気になる人がいるけど…コレは恋なの?
今回は、気になる人に対する気持ちが恋なのかどうかを判断する方法や、恋愛に発展させる方法などをご紹介します。
「気になる人」が「好きな人」に変わる瞬間は、すぐそこまで来ているかもしれません。
「気になる」ってどんな気持ち?
気になるという気持ちは、その言葉のまま「その人が何をしているのか気になる」「その人の行動が気になる」という気持ちです。
ついつい目で追ってしまったり、その人と同じ空間にいる時はいつも以上に意識してしまったりするのは、その人が自分にとって「気になる人」だから。それが恋かどうかは状況や関係性にもよって変わってくるので、一概には言えません。
ですが、その気持ちが恋なのか、それとも「気になる人」どまりなのか、自分でもよく分からない人も多いでしょう。
気になっている時期は見極め期間でもある
ほとんどの人が、異性と会話をしたり同じ時間を過ごすことによって、恋する気持ちが芽生えてくるでしょう。中には、「出会った瞬間ビビッと来た!」という人もいますが、大抵は「気になる人」から「好きな人」へと段階を踏むはず。
気になっている時期というのは、自分は相手のことを本気で好きになれるのか、自分に合っている相手なのかなどを見極める期間でもあります。つまり、気になる人が好きな人に変わる可能性は十分にあるということですね。
気になる人と好きな人の違い
自分と気になる人との関係性や、今抱いている気持ちと比べながら考えてみてください。
恋愛感情と憧れの違い
これという理由はなくても、ついその人のことを目で追ってしまったり、何となく「もっと知りたい」と思うことは珍しいことではありません。異性に限らず、同性であっても「あの子と仲良くなりたいなぁ」と感じる機会は多くあるでしょう。ただし、それは憧れに近い感情でもあります。
相手にどこか尊敬できる部分があったり、その人から学びたいという気持ちが少しでも絡んでいるならば、それは憧れているだけであって、恋愛感情ではない可能性が高いでしょう。もちろん、そこから恋愛に発展することもあります。反対に、尊敬する気持ちを恋愛感情だと勘違いする場合も多いので、きちんと自分の気持ちと向き合うことが大切です。
思いの強さが違う
気になる人と好きな人の違いは、その人のことを思う強さにあります。相手を好きな場合は、四六時中彼のことが頭から離れないことも少なくありません。そうでなくても「仕事が終わったらいつも何してるんだろう」とか「彼女はいるのかな?」など、自分の知らないプライベートをもっと知りたいと思うものです。
一方、気になるだけの場合は、相手の全てを知りたいとは思わないはず。一緒の空間にいる時は嬉しいけれど、離れている時までその人のことを考えることはあまりないと言えます。
相手に求めるかどうか
好きな人ができたら何をしたいと思いますか?普通であれば、もっと仲良くなって自分のことも好きになってもらいたいと思うでしょう。「もっと近づきたい」「もっと知りたい」「もっと自分のことを見てほしい」と、「もっと」という感情が増えてきて、欲が出てくるはずです。
ですが、気になる人に対してはそこまでの感情はありません。仲良くなりたいとは思うけれど、相手に何かしてほしいとはあまり思わないでしょう。
異性として意識するかどうか
相手を異性として意識している場合、その人に可愛い、かっこいいと思われたい、触れたいという感情が芽生えるはず。その気持ちがあるのなら、少なくとも気になる人を異性として意識しているのでしょう。ということは、その気持ちが恋愛感情になるのも時間の問題です。
もし、そこに恋愛感情などはなく憧れの存在であるのなら、少し手が触れ合ったり距離が近づいたとしてもドキドキはしないはずです。
気になる人か好きな人か見極めるには?
これからご紹介する項目をひとつひとつ考えてみると、自分の気持ちがはっきり見えてくるはずです。
相手に恋人がいたらどう思うか考える
まずは、気になる人に恋人がいると想像してみてください。そこで、「嫌だ!」と感じるのであれば、言うまでもなく「好き」という感情を持っています。誰だって、好きな人が他の異性と仲良くしている姿を見たり想像したりすれば、いい気持ちにはなりませんよね。
嫉妬心があるということは、その人のことを独占したい気持ちがあるということ。
反対に、何も感じないのであれば、それは好きではなく憧れなどの別の感情ということでしょう。
デートを想像してみる
気になる人と2人きりでデートをしたいと思いますか?自分の憧れのデートスポットに気になる人と2人で出かける姿を想像してみましょう。
そこで「そんなこと、ないない!」と感じるのであれば、それは恋愛感情ではない可能性が高いでしょう。「気になる人」と「恋愛の具体的な行為」が結び付いていないからです。
想像の中で楽しくデートができたのであれば、「いつかそうなりたい」と思っている証拠です。
キスやハグを想像してみる
この方法が1番分かりやすいかもしれません。気になる人とキスやハグをしたいと思いますか?もしくは、しても違和感はありませんか?
どんなに相手に好印象を抱いていても、友達と恋人では違う感覚を覚えます。気になる人と恋人のようにイチャイチャする様子を想像できるのであれば、恋愛感情に発展する可能性は大いにあるでしょう。
反対に、恋ではない場合は「イチャイチャするとか無理!」と心が強く拒否するはずです。
連絡の傾向を見てみる
ここまでは、架空の状況を想像しながら判断する方法をご紹介しましたが、正直これだけでは確実ではありません。確実に自分の気持ちを確かめたいなら、連絡の傾向に着目しましょう。
あなたから気になる人への連絡の頻度や回数を振り返ってみましょう。自分から積極的に連絡しているのであれば、それは「もっと仲良くなりたい」と思っている証拠です。
また、LINEやメールのテンションにも注目してみるといいでしょう。後から冷静に見返してみると、その時は何気なく送ったメッセージでも「好きな気持ちが溢れ出てるな」と気づくこともあるんですよ。
友達に話してみる
気になる人の存在を思いきって友達に打ち明けてみるのも、自分の気持ちと向き合うためにはおすすめの方法です。
「最近〇〇くんのこと気になってるんだよね」と話してみると、きっと友達は「いいじゃん!頑張って!」と応援してくれるはず。友達に背中を押してもらうことで、今まで自制していた気持ちが爆発するかもしれません。「どこが好きなの?」と聞かれれば、彼のいい所を改めて考えるきっかけにもなりますよね。
そこで「いや、好きなわけじゃないんだよね…」と冷静に否定できるのであれば、その気持ちはまだ恋には発展していないと判断できます。
気になる人への効果的なアプローチ方法
そこで、「好きではない気もする…」と感じている人のために、気になる人へのアプローチ法をご紹介します。少しずつアプローチをしながら距離を縮めることで、本当に好きなのか、本心が見えてくるはずです。
共通点を増やしてみる
今のモヤモヤした気持ちをどうにかしてはっきりさせるためには、まずは気になる人ときちんと会話をする必要がありそうです。そこで効果的なアプローチ法として、共通点を増やすことがおすすめ。
共通点があれば、会話のきっかけにもなりますし、話が広がります。自然と楽しく会話ができるようになれば、もっと仲良くなりたいのか、このままの関係がいいのかが見えてくるはずです。
下の名前で呼んでみる
最初にもお伝えしましたが、気になっている時期は、2人の距離を縮められるか、縮めたいかどうかの見極め期間でもあります。自分の気持ちが発展するかどうかも見極めたいですし、相手に脈があるかどうかを慎重に見極めてから好きになる人もいるでしょう。
その状況を変えるためには、やはり相手との距離を縮める必要があります。そのためにおすすめの方法が、相手の名前を呼ぶこと。今まで苗字で呼んでいたのなら、思いきって下の名前で呼んでみましょう。それだけでも、グッと相手との心の距離が縮まるはずです。
勇気が出ない人は、LINEの中だけでもOK。いきなり名前呼びされて、相手はドキッとするはずです。
LINEで様子見
積極的に「好き!」とアピールできない段階では、LINEでのアプローチが非常に有効です。LINEは表情が見えない分、相手の想像力を掻き立てることができるからです。
対面では普通に接しているのに、LINEにはハートマークがついていたり、何かと褒めてくれたりする状況が続けば、彼は「俺のこと好きなのかな?でも会った時は普通だし…」と困惑するはず。その心理を利用して、あなたのことを意識させましょう。そうすれば、彼にとってもあなたが「気になる人」になるはずです。
物理的な距離を近づけてみる
言葉や態度で積極的にアプローチできない人は、物理的な距離を近づけてみてください。気になる人と話すときに、いつもより半歩ほど距離を縮めるだけです。たまに肩に触れてみるなどのボディタッチも効果的。
男性は、女性との距離が近いとドキドキするもの。女性が思っている以上に、「異性」を意識しています。そこでシャンプーやボディソープの香りをふわっと香らせることができればなおよし!その瞬間から、あなたは「気になる人」に変わるかもしれません。
気になる人が好きな人に変わる瞬間【男性の意見】
今現在気になる人がいる人には、その瞬間がこれから訪れるかもしれません。「気になる人」が「好きな人」に変わる瞬間を見逃さないために、経験者の意見に注目してみましょう。
私服を見た瞬間にズキュンときた!
「クラスの女の子で何となく気になる人がいたんです。好きってわけでもないから、いつも見つけるだけで満足していたんですけど、ある時その子に街でばったり会いました。私服の雰囲気が普段とはぜんぜん違って、見たの瞬間に『可愛い!好きだ!』と恋心が芽生えちゃいました」(16歳/男性)
ギャップは恋愛において大切な要素です。もともと気になる人だった場合は、なおさらその効果は瞬時にあらわれるでしょう。
気になる人に恋愛相談をされて好きだと自覚した
「暇があったら連絡して遊んでた女友達から、ある時『好きな人ができたんだけど…』と打ち明けられて、その時に初めて、自分は彼女のことが好きだったんだと自覚しました。気づいた時にはすでに遅し…。結局彼女はその男性と付き合うことになったので、自分の気持ちすら伝えられませんでした」(30歳/男性)
嫉妬心から恋心が発覚するケースは非常に多いです。この人のように、自覚するのが遅れて後悔しないために、早めに自分の気持ちと向き合ったほうがよさそうですね。
他の男に取られたくないと思った
「仲のいいグループで海に行ったときのことです。気になる女性をつい目で追ってたら、彼女が知らない男にナンパされて…。相手がイケメンだったから、その時はすごく焦りましたね。すぐに走って行って、彼氏ヅラして追い返してやりました。その後、彼女といい感じになって今は交際しています」(27歳/男性)
仲がいいからと安心していては危険です。他の異性に取られる前に、行動を起こす勇気も時には必要なのですね。
2人きりになって初めて異性として意識した
「会社でちょっと気になる人がいて、でもその人は上司なので、こちらからアピールすることは控えていました。それでも仲良くなりたかったから、思いきって食事に誘いました。2人きりになるとドキドキしっぱなし!次の日からはその人のことで頭いっぱい!これが恋した瞬間なんでしょうね」(25歳/男性)
「気になる人」が「好きな人」にならないのは、何かしらの理由で自分自身でストップをかけているからかもしれません。それでも、その人を前にすると気持ちが抑えられなくなってしまうのですね。
気になる人が好きな人に変わる瞬間【女性の意見】
相手が夢に出てきて…
「かっこいいなと思っていた先輩が夢に出てきて、夢の中では私たちは恋人同士で、すごく幸せな気分でした。その後先輩に会ったら、いつも以上に意識してしまって『あ、好きになっちゃった』と感じましたね」(20歳/女性)
気になる人が夢に出てくることは珍しいことではありません。普段から無意識にその人のことをたくさん考えているからでしょう。しかも、夢の中では恋人同士で幸せを感じていたなら、夢を現実にしたくなっちゃいますよね。
趣味が同じだとわかった時
「出会ったときから何となく気になってた男性がいて、自分の気持ちを確かめたいのもあって積極的に話しかけてました。ある時、映画の話で盛り上がって意気投合!好きな映画も同じで運命を感じました!」(23歳/女性)
気になる人から好きな人に変わるためには、何か「好き」だと確信できる決め手が必要です。この人のように、共通点を発見して一気に気持ちが盛り上がることは少なくないようですよ。
これって脈ありかも…と思ってから
「同じクラスにすっごくモテる男子がいて、私も密かに気になっていました。どうせ無理だろうと思ってアプローチはしなかったんですけど、あるとき彼が『LINE交換しよう』と言ってくれたんです。そこからはもう、気になって気になって仕方がありません」(16歳/女性)
これも、「私には無理だ」と自分で自分の気持ちを封じ込めているパターンですね。でも、もし相手も同じ気持ちだったとしたら?そう考えると気持ちを抑えられなくなりますよね。
満面の笑みを見た瞬間ときめいた!
「今思えば、無意識に彼のことを目で追っていたんだと思います。会社の食堂で彼が同僚と食事している姿が目に入って、そこで見た彼の満面の笑顔が忘れられません。普段はどちらかと言うとクールなイメージだから。私の前であんな笑顔を見せてくれたらなぁと欲が出てきました」(28歳/女性)
人の笑顔はどんな人でもキラキラ輝いて見えるものです。それが気になる人なら、笑顔の魅力は倍増でしょう。さらに、普段とのギャップも恋心を芽生えさせるいいきっかけになったのでしょうね。
脈ありかも!男性が気になる人の前で取る態度
ここでは、男性が気になる人に見せる脈ありサインをご紹介します。
彼氏の有無を聞かれる
好きになる前の段階で確認しておきたいのが、恋人の有無。自分にチャンスがあるかどうかを確かめるために、気になる女性には「彼氏いるの?」と聞くはずです。
ただし、会話の流れで何となく聞かれているだけの場合もあるので、これだけでは脈ありだとは言い切れません。他のサインと合わせて判断しましょう。
二人きりの食事や飲みに誘われる
彼に二人きりの食事や飲みに誘われるのであれば、間違いなく脈ありでしょう。好きなくとも「気になる」という感情はあるはずです。そこで、話の内容にも注目してみてください。
仕事の相談などお堅い会話ではなく、プライベートの会話を楽しんでいる様子であれば、きっとあなたともっと仲良くなりたいと思っているでしょう。
男性から積極的にLINEがくる
男性は基本的に用事がない限り、自分から異性へLINEをしたりはしません。よほど仲がいい異性であれば話は別ですが、それでも自分から積極的に送る頻度は女性に比べて少ないと言えるでしょう。
毎回彼のほうからLINEを送ってくれて、しかもたわいない内容の場合は、脈ありの可能性大!もっとあなたと親密になりたいと思っているはずです。
困っている時に助けてくれる
例えば、重い物を持っていたり、何か忘れものをしたりして困っている時、彼がスマートに手を差し伸べてくれた場合は、脈ありの可能性が高いでしょう。あなたが困っていることに気づいたということは、その瞬間、彼はあなたのことを見ていたということです。
それが何度も続く場合は、自信を持ってください。こちらからもアピールしてみてはいかがでしょうか?
見逃さないで!女性が気になる人の前で取る態度
最後に、女性が気になる人に見せる態度をご紹介します。
化粧や髪形を気にする
2人きりになれるタイミングがあれば、ぜひ注目したいのが、女性が化粧や髪型を気にする頻度です。見た目を気にするということは、良く見られたいということ。つまり、あなたに可愛いと思ってほしいということです。
かと言って、男性の前で化粧を直す人はほとんどいないでしょう。食事などの席で、彼女が何度も席を離れる場合は、お手洗いの鏡で入念にチェックしている可能性があります。
よく目が合う
気になる人のことは、無意識に目で追ってしまうもの。よく目が合うということは、それだけ相手があなたの方に視線を向けているということです。また、一緒にいる時に、相手があなたの目を見て話したり、じっと顔を見つめたりする場合は、さりげなくアピールしている可能性も高いでしょう。
一緒にいると明らかに笑顔が多い
あなたと一緒にいる時の彼女の表情に注目してみてください。明らかに楽しそうだったり、よく笑っているようなら、それはあなたのことを受け入れている証拠です。女性本人に「好き」という自覚があるかは分かりませんが、「一緒にいて楽しい」と思っているはず。
また、他の男性と一緒にいる時の笑顔を比べてみてください。「他の人といるときはあまり笑っていない気がする」などの違いがあれば、脈あり度はより高くなります。
好みのタイプを聞かれる
「〇〇くんって、どんな女性がタイプなの?」とあなたに聞く場合、相手は自分に当てはまるかどうかを確かめている可能性があります。もし、あなたもその女性のことが気になっているなら、相手に当てはまるタイプを言ってあげましょう。そうすれば、彼女は自信を得て、もっとアピールしてくれるかもしれません。
ただし、会話を広げようとして聞くだけの女性もいるため、これだけで判断せずに少し様子を見てみるのが安全です。
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