見せたら嫌われてしまう」と考えているのでしょう。

容姿や仕事や家事など、人によってこだわるところは様々ですが、徹底的に完璧を目指します。肩の力を抜くことができず、時にはプライドの高さから、精神的に自分で自分を追い詰めてしまうことも。

家庭環境によるもの


小さい頃から、親に兄弟姉妹や友達と比べられて育った人は、自意識過剰になってしまいがちです。例えば、「お兄ちゃんに比べてダメな子」と自分を認めてもらえなかったり、逆に「〇〇君よりも勉強ができてすごいね」と褒められたりしても、どちらも自意識過剰になってしまうのです。

比べられることで、誰かよりも優れていないと認められない、自分自身には価値がないと思い込んでしまうのも、おかしなことではありません。そのため、常に誰かと比べた自分の評価を気にしてしまうのです。

周囲の人間にひどく傷つけられたことがある


家族や友達など、身近な人にひどく傷つけられたことがあると、人と接することが怖くなってしまいます。その経験から「自分なんて誰にも好かれない」と思い込んでしまうのです。

自己肯定感が低くなり、人一倍嫌われたくない気持ちが強くなります。周りの人に嫌われないように顔色を必要以上にうかがったり、逆に「自分はすごい人間だから嫌わないで」と必要以上にアピールするようになるのでしょう。

苦手なことが多く成功体験が少ない


学校では周りと同じレベルを求められるため、それができないと「ダメな子、落ちこぼれ」という扱いをされがちです。しかし、誰にでも苦手なものはあります。勉強が苦手、運動が苦手、話すことが苦手…。得意なものがある子は褒められますが、苦手なことが多い子は大人から「できない子」と認識されてしまいます。

それによって、「自分は落ちこぼれなんだ」と自信を無くしてしまいます。結果的に「周りにダメなやつだと思われているに違いない」と思い込んでしまう大人になってしまうでしょう。

自意識過剰な人の特徴とは?≪性格編≫

自意識過剰な人の性格について見ていきましょう。自分は自意識過剰かも…と気にしている人は、あてはまるところは「こういうとこ、たしかにある!」と認めてしまいましょう。自意識過剰を直そうと思ったときに、自分自身と向き合うことが必要になるためです。

周りに自意識過剰な人がいる場合は、そうなってしまった原因とあわせて、性格も理解しましょう。「気にしすぎだって」とアドバイスされただけでは、すんなり受け入れることができない理由が、その人にはあるのかもしれません。

他者からの評価がすべてという考え


ネガティブタイプの自意識過剰な人は、自己肯定感が低く、自分に自信が持てません。そのため、他者からの評価がすべてと考えます。評価されて初めて、少し自信が持てるのです。

このタイプの人は、「この判断で間違っていないだろうか」「あの対応で合っていたのだろうか」と常に不安を抱えています。そのため、少し否定されただけで大きく傷つき、やはり自分はダメなのだとさらに自信をなくしてしまうのですね。

しかし、自信はなくても、自分の意思はあります。本当はああしたい、こうしたいと思いながらも、周りに合わせているのです。そのため、ストレスが溜まりやすく、精神的に不安定になってしまうことも。

ネガティブな性格


どんなことも自分に悪いようにとらえ、考え方もマイナス思考…。自意識過剰な人は非常にネガティブな性格です。

失敗して周りからの評価が落ちることを恐れるため、新しいことにチャレンジできません。少しでも冷たくされたと感じると、嫌われたと落ち込みます。落ち込んだ後は「どうせ自分なんて」と自己否定。

ネガティブのループから抜け出すことができないため、嫌われたくない気持ちがますます強くなります。自意識過剰がエスカレートしてしまうこともあるでしょう。

メンタルが弱い


自意識過剰な人は、メンタルが非常に弱い性格です。自信を持って落ち着いて取り組めばできるようなことでも、自意識過剰なせいで周りの目が気になってしまい、上手くできなくなってしまいます。

これは、あがり症の人にもよく見られる傾向ですよね。皆が見ている前で失敗できないと強く思いすぎてしまい、そのせいで上手くいかなくなってしまいます。

喜怒哀楽が激しい


喜怒哀楽が激しく、精神面が安定しないことも、自意識過剰な人の特徴としてあげられます。楽しそうに話していたのに、急にふさぎ込んだり、突然機嫌が悪くなってしまうのです。

自意識過剰な人は、周りの人が気付かないような些細なことで「嫌われてしまった」「怒らせてしまった」と感じます。一気に自信を無くしてしまうため、笑っていたのに急に落ち込んだり、突然怒り出してしまったりするのです。

ネガティブで自意識過剰な人の特徴≪行動・会話編≫

こちらでは、ネガティブで自意識過剰な人の行動や会話の特徴を紹介します。ネガティブタイプは、性格がそのままストレートに表面に出ているため、非常にわかりやすいでしょう。

すぐに被害妄想に陥る


ネガティブタイプの自意識過剰な人が、自分自身を追い詰めてしまう大きな特徴として、すぐに被害妄想に陥ることがあげられます。これには周りの人も困ってしまうでしょう。

誰かがヒソヒソ話をしていれば「悪口を言われてるかも…」と被害妄想、自分以外の人が褒められたら「あの人に比べたらどうせ自分なんて」と被害妄想。ミスを指摘されたり、少し注意をされようものなら「自分はダメな人間なんだ」と思い込んでしまいます。

「どうせ」「だって」が口癖


ネガティブタイプの自意識過剰な人は、「どうせ」「だって」が口癖。どうせ自分なんてという考えや、自信がないことを言い訳したい気持ちがあるためです。

何かに挑戦したくても「どうせ無理だし」、少し頑張ればできそうなことをやらないときは「だって難しそうだもん」などと口にします。自虐的なことを言ったり、諦める言い訳をするのが特徴と言えますね。

人から見られていると思うと集中できない


自意識過剰ではなくても、怖い先生や上司、または好きな人に作業をジッと見られて、手が震えてしまった経験はありませんか?それは、見られることによって「失敗できない!」と緊張してしまうためです。

自意識過剰な人は、相手が誰であれ、人から見られると緊張してしまいます。見られているかも、と意識しただけでも、集中力がどこかへ行ってしまうのです。「失敗してカッコ悪いと思われたくない!」「成功させないとダメな奴だと思われてしまう」と強く意識してしまい、うまくできなくなってしまいます。

完璧主義


完璧主義であることも、ネガティブタイプの自意識過剰な人に見られる特徴です。自意識過剰な人は、周りの人と自分を常に比べています。自分が優れていると周りに思われたいため、常に完璧でいなければと思い込んでいるのです。

少しでもミスをすると、周りに迷惑がかかって嫌われてしまう。細かいところまで格好つけていないと、周りに笑われてしまう。このように、周囲の目を気にしすぎるため、異常なほど完璧にできているかどうかにこだわるのでしょう。

ポジティブで自意識過剰な人の特徴≪行動・会話編≫

続いて、ポジティブで自意識過剰な人の特徴を見ていきましょう。

実は、ポジティブタイプはさらに2種類に分かれます。ひとつ目は、自分が大好きで根っからの自信家、ただただ注目されたいタイプ。ふたつ目は、自信家でありつつも周りに嫌われることを恐れているため、「すごいところをアピールすれば嫌われないだろう」と思っている勘違いタイプです。

どちらのタイプでも、自意識過剰な言動がある人には共通してよく見られる特徴があります。

常に自分の外見を気にしている


ポジティブタイプの自意識過剰な男女は、「カッコイイ」「可愛い」など、他人から容姿が素敵だと思われたい気持ちを非常に強く持っています。そのため、常に自分の外見を気にしており、頻繁にチェックします。

髪が乱れていないか、メイクが崩れていないかなど、チェックすることが習慣です。ショーウインドウに映る姿を気にしたり、頻繁に鏡を取り出して確認しているでしょう。

そのため、一緒に居る人は「ナルシスト?」と思ってしまうかも。自分の容姿の乱れは気にしますが、周囲から「また見てる…」とうんざりした視線を向けられていることは気にしません。

SNSに自撮り画像を頻繁にあげる


SNSは、素敵な自分をアピールする絶好の場所です。そのため、自意識過剰な人は頻繁に自撮り画像をアップします。

実物を知っている人が見たら「これは誰だ?」と思うくらい、画像を加工することも多いでしょう。あえてブランド品を映り込ませたり、SNS映えする風景で自撮りをするために出かけたりと、素敵な画像をアップすることに労力を惜しみません。

見ている人に「うわ、まただ。自意識過剰だな」と思われているとは、想像もしていないでしょう。

人の考えや意見を受け入れられない


ポジティブタイプの自意識過剰な人は、「自分は優れているから、みんなから注目されている」と考える自信家です。自信家なので、優れている自分の意見は間違っていないと思い込んでいます。

そのため、人の考えや意見を受け入れることができません。自分が絶対に正しいと思っているので、人の話を聞かずに一方的に喋ります。

上から目線で物を言うことも多く、周りからは「頑固」「人の気持ちを考えない人」と思われがちです。しかし、本人は自信満々のため、「さすが、頼れる人だ」と思われていると勘違いしています。

自己主張が激しく話を盛りがち


自己主張が激しく、話を盛りがちなことも、ポジティブタイプの自意識過剰な人にみられる特徴です。会話に無理矢理割り込んで、自分の意見を押し付けたり、自慢話や過去の武勇伝を一方的に話します。すごいと思われたくて、話を大げさにすることも多々あるでしょう。

ポジティブタイプの自意識過剰な人に言えることは、「すごい人だと思われていれば、嫌われない」と勘違いしていることです。周囲が自分をどう見るかを気にする割には、自分のことしか見ていません。そのため、実際にどう見られているかに気が付くことができないのです。

自意識過剰なのは恋愛においても不利!

自意識過剰であることは、恋愛においても非常に不利に働きます。他人の目を気にしすぎるネガティブな性格も、自分をよく見せたいばかりで人の気持ちを考えない性格も、自分自身やパートナーを苦しめてしまうのです。

束縛が強くなりがち


ネガティブタイプの自意識過剰な人は、自分に自信がありません。強い劣等感を抱いており、被害妄想を抱きやすいことは、前項で解説しましたね。その性格が、恋愛においてもマイナスに作用してしまいます。

なぜなら、恋人同士になっても、常に相手の心変わりを恐れてしまい、束縛が強くなりがちなのです。相手が目の届かないところに行ってしまうと、被害妄想とネガティブ思考で頭がいっぱいになってしまうのでしょう。そうするとますます束縛が強くなり、相手を疲れさせてしまいますよね。

嫉妬心も強く出てしまう


自意識過剰な人は、恋人に対する束縛が強くなりがちなことと同時に、嫉妬心も強く出てしまいます。恋人に嫌われたくないという気持ちを持ちつつも、「いま他の異性を見てたでしょう?自分という恋人がいるのに許せない!」と、被害妄想も炸裂してしまうのです。

例えば、「会社の飲み会に行ってくるね」と恋人が出かけただけで、被害妄想に憑りつかれてしまうこともあるでしょう。「会社に素敵な人がいたらどうしよう?」から始まり、マイナス思考と被害妄想でグルグルした結果、ひとりで勝手に嫉妬心を燃え上がらせてしまうのです。

完璧主義に付き合わせて愛想をつかされる


自意識過剰な人の特徴として、完璧であることにこだわりすぎるところがあげられます。その特徴はデートのときにも発揮され、パートナーは付き合わされる羽目になるでしょう。

例えば、デートプランをしっかり練るのは良いのですが、少しでも予定がずれると機嫌が悪くなることも。また、ファッションにこだわり、バッチリおしゃれをしてくるため、恋人から褒められないとふてくされるでしょう。

これでは、パートナーは気を遣いすぎて疲れてしまいます。「もう面倒くさい…」とパートナーから愛想をつかされてしまうことも考えられますよね。

上から目線や自慢話ばかりでウンザリされる


ポジティブタイプの自意識過剰な人は、デートのときも上から目線の物言いをして、自慢話ばかりします。本人は「こんなにすごい人物が恋人だなんて、嬉しいでしょう」と気持ちよく喋っていますが、長時間付き合わされる方は、たまったものではありません。

しかし、自意識過剰な人は、他人の目を気にする割に自分のことしか考えていないため、相手が疲れていることに気付かないのです。そして、結果的に「一緒に居ると疲れる…」と恋人にウンザリされてしまうことも多いでしょう。

自意識過剰の直し方って知ってる?

自分が自意識過剰だということは、なかなか認めたくないものですよね。しかし、これまでに紹介した特徴に当てはまることが多い場合、潔く認めて改善することがおすすめです。

ネガティブタイプの自意識過剰な人は、色々と考えすぎて自分で疲れてしまうことが多いでしょう。ポジティブタイプの自意識過剰な人は、自意識と周りの評価に隔たりがあるために「面倒な人」と思われてしまっています。

すぐに直すことは難しいですが、少しずつ意識を変えていきましょう。そうすれば、人間関係が円滑になりますよ。

人前で鏡を見ることをやめる


自意識過剰を直すために、まず人前で鏡を見ることをやめましょう。身だしなみを整えることはエチケットなので立派ですが、人前で鏡を見るという行為で台無しにしてしまっています。

男性も女性も、トイレや更衣室など、身だしなみを整えるのにふさわしい場所で鏡を見るようにしましょう。会社のデスクや電車の中など、人目につくところを避けるだけで、周りに与える印象がずいぶん変わりますよ。

他人は自分を意識してないことを知る


他人は、あなたが思うほどあなたのことを意識していません。「自意識過剰だね」と指摘されたことのある人は、「誰もそんなに見てないって」と言われたことがあるのではないでしょうか。それは事実なのです。

周りの人もそれぞれ、自分自身のことを考えて生きています。あなたを中心に世界が回っているのはあなただけで、他人には他人の世界があるのです。周りの人は、あなたのことばかり意識している暇はありません。

自分の感情の起伏を把握しコントロールする


自意識過剰を直すためには、自分の感情の起伏を把握し、コントロールすることが必要です。自意識過剰な人は、些細なことですぐに不安になったり、焦ったりすることで、落ち込んだりイライラしたりします。それをそのまま表に出してしまうため、周りが戸惑ってしまうのです。

そこで、どんなときに感情が激しく変化するのか思い出してみましょう。そして、いざその場面になったら、深呼吸する、3秒数えるなどして、感情の高まりをおさえます。それができるようになれば、自分も周りもかなり楽になるでしょう。

自分のことを自分で褒める


自己評価や自己肯定感が低すぎることが、自意識過剰になってしまう原因です。まずは、自分で自分のことを褒めて、認めることから始めましょう。

「自分のいいところなんて何も思いつかない…」という人は、些細なことでも構いません。「遅刻せず会社に行っている」「手洗いうがいをしっかりやっている」など、とにかく自分を認めて褒める癖をつけることが大切です。少しずつでも、自分を認めてあげましょう。

自分に自信をつける


自意識過剰な人は、他人と自分を比べてしまう癖があります。理由は、自分自身に自信が持てないため、誰かと比べて優れていると思いたいのです。

しかし、他人と比べることこそが、自意識過剰の元になります。自分で自分を褒める癖がついたら、次は誰かと比べなくても良いくらい自分に自信をつけましょう。仕事でも趣味でもいいので、得意なことを伸ばすことから始めることがおすすめですよ。

周りの人に自分から挨拶する


自意識過剰でネガティブすぎる人は、職場の挨拶にも神経をすり減らしてしまいます。よく話す人には挨拶ができますが、微妙な間柄の人だと迷ってしまうのです。「声をかけて、誰?って思われたらどうしよう」「私なんかが挨拶して、変に思われたらいやだな」と考えているでしょう。

しかし、挨拶されることは気分がいいものですので、自分から挨拶をしてみましょう。よく知らない相手でも「挨拶をしてくれた人だ」と覚えてもらえますよね。挨拶されて「なんだあいつ」と思うほど、向こうはあなたに感想を持ちませんので、明るく振る舞いましょう。

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